2022/07/26 - 2022/07/26
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りーふ(NissanLEAF)さん
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受験勉強で閉じこもりっきりの生活に飽き飽きしてきたので、ちょっと旅行にでも出かけてみよう。行先は三年前に行った日光だ。
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今日の旅行のスタート地点はここ、南栗橋だ。東京某所を出て、二時間以上かかってようやく着けたが、まだスタート地点である。
急行くらい白いやつかと期待していたが、当然のように出てきたのはオールロングのこいつである。 -
このあからさまなドア跡で分かるように、この電車は昔地下鉄日比谷線で走っていた5ドア車の成れの果てだ。
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南栗橋まで長かったからと言って、南栗橋から近いとは言っていない。一時間以上揺られて、ようやく東武日光の駅に着いた。
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奥は特急ホームである。朝早く出たので、まだ特急はいない。この十分後に来るリバティが浅草からの始発に当たる電車である。それで来れば、当然そんな早起きする必要もなかったのだが。
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駅から、坂をとにかくのぼる。人が歩いてひいひいいうような坂を当然のように走っていた日光軌道線(しかも戦前規格)、なかなかの化け物である。
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十五分ほど歩いて神橋に着いた。日光のランドマーク的存在だが、真隣にコンクリ製の立派な橋があるのに、(特急代もケチるような人間が)わざわざ渡る訳もない。
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しかし坂を登ったら川に当たるというのはなかなか不思議だ。おそらくここが扇頂なのだろう。山が平野に変わる瞬間である。
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というわけで、山に分け入る。
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こんな朝早いってのに、まばらながらも人がちゃーんといる。せっかくなので参道から外れた、閑静そうな方向へ向かってみる。
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四本龍寺「観音堂」 重要文化財・世界遺産
四本龍寺は、天平神護2年 (766)、 日光山を開山された「勝道上人」 (735~817)によって創建された日光山で最初の寺院です。
勝道上人は下野国(現在の栃木県の生まれで27歳で下野薬師寺 において真和上の高弟であった如宝僧都から戒をうけて僧侶 となり、長年修学の後、深い観音信仰のもと、十人の弟子たちとともに日光開山を志します。
天平神護2年(766) 32歳のとき、 深沙王の助けによって無事に 大谷川を渡った上人一行は、東の空に神々しい 「紫の雲」 が立ち昇る のをみて、この地に小さな草庵を結び「観音様」と「氏神様」を祀りま した。はじめは紫の雲が立ち昇ったので紫雲立寺とし、後に音の似ている「四本龍寺」となったといわれています。
上人はその後、四本龍寺を基点として弟子達とともに苦修練行され、 天応2年 (782) ついに補陀洛山(ふだらくさん)(二荒山= 男体山・標高2486) の 頂上を極めます。 そして中禅寺湖畔に生えていた桂の大木に千手観 音像を自ら刻み 「中禅寺」を開創しました。 さらに、雨を祈って雲をお こすなど、さまざまな霊験を伝えます。 これは、日本仏教の二大教祖である 「最澄」 「空海」の活躍するおよそ20年ほど前のことになります。 「観音堂」は四本龍寺の本堂で、現在の建物は大同2年(807)、 下 野国司「橘利達」が建立したもので、千手観音が本尊として祀られて います。 4間四方 (約8メートル) で、 二社一寺の建造物の中では数少ない 素木造りとなっています。
なお、このお堂は明治7 (1874)年に金剛童子を合祀したので「金剛堂」とも呼ばれ、 下野三十三観音巡りの第三番札所ともなっています。
案内板にはなんだか難しそうなことが書いてあった。もしかして日本史選択者はこれの穴埋めとか出されるのだろうか。とりあえずこれをへーで済ませられる理系で良かった。 -
車道一つとっても、風情が素晴らしい。
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坂を上って平地に出た。さっき登場した勝道上人の銅像があった。
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輪王寺の本殿。時間もないし金欠だしで内部見学はスルーさせてもらった。賽銭箱両脇の柵には券をお持ちでない方はここでお参りするよう書いてある。プロレタリアートはここで我慢しよう。
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御仮殿というのが一般公開されていたので見てみる。内部の彫刻まで凝ってあるあたりがさすが徳川の経済力といった感じだ。
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さて、この鳥居の先の東照宮本殿へ…
、、、、1300円だと!?
晩年金欠を訴える私が、しかも冬春の特大一人旅を連発した後で当然そんな余裕ない。何しに来たんだといわれそうな気がするが、東照宮もスルーしよう。(まあいいや、三年前来たし、なんか工事中だし。)
言いたい。日光の社寺、小中学生&大人という区分が多すぎる。高校生はお金がない。ぜひもう少し子ども扱いしてほしいんじゃ… -
雰囲気が素晴らしい。高原とかでよくする、雨が降った後の湿気た苔のような匂い…なんて言ったか、そうだ。ペトリコールだ。その匂いが充満していて癒される。
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輪王寺に続き、東照宮までスルーして、二荒山神社に入る。
日光二荒山神社ご由緒
「二荒」を音読みして「ニコウ」。これに 「日光」の字をあてニッコウと読み、日光の 地名の語源にもなっている。
先に英語が書いてあるあたり、日光を訪れる外国人観光客の多さが窺い知れる。そういえば三年前に乗った「いろは」車内では、日本語はほとんど聞こえなかった。しかしこんなところで日光の語源が明らかになった。紫雲立寺→四本龍寺を建てた勝道上人が補陀洛山→二荒山を極め、その二荒を音読みしたニコウから日光と言う具合だ。
ー親の仇のように嫌った勉強だが、こうしてみるとすんなり入るのが不思議なものである。 -
二荒山神社の門。風鈴がいっぱい飾ってあったが、ピクリとも動いていなかった。
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いつの間にか観光客が増えていた。
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せっかくだしここくらい中に入ってみる。
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化け灯篭。近くで見てみると、なるほど刀傷が大量についている。しかしあまりにも多すぎる。
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神社の中で、ちょっとした奇跡に出会った。この三角地帯にあるクローバー、やたらと四つ葉が多い。さすが神社、こういうところまで幸運が満ちている。
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ー前言撤回。日光には科学が満ちていた。
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絶景スポットだというので撮ってみる。ザ・日光と言った感じだ。
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せっかくだし小登山だ。瀧尾神社というところまで道が書いてあったので、そこまで行こう。
道中こんな横穴があった。日光と言えば、銅山の足尾の裏である。やたらと水が湧いている。 -
…十五分経過。誰もいないのと、なんか古ぼけた水道施設に当たったのとで心細い。
しかしこんな山奥で汲んだ水ときたら、やっぱりうまいのだろう。東照宮前の水飲み場で飲んだ水は、やっぱりうまかった。
(…これが銅の味じゃないことを祈りたいが) -
一山超えて下りになった。平坦そうな道と合流し、にわかに観光客の姿も増える。
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しばらくして滝に当たった。壮観なこの滝の名前は白糸の滝という。
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どこにでもあるとか言っちゃいけないが、まあ確かに白糸といった感じの滝だ。
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目指す瀧尾神社はこのさらに先である。瀧を過ぎたらまたにわかに静かになった。
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この鳥居、真ん中に穴が開いている。石をここに投げ、輪っかを通れば運がよくなるというのだ。鳥居保全のためか、ウレタンの球でやってくれとのことだった。やってみる。-通らない。もう一球ーだめだ。
そう言えば私は運動部でも何でもない。しかし受験生を前に落ちるとか通るとか言われちゃあ、こっちだってあきらめるわけにはいかない。おばちゃんがキャッキャ投げてるのとは違う、こちとら死活問題である。さあ。通るまで投げよう。
一投、また一投、、、通らない。畜生。
結局十分くらい悪戦苦闘してようやく通った。 -
さあ、ようやくこの山門をくぐれる。
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境内の様子。草と朱色と、閑静なのと例のペトリコールと合わさって最高だ。
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先へ進む。神聖な雰囲気が良い。水道施設の物々しい看板さえ無ければ100点といった感じである。
さて、いいところだが実は今日行きたい場所はもう一か所ある。そしてちょうど昼、そろそろそちらへ行きたい。乗る日光線の時間は、、、ちょうど25分後だ。これを逃せば50分後、結構いたい。よし、下山しよう。 -
急いでさっきの三差路を神橋のほうへ進む。思ったより細い。
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何やら香車が置かれた神社に出た。
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岩の下の仏像、雰囲気は相変わらず最高だが、先を急ぐ。ここで時間を見る・・・あと十五分だ。
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廃寺跡を抜け、走る。仕方がない、神橋からはバスに乗ろう。
…遠い。思ってたより神橋が出てこない。ン時間前に通った勝道上人の像を抜け、ようやく神橋につく
ーバスが来ない。なぜだ。反対車線を見てみる。中禅寺湖方面に車車車。そういえば今日は連休中日、バスもマヒしているらしかった。
仕方ない。駅まで二キロ、残り12分、急いで歩くしかない…!
…そういえば運動不足なのを完全に失念していた。
結局電車が出て5分後くらいに何とかJR日光駅に着いた。45分待ち確定である。
私が駅についてすぐ、バスが三台連続で通り過ぎて行った。いや間隔わい・・・・ -
その後日光軌道線の車両を見たり、軽食を食べたり、川まで出てみたりして時間を過ごした。
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出発五分前。気になっていたところがあるのでそこに向かう。JR日光駅の少し先。ものすごく古ぼけた跨線橋がある。いつのものだろうか、近くで見てみたい
…ん?
人がその上を歩いている。そう。まさかの現役だったのだ。
時間がなかったのもあってちゃんと上まではいかなかったが、なんか「撮り鉄」が湧きそうな感じの、すごい鉄鉄したいい雰囲気だった。
…いけない。また乗りそびれる前に駅に行こう。 -
次回、宇都宮ライトレール編。
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