【香川うどん旅 2022夏 6】宇多津満喫DAY…臨海公園と古街をぶらり散歩

2022/07/22 - 2022/07/22

この日は宇多津町満喫DAY。
かつて塩作りで栄えた名残りの残る臨海公園と旧市街である町家の残る古い町並みを1日かけてぶらり散歩して来ました。

エリア 丸亀・宇多津・多度津(香川)

丸亀から宇多津まではJR予讃線で一駅の距離。
近ーい。ということは歩けるということ。自転車借りてもいいんですが、時として自転車もじゃまくさかったりするので、今回は歩きで…。
線路沿いを一路東へ。土器川を渡ります。

土器川は香川県唯一の一級河川。
河口付近は開放感があり、気持ちいい。天気がいまいちなのが残念。

土器川 自然・景勝地

時刻は9:40。宿で軽く朝めしは食べましたがそれはそれ。
こちらのうどん屋に寄っていきます。

讃州製麺 グルメ・レストラン

名物と言われた日にゃ、食べないわけにはいくまい。
というわけで「甘たまうどん」をいただきました。小で320円。
甘めのダシのぶっかけです。かなりうまいです。

海沿いを歩きます。

「宇多津臨海公園」到着。
丸亀駅からは3.5kmくらいかな。

宇多津臨海公園 公園・植物園

かつて日本一の塩作りの町と言わしめた宇多津。その塩田の埋め立て地です。

すっかり観光エリアになりました。
「四国水族館」あり…

四国水族館 動物園・水族館

「ゴールドタワー」あり…

ゴールドタワー テーマパーク

158mのタワー最上階には「ソラキン」なるものが…

“空飛ぶ金魚水族館”らしいです。
これは1階入口に置いてある“こんなイメージです”的なもの。
興味なーし。

こちらは産業資料館やカフェなどが入ったメイン棟「うたず海ホタル」。つまらないので内部は割愛。

うたづ海ホタル 宇多津町産業資料館 名所・史跡

かつての塩田の名残り、「旧仲枡塩田水門」。

旧仲枡塩田水門 名所・史跡

観光用、体験用に再現された“入浜式塩田”。

瀬戸内海も眺められますが天気が悪いと映えませんな。

ここにもあった…“恋人の聖地”。
宇多津臨海公園はただの観光スポットでした…。
さっさと退散。

JR予讃線を挟んでちょうど反対側にあるのが宇多津の旧市街、古街(こまち)。臨海公園からは1.5kmほど。
まずはこの宇夫階神社を参拝。

宇夫階神社 寺・神社・教会

紀元前に創建されたとても歴史のある神社です。境内は木々が多く、厳かでとても落ち着ける雰囲気。拝殿も立派で品格が感じられます。

実は私の目的は宮司さんがやっている境内内のうどん屋。
しかーし、腰痛によりしばらく休みますとの旨の張り紙が…
残念ー。

うぶしな グルメ・レストラン

入口の鳥居から続く街道沿いに古い建物が残っています。
散策開始。

古い日本家屋の町家が点在しています。
メインの通りは町の雰囲気に合わせて燻しレンガを使って整備されています。

すごいお宅。

駄菓子屋「花楓」。うう…気になる～。
残念ながら閉まってました。

シャッター商店街でもあります。

ん？なんの店？

骨董屋でしょうか…

看板出てなかったんで個人のコレクションかも。

城みたいなお寺

本妙寺 寺・神社・教会

まさに城壁。

すごい寺でした。

こちらの店で昼めしにします。

「植田うどん」。
宇多津の古い町並みに溶け込む抜群の店構え。

植田うどん店 グルメ・レストラン

うわっ。これですよ。これ。こういう店がいいんです。
年配のご夫婦二人でやってます。

うどんの暖簾が出ていますが、定食屋といった感じ。

さて、何にしようか…

じゃーん。こうなりました。
「中華そば」(450円)。うどん屋なのに…。
実は中華そばもうまいと聞き、これを狙ってました。それと並んでいる小皿の中から卵焼き(200円)も取っちゃいました。
うまい！見た目通りの昔ながらの素朴なラーメンですが、スープがいいお味でした。卵焼きはお母さんの手作りでしょう。ほっこり～。

お次は食後のデザートです。「高橋地蔵餅本舗」へ。
創業115年(明治40年)の老舗のもち屋です。　
ゴクり…。

高橋地蔵餅本舗 グルメ・レストラン

しかーし、無情にも売り切れ。13時頃です。
あゝ…。
昼前、できれば早く行った方がいいみたいです。

気を取り直して散策を続けます。

西光寺。
松と白壁が超グッド！

大束川に出ました。

水門となっている新町橋。

歴史ある町の河口近くの水門橋…
青春映画の舞台にありがちだなぁと思うのは私だけでしょうか。

橋の手前を北上します。
この辺りもいい雰囲気。

シブ過ぎるお宅。

そしてたどり着いたのが「蔵の館三角邸」

倉の館三角邸 名所・史跡

肥料販売で財を成した堺芳太郎氏が昭和初期に建てた邸宅とのこと。
なぜ三角邸と言うのかは先の角を曲がるとわかります。

おお…。見事な三角屋根。
この日本建築とのミスマッチさが秀逸です。

漆喰の白壁にステンドグラス。
当時はさぞかしハイカラな建物だったんでしょうね。

最後に「青ノ山」に登ります。
一応登山道がありますが、わかりにくい。だいたいこんなルートで登りました。標高224mなので大したことはありません。

展望台到着。おおー。よさげ。
正確には山頂ではありません。

青ノ山山頂展望台 名所・史跡

眼下には宇多津小街。そして真正面に瀬戸大橋！眺めがいいです。

先程いたゴールドタワーも見えます。
直線距離だと1.7kmほど。

帰りは南西側の丸亀方面に下りました。
もちろん、歩いて帰宿。お疲れさまでしたー。
(つづく)