2022/06/26 - 2022/07/13
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コヨーテさん
この旅行記のスケジュール
2022/06/26
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この旅行記スケジュールを元に
2020年に予定していたスペイン旅行のリベンジ。
まだ微妙なタイミングではあったものの海外行けないストレスも限界!ってことで強行。コロナ禍だからこその貴重な体験も・・・
6/26 NRT - HEL - BCN
7/5. BCN - BIO
7/9. BIO - MAD
7/2. MAD - DOH - NRT
6月28日、一夜明けたバルセロナ。
初日はとにかく基本エリアへ
おのぼりさんツアーのスタートです
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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バルセロナ初心者なので、とりあえず名所には行こうとガウディ建築のマンション・Casa Milaを10:30に予約。
滞在先のアパートからブラブラ歩いて向かうと、華やかなブランド街グラシア通りに普通に存在するCasa Mila。
建物自体、デザインも存在も他とは全く異質、オーラを放っているけど、街の一角に日常に溶け込んでいるようにも見える。建築やガウディについて詳しくない私は、これがCasa Milaだと言われなければ「ここにもすごいデザインの建築物がある」と前を通り過ぎるかもしれない。
それだけ街と一体化しているというか、他の建物も凝った建物が多く、ガウディの遺したこの建物もバルセロナの街で周囲と共に普通に生きている・・・そんな感じがした。カサ ミラ 現代・近代建築
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Casa Milaの中に入ると、中央は吹き抜け。
曲線と空間を利用して外光をうまく取り入れた建物。カサ ミラ 現代・近代建築
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Casa Mila屋上から見えるサグラダファミリア
この時初めて本物を目にして、なんとも不思議な気分になった。
バルセロナの街のどこからも見え、長年工事が続いて未だ完成していない建造物。
恥ずかしながらガウディについての知識がほとんどない私。
それでもこの旅行で彼に少し触れたことで彼の魅力を感じ、もっと彼を知ってからバルセロナを訪れたらもっと楽しかっただろうな・・・ -
屋上に上がると奇妙なオブジェ、初めてガウディの作品にふれた私にはこのオブジェがいまいち不明だったけれど、バルセロナ滞在中に他のガウディの作品にふれ、共通するものをいくつか感じた。
ちなみにこのオブジェたちは通気口だとか。
自然のものをモチーフにすることが多いガウディ、海の動物? 波? 奇妙ながらも彼が作り出す曲線がなんだかとっても温かみがある。
また兵隊のようなオブジェはローマ兵でサグラダファミリアでも使用されているとか。
テラコッタとトレンカディスを組み合わせた謎の屋上、強い風が吹くとこの屋上から不思議な音が鳴るのだとか。(通気口の煙突にぶつかって奏でる音とか諸説あり)カサ ミラ 現代・近代建築
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トレンカディス(粉砕タイル)を使った作品があちこちに。
こちらはリサイクルされた瓶のかけらを使ったもの。
彼はエコ先駆け、作品にはリサイクルの鉄屑なども多く利用されているとかカサ ミラ 現代・近代建築
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こちらは屋根裏。
アーチ型の天井と、隙間から外光が取り込まれている空間。
どこも曲線と光がうまく調和しているガウディの作品。
全て計算されてデザインされていることにさらに驚き。カサ ミラ 現代・近代建築
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入場は予約した時間だけれども、中に入れば自由見学。
ガウディをよく知らない私でも1時間半ほど使ってゆっくり中を見学。
中庭から覗く空カサ ミラ 現代・近代建築
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Casa Milaのお次はグエル公園
高台にあるこの公園、駅やバス停から距離があるとのことでAlfons X駅からシャトルバスが出ている聞き、行ってみたけれどシャトルバスが見つからず結局バスを乗り継いで向かった。
グエル伯爵が計画した住宅地。
この一角にイギリス風の庭園式住宅、そして周囲の街づくりをガウディとともに作り上げていこうとしていた。
しかし最終的には60区画売り出したものの、バルセロナの中心部から遠かったり、アイデアは斬新で夢のようなものだったけれど結局1区画しか売れずに計画は断念されてしまったそう。
結局町づくりの構想は断念されてしまったものの、ガウディの作品が詰まったこのエリアはバルセロナ市に売却され公立公園になった。グエル公園 広場・公園
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この高台からもやっぱりサグラダファミリアが見える
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ここにもトレンカディスで作られたモザイク「波打つベンチ」
ガウディの右腕とも言われたガウディの協力者、ジュゼップ・マリア・ジュジョールの作品グエル公園 広場・公園
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この波打つベンチの向こうに見えるのが学校、
当時はグエル伯爵の家として作られたものらしいグエル公園 広場・公園
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ヘンデルとグレーテルのお菓子の家をモチーフに作られたと言われる門番の小屋(左)、管理事務所(右)その向こうには、どの方向からも十字架が見える二重の十字架の塔
グエル公園 広場・公園
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柱廊
グエル公園 広場・公園
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グエル公園 広場・公園
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トカゲの噴水
ここでももっとガウディやグエル公園の知識があれば
もっともっと楽しめただろうし、もっと意味ある写真が撮れただろうなぁ・・・グエル公園 広場・公園
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この日16:45にサグラダファミリア、18:15に生誕のファサードの見学を予約。
グエル公園からバスに乗ってサグラダファミリアへ。
時間があったので、周辺をブラブラしながら遠くからのサグラダファミリアを物色 -
ちょっとコーヒータイム
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コーヒーの注文って国ごといろいろあってホント悩む
スペインで頂いたのはこちら カフェ・コン・レチェ
エスプレッソのカフェオレ?
カプチーノのように泡立てはなし、コーヒーとミルクの割合は1:1、スペイン人は朝食に飲むことが多いとか。 -
サグラダファミリアの前に広がる公園から聖堂を
サグラダファミリアが着工された1882年、当時の建築主任はガウディとは別の建築家だった。しかし着工後一年で建築材料での揉め事があり、初代の建築主任がやめ2代目として当時31歳だったガウディが就任したという。サグラダ ファミリア広場 広場・公園
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受難のファサード側
彫刻はジュセップ・マリア・スピラックス
ここにある彫刻、ひとつひとつにエプソードがあるとか。
聖書をよく知る人にはたまらないんだろうなあサグラダ ファミリア 現代・近代建築
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ファサードの側面に刻まれているSanctusの文字。
英語だとHoly、「聖なる」という意味のラテン語らしいサグラダ ファミリア 現代・近代建築
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サグラダファミリアにはたくさんの彫刻があちこちにあり、その全てにストーリーが展開されているそう。
そのしサグラダファミリアの主任彫刻家が日本人、外尾悦郎氏。
外観の写真を撮っている時、ガイドが説明しているグループがいくつもあった。
何人かのガイドから 「Japon Etsuro Sotoo」「Japanese Sculptor Mr. Soto」という言葉が聞こえてきて、説明を聴いている人たちも「へー、日本人が?」というような声が聞こえ、なんか誇らしかった -
生誕ファサード側の入り口を支える柱、その柱は亀によって支えられている。
2本の柱は海ガメと陸ガメに支えられている。
この亀、塔の上に雨水などがたまらないよう樋のような役割をしている。
でも、この亀はそれだけではない。
ガウディは
神は決して急がない、急がず教会を作ろう
という言葉を遺しているという。
サグラダファミリアは贖罪教会、寄進だけで建設費を賄う教会ということもあり、きっと完成までに時間がかかることを示唆しているのかも。 -
生誕のファサードを登って窓から見た生命の木
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上部にも細かい彫刻。
長い年月がかかるのも無理ないし、ガウディも自分が生きている間に完成することなど考えておらず、きちんと後世にも通じるように設計図や建築の意図を記した資料を遺しているという。 -
エレベーターで上部まで登り、帰りは階段で降りる。
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一人通るのがやっとの細い階段を降りていく
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階段を降りながら外を見ると、まだまだ工事をしているところが見える。
こんな高いところまで足場が組まれ、100年以上も前にデザインされたものを形にしていく・・・
自分の生きている間に完成した姿を見ることができないのが残念 -
階段をおりながら舌を見ると・・・
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螺旋状の階段はなんか貝の渦巻きみたい
サグラダ ファミリア 現代・近代建築
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ようやく街が見えてきた。
サグラダ ファミリア 現代・近代建築
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息を飲むほどの美しさのステンドグラス
それぞれの色、デザインにも意味があり、青銅内部を支えている柱も重さによって使用している石が違ったりと、全て計算されているのに驚き。
一体ガウディって人の頭の中はどうなっているんだろう?サグラダ ファミリア 現代・近代建築
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改めて外から見るサグラダファミリア
内部を見てすこーーーしだけガウディを知って見るサグラダファミリア
入る前となんか違って見える・・・という単純な私サグラダ ファミリア 現代・近代建築
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暑い中、1日中歩き回ったので今日の夜はお部屋飲み
アパートの近くのデパ地下で生ハム、チーズを買い込み
バルセロナにきたからにはやっぱりCava
Codorniuもいろんな価格帯があったので?10ちょっとのものをチョイス
お料理の写真を撮ったつもりがすっかり忘れていた様子(笑)
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この旅行記へのコメント (2)
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- sanhaoさん 2022/11/26 10:26:23
- サクラダファミリア
- もうスペインは観光客に大きく門戸を開いているのでそこそこ戻ってきているようですね。
私の行った2019年夏は、それこそいっぱいでサクラダファミリアに入るのは大変でした。チケットはネットで予約しておいたのですが、当日運悪く天候不順でエレベーターが止まっており上に登ることは叶いませんでした。いつかもう一度リベンジを果たしたいと思っています。
- コヨーテさん からの返信 2022/11/27 16:31:28
- Re: サクラダファミリア
- コメントありがとうございます!
おっしゃる通りヨーロッパはもう観光客が戻ってきていますね。日本も当初より緩和されたものの、やはりいつもより手続が面倒と言うこともあり、まだまだ海外旅行のハードルは高いような気がします。でもぜひ2023年、スペインのリベンジしてきてください。
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