2014年冬 欧州周遊 物好きの旅（四日目）

2014/12/20 - 2015/01/01

　酒、山、歴史・史跡巡り等々が好きな平凡でちょっと変わった日本人の旅です。多くの方には理解も共感も得られません。
　今回は行けてなかったところを中心に、あちこちうろうろする旅になりました。なかば写真整理の一環としての、個人の備忘録的なものです。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

　ホテルをチェックアウト。

　ブダペスト東駅が目の前です。ハンガリー、ブダペストは初めての訪問ですが、どこも今風でない一昔前の感じで、大変気に入りました。

　駅に至る地下通路。人が少なすぎて、首都の国際列車が乗り入れるターミナル駅付近とは思えません。

　地下鉄のホームも人がまばら。１２月２３日なので、ハンガリーでは既に休暇期間に入っているということなのかな？

　地下鉄車両も小さく、車内も簡素。出発到着の合図が昔風のブザーとベルで、地下鉄もかなりタイムスリップ感ありました。

　今日の最初の目的地は、セーチェニ温泉。

　見えてきました。

　温泉への入口。

　更衣室。ここも古いままです。個人ごとのキャビンに分かれています。
（２０２２年現在、キャビンの他ロッカー室があり、料金区分が別のようですね。）

　一応、キャビンの入室管理は現代的で時間もこれで管理されます。

　中はこんな感じ。

　いよいよ温泉です。屋内も数部屋に分かれた内湯がありますが、撮影できないので外湯のみ紹介。
　旅番組でよく紹介されているアレです。

　そうそう、これこれ！
　プール状の浴槽内に所々あるチェスのコーナー。たぶん、地元のお爺さん達ですが、楽しそうにむらがってます。
　お湯の温度は欧州で一般的なぬるいやつなので、長時間入っててものぼせません。ただし、日本人的にはぬるくて物足りなく感じるかもしれません。

　移動が続く旅なので、のんびりぬる湯につかります。この建物ですから、優雅な気分でゆっくりできました。

　外湯・内湯合わせて３時間程滞在しました。

　セーチェニ温泉を後にし、散策します。

　公園の木に穴が開いてると思っていたら、キツツキがいました。

　英雄広場です。

　英雄広場から地下鉄駅に戻る途中、屋外の大きなスケートリンクがありました。氷が維持できるくらい寒いということです。

　地下鉄乗り継ぎのエスカレーター。なげーな。

　ブダペスト東駅に戻り、昼食をとることに。ターミナル駅の売店とは思えない売店。ハンガリーのビールはどれも見たことも飲んだこともありません。どれにしようかな。

　駅の待合室で昼食。ビールはソプロニという銘柄。

　徒歩でブダペストの定番の観光地、ブダ城と「漁夫の砦」を見に行きます。

　ドナウ川沿いで絵になりますね。

　橋を渡ると、城に上るケーブルカーがありました。たいした坂ではないので、徒歩で上ることにします。

　多くの人はケーブルカーをご利用。

　上ってきました。

　高台からの景色も良い感じです。

　良い景色。夜も綺麗でしょうね。

「漁夫の砦」へ行く途中、直立不動の衛兵が。ここ大統領官邸でした。

「漁夫の砦」前のマーチャーシュ聖堂まで来ました。この建物は１４世紀に建てられたそうです。

「漁夫の砦」。ここから一望できるドナウ川とペスト地区の景色とセットで、観光地としては聖堂よりも有名です。しかし、この建物自体の歴史は浅く、１９世紀末に造られたものなんですね。

　ハンガリー王国の初代国王、聖イシュトヴァーンの騎馬像。

　対岸に見えるのは国会議事堂。

　また夜景を見に来たいところです。

　ブダペスト東駅に戻ります。

　途中、聖イシュトヴァーン大聖堂に寄ります。

　前の広場でちょっとしたクリスマス市をやってました。

　東駅に到着。外観も内側も古風で味があります。夕陽を受けてさらにノスタルジックな雰囲気に。

　ブダペスト、今回はチラ見でしたが、またいつかゆっくり来ることになるでしょう。レイルジェットで宿泊地に向かいます。

　ウィーンを通り過ぎ、数時間の乗車の末、宿泊地のリンツに到着。ザルツブルク寄りのオーストリア第３の都市です。

　ホテルは駅近くのチェーンホテル、イビス。雪ありませんが、めっちゃ寒かった。

　室内は快適。シャワー浴びて寝るだけの滞在にはもったいない。

　いつもの内容で軽く飲み食いして就寝。翌日からチェコに向かいます。（今回の旅、４ヵ国目）