2021/07/12 - 2021/07/12
22位(同エリア1464件中)
BTSさん
ご覧いただきありがとうございます。
新企画!
今回は3泊4日で立山連峰のすそ野に広がる富山平野を走る富山地方鉄道(通称:地鉄)のレトロな駅舎や気になる駅「44駅(鉄道線:38駅と富山港線:6駅)」を取材します。久々の乗り鉄旅なので気合が入ります。(笑)
<行程>
・初 日…北陸新幹線と富山地方鉄道「富山港線」を取材。
・2日目…富山地方鉄道「立山線」と「上滝線」を取材。
・3日目…富山地方鉄道「本線(宇奈月温泉)」を取材。
・4日目…???
もちろん、温泉やご当地グルメも取材します。
初日後半は、富山地方鉄道・富山港線を取材しながら日方江(ひがたえ)温泉で疲れを癒し、風呂上りは富山駅構内にある「白えび亭」で富山湾の幸「白えび・ホタルイカ」と日本海で水揚げされた「ブリ」をいただきます。
※表紙…富山湾の宝石「白えび」と銘酒「立山」(白えび亭)
<関連旅行記>
■[レトロな駅舎を巡る旅 初日:前編]北陸新幹線で富山へGO!旅のお供に東京駅弁のロングセラー「チキン弁当」
https://4travel.jp/travelogue/11761252
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
【前編・振返り】
■東京駅
北陸新幹線「はくたか565号(13:24発)」で富山へ向かいます。
緊急事態宣言発出中のため東京~長野駅間は乗車率20%割れ、長野~富山駅間は10%を割っていました。※私が乗っていた8号車(定員100席)ベース。 -
【前編・振返り】
旅のお供は、1964年(昭和39)10月1日、東海道新幹線(東京~新大阪駅間)開業に合わせ発売された「チキン弁当(900円)」をチョイスしました。景色を眺めながらいただく駅弁は最高です。(定番の味です) -
【前編・振返り】
■富山駅
15:56に着きました。(東京駅から2時間32分)
本日から3泊お世話になる「東横イン富山駅新幹線口2」でチェックインを済ませます。 -
チェックイン後は、富山地鉄乗車券センターで2種類のフリーきっぷを購入し、富山地方鉄道・市内電車(軌道線)の乗り場へ向かいます。
富山駅 駅
-
市内電車(軌道線)の乗り場は、北陸新幹線・JR高山本線・あいの風とやま鉄道線の高架下に垂直で交わるようにあります。正式名は「富山駅停留場」です。
-
■富山駅停留場
3面2線となっています。 -
乗車ホームは5ヶ所、降車ホームは3ヶ所あります。
平日は午前7時から8時にかけて1~3分ヘッドで電車が発着し、殆どが富山駅折返しとなります。これから乗る「富山港線・岩瀬浜行(⑧乗り場)」は、朝ラッシュ時で1時間に6本、日中は15分ヘッドとなっています。 -
富山港線は各路線(富山大学前・南富山駅前・環状線)からの車両が乗り入れます。
-
ホームとホームの間には構内踏切(自由通路が正しいでしょうか)があります。遮断機は設置されていません。
-
電車が接近すると赤色のLEDと警告音で知らせます。(感動!)
20~30分眺めていても飽きないかも…(笑) -
イチオシ
赤色のLEDが綺麗ですね~夜になるともっと綺麗なことでしょう。
勝手ではございますが、「地鉄のエレクトリカルパレード」と命名させていただきます。(笑) ※地鉄…富山地方鉄道の通称
間もなく私が乗る岩瀬浜行が来ます。 -
ホームには大勢の旅客が並んでいます。
市内電車(軌道線)は、「中乗り・前降り(中扉から乗車し、前扉から降車)」となっています。
16:45 富山駅停留場を発車しました。 -
先ほど富山地鉄乗車券センターで購入した「市内電車・バス1日ふりーきっぷ(650円)」の出番です。
■市内電車・バス1日ふりーきっぷ
市内電車(軌道線)とバス(富山駅前から280円区間)が1日乗り放題です。
<参考>
※一乗車…210円(全線運賃均一)
※市内電車(軌道線)の車内でも購入可。
・市内電車・バス1日ふりーきっぷ
https://www.chitetsu.co.jp/?p=1002 -
■富山港線の歴史
・1924年(大正13)富岩鉄道・富山口~岩瀬港(現岩瀬浜駅)駅間を開業。
・1927年(昭和2) 富山~富山口駅間を開業。(当初は貨物のみ)
・1941年(昭和16)富岩鉄道が富山電気鉄道(現富山地方鉄道)へ譲渡。
※譲渡と同時に「富岩線」と命名
・1943年(昭和18)国有化され「富山港線」へ改称。
・2006年(平成18)3月 JR(国鉄)富山港線が廃止。
・2006年(平成18)4月 富山ライトレール(三セク)による運行開始。
※一部区間を新ルートで運行
・2020年(令和2) 2月 富山地方鉄道が富山ライトレールを吸収。
※77年ぶりに富山地方鉄道へ戻る
・2020年(令和2) 3月 市内電車(軌道線)と相互直通運転開始。 -
富山港線は距離が短く、15分間隔の運行なので行き当たりばったりの取材です。※散策ダイヤ(箱ダイヤ)は取材後に作成しました。
明日から2日間は、運行本数が少ない中で取材をするため、事前に散策ダイヤ(箱ダイヤ)を作成しています。この散策ダイヤのデキが凄いんです。自分でも惚れ惚れしてしまいます。(笑) -
16:52 奥田中学校前駅に着きました。(富山駅から7分)
■T100形
愛称はサントラム。
3車2台車による連接車となっています。
・全長:16.3m 定員:74名 2010年導入奥田中学校前停留場 駅
-
先ほど乗車した富山駅は「停留場」でしたが、奥田中学校前は「駅」となります。この駅は「軌道」と「鉄道」の境界となっています。※詳しくは、次のコマで説明します。
<富山港線>
・富山駅~奥田中学校前間…「軌道」
・奥田中学校前~岩瀬浜間…「鉄道」 -
2006年3月まではJR西日本が富山港線(黄色線:全線が鉄道)の運行していました。その後、富山ライトレール(三セク)へ移行、将来を見据えて富山駅南側を走る市内電車(富山地方鉄道・軌道線)と相互直通運転をするため一部区間を軌道ルート(路面区間)に変更しました。奥田中学校前駅は、2006年に富山ライトレールへ移行時に開業しました。
-
奥田中学校前駅構内(富山駅寄りから)一枚。
-
上り線(富山駅方面)に設置されている軌道用信号機(左)と表示灯(右)です。ちなみに「(赤)×」は出発停止を示しています。
表示灯(右)は、奥田中学校前駅~富山駅停留場間で複線と単線区間が混在するため先行列車や対向列車の位置を示すものとなっています。
撮影はしていませんが、下り線(岩瀬浜方面)の出発信号機は、2灯式(赤・緑)の鉄道用信号機(保安装置:ATS)となっています。※ATS…自動列車停止装置 -
ホームから富山駅方向を一枚。
軌道区間(路面区間)に入るため線路は大きく右にカーブしています。富山ライトレールへ移行するまでは直線でした。廃線区間の一部は歩道となっています。 -
上り線(富山駅方面)に設置されている軌道用信号機に付随する表示灯(右)を見ると下り列車(岩瀬浜行:黄色の逆三角形)が来るようです。真ん中に表示している「セ」は調べてみましたが分かりません。多分「接近」だと思いますが…ご存知の方がいらっしゃいましたらご教授ください。
奥田中学校前駅の取材を終え、次の駅へ向かいます。 -
17:07 岩瀬浜行が到着しました。
先ほどとは違う車型です。
■TLR0600形
愛称はポートラム。
2車体連節低床式となっています。
富山ライトレール(三セク)時代の車両です。
・全長:18.4m 定員:80名 2006年導入 -
17:14 城川原(じょうがわら)駅に着きました。(奥田中学校前駅から7分)
1924年(大正13)に開業。
今の駅舎は2006年(平成18)富山ライトレール開業に合わせて建てられました。城川原停留場 駅
-
ポートラム(右:TLR0600形)とセントラム(左:9000形)のツーショットを一枚。
城川原駅は、1924年(大正13)の開業当初から車庫や変電所などがあり、富山港線の要駅となっており、JR時代までは唯一の交換可能駅でした。
■9000形
愛称はセントラム。
2車体連節低床式となっています。
富山市所有の車両です。
・全長:18.4m 定員:80名 2009年導入
これで富山港線へ乗り入れる全車種を撮影しました。
・TLR0600形(ポートラム)…8編成 元・富山ライトレール所有。
※2020年に富山地方鉄道へ譲渡
・T100形(サントラム)…4編成 富山地方鉄道所有。
・9000形(セントラム)…3編成 富山市所有。 -
城川原駅では上り列車との行き違いと乗務員交代がありましたので2分ほど停車したでしょうか、おかげで奥田中学校前駅から乗ってきた車両に乗ることができました。(後に功を奏するのでした)
-
17:21 東岩瀬駅に着きました。(城川原駅から6分)
富山港線で唯一、1924年(大正13)開業当初の駅舎が残っています。現在の駅は上りホーム(富山駅方面)が旧駅舎の真向いに、下りホーム(岩瀬浜方面)は踏切を挟み旧駅舎と同じ並びにあります。(めちゃ感動します)東岩瀬停留場 駅
-
イチオシ
■東岩瀬駅
・1924年(大正13)富岩鉄道「越中岩瀬駅」として開業。
・1950年(昭和25)東岩瀬駅に改称。
※同時に北陸本線・東岩瀬駅を東富山駅へ改称
・2006年(平成18)3月1日 JR富山港線廃止。(駅舎使用停止)
・2006年(平成18)4月29日富山ライトレールの駅として開業。
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※東岩瀬駅は、BTS presents「King of the retro(レトロの中の最強)」にノミネートされました。果たして、どの駅が受賞するでしょうか、全線取材後に発表します。 -
駅舎内は誰でも入れます。
休憩所と若瀬地区の老人が交流するサロンになっており、、カラオケ設備もあるとのことです。 -
イチオシ
旧ホーム側から一枚。
駅名標のフォントは昭和初期から中期でしょうか、「し」の書体が目を引きます。 -
イチオシ
東岩瀬駅から線路脇を歩きながら隣駅へ向かいます。
-
7分ほどで富山競輪場(1951年開設)に着きました。
今日は開催日でしたが、既にレースは終わっています。もう少し早く富山入りしていたら間違いなく車券を購入していたことでしょう。(笑) -
■競輪場前駅
駅舎入口の頭上には競輪のシンボルがデザインされています。窓は無く、出札窓口が残っています。JR西日本時代は開催日のみ出札窓口で切符を販売していました。
・1959年(昭和34)競輪場前仮乗降場として開業。
・1987年(昭和62)臨時駅に昇格。
※国鉄・JR時代は開催日のみ旅客扱い
・1993年(平成5) 待合室の改築工事が完了。
・2006年(平成18)富山ライトレールへ移行後は駅に昇格。競輪場前停留場 (富山県) 駅
-
富山港線の取材も終盤を迎えました。
17:39発(TLR0600形:ポートラム)に乗り、終点・岩瀬浜駅へ向かいます。 -
17:41 岩瀬浜駅に着きました。(競輪場前駅から2分)
富山ライトレールへ移行時にホームは低床ホームに改築され、富山港線とバスの乗換がスムーズかつバリアフリーとなっています。後にこのバスに乗ります。岩瀬浜停留場 駅
-
開業当初は200m先に岩瀬港駅(現・岩瀬浜駅)がありましたが、延伸計画が中止となり現在の場所に移転となりました。
・1924年(大正13)富岩鉄道・岩瀬港駅として開業。
・1938年(昭和13)岩瀬浜駅に改称。
・1939年(昭和14)現在地に移転。
・1998年(平成10)無人駅となる。
・2006年(平成18)3月1日 JR西日本の駅として廃止。
4月29日 富山ライトレールの駅として再開業。 -
富山港線の取材を終え、バスに乗り温泉へ向かいます。
富山地鉄バスが運行する「フィーダーバス(旧富山ライトレールの自動車線)」は、30分間隔で運行し、富山港線と接続をしています。あの時、城川原駅(車庫駅)で1本電車を見送っていたら、このバスに乗れませんでした。セーフ!
※フィーダーバス
幹線と接続し、支線の役割をもって運行される路線バスのこと。 -
■フィーダーバス「岩瀬・大広田・浜黒崎コース」
・運行距離:6.3km
・運行本数:平日32往復 休日18往復
・所要時間:14分
・運 賃:210円(均一)
<乗り継ぎ割引運賃>
富山地方鉄道が発行するICカード「ecomyca」または旧富山ライトレールが発行したICカード「passca」で、富山港線からフィーダーバス(その逆も)を乗り継ぐと富山港線の運賃が180円(通常210円)、フィーダバスは100円(通常210円)の280円となり、140円もお得となります。※時間制限あり
・市内電車 フィーダーバス 乗り継ぎ運賃
https://www.chitetsu.co.jp/?page_id=48043 -
岩瀬浜駅から4分ほどで日方江(ひがたえ)バス停に着きました。
-
一日の疲れを癒すのはバス停近くにある「日方江温泉」です。
駐車している車の数を見ると、それほど混んでいないようです。
■日方江温泉【富山県公衆浴場業生活衛生同業組合】
http://toyama1010.com/toyama-hikataeonsen.html -
2009年にオープン。
病院が運営している温泉(公衆浴場)だけあって清潔さが保たれています。公衆浴場なので入浴料は440円です。
地下1300mから湧き出る天然温泉(源泉温度44.1度:自家源泉)は、色が薄いコーラー色で肌がツルツルします。浴室は湯舟とサウナがあり、露店風呂はありません。 -
サッパリしたところで富山駅へ向かいます。
日方江バス停を探すも見つからなかったので一つ手前の日方江東バス停から乗車します。(少し焦りました) -
イチオシ
岩瀬浜駅に着きました。
丁度、富山駅方面行が到着するところです。岩瀬浜停留場 駅
-
駅名標とポートラム(TLR0600形)を一枚。
-
18:49 岩瀬浜駅を発車しました。
運転台に近い席をキープしました。 -
まもなく富山駅に着きます。
-
19:13 富山駅停留場に着きました。(岩瀬浜駅から24分)
-
富山駅停留場の軌道用信号機は、先ほど取材した奥田中学校前駅に比べシンプルです。
-
イチオシ
恒例儀式!
ポートラム(TLR0600形)を見送ります。 -
さぁ、お待ちかねの宴です。
もう喉はカラカラ、お腹はグーグーです。(笑)
お邪魔するのは、富山駅高架下にある「きときと市場 とやマルシェ」です。富山の名産品・特産品が勢ぞろいしています。
※きときと…富山弁で「新鮮な」という意味。
■きときと市場 とやマルシェ
https://toyama-stationcity.jp/toyamarche/shoplist.php -
今宵の宴は、元祖白えび天丼の店「白えび亭」です。
■白えび亭
・ホームページ
https://www.shiroebiya.co.jp/guidance/toyama.html
・食べログ
https://tabelog.com/toyama/A1601/A160101/16000038/ -
ただ今の時刻は19:20、東京では「緊急事態宣言」、神奈川・埼玉・千葉・大阪では「まん延防止等重点措置」が発出中のためか貸切状態です。注文は券売機で食券を購入するスタイルです。
白えび亭 グルメ・レストラン
-
■ほたるいかたまり漬け(690円)と生ビール(500円)
※お通し「ほたるいかの佃煮(無料)」です。
ほたるいか(画像右)の大きさに驚きました。
関東のスーパーで売っているものより2倍強の大きさでしょうか。
一人宴の開幕です~
「富山に乾杯!」
風呂上がりなので一気に中生を飲み干します。
また券売機に向かい生ビールを購入します。(ちょっと面倒です)
お通し「ほたるいか」の佃煮(濃いめの味)は酒の当てにもってこいですね。日本酒にメチャ合いそうです。たまり漬けは肉厚でしっかりとした噛み応えです。 -
■ほたるいか磯部揚げ(690円)
青のりが入った衣を付けて揚げてあります。
白えび万能調味塩(画像右)でいただきま~す!
イカを焼いたような香ばしさが口の中で広がります。
マヨネーズも合うかもしれません。クセになる一品です。
■ホタルイカ
かつて「マツイカ」と呼ばれていましたが、1905年(明治38)「ホタルイカ」に改名しました。
私は富山県がホタルイカの漁獲高日本一だと思っていましたが、実は兵庫県が一位でした。(汗) -
イチオシ
■白えび刺身・小皿単品(690円)と日本酒・立山(500円)
淡いピンクの白えびと富山の銘酒「立山」の組み合わせは私にとって夢の夢でした。ぞの夢が今夜実現します。(ちょっと大げさすぎでしょうか~) -
駿河湾の桜えびより若干大きいでしょうか、白えび亭の白エビは、一匹一匹丁寧に手むきしたものを使っています。(ヨダレが~)
■白エビ
「富山湾の宝石」と呼ばれています。
白エビは、他の地域でも分布しているようですが、漁業が成り立つほどまとめて水揚げされるのは、富山湾(新湊漁港・岩瀬漁港)だけです。限られた資源を持続的に利用するため、資源管理を行っており、漁期を4~11月と定めています。 -
まずは何も付けずにいただきます。
これ、ヤバすぎです。
トロリとした食感と甘さが何とも言えません。
燗をした「立山」との相性は言うまでもありません。
立山・本醸造は辛口ですが、クセが無くスイスイと飲めてしまうのが怖いですね~、どの料理にも合う日本酒です。多分、明日も飲むことでしょう。(笑)
次は極少量の醤油を垂らしていただきます。
甘さが引き立ちます。
メチャ美味すぎ!明日も明後日も注文することでしょう。(笑) -
■ブリ天丼(1190円)
〆の食事です。
白えび亭一番人気「白えび天丼(1290円)」を食べたいのですが、富山(氷見)名物「ブリ」も押さえておきたいので「ブリ天丼」を注文しました。 -
ブリ・タラの芽・赤カブの天ぷらが盛られており、目を楽しませてくれます。白えび亭のブリは日本海(富山湾以外)で水揚げされたものを使っています。
■富山湾のブリ
ブリ・白エビ・ホタルイカは「県のさかな」として指定されています。
ブリは12月から翌年の1月にかけて、シベリア寒気団とともに北海道沖から南下します。佐渡沖を通過してから約1週間後、能登半島に行く手を遮られるようにして、ブリが富山湾に入り込みます。激しい荒波を乗り越えてやってきたブリは、富山湾へたどり着く頃に最も脂が乗ります。氷見のブリが有名ですね。 -
初めていただく「ブリ天」、厚みのある身は、ホクホクとした食感で、臭みが全く無く、濃いめの醤油ダレとの相性は抜群です。これもヤバいですね。東京駅一番街にも白えび亭の支店があるので食べたいですね。ご馳走さまでした。
-
食後は「きときと市場 とやマルシェ」にある土産屋で「白えび」の菓子類を購入しました。
-
ホテルに戻り二次会です。
東横イン富山駅新幹線口2 宿・ホテル
-
明日の天気は曇りのようです。
降水確率がやや高いでしょうか、「徒歩鉄」があるので雨が降らないこと願うばかりです。 -
最高気温は30℃前後、湿度が高そうなのでムシムシとしそうです。
----------------------------------
■市内電車・バス1日ふりーきっぷのお得度
1050円(実際運賃)- 650円(フリーきっぷ)=400円(お得度)
■本日の移動距離【初日】
・鉄道… 435.5km
・バス…… 5.0km
合計 440.5km -
明日は、寺田駅から「立山線」と岩峅寺(いわくらじ)駅から「上滝線」を取材します。お楽しみに!
ご覧いただきありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (11)
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- 毛利慎太朗さん 2022/07/27 20:44:26
- 初日から富山を堪能されてますね。
- BTSさま、どうもこんばんは。
前回は富山の東横インがうーたらといいましたが、すみません、私のほうが間違ってました。
仰る通り、『東横イン富山駅新幹線口』は2018年の開業で、私が泊まったのは2014年に閉業した『東横イン Jr富山駅前』といふ名前でした。
ただ、両ホテル、町名(桜町1丁目)・番地までは同じなので、間違えても仕方ないですかねえ。
さて、今回はてっぺんから富山の名物を堪能されてるみたいですね。
まず一つは『富山ライトレール』、諸先輩方には国鉄富山港線でお馴染みで、最末期まで72系(旧型国電)が活躍されていた路線ですね(ここはAkrさまが触れてらっしゃる)
85年から475系が、01年から閑散時間帯にキハ120が投入されるなど直流路線でありながら、衰退著しいものでしたね。
富山港線時代は確か、本数も平日20本、休日18本、終電が20時台、列車間隔も昼間で2時間あくといふ有り様でしたが、ご覧のやうに富山駅前周辺は市街地を通るやうに線路を変更し、インテックや奥田中学校の通勤・通学需要を創出、粟島駅では大坂屋といふスーパーマーケットに直結、さらにさらに岩瀬浜からの二次交通に接続し、まさに『コンパクトシティ』のあるべき姿といった具合ですね。
昔は新湊大橋を渡って万葉線に接続するバス路線(海王丸パーク・ライトレール接続線)といふ乗り鉄にお勧めの路線があったんですが、21年9月に廃止となったのが悔やまれますね。
そして、温泉のあとの宴が羨ましい限りで!
ホタルイカ・ブリ・白エビと富山湾の幸を余すことなく、堪能ですか!
確かにホタルイカのたまり漬けは地元でみるものよりかなり大振りでたまげた!
それだけでなく、シロエビのプリプリも伝わってきました。
私は09年の夏に試食で昆布巻きのやつを食べて以来ですか、それを辛口の酒でしめるのはくぅー、極楽でんな。
地味な県ですが、なかなか海産物は侮れませんね。
話しはちょっと変わりますが、世界三大珍味は余り現実味でないと、ふと考えまして、『ホタルイカたまり漬・鰹の酒盗・バクライ』なんてのはいかがでせうか。
これなら日本酒が何杯でものめますね。
ー毛利慎太朗ー
- 毛利慎太朗さん からの返信 2022/07/28 16:20:36
- Re: 初日から富山を堪能されてますね。
- 追記、『駅舎の旅』と銘打ってるのに、東岩瀬の駅舎に触れるのを忘れてました。
こりゃうっかり。
岩瀬浜も似たタイプだったんですが、ライトレール移管とともに撤去されてしまったんですよね。
確かに『し』の書き方か独特、お寿司屋さんの暖簾を思い出してしまいました。
ー毛利慎太朗ー
- BTSさん からの返信 2022/07/29 07:01:35
- RE: 初日から富山を堪能されてますね。
- 毛利慎太朗さまへ
おはようございます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
富山駅近くには東横インが2店舗ありますね。
私が予約する際、毛利さんが宿泊された「東横INN富山駅新幹線口1」は、新型コロナウィルスの軽症・無症状の感染者の宿泊療養施設となっていためクローズとなっていました。
国鉄時代(jRも含む)の富山港線はバラエティーに富んだ車両たちが活躍していましたね。この頃に乗りたかったですね。特に475系に乗りたかったです。
富山市のコンパクトシティは、成功例ではないでしょうか。
富山駅で分断されていた海側(北側)と山側(南側)、富山駅高架化により富山港線と市内電車の直通運転をすることにより、特に海側の住民にとっては便利となったことでしょう。
その富山港線、全ての駅(停留所)を取材したかったのですが、時間の関係でできませんでした。粟島駅の大阪屋ショッも気にっていました。それに貨物支線の廃線跡も追いかけたかったです。
>昔は新湊大橋を渡って万葉線…
このルートは富山港線の行程を作成するときに知りました。万葉線は、元富山地方鉄道の路線でした。もしかすると、万葉線と富山港線を繋げる計画があったかもしれません。実際に富山港線側は延伸計画がありましたが、断念し今の岩瀬浜駅に落ち着いています。
富山は日本海の幸が豊富ですね。
白えびと立山の組み合わせは最強です。これだけでも富山へ行く価値があります。ホタルイカの大きさには驚きました。関東で見かけるのは半分くらいの大きさでしょうか。富山湾のエサが良いんでしょうね。
以前、東京都世田谷区に住んでいたときは、フレンチやイタリアンを食べ歩いていました。その時に世界三大珍味を制覇しました。フォアグラが美味しかったですね。
毛利さんが仰る飲兵衛三大珍味「ホタルイカたまり漬・カツオの酒盗・バクライ」、私も賛同します。どれもお酒がすすむ逸品ですね。今夜は冷酒でも飲もうかな?
BTS
-
- Akrさん 2022/07/27 08:50:21
- 富山名物しっかり押さえてますね
- BTSさま
おはようございます。
白えび刺身と立山を表紙に持ってくるあたり、BTSさまにとって相当な思い入れのある組み合わせだったのでしょう。実現してよかったですね。えびの濃厚な甘みと立山の組み合わせは至福の味なのですね。美味しそうです。そしてホタルイカに白えび天丼かと思わせて、ここでブリ天丼登場。と富山の名物をしっかり押さえておりますねえ。さすがです。あとはTagucyanさまが召し上がってた富山ブラックラーメンは一度、食べてみたいですね。
富山港線は国鉄時代に旧型国電が走っていたイメージです。大変貌じゃないでしょうか。フィーダーバスの乗り換えは対面でしかもバリアフリーというのは画期的だと思います。それにしても東岩瀬の駅舎は素晴らしい。歴史を感じる重厚な木造駅舎。これは降りてゆっくり観察してみたいですね。ノミネート上位候補じゃないでしょうか?でも、地鉄の駅も味がありますからねえ。今後の展開が楽しみな所です。
Akr
- BTSさん からの返信 2022/07/29 06:01:37
- RE: 富山名物しっかり押さえてますね
- Akrさまへ
おはようございます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
旅行記作成時、いつも表紙は悩みますね。
このシリーズは、富山地方鉄道の取材がメインですが、富山のグルメにもこだわっているので、前編は地鉄を絡めた風景、後編は富山のグルメで統一しようかと考えています。初日は、念願だった富山湾でしか水揚げしない「白えび」と富山の銘酒「立山」にしました。この組み合わせは最高でした。多分、Akrさんも納得していただける組み合わせかと思います。ぜひ訪ねてみては如何でしょうか。
〆の白えび天丼かブリ天丼は悩みました。
悩んだ挙句、富山の三大グルメを抑えておいた方が良いのかと思い「ブリ天丼」にしました。濃いタレはブリ(日本海産)との相性が良く、ご飯が進みます。酒のツマミにするのであれば塩が合うでしょうか。
国鉄時代(JRも含む)の富山港線は、バラエティーに富んだ車両が走っていたようですね。475系が富山港線を走っていたのには驚きです。今はスマートかつ洒落たトラムで運行しています。富山港線で唯一レトロな駅舎が残っているのが「東岩瀬駅」です。2年後の2024年には100歳を迎えます。駅舎の保存状態が良いですね〜次回公開する地鉄の駅舎と比べてみてください。(笑)
BTS
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- Tagucyanさん 2022/07/26 21:51:26
- フィーダーバス
- BTSさま
こんばんは
さっそく富山港線、いやライトレールに乗ったんですね。ライトレールにはフィーダーバスが2つあって、BTSさんが乗られた路線は富山市の水橋漁港まで行っている路線ですね。2年ほど前に乗りました。あの路線が通っている道は、海に沿ってずっと防風林のような林になっていましたが、その中に温泉があったんですね。まずは富山に着いた疲れを癒やすのにはちょうど良さそうですね。
その時の夕食は、私も「きときと市場とやマルシェ」でした。「白えび亭」にしようか、そのとなりの富山ブラックラーメンの「西町大喜」にしようか悩んだのですが、ブラックラーメンの方になびいてしまいました。
白えび亭、BTSさんのことですので、ビール⇒地酒⇒ホタルイカや白エビの刺身⇒お食事と、フルコース十分味わったようですね。逆にブラックラーメンの方はかなりしょっぱいですので、BTSさんだったらキツかったかも知れません。
翌日から、富山地鉄のようですね。どこをどのように巡るのか、楽しみですね。
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Tagucyan
- BTSさん からの返信 2022/07/29 05:20:28
- RE: フィーダーバス
- Tagucyanさまへ
おはようございます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
フィーダーバスは、蓮町駅を発着する「四方・草島ルート」と今回お世話になった岩瀬浜を発着する「岩瀬・大広田・浜黒崎ルート」の2路線ありますね。時間があれば終点まで乗って折り返したいと思っていました。それに岩瀬浜(海岸)を歩きたかったですね。立ち寄った日方江温泉は海岸沿いにありますが、男性用は道路側に面して浴室があるため海を眺めながらの入浴はできませんでした。
Tagucyanさんは、とやマルシェで何を食べるか迷った挙句、富山ブラックを選択されたんですね。私も富山ブラックは一度食べておきたいと思っていました。歳のせいでしょうか、さすがに白えび亭の後に西町大喜は無理ですね。
白えび亭は、富山湾の幸を存分に味わえるお店です。私がお邪魔したときはコロナの関係でガラガラでしたので、ゆっくり、静かに宴をすることができました。翌日は午前6時から取材するので深酒は控えました。
翌日は立山線を取材します。お楽しみに!
BTS
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- Tokyo 634さん 2022/07/26 18:13:50
- 今月富山港線に乗りました(笑)
- BTS様、こんにちは。
富山港線、途中下車されて各駅の様子を詳細にレポートされていて、実際に乗ったのに気づかなかったことがあるのが分かりました...
東岩瀬駅の旧駅舎、列車内からあるのは見ていましたが、中に入れるんですね!
白えび亭、気になってはいましたが、時間に余裕がなく、結構混んでいたので諦めました(泣)
自分は飛行機でお昼ごろ富山入り、路面電車乗りつぶして、世界一のスタバ行って、新湊大橋行って、翌朝早朝の飛行機で東京に帰るという超過密スケジュールだったので、あまり富山のグルメを楽しめませんでした...
学生だと金銭的にも余裕のない貧乏旅行になりがちですが(汗)、BTS様のような素敵な旅行のできる大人に早くなりたいと思います。。。
次の旅行記は富山港線の乗車記になるので、是非よければお読みいただけるとありがたいです~
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Tokyo 634
- BTSさん からの返信 2022/07/28 10:42:12
- RE: 今月富山港線に乗りました(笑)
- Tokyo 634さまへ
こんにちは〜
いつもご覧いただきありがとうございます。
一泊二日で、しかも翌日は早朝便で東京へ戻るとなるとタイトなコースになってしまいますね。旅は逃げて行かないので、社会人になったら、ゆっくりと旅をしてくださいね。そのときは私の旅行記を参考にしていただけたら嬉しく思います。
今回お世話になった富山地方鉄道は、相当前から乗ってみたいと思っていました。上手く箱ダイヤを作成すると2日間で本線・立山線・不二越/上滝線を回ることができます。次回公開する旅行記にも書きましたが、Myルールに則って箱ダイヤを作成すると意外に簡単にできます。(自分でも驚きました)
Tokyo 634さんの富山港線の乗り鉄記を楽しみにしています。
BTS
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- エヌエヌさん 2022/07/26 11:26:49
- 白エビ天丼と思いきや・・・
- BTS様
良い宴でしたね。
ホタルイカの沖漬けは何度も食べていますがたまり漬けは初めて聞きました。
刺身用白エビは以前御徒町の吉池で購入しましたが、剥くのがかなり面倒でした。
こういうのはお店で食べるのが1番ですね。
当然白エビ天丼と思っていたらまさかの鰤天丼
富山の鰤も美味いですもんね。
- BTSさん からの返信 2022/07/26 12:43:08
- RE: 白エビ天丼と思いきや・・・
- エヌエヌさまへ
こんにちは〜
早速の書き込みありがとうございます。
エヌエヌさまは、白えびを殻付きで購入され、自分で剥いたんですね〜小さいので大変だったことが想像できます。でも、苦労した分、さぞ美味しかったことでしょう。都内で白えびを購入できるのには驚きました。
白えび天丼するか、ブリ天丼にするか、迷いましたが、せっかく富山まで来たので、色々な物が食べたくてブリにしました。白えび亭で使っているブリは富山湾で水揚げされたものではなく日本海産でした。ブリと言えば、やはり氷見ですよね〜いつかブリしゃぶを食べたいと思っています。
私も「たまり漬け」は、初めていただきました。
沖漬けと違い、濃厚さ(しっかり漬け込んでであるという表現が正しいでしょうか)があるでしょうか、日本酒にピッタリな肴です。ぜひ富山へ旅をされた際には立ち寄っては如何でしょうか。
BTS
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