2008/11/15 - 2008/11/18
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バルカン半島の記録、時を戻してドイツから移動したボスニアヘルツェゴビナです。
ボスニアヘルツェゴビナ→クロアチア→モンテネグロ→アルバニア→マケドニア→ブルガリアを経由しトルコへ。
トルコからはグルジアとアゼルバイジャンを経由しイランへ。
イランからトルコを経由してアラビア半島を南下、エジプトを目指しました。
このあとりはすでにフォートラにアップ済です。
11/15 バス移動(ドイツーオーストリアースロベニアークロアチアーボスニア すごい、こんなに国を通過したの!?)
11/16 サラエボ
11/17 サラエボからモスタル移動
11/18 モスタルからクロアチアのドブロブニク移動
ドイツからユーロラインズで約18時間の直行便でボスニアヘルツェゴビナへ移動しました。バスはあっという間にオーストリアとの国境を通過。と思ったらスロベニア、次に目を覚ましたらクロアチア、再び国境で起こされ5カ国目(!)となるボスニアヘルツェゴビナ入国!
スロベニアの出国だけ外に出てスタンプを押してもらったほかは、すべて車内でパスポートチェックのみだったが、頻繁に起こされるのであまりよく眠れなかった。
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11/15 16時ドイツのニュルンベルク発。
お世話になった日本人の女の子が作ってくれたおにぎりをありがたくいただく。
海苔あり、なし1つづつってのが憎い!しかも中身は梅と鮭!!!何よりうれしいお土産でした。
18時にミュンヘンを出発。
1時間ほど休憩。バスターミナルは外国人だらけ!
22時頃には山岳地帯に入ったようで、長いトンネルや巨大な雪山を間近で見ることができた。きっとオーストリアあたりだと思う。
なぜかこの辺りは月がよく見えるとドイツの友人に聞いていた通り、大きな月も見ることができた。
翌1時半、スロベニアを出国。
シェンゲンうんぬんの規定でややグレーだった滞在日数について、スロベニアの出国国境審査はどうだったかと言うと、ドイツビザがあったためスタンプを押されず。あとあとトラブルになるのはいやなので、自分からスタンプ押してくださいと頼んだら、『あ、ツーリスト?ドイツ人じゃないの?』みたいな事を言われ、入国スタンプも何もチェックすることなく、あっけなくシェンゲン出国スタンプを押されたのでした。スロベニア、思ったとおりいい加減。
クロアチアまでは道も良かった。
朝4時半、クロアチアとボスニアの国境に到着。どちらもバスから降りることはなく、パスポートを見ただけで終了、スタンプも押されなかった。
国境の建物はコンクリ造りで、木の窓枠、電柱は木製!?
最初に見たお店も木製のテラス。
ドイツからたった一晩走っただけで随分様子が変わってきている・・・ -
外を見ると、ドイツとは別世界・・・ぼろい。家がぼろい。庭が汚い。森が荒れている。ああ、ここはまさしく未知の国・・・
乗客のケータイ電話の着信音がアラブ音楽っぽくなってきた。
畑には藁の山が積んであって、ルーマニアを思い出す。
家は粗末ではないけれど、建築途中やレンガ剥きだしの家が多い。
写真には撮れてなかったけどヤドリギみたいなのもあった。
6時半ごろ休憩
ZENICAの街を抜けたころ、第一モスク発見。
トルコ風の造り。この頃はまだトルコに行ったことが無かったので、とても目新ししかった。 -
9時、サラエボにも近いVISOKOのバスターミナル(autobuskaでいいのかしら。)で休憩。
トイレがアラブ式だった!トイレットペーパーも無いよ。久々だ。 -
VISOKO
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VISOKO つったてるおじさんがいっぱいいるね。
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VISOKOバスターミナル
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サラエボまでもう少し。
一見ルーマニアのようなヨーロッパの田舎町なのだが、無意識に戦争の傷あとなるものを探している自分がいた。
そしてVISOKOを出たころ、そそれは突然現れる。
『地雷注意』
ドキンとした。その看板はバスが通る大通りのすぐ横に無造作に掲げられていた。
この標識を見るのは、カンボジア以来か。
いや、あの時はTシャツで見ただけかもしれない。
もしかしたら本物を見るのは初めてかも・・・
雑木林や路肩が整備されておらず、妙に雑然と木々が生い茂っていたのは、もしかしたら地雷のせいかもしれない。
どこにあるか分からないから、人々は闇雲に荒地や空き地に立ち入ったりしないのでは?
そういえば、建設途中のような、壊れたような、どちらともつかない廃墟やがれきの山も沢山ある。
そういえば墓地も妙に多い気がする・・・ -
全体的にがれきやゴミが多く、川も汚いと言ってもいい状態。
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首都に近づくにつれ、家の様子がよくなってきた。全面を色で塗られている家も。
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家は日本同様、統一感がない模様。いろんなスタイルの家があった。
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こんな具合でレンガやコンクリートがむき出しの家が増えた。外壁塗装のパーセンテージでなんかの指数が導き出せそう。
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ビルディング群が現れました。いよいよサラエボ到着です。
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サラエボは80年代に冬季オリンピックが開催された町としても有名。
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中華街のような場所を越え、線路の向こうには無数の古い列車。
錆付いたまま放置された列車もあった。 -
ついに現れた。銃弾の跡を無数に残した民家、それもひとつやふたつではない。
次から次へ、いや、よく見たら一見新しく見える家も、壁を上から塗りなおしている。
状況が飲み込めぬまま、気がついたらバスの走る道の両側を、銃弾を受けた家が取り囲んでいた。
時には窓に銃弾が貫通したまま放置されている家もあった。 -
この写真を撮った反対側は丘になっている。盆地であるサラエボは、セルビア軍により完全に包囲されていたのだという。
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予定より3時間ほど早く、サラエボのバスターミナルに到着。
首都とは思えないほど小さいバスターミナルだった。
写真はバスターミナルの横にあった立派なサラエボ中央駅。(列車はボロボロだけど)。 -
駅前に忽然と現れるビル。戦争の面影は見当たらない。
ねじれタワーって言いらしいですね。サラエボのシンボルだそう。
ATMでお金を下していたら、当時旅人の間で超有名だったおばちゃんに遭遇した。
こんなに簡単に会えるんだ・・・ってか実在したんだ・・・
あいにく宿は予約してあったので、おばちゃんはモスタル行きのバスや列車の予定を教えてあっさり去っていった。
なんだ、普通じゃん・・・(この続きはモスタル編で。) -
キオスクでトラムのチケットを買い、バリデートの仕方をおじさんに教えてもらい、無事トラムに乗ることができた。
第一段階クリア。 -
かつてオリンピックを開催した国だけあり、大きな町です。
そして写真のツインタワー、内戦時にはほとんどの窓が吹っ飛ばされていたそうです。 -
走り出してすぐに有名なホリデーインを通過。
内戦時、ジャーナリストが滞在できた唯一の宿だったそう。
スナイパー通りに面し、前線にも近かったため損傷はかなり激しかったそう。
今は外観を修復していてその陰はほとんど見当たらない。 -
拡大すると、上のほうに銃弾の跡が残っていた。
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このトラム1こそ、スナイパーアレイ、スナイパー通りと呼ばれた場所を走るルートだった。
通りには無数の銃弾を受けた建物がそのまま残っている。
山側から『動くものはすべて』狙撃されたという。
この建物の傷の数が、襲撃のすさまじさを物語っています。
まるで今にもトラムが狙われそうな緊迫感・・・とても怖かった。
この道を渡るとき、人々は命がけだったという。スナイパーが狙っている。でも、生活のためには渡らざるを得なかった・・・ -
弾丸を受けた部分を修復した後。かえっていたしたしくもある。
穴が塞がっただけで、ここで起こったことを消し去ることはできていません。 -
当時の様子を描いたものを見つけました。
セルビア勢力により、サラエボが包囲されています。
町を取り囲むのは戦車。
上部にはオリンピックスタジアム。当時はここが緊急の埋葬場になったらしい。
今は広大な墓地として整備されていて、後ほど訪問しました。 -
左の方にツインタワーや駅がありますね。
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命がけで通りを渡る人。スナイパーに狙われている。
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山をセルビア勢力に包囲され、兵糧攻めのようになったそう。
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戦車で包囲されている。
当時便りの綱だったUNの建物があります。
で、空港の近くにあった家の地下と、空港の地下から人力で地下通路を掘って、それが唯一の逃げ延びる道だったそう。
距離は800m、かかった時間は4か月だそうです。 -
弾丸を受けたままの状態の建物もあちこちにありました。
というか、サラエボのこの地区は、これがない建物はないのでは。。。 -
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トラムを下りてホテルに向かう途中も、なんだかすごく怖かったので速足で歩いた。
治安が悪いわけでもなかったはずなのに・・・
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