2022夏ドイツ・チェコ旅行（５：プラハ旧市街そぞろ歩き）

2022/08/10 - 2022/08/10

8月10日、旅行5日目は一日プラハ滞在。午前中はまず目玉のひとつプラハ城を訪問して、午後は旧市街を歩きながら巡ってみよう…などという心づもりでいたのですが、なんとお腹を壊しまして、急遽午前中はホテルに退却。プラハ城は翌日に回すことにして、お腹が落ち着いた午後は旧市街を歩いてきました。ライプチヒやドレスデンより人の姿が多く活気に満ちていて、観光の街！の雰囲気でした。

【今回の行程】
○8/6（土）：パリ⇒（鉄道）ライプチヒ
〇8/7（日）：ライプチヒ観光、ライプチヒ⇒（鉄道）ドレスデン
○8/8（月）：マイセン観光、ドレスデン観光
○8/9（火）：ドレスデン⇒（鉄道）プラハ、プラハ観光
●8/10（水）：プラハ観光
○8/11（木）：プラハ観光、プラハ⇒（鉄道）チェスケーブジェヨヴィツェ
○8/12（金）：チェスケーブジェヨヴィツェ観光
○8/13（土）：チェスキークルムロフ観光
○8/14（日）：チェスケーブジェヨヴィツェ⇒（鉄道）ベルリン
○8/15（月）：ベルリン観光
○8/16（火）：ポツダム観光、ベルリン⇒（鉄道）⇒
○8/17（水）：⇒パリ

【8月10日】
総移動距離14km（徒歩5.5km、トラム8.7km）
総歩数16488歩

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

10:30、プラハ本駅の地下鉄券売機で市内交通の1日乗車券を購入。1人120コルナ也。
本駅のすぐ北側にはトラムの乗り場があって、15系統に乗ればプラハ城のふもとマラー・ストラナ広場Malostranska Namestiまで連れて行ってくれます。

トラムの最後尾は運転台がないのでいい眺め。ここからプチ市内見学ができちゃいます。

マラー・ストラナ広場のすぐ近く、教会脇の狭ーい路地から出てくるトラム。

マラーストラナ広場 広場・公園

実はここ、あまりに狭くて複線の線路がほぼ重なって通ってるんですね。ガントレットGauntletと呼ばれるこの構造、ヨーロッパではちらほら見かけますが日本にはない珍しいもの。まぁプラハ観光でこれ見に来る人はなかなかいないでしょうが。。。

ちなみにこのトンネル、自動車も歩行者も通れません。じゃあどうするのかというと、このトンネルのすぐ右側にある別のトンネルを通るのです。しかしそのトンネルはトラムを通すのに十分な高さがないので、結果的にこうなったということなのでしょう。

すみませんマニアックなところで熱が入りました。

マラーストラナ広場 広場・公園

広場から15分近くかけて登城道をのぼり、11:30にお城の前に到着！振り返ればプラハの街が広がっています。いい眺め。

と、ここで、お腹の調子が悪くなってきました。。。トイレが近い予感。

先ほどの広場にはトイレがありました。恐らくお城にもトイレがあるでしょう。ただ今のところ場所が分かっていません。悩むヒマと探すヒマがあるかどうか。。。

ちょっとだけ考えて「10分なら何とか持つ！」という判断で広場まで引き返すことにしました。

プラハ城 城・宮殿

マラー・ストラナ広場まで下りてきました。トラム乗り場の近くにある公衆トイレに駆け込みます。1人15コルナ、夫婦で30コルナ。たまたまぴったりがありましたが、有人トイレだったので恐らくお釣り対応もしてくれるのではないかと思います。

やれやれ何とか間に合った。。。

マラーストラナ広場 広場・公園

体調を整えるためにいったんホテルに戻ることにします。

トラム乗り場の目の前のこの建物、ぱっと見分かりにくいのですがスターバックス、しかもチェコ1号店とのこと。

マラーストラナ広場 広場・公園

体調が落ち着いたところで13:30、昼食にかわりスイーツを食べに行くことに。前日昼食をいただいた市民会館脇のKavarna Obecni dumが空いていて美味しかったので、今日はどうかな？と行ってみたら今日もまた空いてました。

ケーキと紅茶、2人で500コルナ。ザッハトルテにも似た味わいで大変美味しゅうございました。

カヴェールナ オベツニー ドゥーム カフェ

そのまま旧市街の観光へと向かいます。

火薬塔をくぐってそのまま西へ歩いていくと「黒い聖母の家」があります。一見すると何の変哲もない、レストランが入るだけの建物ですが。。。

黒い聖母の家 建造物

おぉ、これが黒い聖母。

ちなみにこの建物はキュビズム様式だそう。複数の視点・焦点が１つの作品に混在している、という解釈でよいのでしょうか？？？ピカソの絵画作品がキュビズムの先駆けだそうで、ちょっと僕にはレベルが高いです。。。

黒い聖母の家 建造物

ライプチヒやドレスデンよりも賑わう通りをさらに西に進んでいきます。

妻の希望で化粧品・雑貨のお店マニュファクトゥーラManufakturaでお買い物。プラハ市内にいくつか店舗があるようです。

こちらはコスメショップのボタニクスBotanicus。お店の前の像がお店と関係あるかどうかは謎です（笑）

ボタニクス 専門店

15時少し前、旧市街広場までやってきました！

ティーン教会、旧市庁舎、聖ミクラーシュ教会などに囲まれ、聖母マリアの柱像やヤン・フス像などがたつこの広場は旧市街のまさに中心。観光の拠点でもありますね。

旧市街広場 広場・公園

チェコの宗教思想家ヤン・フスの像、背後には聖ミクラーシュ教会。

旧市街広場 広場・公園

ティーン教会のティーンとは、かつてここにあった税関のこと。その前には聖母マリアの柱像が立っています。

ティーン教会 寺院・教会

旧市庁舎。我々は行きませんでしたが、時計塔の上にのぼることができるようですね。広場の眺めもよさそうです。

プラハ旧市庁舎 建造物

旧市庁舎で何より有名なのはこの天文時計。なぜこんなところに天文時計？と思いましたが、ヨーロッパの街には古くからチラホラあったようですね。天文学と計時が密接に関係していたからでしょうか。

天文時計 建造物

15:20、聖ミクラーシュ教会。同名の教会がマラー・ストラナ広場にもあります。

聖ミクラーシュ教会 寺院・教会

丸天井から吊るされた大きなシャンデリア。不勉強なので正確ではないかもしれませんが、あまりこのようなシャンデリアを教会で見かける機会はないように思います。

聖ミクラーシュ教会 寺院・教会

旧市街広場からさらに西に歩いてみます。

読書する・・・人？

プラハ市役所。この風格。

プラハ シティホール 建造物

その反対側には国立図書館があります。

中央図書館 建造物

さらに西に進んで、ブルタヴァ川のそばまで出てきました。今回の旅行で一番の賑わい。カレル橋はすぐそこです。

旧市街橋塔 建造物

世界遺産・プラハ歴史地区の中でも特に人気のカレル橋。古くはプラハでブルタヴァ川を渡れる唯一の橋として重要な役割を担ったそう。現在は観光の目玉の一つになっています。

カレル橋 建造物

もちろん渡ります！

昼頃は曇りがちだった天気も、ここへきてようやく晴れ間を見せ始めました。

カレル橋 建造物

欄干には大小さまざまな像が並びます。

カレル橋 建造物

橋の上から北側を望んで。右方にティーン教会の尖塔が先端だけ見えていますね。

カレル橋 建造物

橋を西側まで渡りきると、眼下にはちょっとしたベネチアの雰囲気が！？
Certovka運河は観光船で巡ることができるそうです。

そろそろ歩き疲れたのでホテルに戻りましょう。トラムに乗って16:55ホテル帰着。

チェルトフカ運河 滝・河川・湖

18:30、今日の夕食はホテルから歩いて数分、Bredovsky Dvurというチェコ料理のレストランです。

店内のお客さんの入りは1/3程度。しかし何でこんなに暗いの！というほどに暗い店内。たまたま通された席が灯りの下だったのでまだマシでしたが。。。

そして今日はチェコに来て初めてのグヤーシュ。以前ハンガリーで食べたグヤーシュよりもお肉のボリュームがあって食べ応え◎。そしてちょっとした辛味を足すのが流儀のようで、このお店のトッピングは唐辛子と玉ねぎ。辛い物が苦手な僕、唐辛子はちゃんとよけたものの玉ねぎもこれまた辛かったぁ。。。

2人でお腹いっぱい食べて650コルナ＋チップ。19:40にはホテルに戻りました。午前中はちょっと予定外でしたが、旧市街のメジャーどころは何とか回ることができました。明日はプラハ城リベンジと行きましょう。