酒、山、歴史・史跡巡り等々が好きな平凡でちょっと変わった日本人の旅です。多くの方には理解も共感も得られません。<br />　今回は行けてなかったところを中心に、あちこちうろうろする旅になりました。なかば写真整理の一環としての、個人の備忘録的なものです。

2014年冬欧州周遊物好きの旅（十一日目）（その２）

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2014/12/20 - 2015/01/01

2055位(同エリア2951件中)

エリア

ブリュッセル(ベルギー)

旅行の満足度: 5.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 30万円 - 50万円

交通手段: 鉄道

旅行の手配内容: 個別手配

ブルージュを出発し、ブリュッセルへ。
　昼飯はクロワッサンとベルギービール・レフ。
　検札の乗務員。橙色と紺の制服がお洒落です。でも、車内でマフラーは熱そう。ビジュアル重視なんですかね。
　途中の写真がないため、いきなりブリュッセルです。ブリュッセルには欧州の政治中枢、ＥＵ本部があります。ということで、まずＥＵ本部を見に行きました。規模は大きいですが、どこにでもありそうな建物。写真も１枚しか撮りませんでした。
　さて、ＥＵ本部から東に徒歩で移動し、サンカントネール公園に来ました。

　凱旋門（サンカントネール門）を通り抜けます。
　凱旋門の先、王立軍事歴史博物館に来ました。
　「ベルギーの軍事博物館」と聞いて頭に「？」が浮かぶ方がおられると思います。私もそうです。ベルギーは、中世～近世は諸侯が争って帰属がぐるぐる変わり、また１９世紀、２０世紀には何度か永世中立国となり、そのくせ軍事力を持っていて同盟を結んだり戦ったりと、何だかよくわからない印象なんですね。現在もNATOの加盟国で、軍をNATO指揮下に置いてます。
　ここには何かを目当てに来たというより、「軍事博物館」があるならとりあえず寄ってみるか、というノリで来ました。
　
　ということで、展示物も近世からWW１頃までのものが中心でした。
　１９世紀の軍服ですかね。
　朱色の生地と金色の装飾を多用した軍服。この軍服を見た時、どこかでみたような・・・。
　思い出しました。仮面ライダーのゲルショッカー大幹部ブラック将軍。オッサンなので、古くてすみません。
　民族・文化的にはフランスとオランダの影響が強い国のようなので、軍服もフランス系ですかね。
　おやおや、何故に日本陸海軍の展示があるのでしょう。

　イギリス製のマークⅣかな。ベルギーってＷＷ１で戦車持ってたっけ？
　こちらもＷＷ１時代のフランス製ルノーＦＴ１７。
　複葉機には黒十字のマーク。ということでドイツ軍なのでしょう。
　飛行機の展示エリアには、イギリス製のスピットファイア。これはベルギー空軍のマークがあるので、一応自国の兵器なのでしょう。
　ミラージュに、Ｆ－１６。
　旧共産圏で使用されたＭｉＧ２３とＭｉ２４ハインド。何で？？？
　うーん、色々見れたのは良かったですが、よくわからん軍事博物館でした。
　凱旋門を後にし、定番の観光地に向かいます。
　ブリュッセル観光で定番といえばグランプラス。確かに、壮麗、豪華、立派。
　グランプラスで最も象徴的なブリュッセル市庁舎。装飾が細かい。
　その他の周辺の建物も綺麗ですね。
　クリスマスからはしばらく経ちましたが、まだ、クリスマスの展示がありました。多分、ここもクリスマスにはクリスマス市的なもので混雑してたんでしょうね。
　グランプラスの観光を終え、悪名高き彫像を見に行きます。通りを歩いていると、人混みが際立つ一画がありました。
　ありました。世界三大がっかりの「小便小僧」。噂には聞いてましたが、確かにしょぼい。しょぼすぎる。期待通りのしょぼさでした。（笑）
　せっかくなので名物ワッフルを食べることに。色々な種類のトッピング。
　ところで、お姉さんの後ろの小便小僧、愛嬌はありますが、何かバッチい印象が。小便しながらワッフル食うなよ。苦笑い。
　クリームつきのワッフルを注文したら、大サービス。山のようにクリームをのっけてもらいました。
　１７時頃には暗くなるので、ホテルへ。
　ブリュッセル、治安は良くなさそうで、暗くなるとガラッとヤバそうな雰囲気に変わる通りがいっぱいあります。この頃、欧州ではイスラム系のテロに神経質になっている時期でもあり、夜の散策はする気になりません。前日と別のホテルにチェックインし、ホテルで夕食。
　今回の旅もいよいよ明日で実質的な観光の最終日です。