2022/07/18 - 2022/07/18
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りーふ(NissanLEAF)さん
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この旅行記スケジュールを元に
宇都宮ライトレールの建設風景を見てみよう!
※ https://4travel.jp/travelogue/11768659/ の続きです。
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現在時刻:13:05
日光から40分揺られ、たどり着いたのは宇都宮である。今日のメインディッシュ、宇都宮ライトレールの探索をするためだ。とりあえず駅前の餃子屋に入り、昼食をとった。
さて、この宇都宮ライトレールについて、少し説明を入れねばなるまい。宇都宮ライトレールはここ宇都宮駅東口から東の芳賀町にある本田技研正門まで、14.6kmを結ぶ路線である。1987年、当時の宇都宮市長が定例会見で宇都宮駅をはさんだ東西方向の交通手段についての検討を述べたものに始まり、その後1993年には、当時の栃木県知事JR宇都宮駅東口から清原工業団地間の約10 kmに新交通システムを実験的に導入したいとの意向を示した。これが「新交通システム構想」の始まりとなる。当時候補に挙がっていたのはモノレールやスカイレール、当時開発が進められており、後に山梨県で整備されたシャトル桂台で採用された「磁石式ベルト輸送システム」であり、LRTでの導入という形に決まったのは先の先、2001年のことだった。
その後計画が進み、2015年には「宇都宮ライトレール株式会社」が設立された。現在2023年の開業を目指し工事が進んでいる。
なお今回全線走破するにあたって、私がした事前リサーチは以上の程度である。具体的な停留所の位置などは全く把握していなかった。これは単に「どーせ線路に沿って行けば終点につくだろうし」というたんなる怠惰心からである。せっかくなので、このレポートでは当日の私の探検的わくわく感(?)を追体験してもらうべく、全線の地図は表示しない。(たどるにつれて全体像が明らかになっていく、RPGスタイルでお届けする)もし全線のルートを先に知りきっておきたい方がいれば、下二つのURLをご覧あれ。
https://onl.bz/ZfESHZ8
https://onl.bz/rmWwiK5
さて、未完成の路線を全線走破するということは、鉄道空白地帯を、徒手空拳で(?)往復しなければならないということである。当然高校生に車は運転できない。そこで利用するのが宇都宮市のレンタサイクル事業である。市中の放置自転車を活用したもので、市民でなくても一日100円で電動自転車を借りれ、しかも指定の市営駐輪所のどこで乗り捨ててもよいという、是非他自治体に真似してほしい最強制度である。(そういえば宇都宮市で放置自転車はほとんど見かけなかった。そりゃそうだ、レンタサイクルにされてしまうのだから。)
宇都宮駅東口で電動自転車を借り、さっそくスタート
…の前に、少し寄り道。西口の市中心部、東武宇都宮駅のほうに少し行ってみる。宇都宮駅 駅
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この壮観な建物は栃木県庁だ。ちょうど国体があるとかで前の通りではのぼりがわんさかたなびいていた。
栃木県庁 名所・史跡
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さらに15分くらい走って東武宇都宮駅に着く。一面二線の、いわゆる地方私鉄のターミナルといった感じだ。
東武宇都宮駅 駅
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近くにあるこの神社は宇都宮二荒山神社という。石段が立派だったので気になっていってみた。小山の上にあるほかは極めて普通の神社だったが、参拝客は多かった。
…登山の後の石段は結構来たが。宇都宮二荒山神社 寺・神社・教会
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寄り道はここまで、宇都宮駅に戻る。…先にもっとえぐい石段が見える気がするが、気のせいだということでスルーする。
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立派な赤門の寺社があった。これも入口+石段といういつものフォーメーションである。工事かなんかで、門が閉まっていた。(ちょっと安心したのはここだけの話)
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駅西側は将来の整備計画と言う形で検討されている。
中心駅と旧市街とを結ぶこの大通りにLRTが来る。想像してみると、少しわくわくする。 -
東口に戻ってきた。気を取り直して、出発しよう。
現在時刻:14:57
さて出発するにあたって心配事が二つある。一つは自転車の充電。レンタサイクルで電動自転車を借りれたはいいものの、調べたところ付いているバッテリーは種類ある中の一番貧弱な6.0Ah。航続距離は23kmだそうだ。対して宇都宮ライトレールは14.6km。線路沿いを走り続けられるわけではないから、片道20kmくらいはかかるだろう。しかも寄り道までしてしまった。
つまり途中でこの電動自転車は、確実にただの自転車に変わる。これから行くのは完全な鉄道空白地帯。ただの重荷となった自転車、日没、疲労困憊、見知らぬ土地、帰ろうにも自転車をそのままにできないので、バスには乗れない。…遭難とまでは行かないが、まあまあな絶望である。途中での充電切れは前提としても、できるだけ宇都宮駅の近くまで持たせたい。エコモード固定で、とりあえず途中の鬼怒川を渡るところで半分を切っていたら、潔く鬼怒川を渡らずに戻ってこよう。
もう一つは帰宅時間である。そもそも朝5時出、遅くまでいるのは体力的にもよろしくない。東京まで今日のうちに帰らなきゃいけないことも含め考えると、途中での撤退も含めて慎重に考えていかなきゃならない。
前置きが長くなってしまったが、今度こそ出発だ。
現在地:宇都宮駅東口(1駅目/19駅中)
自転車の充電:5(5メモリ中) -
宇都宮駅東口停留所をちゃんと見てみよう。写真右にJRの宇都宮駅がある。
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1面2線の構造で、
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ホームから跨道橋で宇都宮駅自由通路・奥の再開発中の建物に連絡している。
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JR)(ロータリー)(LRT)(再開発建物
という位置関係だ。 -
LRTはカーブを描き、鬼怒通りに出る。
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鬼怒通りは宇都宮駅の駅前通りで、上下3車線ずつという威容である。LRTはその中央に1車線をつぶす形で整備されている。
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しばらくすると陸橋に当たった。LRTはこの陸橋(通称峰町立体)を通っていく。道路的な勾配を当然のように上っていく線形、ザLRTといった感じである。
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陸橋の先はまだ工事中だった。
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この囲いはLRT峰停留所だ。(宇都宮駅の方を振り返るように撮影)
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鬼怒通りをひたすら東へ。巨大駐車場付きの商業施設があり、このあたりから風景も都市圏からいわゆる郊外に変わってくる。
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…先に何か見える。
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反対車線の歩道に来てみた。円弧を描く陸橋、鉄道というより道路的である。
(蛇足だがこのLRTの路線は橋も含めすべてLRT以外通行止めの道路という建前で作られている。これにより最高速度は全線を通して40kmに制限されるが、道路建設の予算を使えるメリットがある。また将来的に軌道法上の特認を得るべく車両の設計最高速度は時速70kmだそうだ。というか、自動車はスピードアップしているのに路面電車は最高速据え置きの軌道法、時代遅れすぎないか。) -
陸橋の着地点(?)へ向かう。
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国道4号手前、田園地帯で地平に戻った。
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そしてその先にあるのが平石停留所、バスへの乗り換え拠点・トランジットセンター設置駅にして、宇都宮から来て初めての2面4線、追い越し可能駅である。この宇都宮ライトレールはなんと快速運転を行う路面電車である。昼間毎時6本、ラッシュ時に毎時10本(!?)という狂気の高頻度運行の中枢に当たるこの平石停留所、敷地が段違いに広い。またここには「LRTを利用し日常に楽しさをプラスする賑わいと交流の拠点」をコンセプトとした、3x3、スケートボード、BMXなどを楽しめる公園や、農産物の直販所、カフェなどの飲食施設を配置した「(仮称)平出町トランジットセンターゾーン(都市計画名:「東部総合公園」)を整備する方針だというのだ。欲張りすぎだとか言っちゃいけないが、この田んぼが大変身するのは見てみたい。
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現在地:平石停留所(7駅目/19駅中)
現在時刻:15:25 -
またそれだけでなく、ここ平石駅には車両基地も併設されている。前の建物がそうだ。
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これがその建物である。今まで宇都宮ライトレールと呼んできたが、ここで正式名称を呼んでおこう。
宇都宮ライトレールは会社名、事業名は「芳賀・宇都宮LRT」である。隣に描かれている黄色はシンボルマークで、「LRTがこの地に交流や活力といった恵みをもたらす役割を担う」という、トータルコンセプト「雷都を未来へ」の考え方を直接的に表現したデザインとなっていることから選ばれたものだ。 -
右に目を向ければ、車両が止まっている。
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さっきのシンボルマークと同じ、車両も雷色にそろえられている。車両は全車3両連接、全長26.5mの長大なものだ。
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…車両、多くない?
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一編成、行先表示器を点けているのがあった。LIGHTLINEが公式の愛称である。
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さっきの建物の先にも止まっていた。
…しかし、皆さんお気づきかもしれないが。 -
この車両基地、長すぎないか??
手前の車両とぜひ見比べてほしい。 -
ドアがあけっぱの編成があった。ほかの路面電車と違ってここではドアが開くのが常に進行方向左とは限らないので、ドアが互い違いになってはいない。ちなみに開業した暁には、ICカード利用ですべてのドアから乗り降りできる信用乗車方式を採用するようだ。
さて、本線に戻ろう。
(ちなみにストリートビューを見ていたら、ライトレール工事前と工事中とで境目になっているところがあった。(執筆時点)一歩進めば田んぼから車両基地が出てくるのが面白いので、ぜひ見てみてほしい)
https://www.google.co.jp/maps/@36.5536161,139.9394267,3a,75y,42.15h,92.08t/data=!3m6!1e1!3m4!1swCbxwaBaqr0UXXO_8KSMSA!2e0!7i13312!8i6656?hl=ja
ライトレールはこの先国道4号をくぐって、鬼怒川に向かう。 -
国道4号を渡った先に回り込んだ。国道4号のガードはまだ完成しておらず、突き当たるように終わっていた。説明不要、未完成を象徴していてよい。
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そういえば軌道の見直しというので予算が削減されていたが、どこがどう変わったのだろうか?
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しばらくしたら、電車連動信号機なるものに出会った。面白い。
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この辺りは他より工事が遅れているように見受けられる。
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こうしてみると、普段見ている雨水溝の断面が見えるようで面白い。
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ここからライトレールは緩やかな上りの陸橋に入る。
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上がっていく先は…
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鬼怒川の堤防だ。
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LRTはここで鬼怒川を渡る。ライトレールの象徴的風景、その威容はどんと来るものがある。
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現在地:鬼怒川橋梁西側
現在時刻:15:50
さて、思ったより時間がかかったがとりあえず鬼怒川に突き当たるところまできた。うれしい誤算が一つ。電動自転車のバッテリーがまだ5メモリ分残っている。節約してきたのもあるが、思ったよりちゃんとしているということなのかもしれない。(ひょっとしたらだがあの航続距離はパワーモードの場合であってエコモードならもっと走れるのかもしれない。)
思ったより工事も進んでいて、ここで帰りたくはない。よし、鬼怒川を渡ろう。
さて、渡ろうと簡単に言っても、大問題が一つある。この鬼怒川橋梁、ライトレールの専用橋であって、歩行者は渡れない。たかだか600mの川越えだが、1km以上下流の鬼怒橋まで迂回しなくてはならない。 -
え…遠くない?
堤防の上はサイクリングロードになっていた。人もほぼいないし、全速力で行こう。
試しに一度パワーモードに入れてみた。…凄い。一漕ぎで本当に無限に進む。誰もいないし試しに全力で漕いでみる。怖いくらいスピードが出た。(実質原付のこれが町ではときに歩道を走っているの、冷静に考えてとてつもなく怖い) -
さっきまでと違ってノンストップで走れたから意外にも一瞬で鬼怒橋についた。
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この鬼怒橋、15連トラスの見事なものである。完成はなんと1931年だ。個人的に、このイカした戦前の橋をライトレールが走っていたらアツかった。(このルートも案にはあったのだろうか。WIKIにはなぜか国道123号を通るルートも計画にあったかのような記述があったが、出典は確認できなかった。)
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車道が工事中で片側交互だったので歩道を走る。
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草の切れ目にちらりと鬼怒川橋梁が見える。
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対岸に渡った。この近くにハザードマップが置かれていた。本来絹の川できぬがわだったものに、鬼怒という感じがあてられたのは意味があったのだと思う。事実2015年には下流常総市で越流、破堤まで起きている。
さっきの橋の袂まで行こう。しかしこの一通の看板、「自転車を除く」が無い。なんでなのだろうか。 -
…!
私が写真を撮っている横を、爆速で軽が通って行った。一通だし、河川用道路云々で車止めもついていたのに横をすり抜けていくし。地元車恐るべし。 -
現在時刻:16:05
川越えに15分もかかってしまったが、反対側に着けた。 -
先。まだしばらく専用軌道である。
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コンクリートの高架とも築堤ともつかないのが続く。
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上が線路だ。その下を道路と用水路が仲良く通る。
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ライトレールの線路からだいぶ離れてしまった。奥のダイナミックに上り下りする線路がそれだ。加減速性能が良いからか、切り通しみたいな地形改変をしなくても建設できる、環境にやさしい乗り物だ。
たぶんここのアップダウンは、ライトレールのハイライトになると思う。 -
…前言撤回。めちゃくちゃ切り通しというか掘割というかがあった。
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さて、その切り通しで上っている崖の上に建物がいっぱい見えているのだが…
そこに上がる道がない。ここでもめちゃくちゃな迂回を強いられた。 -
ようやく上まで回り込む。チャリのパワーモードでようやく進めるような急坂だった。よくライトレールは登れるな…
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家が増えて、ふいに沿線がにぎやかになる。LRTの第一の目的地、清原工業団地はもうすぐだ。
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ちなみに線路はまだひかれておらず、路盤だけだった。
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現在地:清陵高校前停留所(10駅目/19駅中)
停留所の設備がほぼ完成していた。しかしこの駅、計画段階では作新学院北という呼称だった。(し、現地では私もそうだと思っていた。)作新学院大学のほうが絶対に大きいのに清陵高校前になったのは、なんだか作為的なものを感じる。(清陵高校は栃木県立だ。) -
工業団地の中を、緩やかなカーブで進む。
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!
トロッコがあった。 -
ここら辺はサイドリザベーション方式(片寄せ配置)になっていた。
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この停留所は、、、
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清原地区市民センター前停留所だ。トランジットセンターもある、大規模なものだ。
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建設中のトランジットセンター。
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…!?
急に線路がなくなった。一瞬ガチで焦ったが、 -
ここで左に曲がっているだけだった。
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大通りの横を走る。
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このあたりの雰囲気は新交通システム導入基本計画策定調査報告書(概要)にあったイメージにも近い。
(出典:新交通システム導入基本計画策定調査報告書(概要)・平成 15 年 3 月・栃木県・宇都宮市) -
信号も架線柱も整備されており、この辺りはかなり完成に近いといえる。
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少し太くなったここは、
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グリーンスタジアム前停留場だ。
互い違いに1面2線のホームが配置されており、折り返し、緩急接続両方に対応していた。栃木グリーンスタジアム 名所・史跡
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先から陸橋になっている。
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陸橋のまま右カーブし、芳賀町方面を目指す。ここにマックがあったので、小休止。
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現在地:ルートイン前
現在時刻:17:05 -
15分ほど休憩ののち、出発。駅から十キロ、なぜかルートインがあった。思ったより繁盛していたので、この先は盛り上がるかもしれない。しかしもう5時だ。
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左右に郊外的な店舗がまた増えてくる。宇都宮ライトレールが開業すれば、日本で唯一ロードサイド型の店舗の間を縫っていく鉄道になる。
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しかし、車が思ったよりも少ない。
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さて、工事がだんだん先細りになっていく。左の敷地が本田技研だ。終点までラストスパートだ。
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…あれ?
意外なことが起こった。ライトレールの線路が本田技研を素通りして先へ行く。??なんでだ?? -
ついに車通りもなくなってしまった。
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しかしこの辺りは工事も遅れているようだ。
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そういえばさっきのグリーンスタジアム前と宇都宮駅とで部分開業という話もあった。
そして工事が、ある一点でぷつりと切れる。 -
この左手にある建物が、
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本田技研。今度こそ終点だ。どうやらこの工業団地に本田技研の敷地が複数あったということらしい。
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現在地:本田技研前/芳賀・高根沢工業団地停留場(19駅目/19駅中)
現在時刻:17:28
終点まで走りとおしたことで、ライトレールの全貌がようやく明らかになった。想像より、だいぶ奥までだったようだ。 -
しかしこんな人っ子一人いないところに毎時6本も走らせて、大丈夫なのだろうか。
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計画を見ていると、平成15年時点では計画は宇都宮市の市内までであった。それが芳賀町内の芳賀・高根沢工業団地までしれっと伸ばされている。
(出典:新交通システム導入基本計画策定調査報告書(概要)・平成 15 年 3 月・栃木県・宇都宮市・下も同じ) -
しかしここにそう多くの需要がないであろうことは行政も認識しているようで、末端区間は明らかに心もとない数字が書いてある。全線走ってみた感想だが、正直芳賀町内までは過剰投資だったのではないかと思う。しかし芳賀町の熱は高いようで(これにより鉄道空白地帯を卒業できるんだから、一世一代の大事業である)規模的にも圧倒的に小さく、町内の路線距離もそんなにない芳賀町が、宇都宮ライトレールの株を宇都宮市の4分の1も持っている。
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さて、終点までたどり着いたはいい。人っ子一人いない、見知らぬ土地、一人。正直不気味でたまらない。さあ。とっとと東京に帰ろう。
しかし宇都宮駅を出てから2時間半、おなじようにかえったら宇都宮駅に着くのが20時、帰宅は終電ギリギリである。 -
そこで帰りはライトレールのルートを全く無視して行く。宇都宮市のレンタサイクルは市内指定箇所ならどこでも乗り捨てられる。よし、緑のルートでここから最短距離にある岡本駅の市営駐輪所を目指そう。待ってろ東京。
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本田技研前の横道に入る。調べてなかったらまあ入らないような何の変哲もない細道だ。
ライトレールともここでお別れ。無人の道路、ど真ん中に線路…そんな奇妙な風景を目に焼き付けて。出発だ。 -
さすがホンダ、駐車場が異様に広い。
帰りはただのサイクリング。さあ急ぐぞ!
いわゆる郊外といった風景、南部縦貫鉄道の廃線跡を歩いていたような雰囲気の中を、走る、走る、走る! -
…??
なぜか途中でライトレールの線路にぶつかってしまった。 -
途中で曲がるべきところで直進してしまったのが原因のようだった。
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ここまで来たら大体宇都宮と岡本は等距離だ。そして今は東北線も系統分離されて、岡本で乗り込んでも宇都宮で乗り換えである。始発の安心感はでかい。
計画変更、青のルートで道なりに宇都宮駅を目指そう。 -
思わぬ邂逅を果たしたライトレールだが、すぐお別れだ。カーブの陸橋を直進でくぐり、直で宇都宮駅を目指す。
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途中鬼怒川を渡る。ライトレールの鬼怒川橋梁は見えるか、目を凝らす
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…近未来。ほんのちょっとだけおおってなっちゃった。
帰りは見処もないので爆速だ。しかもこの期に及んでバッテリーがメモリ3つも残っている。パワーモード固定で行ってしまおう。
平石の先でまたライトレールと合流。現在時刻は18時5分。調べたら50分に快速がある。平石からは20分くらいでもう宇都宮駅だ。
…ちょっとだけ、寄り道してもいいよね? -
現在地:平石停留所
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車両基地には行きと同じように、ライトレールの電車が出番を待っていた。この電車があの芳賀の道を走るのを想像すると、少しだけテンションが上がる気がする。
ちなみにライトレールとわかれた陸橋のところからここまでの所要時間15分、開業後の想定所要時間は17分だ。
…あれ?
平石で長居をしてしまい、思ったよりギリギリになってしまった。帰りの鬼怒通りは大渋滞。ライトレールができたら、この渋滞も解消されるのだろうか。
…ちょっと待て。調べてみたら鬼怒通りは本来二車線だったが、ライトレール工事で一車線になったって書いてある。ひょっとしてこれライトレール渋滞(?)なのでは??
まあ、もとから渋滞してたかもわからんし、ライトレールでプラマイどっちになるかはまだ決まってないし。いずれにせよ開業が楽しみってことで。 -
18:45、宇都宮駅到着。青が行きのルート(行ったり来たりが多かったので、恐らく20km位かかっている)、茶色が想定帰宅ルート(8km)、紫が実際のルート(12km)。
しかしなんと帰りまでバッテリーが持ってしまった。何故だ。 -
電車に乗る。すぐ寝てしまった。起きたのは東大宮、寝過ぎである。しかしまあ、楽しかったな。
https://i.4travel.jp/travelogue/edit/11813433 に続く。
Twitter: https://mobile.twitter.com/leaf4T
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