2022夏ドイツ・チェコ旅行（６：リベンジ・プラハ城）

2022/08/11 - 2022/08/11

8月11日は旅行6日目。前日あえなく退却してしまったので今日は午前中にしっかりプラハ城！そして世界一眺めが良いというウワサのスターバックスでお茶。午後はプラハから南部の中心都市チェスケーブジェヨヴィツェまで列車で移動しました。

【今回の行程】
○8/6（土）：パリ⇒（鉄道）ライプチヒ
〇8/7（日）：ライプチヒ観光、ライプチヒ⇒（鉄道）ドレスデン
○8/8（月）：マイセン観光、ドレスデン観光
○8/9（火）：ドレスデン⇒（鉄道）プラハ、プラハ観光
○8/10（水）：プラハ観光
●8/11（木）：プラハ観光、プラハ⇒（鉄道）チェスケーブジェヨヴィツェ
○8/12（金）：チェスケーブジェヨヴィツェ観光
○8/13（土）：チェスキークルムロフ観光
○8/14（日）：チェスケーブジェヨヴィツェ⇒（鉄道）ベルリン
○8/15（月）：ベルリン観光
○8/16（火）：ポツダム観光、ベルリン⇒（鉄道）⇒
○8/17（水）：⇒パリ

【8月11日】
総移動距離145km（鉄道138km、徒歩3.7km、トラム3.1km）
総歩数16167歩

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

これまで2泊お世話になったホテルを10:40にチェックアウトして、スーツケースを預かってもらいプラハ城に出発！ホテルのフロントで偶然日本人の家族連れと顔を合わせて、ちょっとだけお喋り。日本からではなくスイス在住とのこと。このご時世、まだ日本から観光で来るのはハードルが高いですね。

前日と同じく本駅北側の停留所からトラム15系統に乗車、でも今日は1つ手前、マラーストラナ停留所Malostranskaで下車します。この近くの登城道を通ると、プラハ城の東側入り口に行くことができます。

「←お城はこっちだ！」

少し緩めの階段を上っていきます。体感的には前日の登城道よりもいくぶん楽ちん。

11:30、プラハ城の東側のチケットオフィスに着きました！ここでチケットを購入します。王宮、聖イジー教会、黄金小道、聖ヴィート大聖堂を見学できるサーキットチケットが1人250コルナ、そしてそれとは別にカメラでの撮影料金50コルナをお支払い。

プラハ城 城・宮殿

黄金小道にある（恐らく）砦の一部には騎士の甲冑？防具？の展示がありました。甲冑なんてどれも同じと思ったら大間違い、ひとつひとつデザインが異なるんですね。着る人の体型もそれぞれ異なるからでしょうか。

黄金小路 散歩・街歩き

聖ヴィート教会を祭壇の裏側から。こちらはあとで見学しますよ。

聖ヴィート大聖堂 寺院・教会

その前に聖イジー教会。

聖イジー教会 寺院・教会

プラハ城でも最も古い教会だそうで、内装はほとんど飾り気がありません。天井は木組み、目立ったステンドグラスもなく、質素な趣です。

聖イジー教会 寺院・教会

続いては旧王宮。王宮というとウィーンのイメージがあって、豪華な内装と絵画やら食器やらが並ぶ室内をイメージしていたのですが、ちょっと拍子抜け・・・？そのせいか後で見返したら内部の写真を撮ってませんでした（汗）建築に詳しい方からみると興味深い建物のようですね。

旧王宮 城・宮殿

プラハ城の中でも特に人気の聖ヴィート大聖堂。

聖ヴィート大聖堂 寺院・教会

混雑する時期は入場のための長い列ができるようですが、この日は特に列もなく。

聖ヴィート大聖堂 寺院・教会

スーッと天井まで高く伸びた柱、そしてこの奥行き。重厚感があります。

入場の長い列がなかったとは言え、さすがに教会内は人が多いですね。。。

聖ヴィート大聖堂 寺院・教会

振り返って入り口側。

聖ヴィート大聖堂 寺院・教会

ステンドグラスも見ごたえがあります。帰宅してから知ったのですがムハ（ミュシャ）のステンドグラスがあるそうですね。気づかなかった。。。orz

聖ヴィート大聖堂 寺院・教会

2トン！もの銀でできた、聖ヤン・ネポムツキーの巨大な墓碑。

聖ヴィート大聖堂 寺院・教会

13:20、プラハ城の西側までやってきました。前日引き返したのがこのあたりですね（泣）

前日はマラー・ストラナ広場でスターバックスのチェコ1号店を見ましたが、ここプラハ城には「世界一眺めが良い」と言われるスターバックスがあります。

スターバックス コーヒー (プラハ城店) カフェ

世界一かどうかはさておき、プラハの街を一望できるあって眺めは確かに良いですね。正面←に見える青緑の屋根が（たぶん）マラー・ストラナ広場の聖ミクラーシュ教会、そのさらにずーっと左奥に見えるのがテレビ塔。

スターバックス コーヒー (プラハ城店) カフェ

コーヒーとアップルパイ、2人で462コルナ。

お手洗いは店内の階段をずーっと下りて行ったところにあります。番号でロックされているのでレシートを見るか店員さんに教えてもらいましょう。

スターバックス コーヒー (プラハ城店) カフェ

15時、ホテルに戻ってスーツケースをピックアップし、プラハ本駅。これからチェコ南部の中心都市チェスケーブジェヨヴィツェまで2時間ちょっとの鉄道の旅です。

乗車するのは15:49発のチェスケーブジェヨヴィツェ行きIC539列車。発車案内にはIC90539と表示されていますね。Jizni Expres（南急行）という愛称で、この区間には1日数本のIC列車が走っています。オーストリア・リンツまで足を延ばすEurocityもありますね。

列車は定刻より少し遅れて15:55にプラハ本駅を発車。

プラハ本駅 (プラハ中央駅) 駅

道中唯一の停車駅Tabor。ここまで冷房が強くて寒いくらいだったのですが、Taborあたりから少し弱まって快適に。助かりました。。。

列車は遅れを取り戻し、18:02に定刻通りチェスケーブジェヨヴィツェに到着！機関車もここまでお疲れさまでした。

いまこの写真を撮っているホームの反対側では、すでに発車時刻を過ぎている列車のドアを駅員さんがガンガン蹴飛ばしています。どうやらドアがゆがんで（？）発車できなくなった様子。

チェスキー ブジョヴィツェ駅 駅

ちなみに車内はこんな感じ。チェスケーブジェヨヴィツェ到着後に撮影したので誰も残ってないですね。このようなオープンタイプの車両とコンパートメントタイプの車両があって、私はいつも好んでオープンタイプを利用しています。チェコ鉄道のウェブサイトで座席指定もできました。

チェスキー ブジョヴィツェ駅 駅

駅舎は工事中でした。

チェスキー ブジョヴィツェ駅 駅

スーツケースを押しながら駅前の通りを西へ西へ。この通りは歩道が広く、レストラン（おなじみマクドナルドも！）やショップもあって便利そうな界隈です。

ただまぁ閑散とはしていますが・・・

駅から歩いて20分、これから3泊のお宿、U Tri Hrusekに着きました。左側がフロントへの入り口です。

部屋はスタジオアパートメント。広い！ベッドが３つ！ミニキッチンもある！

・・・が、これまたバスルームがちょっと曲者で、壁がガラスタイル、しかも天井まで届いていない。ので、バスルーム内の人の動きが見えちゃうし上から湿気が抜けてくるし。他の設備が良いだけにここだけ惜しい。3泊で333ユーロ也。

さて夕食に行きましょうか。石畳の道を旧市街の中心に向かって歩いていきます。

19:00、ホテルから歩いて5分ほどのMasne Kramyで夕食。ビール醸造所を改修した建物だそうです。

そう、チェスケーブジェヨヴィツェはドイツ名Budweis。名前は聞いたことがあるであろうバドワイザー発祥の地、チェコビールの本場なのです。

レスタウラツェ マスネー クラーミ 地元の料理

ビールはもちろんバドワイザー（アメリカのではないですよ）、そして前日に引き続いてグヤーシュをいただきます！

ここのレストラン、グヤーシュのトッピングは玉ねぎ、そして何か白いスライス。チーズかな、と思って食べてみたら西洋わさびだった！辛いこと辛いこと。やっぱりよけちゃいました。でもお肉もシチューもパンも美味でした。2人でお腹いっぱい食べて500コルナ也。

レスタウラツェ マスネー クラーミ 地元の料理

ホテルに戻る前に少しだけお散歩。旧市街中心の広場にはサムソンの噴水。造られてから300年、チェコ最大級の噴水だそうです。

サムソンの噴水 モニュメント・記念碑

夕暮れ時の聖母マリア奉献教会。明日も晴れるといいですね。

この旅行記へのコメント （2）

• sanhaoさん 2022/11/26 10:40:56

  プラハ城

  旅行記楽しませていただきました。私は2019年の夏に行ったのですが、ちょうど音楽祭にシーズンで聖イジー教会での演奏を聴いて感動したのを覚えています。
  プラハは本当に良かったです。またじっくり行きたいです。
  来年はアジアを中心に行きたいのでヨーロッパは再来年くらいでしょうか。

  ずーくさん からの返信 2022/11/27 06:54:20

  RE: プラハ城

  こんにちは。
  旅行記をご覧くださいましてありがとうございます。
  
  今回プラハはじめチェコ初訪問でしたが非常に居心地がよく、早くも再訪したくなっています。音楽祭を楽しまれたのですね、今回の旅行では作曲家ゆかりの街もいくつか訪れましたが、作品に触れる機会がなかったのが心残りでした。もし再訪が叶えば音楽を聴く時間もとりながらゆっくり滞在したいと思っています。
  
  コメントありがとうございました！