2014年冬 欧州周遊 物好きの旅（三日目）その２

2014/12/20 - 2015/01/01

　酒、山、歴史・史跡巡り等々が好きな平凡でちょっと変わった日本人の旅です。多くの方には理解も共感も得られません。
　今回は行けてなかったところを中心に、あちこちうろうろする旅になりました。なかば写真整理の一環としての、個人の備忘録的なものです。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道

　シュテファン大聖堂に来ました。二十数年前にも来たなぁ。

　定番の市内観光用の馬車。記念にはいいけど、乗車賃、ちょっとお高いんですよね。

　ホーフブルク宮殿に向かいます。

　ホーフブルク宮殿・ミヒャエル宮。

　さらに進んでホーフブルク宮殿・新宮殿、英雄広場に来ました。

　どうしてもＷＷ２目線で見てしまいます。１９３８年３月、ヒトラーは宮殿のこのバルコニーに立ち、オーストリア併合を宣言しました。広場はこれを支持する熱狂的な大群衆で埋め尽くされていました。

　ホーフブルク宮殿ではもう一つ見たかったところがありました。王宮宝物館です。しかし、その場所をよく確認してなかった私はここで大ポカを犯します。誤ってシシィ・ミュージアムに入ってしまいました。
※ シシィ＝フランツ・ヨーゼフⅠ世の皇后エリザベート
　王宮宝物館の入口はわかりづらいところにあり、シシィ・ミュージアムなるものが同じ宮殿にあると知らなかったため、「シシィ特集」でもやってるのかと疑うことなく入場待ちの行列に並んでしまいます。

　シシィ時代の絢爛豪華な金・銀の食器や陶磁器の展示が続きます。

　まさにお姫様の衣装。シシィは容貌も麗しかったので、さぞかし見栄えしたでしょうね。それにしても、腹ほっそ。

　もう一着。

　デスマスクもありました。（６０歳没）

　ところで、自分が見たかったものが一向に陳列されている気配がありません。運の悪いことに、ネットもつながらずその場で確認できません。そのまま退場。

　展示内容が変わったのかなぁ？？、と思いながら宮殿を後にします。

　クリスマス用の大きなツリー（商品）が沢山並んでます。さすがクリスマスの本場・欧州、プラスチックの模造物ではない生の木です。

　よく見るとネットで梱包されたものが多数転がってました。結構デカいのに、こんなにいっぱい買う人いるの？明後日クリスマス・イヴだけど。

　通りの店々をのぞくと、繊細でメルヘンなデザインが良い感じのピューターの壁飾りを発見。これもそれなりのいいお値段です。真ん中のお城のものだけ十数年前に購入し持ってますが、その当時で１万２～３千円しました。また一つ欲しかったのですが、荷物になるため見送り。旅先まだ長いので。

　シュテファン大聖堂まで戻ってきました。ここまで来てやっと気づきました。王宮宝物館はシシィと反対側にあるらしい。しかし、もう戻って見学する時間がありません。予定を大幅に変更するか、諦めるか。迷った挙句、今回は諦めることにしました。「また来るさ・・・（泣）」
（シシィは見といてよかったです。シシィはシシィで大いに見る価値があります。）

　雪・風はありませんが、日が落ちると凄く寒い。いつもはビールですが、あまりに寒くてグリューワイン（ホットワイン）を立ち飲みしながら、夕暮れのシュテファン大聖堂を眺めます。まわりも、皆さんグリューワインを飲んでました。

　

　さて移動。また、レイルジェット。

　今日の終着地・宿泊地に到着。薄暗い暖色の照明で古めかしい感じ、ちょっとタイムスリップ感あります。ブダペスト東駅です。

　駅前も閑散。駅周辺で夕飯買おうと思ってましたが、売店らしきものは閉まってます。

　駅近くのホテルにチェックイン。夕食は、予備で持っていたビールにゼンメル、ポテチですませて就寝。