酒、山、歴史・史跡巡り等々が好きな平凡でちょっと変わった日本人の旅です。多くの方には理解も共感も得られません。<br />　今回は行けてなかったところを中心に、あちこちうろうろする旅になりました。なかば写真整理の一環としての、個人の備忘録的なものです。

2014年冬欧州周遊物好きの旅（二日目）その１

7いいね！

2014/12/20 - 2015/01/01

189位(同エリア415件中)

エリア

その他の都市(ドイツ)

旅行の満足度: 5.0

同行者: 一人旅

交通手段: 鉄道

旅行の手配内容: 個別手配

　初日の朝食。かわり映えのしない絵づらです。お決まりのゼンメル。私の欧州旅行ではもはや儀式となっていますが、現地のゼンメルを食することが欠かせないものとなっています。
　出発。欧州の冬の夜は長いです。朝６時台は真っ暗。８時過ぎにならないと明るくなりません。
　当初の目的地近くの駅に到着。駅のホームから大きな展示物が見えます。
　近くまで来ました。機体は、エールフランスの今は亡き超音速旅客機コンコルド。その後は、ソ連が真似て開発したツポレフ１４４でした。
　さらに歩くと、ドイツの可変翼戦闘機トーネードが。

　今日最初の目的地、ジンスハイム交通博物館です。
　この博物館、かなり大規模で様々なジャンルの乗り物が多数展示されています。入場券も２日券とかあって、乗り物好きの人がじっくり見るなら１日では足りないかもしれません。私は時間の都合上、半日の滞在です。
　入口付近は少し昔のアメリカンな各種の車が置いてあります。バック・トゥ・ザ・フューチャーでも出てきたデロリアン。
　とりあえず私の主目的のエリアに行きます。所狭しと展示されています。
　ここにもありました。Ⅲ号戦車。私好みの大戦初期型、グレーの個体です。Ⅲ号戦車はその形とサイズ感等から特に好きな戦車です。自宅に１台欲しい。
　別角度から。
　Ⅴ号戦車パンターもありました。ドイツにありがちな、中を見せるために加工したものではなく、残骸を活用して被弾後の姿を表現したもののようです。その上には、さりげなくフォッケウルフが吊ってあります。
　パンターは別に完全な個体もありました。パンターは大量生産されたため、走行可能なものも含め数台が欧州各地の博物館等に現存しています。
　こちらはⅣ号戦車。
　ソ連のＴ３４-８５。

　残骸ですが、電撃戦の空の主役スツーカ。上にはメッサーシュミットが吊られてました。
　私、普通の車も好きなんです。なんせ、１９７０年代のスーパーカーブーム世代なので。写真はコルベットＣ１。曲線が優雅でかっちょい～。日本国内で乗ってる人を１度だけ見たことがありますが、垂涎ものでした。
　コルベットＣ３・スティングレー。コルベットは２０２２年現行型はＣ８ですが、個人的にはＣ１とマツダＲＸ７に似たＣ５が好きです。現行型Ｃ８は伝統のロングノーズのＦＲからＭＲになり、別の車のようで個人的にはちょっと残念。
　フォード・サンダーバード。デザインがレトロですね。
　展示している建物は二つあり、もう一つの建物に移動します。建物の上に例のコンコルド。機体後方の螺旋階段から上り、機内も見学できます。
　建物に入るとＦ１がズラッと並んでます。頭の中をＦ１の定番のテーマソング、Ｔ-ＳＱＵＡＲＥの曲「ＴＲＵＴＨ」が流れます。
　スーパーカーブーム世代にはたまらないランボルギーニ・カウンタックＬＰ５００。ウイングがあるＬＰ５００の赤はスーパーカーブームの象徴でした。
　ランボルギーニといえば、ミウラもありました。平べったくて車高低いなぁ。
　あと、個人的に推しのデ・トマソ・パンテーラもありました。今見ても造形的にすばらしいと思います。サイズ感もコンパクトで、狭い日本でも走りやすそう。どこかのメーカー、手頃な値段でこんなのつくらないかなぁ～。
　クラシックカーも沢山あります。
　見覚えのある車が・・・。
　「これがヒトラーの車だ」との見出し。
　そうなんです。ヒトラーが使用した車の１台とされる「グロッサー」、メルセデスベンツ７７０・カブリオレです。確か、１９４０年の対仏戦勝凱旋パレードの映像に出てくる車両ではないかと。今日ここに来た一番の理由となる車です。
　豪華です。しばし、じっと目に焼き付けます。その後、細部まで観察し、ツーショットの記念撮影やらビデオやら撮りまくります。ここだけで３０分程費やしました。
　車の見学を終え、建物の上のコンコルド等を見に行きます。螺旋階段の向こうに見えるのはソ連製のツポレフ１４４。コンコルドと同じく機内見学できました。
　機体後部から搭乗。
　展示のために座席が取り外されていますが、超音速を出すための細い胴体のため、片側２席で通路も狭かったと思われます。
　コックピットも狭い。
　正午過ぎまで博物館を見学し、次の目的地へ移動。定年後ゆっくり旅できるようになったら、ゆっくり見るためまた来たいなぁ。