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2020年11月、某百合子の鶴の一声で初日の出臨は運休となった。乗りたかった185系の下田に行くやつも運休になった。ええい今年こそは。

初日の出を見ようじゃないか

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2022/01/01 - 2022/01/01

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りーふ(NissanLEAF)

りーふ(NissanLEAF)さん

2020年11月、某百合子の鶴の一声で初日の出臨は運休となった。乗りたかった185系の下田に行くやつも運休になった。ええい今年こそは。

  • …寒い。<br />正月の夜明け前。気合いでたどり着いた、荻窪駅。幼少期をちょっとだけ過ごした思い出の街だが、酔っぱらいと大盛り上がりのカップルとウェイ系大学生とで大変な治安になっている。<br />今日向かうのは御岳山。終夜運転と臨時列車とを乗り継いで、初日の出を見に行く。<br />三鷹まで黄色い電車、三鷹からオレンジの電車と乗り継いで西へと向かう。<br />正月の夜中から電車に乗っている物好きなんて誰がいるのか、全員登山客かと思っていたが周りを見回してみると飲み帰りといった人たちが多かった。

    …寒い。
    正月の夜明け前。気合いでたどり着いた、荻窪駅。幼少期をちょっとだけ過ごした思い出の街だが、酔っぱらいと大盛り上がりのカップルとウェイ系大学生とで大変な治安になっている。
    今日向かうのは御岳山。終夜運転と臨時列車とを乗り継いで、初日の出を見に行く。
    三鷹まで黄色い電車、三鷹からオレンジの電車と乗り継いで西へと向かう。
    正月の夜中から電車に乗っている物好きなんて誰がいるのか、全員登山客かと思っていたが周りを見回してみると飲み帰りといった人たちが多かった。

  • 立川で乗り換え。「武蔵御嶽神社初日の出号」と銘打たれた電車に乗る。去年は三便、今年は二便になった。私が乗る電車は遅い方で、立川を3:20にでる。<br />ガラガラなんだと思っていたが、意外にも立ちが出るくらいには混んでいる。河辺で一人、拝島で一人、そして青梅でどっさりと降りていき、車内には山靴の人だけが残った。

    立川で乗り換え。「武蔵御嶽神社初日の出号」と銘打たれた電車に乗る。去年は三便、今年は二便になった。私が乗る電車は遅い方で、立川を3:20にでる。
    ガラガラなんだと思っていたが、意外にも立ちが出るくらいには混んでいる。河辺で一人、拝島で一人、そして青梅でどっさりと降りていき、車内には山靴の人だけが残った。

  • 4:06,御嶽到着。少しだけ急ぐ。この電車1編成分の乗客がそのままケーブルに流れるわけだから、大行列になりかねない。ケーブルカーの駅でご来光とかいい冗談である。

    4:06,御嶽到着。少しだけ急ぐ。この電車1編成分の乗客がそのままケーブルに流れるわけだから、大行列になりかねない。ケーブルカーの駅でご来光とかいい冗談である。

  • ケーブルカーの駅までの連絡バスに乗る。バス会社も本気の三両編成(?)だ。運良く、その1両目に乗れた。

    ケーブルカーの駅までの連絡バスに乗る。バス会社も本気の三両編成(?)だ。運良く、その1両目に乗れた。

  • バス停からケーブルカーの駅までがまた暗い。

    バス停からケーブルカーの駅までがまた暗い。

  • 滝本駅でケーブルカーを待つ。

    滝本駅でケーブルカーを待つ。

  • しばらくして、案内開始。パスモでそのまま乗れた。

    しばらくして、案内開始。パスモでそのまま乗れた。

  • ケーブルカー。空席はなかったので、立ちで向かう。

    ケーブルカー。空席はなかったので、立ちで向かう。

  • ゆっくりと加速していくケーブルカーに揺られる。機械的な一直線の登り、夜中、見ていてなんとも言いがたい不安にかられる。掴んだ手すりがキンキンに冷えていた。

    ゆっくりと加速していくケーブルカーに揺られる。機械的な一直線の登り、夜中、見ていてなんとも言いがたい不安にかられる。掴んだ手すりがキンキンに冷えていた。

  • 山上、御岳山駅に到着。ここからは徒歩で山頂を目指す。

    山上、御岳山駅に到着。ここからは徒歩で山頂を目指す。

  • 武蔵野の夜景が遠くに見える。<br />

    武蔵野の夜景が遠くに見える。

  • 夜の登山なんてそう面白味もない。あっという間に武蔵御嶽神社の敷地についた。

    夜の登山なんてそう面白味もない。あっという間に武蔵御嶽神社の敷地についた。

  • 山頂には思ったよりも人が多かった。

    山頂には思ったよりも人が多かった。

  • とりあえずおみくじを引く。勉強しなくても成績が上がるとか、金が転がり込むとかそう言うのを期待していたのだが、神は甘くない。

    とりあえずおみくじを引く。勉強しなくても成績が上がるとか、金が転がり込むとかそう言うのを期待していたのだが、神は甘くない。

  • 御岳山山頂。<br />初詣も済ませ、さて日の出はどこで見ようか。山頂はただでさえ人でごった返しているし、これからどんどん人が来るだろうことも考えると、日の出の時にはとてつもない混雑になる。日の出山まで歩くのも考えたが、もう五時過ぎ、着く前に日の出になるかもしれないことを考えるとそれは避けたい。あとここでとんでもない誤算がひとつ。家から持ってきた懐中電灯がつかなくなった。いや懐中電灯なんてどうやったら壊れるのか。電化製品とも言えないような電化製品じゃないか。<br />山頂までは舗装されてて、街灯もあることだしと高を括って、父親の山用ヘッドライトをかりずに来たのが裏目に出た。実際街灯のおかげで懐中電灯一本はちょうどよいくらいの装備になったが、山道と言われると無理である。<br />さて、どうしよう…<br />…大学生くらいの数人組が不意に脇道に入った。どーせ暇だし、ついていってみよう。

    御岳山山頂。
    初詣も済ませ、さて日の出はどこで見ようか。山頂はただでさえ人でごった返しているし、これからどんどん人が来るだろうことも考えると、日の出の時にはとてつもない混雑になる。日の出山まで歩くのも考えたが、もう五時過ぎ、着く前に日の出になるかもしれないことを考えるとそれは避けたい。あとここでとんでもない誤算がひとつ。家から持ってきた懐中電灯がつかなくなった。いや懐中電灯なんてどうやったら壊れるのか。電化製品とも言えないような電化製品じゃないか。
    山頂までは舗装されてて、街灯もあることだしと高を括って、父親の山用ヘッドライトをかりずに来たのが裏目に出た。実際街灯のおかげで懐中電灯一本はちょうどよいくらいの装備になったが、山道と言われると無理である。
    さて、どうしよう…
    …大学生くらいの数人組が不意に脇道に入った。どーせ暇だし、ついていってみよう。

  • 懐中電灯もつけずについてくる高校生一人というのははたして前の大学生軍団にどう思われていただろうか。とにかくついていったら、眺めのよい広場についた。幸いベンチも空いてることだし、座って日の出まで待とう。<br />…暇だ。<br />この暗闇で参考書なんて広げられるわけもなく、スマホだけで時間を潰すしかない。<br />暇潰し① カップヌードルを作ろう<br />荻窪で調達しておいたカップヌードルにお湯を注ぐ。やっぱりこういうシチュで食べるカップヌードルが一番うまい。<br />食べ終わったらにわかに寒くなった。お湯をこぼしたところがギラギラに光っていて、確認したら凍っていた。<br />暇潰し② 後輩に電凸しよう<br />またこんな時間から撮り鉄をしているらしい物好きの後輩に電話を掛けてみた。<br />「御岳山で日の出待ってるんだけど寒いわ。」<br />「何やってるんですか先輩」<br />正論である。<br />暇潰し③ 星を数えよう<br />ここまで来たらもう不審者だが、ふつーに星がきれいだった。<br />この辺りで、冷えが芯まで来てきつくなった。カイロ三つを貼る力業で体は温かくなったが、足がきつい。靴下二重でこれである。両足にカイロを一個ずつ追加。カイロブルジョアとなったが、これでも足の感覚が全くない。<br />やばいかもなあと思いつつ、ここまで来たんだし気合いで乗りきる。<br /><br /><br />ベンチに一人で座る私の横に、ふいにウェイ系の大学生が座ってきた。<br />「こんちわっす、日の出待ってるんですか」<br />「はい、まあ」<br />「寒いですね」<br />「ですね…」<br />こういう時、己のコミュ力の低さを思い知らされる。ザ私立文系といった感じの(失礼)こういうノリに耐えられる人間になりたかった。結局なんか気まずくなって、大学生は後方に戻っていった。

    懐中電灯もつけずについてくる高校生一人というのははたして前の大学生軍団にどう思われていただろうか。とにかくついていったら、眺めのよい広場についた。幸いベンチも空いてることだし、座って日の出まで待とう。
    …暇だ。
    この暗闇で参考書なんて広げられるわけもなく、スマホだけで時間を潰すしかない。
    暇潰し① カップヌードルを作ろう
    荻窪で調達しておいたカップヌードルにお湯を注ぐ。やっぱりこういうシチュで食べるカップヌードルが一番うまい。
    食べ終わったらにわかに寒くなった。お湯をこぼしたところがギラギラに光っていて、確認したら凍っていた。
    暇潰し② 後輩に電凸しよう
    またこんな時間から撮り鉄をしているらしい物好きの後輩に電話を掛けてみた。
    「御岳山で日の出待ってるんだけど寒いわ。」
    「何やってるんですか先輩」
    正論である。
    暇潰し③ 星を数えよう
    ここまで来たらもう不審者だが、ふつーに星がきれいだった。
    この辺りで、冷えが芯まで来てきつくなった。カイロ三つを貼る力業で体は温かくなったが、足がきつい。靴下二重でこれである。両足にカイロを一個ずつ追加。カイロブルジョアとなったが、これでも足の感覚が全くない。
    やばいかもなあと思いつつ、ここまで来たんだし気合いで乗りきる。


    ベンチに一人で座る私の横に、ふいにウェイ系の大学生が座ってきた。
    「こんちわっす、日の出待ってるんですか」
    「はい、まあ」
    「寒いですね」
    「ですね…」
    こういう時、己のコミュ力の低さを思い知らされる。ザ私立文系といった感じの(失礼)こういうノリに耐えられる人間になりたかった。結局なんか気まずくなって、大学生は後方に戻っていった。

  • 何時間たっただろうか。だんだん明るくなってきた。黒で塗りつぶされていた風景に彩りが戻っていく。

    何時間たっただろうか。だんだん明るくなってきた。黒で塗りつぶされていた風景に彩りが戻っていく。

  • 地平線にオレンジがギラめいている。

    地平線にオレンジがギラめいている。

  • 太陽が頭を出した。2022年、最初の朝だ。

    太陽が頭を出した。2022年、最初の朝だ。

  • 不意にどこかから万歳三唱が聞こえる。体が一気に温まる。太陽のありがたみを、ここまで思い知らされた時はない。

    不意にどこかから万歳三唱が聞こえる。体が一気に温まる。太陽のありがたみを、ここまで思い知らされた時はない。

  • あっという間に青空が帰ってきた。さて、下山しよう。足の冷たさがもう限界だ。初日の出を見てて凍傷とか、シャレにならない。

    あっという間に青空が帰ってきた。さて、下山しよう。足の冷たさがもう限界だ。初日の出を見てて凍傷とか、シャレにならない。

  • 行きに少しずつ乗ってきた人たちが一斉に下山するんだから、ケーブルカーは大変な行列だった。仕方がないので、歩いて降りる。

    行きに少しずつ乗ってきた人たちが一斉に下山するんだから、ケーブルカーは大変な行列だった。仕方がないので、歩いて降りる。

  • 途中ケーブルカーの線路をくぐった。こんな急坂を上っていたのか。<br />つづら折りの道を小走りで降りて、バスに乗り込む。暖房が有り難すぎた。

    途中ケーブルカーの線路をくぐった。こんな急坂を上っていたのか。
    つづら折りの道を小走りで降りて、バスに乗り込む。暖房が有り難すぎた。

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