福井旅行記～2022 永平寺町・坂井市編～

2022/07/31 - 2022/08/01

夏の18切符旅。
2回目は、北陸に出かけてみました。
画像は、九頭竜川鳴鹿大堰にてです。

「堺」な旅行記。

関西散歩記～2021 大阪・堺市北区編～「JR/堺市駅」
https://4travel.jp/travelogue/11680056

関西散歩記～2017-2 大阪・堺市堺区編～「南海/堺東駅」
https://4travel.jp/travelogue/11300456

関西散歩記～2016 大阪・堺市堺区編～「南海/堺駅」
https://4travel.jp/travelogue/11140479

過去の福井・永平寺町旅行記。

福井旅行記～2016 永平寺町編～
https://4travel.jp/travelogue/11209404

福井まとめ旅行記。

My Favorite 福井 VOL.1
https://4travel.jp/travelogue/11764754

エリア 永平寺・丸岡(福井)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• 交通: 3.0

• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

●えちぜん鉄道/志比堺駅サイン＠えちぜん鉄道/志比堺駅

えちぜん鉄道/越前開発駅から、えちぜん鉄道/志比堺駅まで移動してきました。
ここは、永平寺町になります。

志比堺駅 駅

●えちぜん鉄道/志比堺駅

なかなかディープな場所になって来ました。
列車が去った駅のホームは、蝉の鳴き声だけが響いています。

●えちぜん鉄道/志比堺駅

駅は少し小高い場所にあります。
周囲に高い建物がないので、見晴らしが良いです。

●えちぜん鉄道/志比堺駅

誰が置いて行ったのか…。
それとも意図的に置かれているのか…。
番犬の土佐犬です（笑）。
この土佐犬、パグみたいでかわいいなぁ…。

●えちぜん鉄道/志比堺駅

この駅舎は、国の有形文化財に登録されているようです。

●えちぜん鉄道/志比堺駅

この駅は、1914年、京都電燈越前電気鉄道の駅として開業しました。
階段が長いので、足が不自由な人は、利用するのが難しいかもしれません。

●えちぜん鉄道/志比堺駅界隈

駅の周辺には、立派な栗の実がなっていました。

●近畿地方整備局 福井河川国道事務所 九頭竜川鳴鹿大堰管理所＠九頭竜川界隈

駅から約13分。
炎天下の中歩きました。
田んぼの中に大きな建物が見えてきました。

●九頭竜川鳴鹿大堰＠九頭竜川

その建物の近くに行ってみると、九頭竜川が流れていました。
そこにある、大きな堰！
大きな堰を見ると、テンション上がりませんか（笑）？

九頭竜川鳴鹿大堰 名所・史跡

●九頭竜川鳴鹿大堰＠九頭竜川

ここには、もともとは江戸時代から農業用水の水源として、石積みの堰が作られていたようです。戦後、大がかりな農業用頭首工が建設され、昭和３０年に完成。しかし、老朽化が進み、水道用の水需要が増大したことなどから、建設省が多目的ダムとして再開発を行った結果、平成16年、現在の大堰が出来上がりました。

●九頭竜川鳴鹿大堰から＠九頭竜川

かなり整備されていますね。
何だろう…画像中央辺りに、下へ降りていく階段があります。
あとで、行ってみようと思います。

●九頭竜川鳴鹿大堰から＠九頭竜川

水面がキラッキラしていますね。
怖いほどの炎天下ですが、風が抜けて気持ちいいです。

●九頭竜川鳴鹿大堰＠九頭竜川

芸術的な美しさですね。
堰の上に立っている2本の柱。
これは名前にもなっている「鳴鹿」大堰の「鹿」をイメージして作られているそうです。遊び心ですね。

●九頭竜川鳴鹿大堰＠九頭竜川

水もかなり綺麗です。

●九頭竜川鳴鹿大堰から＠九頭竜川

その水が、福井市内へと。
そして、三国港辺りで、日本海に注がれます。

●九頭竜川鳴鹿大堰界隈

「千年用水の源」
この堰から、パイプラインを通して、下流の地域に農業用水を届けているようです。
パイプラインを通ることにより、綺麗で冷たい水が、田んぼに注がれることになります。米どころならではの工夫ですね。

●九頭竜川鳴鹿大堰界隈

川の中で、数名の方が、漁をされていますね。

●九頭竜川鳴鹿大堰

全長311m、6つの可動ゲートを持ちます。
近づくと迫力があります。

●九頭竜川鳴鹿大堰界隈

川沿いを歩いていると、ふんわりとトンボが近づいてきました。
トンボの飛び方って、特徴があって、面白いですよね。

●九頭竜川鳴鹿大堰

堰の上流側を見ると、単にダムのように見えますね。

●九頭竜川鳴鹿大堰界隈

向こうには、国道364号線の鳴鹿橋が見えています。
先ほど、あまりにも暑すぎて、堰の影で一休みしました。
きっと今回の夏旅で、一番暑さで厳しかった場所だと思います。

●九頭竜川鳴鹿大堰界隈

九頭竜川から水を取水し、ここからパイプラインへと繋がっていく場所なのかな？

●九頭竜川鳴鹿大堰

雲が水面に映って綺麗だな…。
めちゃくちゃ暑くて、命の危険を感じましたが、美しい夏の風景だな…と思いながら、見とれていました。

●九頭竜川鳴鹿大堰

魚も泳いでいます。
やっぱり水が綺麗だな…。

●九頭竜川鳴鹿大堰

ずっと気になっていた地下へ降りる階段へ行ってみようと思います。
「見学橋」を渡ります。

●九頭竜川鳴鹿大堰

これが堰から見えていた階段。
「魚道観察室」と書かれています。

●九頭竜川鳴鹿大堰

階段を下りると、部屋がありました！

●九頭竜川鳴鹿大堰

この大堰は、魚にしてみればすごく邪魔な施設。
自由に川を上がったり下りたりが出来なくなります。
それを解消するために、この大堰には、様々な仕掛けがあるそうです。

●九頭竜川鳴鹿大堰

その一つ、階段式魚道を作り、泳ぐ力の強い魚は、この道を遡上することになります。
画像は、アユの遡上です。

●九頭竜川鳴鹿大堰

残念ながら、今は、何もいません…（泣）。

●九頭竜川鳴鹿大堰

でも、よく見てみると、小さな魚たちがいました。
面白い施設なのに、ガラスが汚れているのが残念。

●九頭竜川鳴鹿大堰

「魚道を遡上する魚たち」が紹介されていました。
アブラハヤ、ウグイ、ヤマメ、カワムツB型、オイカワ、ニゴイ、ギンブナ、ヤリタナゴ、アマゴ、モツゴ、タイリクバラタナゴ、サクラマスなど。

●九頭竜川鳴鹿大堰

続いて、オオヨシノボリ、ウツセミカジカ、ヌマチチブ、シマヨシノボリ、カマツカ、アジメドジョウ、カマキリ（アラレガコ）、ドンコ、ナマズ、ウキゴリ、シマドジョウ、モズクガニなどです。
個人的には、ほとんど初めて聞く名前でした。

●九頭竜川鳴鹿大堰

再び地上に上がると、体に堪える暑さです。
でも、綺麗な夏空、夏の風景が広がっています。

●わくわくRiver CAN＠九頭竜川鳴鹿大堰界隈

大堰の横に、施設があったので入ってみました。
「わくわくRiver CAN 九頭竜川流域防災センター」です。

九頭竜川流域防災センター 美術館・博物館

●わくわくRiver CAN＠九頭竜川鳴鹿大堰界隈

先ほど、写真で紹介されていた魚のいくつかが、泳いでいます。
九頭竜川で見られる魚です。

●わくわくRiver CAN＠九頭竜川鳴鹿大堰界隈

周辺の紹介です。
今は、永平寺町にいますが、大堰を渡ると、坂井市になるようです。
近くには、古墳などがあります。

●わくわくRiver CAN＠九頭竜川鳴鹿大堰界隈

「アラレガコ」です。
福井市舟橋新町から大野市花房までの九頭竜川は「アラレガコ生息地」として、国の天然記念物の指定を受けているようです。

●わくわくRiver CAN＠九頭竜川鳴鹿大堰界隈

「足羽川ダム」の紹介です。
日本最大級の洪水専用の流水型ダムのようです。
何だかよくわかりませんが、普段は湖がないようです。
下流域が危ないときにだけ、水をためる仕組みのようです。

●わくわくRiver CAN界隈＠九頭竜川鳴鹿大堰界隈

わくわくRiver CANで少し涼んだところで、再び駅に向けて歩き始めました。
近くをえちぜん鉄道が走っていきます。

●路線図＠えちぜん鉄道/志比堺駅

影を探しながら駅まで戻って来ました。
えちぜん鉄道/勝山永平寺線の路線図です。
この駅は、ほぼ真ん中あたりです。

●えちぜん鉄道/志比堺駅

さて、今から、えちぜん鉄道/福井駅へ戻ります。

志比堺駅 駅

●切符＠えちぜん鉄道/福井駅行列車

切符は、車内でアテンダントから購入しました。
すると、このような切符をきってくれました。
これは、レアですね。