2021/07/12 - 2021/07/14
56位(同エリア1607件中)
BTSさん
ご覧いただきありがとうございます。
新企画「レトロな駅舎を巡る旅 富山地方鉄道編」は残り1作となりました。当初は私一人で「King of the retro(レトロの中の最強)」を決めようとしましたが、ノミネートした駅が19駅もあるため、皆さまに決めていただくのが得策かと思い、このような形でお願いすることになりました。もちろん、私も投票します。
※表紙…下段駅(立山線)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【11月12日(金)更新】
この度は多数のご投票をいただきありがとうございます。
お約束通り、11日23時59分59秒で締め切りさせていただきました。
11月13日(日)午前中に投票結果を公開させていただく予定です。 -
【11月4日(金)更新】
投票締切まで「1週間」となりました。ここで駅名を伏せて集計結果をご報告いたします。引続き皆さまからの投票をお待ちしております。
■集計結果(速報)
現在、14名(BTS投票分も含む)の方から投票をいただいています。票数については画像をご覧ください。A駅は半数以上の方が投票されています。因みに私もA駅に投票しています。 -
【11月1日(火)更新】
11月1日(火)20時現在、「13名」の方から投票をいただいています。この場をお借りしてお礼を申し上げます。 -
■投票資格:どなたでもOK!
■投票方法:お一人さま『3駅(順位付け不要)』を選び、必ず『メールを送る(上記画像を参照)』で投票をお願いします。※ネタバレ防止のため
■投票期間:2022年11月11日(金)23時59分59秒まで
■投票結果:2022年11月中旬から下旬を予定
皆さまのご投票をお待ちしております! -
① 東岩瀬駅【富山港線】
富山港線で唯一の開業当初の駅舎が残っています。
<歴史>
・1924年(大正13)富岩鉄道「越中岩瀬駅」として開業。
・1950年(昭和25)東岩瀬駅に改称。※同時に国鉄北陸本線・東岩瀬駅を東富山駅へ改称。
・2006年(平成18)3月1日 JR富山港線廃止。(駅舎使用停止)
・2006年(平成18)4月29日富山ライトレールの駅として開業。 -
※参考画像[東岩瀬駅]
2006年(平成18)まで使われていた駅舎とホームを一枚。 -
※参考画像[東岩瀬駅]
駅舎内は誰でも入れます。
休憩所と若瀬地区の老人が交流するサロンになっており、、カラオケ設備もあるそうです。 -
※参考画像[東岩瀬駅]
旧ホーム側から一枚。
駅名標のフォントは昭和初期から中期でしょうか、「し」に目が行きます。 -
② 下段駅【立山線】
開業当初の姿で残っています。
<歴史>
1936年(昭和11)開業。 -
※参考画像[下段駅]
改札口の床面では木製ラッチ跡(四角形)を確認することができます。 -
※参考画像[下段駅]
木製ベンチの座面部分は角が丸くなりテカリと黒光りのギャップが素晴らしいです。長年使われている証です。 -
※参考画像[下段駅]
良い眺めです。これぞ「ザ・レトロ」です。 -
③ 横江駅【立山線】
駅名看板が無ければ駅とは思えないほどの建物です。
<歴史>
・1931年(昭和6) 尖山駅(とがりやま)として開業。
・1965年(昭和40)横江駅に改称。 -
※参考画像[横江駅]
ホーム側から一枚。
レトロ臭が漂い過ぎの駅舎です。(笑) -
※参考画像[横江駅]
板壁や戸は塗装されずに当時の姿で残っています。 -
④ 千垣駅【ちがき:立山線】
屋根側面には右横書きで「千」「垣」「驛」と、一字毎に板に書かれ壁に埋められています。
<歴史>
・1923年(大正12)富山県営鉄道の終着駅として開業。 -
※参考画像[千垣駅]
立山駅方向を一枚。 -
※参考画像[千垣駅]
富山駅方向を一枚。 -
※参考画像[千垣駅]
今まで取材した駅とは違う雰囲気です。
1面1線の駅にしては駅舎の造りが不自然かな~と思い、調べたところ、かつては2面2線の駅でした。 -
※参考画像[千垣駅]
出札窓口のガラス窓や壁板も当時の姿で一部残っています。 -
⑤ 岩峅寺駅【いわくらじ:立山線・上滝線】
駅舎は、雄山神社前立社壇(おやまじんじゃまえだてしゃだん)の玄関駅に相応しい神社風となっています。
<歴史>
・1921年(大正10)立山鉄道の立山駅(岩峅寺駅付近)が開業。※現在の立山駅とは違います。
・1921年(大正10)富山県営鉄道(現 上滝線)岩峅寺駅が開業。 -
※参考画像[岩峅寺駅]
駅舎とは思えない入口。
どちらかと言えば老舗旅館や古い銭湯のような感じでしょうか、丸みを帯びた屋根は日本特有の建築技法で「唐破風(からはふ)」と言います。 -
※参考画像[岩峅寺駅]
今まで取材したレトロ駅舎は全て無人駅でしたが、この駅は有人で、明るさと温かみを感じます。
改札口の木製のラッチは、映画「剱岳 点の記(2009年公開)」の撮影用に設置されたもので、撮影後も使われています。ちなみに撮影前は鉄製のラッチでした。(映画では明治期の富山駅の設定となっています) -
⑥ 開発駅【かいほつ:上滝線】
母屋(駅舎)より大きな屋根が特徴。まるで駅舎がシャンプーハットをかぶっているように見えます。(笑)
<歴史>
・1921年(大正10)富山県営鉄道の駅として開業。
・1969年(昭和44)貨物の取扱を廃止。 -
※参考画像[開発駅]
ホームから改札口を一枚。
母屋から出っ張った仮眠室(画像右)と改札口の木製ラッチに目が行きます。 -
※参考画像[開発駅]
例のごとく出札窓口など板で覆われています。
改札窓口はアルミサッシが取付けられているので、つい最近まで有人駅だったと思われます。 -
⑦ 上堀駅【上滝線】
パステルグリーンに塗られていた駅舎は、塗装が風化しても手を加えなかったおかげで、木造駅舎がもつ木の温もりを感じる駅舎となりました。このようなレトロ駅舎は希少かもしれません。
<歴史>
・1921年(大正10)富山県営鉄道の駅として開業。
・1970年(昭和45)貨物の取扱を廃止。 -
※参考画像[上堀駅]
完璧なレトロ駅舎です。(鳥肌が立ちます)
改札口左脇に出っ張ったところ(矢印)は、おそらく列車運行(進路構成)に重要な機器類(タブレット閉塞器)が設置されていたと思われます。
■タブレット(通票)閉塞器
簡単に言えば通行手形(タブレットまたは通票)の発行器でしょうか。
この通行手形を発行するには、相手先の駅と電信や電話で打ち合わせをして、両駅の合意が必要です。通行手形が発行されると、輪っか付きの皮製収納ケース(タブレットキャリア)に通行手形を入れ、運転士に持たせます。これにより単線区間の衝突事故を防ぎます。 -
※参考画像[上堀駅]
出札・改札窓口は板で目隠しされていますが、レトロ具合が良い感じです。 -
⑧ 寺田駅【本線・立山線】
飛行機の主翼のようにも見えます。1階部分は待合室兼信号扱所で、2階部分は宿直室でしょうか。残念ながら駅舎は5年前に改修されました。今回は待合室兼信号所が当時の姿で残っていたのでノミネートしました。
<歴史>
・1931年(昭和6) 富山電気鉄道の駅として開業。
・2016年(平成28)開業当初の駅舎を改修。 -
※参考画像[寺田駅]
中に入ることができません。
覗いてみると、木製ベンチがあり、石油ストーブや除雪用具が置いてあります -
※参考画像[寺田駅]
信号扱所には信号卓(※)などが残っています。
※信号卓
線路配線図上に配置されたボタンあるいはスイッチ(信号てこ・電気てこ)を操作することで、信号機(出発信号機・場内信号機)や転てつ器(ポイント)が作動し、進路を構成します。 -
※参考画像[寺田駅]
駅舎は2016年に改修、駅名は右横書きとなっています。 -
⑨ 西魚津駅【本線】
和(木造)と洋(コンクリート)が融合した駅舎、当時はハイカラだったことでしょう。屋根を支える柱の土台は、釜ヶ淵駅(立山線)と同じ構造となっています。
<歴史>
・1936年(昭和11)富山電気鉄道の駅として開業。 -
※参考画像[西魚津駅]
駅舎入口にある駅名は右横書きで、独特なフォントの「魚」は可愛らしいです。 -
※参考画像[西魚津駅]
状態が良いですね~
開業当初(築85年)の姿で残っています。
当時にタイムスリップした感じです。 -
※参考画像[西魚津駅]
昭和初期のレトロが漂う待合室。
出札窓口の右脇にある木製ベンチが良い感じです。 -
※参考画像[西魚津駅]
出札口は右横書きとなっています。 -
⑩ 浜加積駅【はまかづみ:本線】
レトロ具合が何とも言えません。駅舎は開業当初のものです。(築86年)
西魚津駅のように屋根を支える柱の土台はモダンなコンクリート製となっています。西魚津駅に比べ「和」がメインとなった駅舎です。
<歴史>
・1935年(昭和10)富山電気鉄道の駅として開業。 -
※参考画像[浜加積駅]
ホームから眺めます。
駅舎と言うよりも、小さな漁師町で見かける寂れた建物でしょうか。 -
※参考画像[浜加積駅]
階段を下りて駅舎内へ向かいます。
木製の階段手すりは改修されています。 -
※参考画像[浜加積駅]
改札窓口は完全に板で覆われており、通路はチョッと狭そうな感じです。木製のラッチ扉がシブすぎ! -
※参考画像[浜加積駅]
出札窓口には切符や釣銭を渡す台(丸印)が残っています。 -
⑪ 早月加積駅【はやつきかづみ:本線】
一部改修されていますが当時の姿で残っています。
駅入口(車寄せ)の柱は、上部が細く、中部は太く、下部(土台)は若干細くなっています。この構法は「エンタシス(胴張り)」と言い、ギリシャ「パルテノン神殿」や奈良「法隆寺」で用いられています。
<歴史>
・1950年(昭和25)開業。 -
※参考画像[早月加積駅]
珍しい造りですね~
構内踏切を渡り終えると、二重構造の出入口となっています。 -
※参考画像[早月加積駅]
まるで映画のセットのような改札口、木製ラッチや着札箱に惚れ惚れします。 -
※参考画像[早月加積駅]
出札・改札窓口は完全に板で覆われていますが、当時の雰囲気を感じることができます。改札口の頭上に何かありますね~(矢印) -
※参考画像[早月加積駅]
レトロな発車案内板を発見!(現在は使われていません)
早月加積駅は2面2線の相対式ホーム(一線スルー方式)で、列車の発着が変則なので発車案内板が設置されていました。 -
⑫ 電鉄石田駅【本線】
上滝駅(上滝線)と同様に柱などに1cm角のタイルを使用しています。
<歴史>
・1937年(昭和12)石田第二信号所として開設。
・1940年(昭和15)富山電気鉄道の電鉄石田駅として開業。
・1958年(昭和33)駅舎を改築。 -
※参考画像[電鉄石田駅]
ホームから改札口を一枚。 -
※参考画像[電鉄石田駅]
今は柵の一部として使われている鉄パイプ製のラッチ、構造(正面に構内踏切)から推測すると集札口(出口専用)だと思われます。 -
※参考画像[電鉄石田駅]
出札窓口と改札窓口は一部板で覆われていますが、当時の姿を確認することができます。いつ開催されたかは不明ですが、出札窓口の上部には「キグレ大サーカス」のレトロなお知らせ板も目隠しに使われています。 -
⑬ 経田駅【きょうでん:本線】
石田港駅(黒部鉄道)時代を含め築90年余、富山地方鉄道の中では最古参の駅舎ではないでしょか。
<歴史>
・1936年(昭和11)富山電気鉄道の駅として開業。
・1940年(昭和15)廃止が決まった富山電気鉄道・石田港線の石田港駅(1930年に黒部鉄道の駅として開業)の駅舎を解体移築し、現在の駅舎となる。 -
※参考画像[経田駅]
ホームから駅舎を結ぶ通路には屋根が無く長閑さを感じます。これで鶏(にわとり)が数羽いたら古民家の庭先という感じでしょうか。 -
※参考画像[経田駅]
改札口(入口)と集札口(出口)に分かれています。
擦り減った木製ラッチ(改札口)と他駅に比べ細めの錆びた鉄製ラッチ(集札口)が良い感じです。 -
※参考画像[経田駅]
広々とした待合室。
一部改修されていますが、木製の窓枠が何とも言えません。 -
⑭ 東三日市駅【本線】
ひな壇の上に駅舎があるような感じです。
このコンクリート製の階段もレトロさを演出しています。
<歴史>
・1922年(大正11)黒部鉄道の駅として開業。
・1953年(昭和28)駅舎の改築。
・1959年(昭和34)再び駅舎の改築。 -
※参考画像[東三日市駅]
改札口付近の床面を見ると、鉄パイプ製のラッチが二つ、改札外(待合室側)は模様が付いたタイル、改札内(ホーム側)はレンガ製タイルだったことが確認できます。また改札口頭上には「定期券拝見」の木製黒看板(矢印)が掲出してあります。 -
※参考画像[東三日市駅]
出札窓口や改札窓口を見ると有人駅かと思いがちですが、現在は無人駅のようです。いつかは全てが板で覆われてしまうことでしょう。 -
※参考画像[東三日市駅]
屋根部分の壁にはローマ字表記の駅名跡が微かに確認できます。富山地方鉄道ではローマ字表記の駅名は数駅しかないと思われます。 -
※参考画像[東三日市駅]
正面口には、金属製の駅名が一文字ずつ取り付けてあります。1959年(昭和34)の改築時のものでしょうか。 -
※参考画像[東三日市駅]
踏切道から一枚。 -
⑮ 電鉄黒部駅【本線】
駅舎とは思えない立派な建物で、一見すると役場でしょうか。(笑)
斬新な車寄せ(駅舎入口)は西洋の建築技術を導入したのでしょうか。
<歴史>
・1922年(大正11)黒部鉄道・三日市駅(現・黒部駅)~下立駅間の開通に伴い「西三日市駅」として開業。※黒部駅…あいの風とやま鉄道(旧北陸本線)
・1936年(昭和11)富山電気鉄道(現・富山地方鉄道)が魚津駅(現・新魚津駅)~西三日市駅間を開通させ、富山電気鉄道と黒部鉄道の接続駅となる。
・1943年(昭和18)富山県内の全鉄道会社が富山電気鉄道を中心とする富山地方鉄道(地鉄)に統合、後に電鉄富山駅から宇奈月温泉駅まで直通運転を開始。
・1951年(昭和26)現駅舎竣工。同時に電鉄桜井駅に改称。
・1969年(昭和44)電鉄桜井駅~黒部駅間の黒部支線が廃止。
・1989年(平成元年)電鉄黒部駅に改称。 -
※参考画像[電鉄黒部駅]
駅舎は1951年(昭和26)に建てられていますが、駅舎内は近代的に改修されています。 -
※参考画像[電鉄黒部駅]
ホームから改札口を一枚。
正面口(斬新な車寄せ)も立派ですが、改札口側も凝った建築となっています。 -
⑯ 浦山駅【本線】
一部補修されていますがレトロ感が漂っています。線路側(画像右)には二つの三角屋根があり、山小屋風に見えます。
<歴史>
・1922年(大正11)黒部鉄道の駅として開業。
・2021年(令和3年)ダイヤ改正により当駅始発電鉄富山行き普通列車を運行開始。 -
※参考画像[浦山駅]
出札・改札窓口は一部板で覆われていますが、当時の姿を確認できます。構造上の関係と思われますが、他の駅とは違い、駅舎の中に改札口(鉄製ラッチ)が設置してあります。 -
⑰ 舌山駅【本線】
一部アルミサッシとなっていますが、当時の姿で残っています。
<歴史>
・1922年(大正11)黒部鉄道の駅として開業。
・2010年(平成22)駅舎壁面の塗替えを行う。 -
※参考画像[舌山駅]
木造駅舎を維持するために塗装は必要ですが、なぜ水色なのでしょうか、個人的には茶系が木造駅舎には合うと思うのですが…(謎) -
※参考画像[舌山駅]
出札窓口は板で覆われていますが、改札窓口は当時の姿で残っています。無人駅と分かっていても、今にも駅員が窓口を開けて改札を始めそうな雰囲気を感じます。 -
※参考画像[舌山駅]
踏切道から宇奈月温泉方向を一枚。
補修されていますが、駅舎側の構内踏切用の階段が良い感じです。 -
⑱ 内山駅【本線】
ホーム側は当時の姿(木造)で残っていますが、道路側はトタン板で改修されています。
<歴史>
・1923年(大正12)黒部鉄道の駅として開業。 -
※参考画像[内山駅]
上りホームから一枚。
駅舎左側が待合室、右側が事務室となっています。 -
※参考画像[内山駅]
木造駅舎や縦型駅名標はレトロ臭が漂っています。 -
※参考画像[内山駅]
出札窓口脇には伝言板が設置されています。(珍しい~) -
※参考画像[内山駅]
【おまけ】
駅舎から離れたところにレトロなトイレがあります。私も利用させていただきましたが、きちんと清掃されています。外壁はトタン板ですが内壁は板張りです。ちなみに汲み取り方式(ぼっとん便所)ですので、「大」の方はお釣りにご注意を!(笑) -
⑲ 東新庄駅【本線】
菱形のァサーフドはインパクト大ですね。※ファサード…建築物正面部のデザイン。
<歴史>
・1931年(昭和6)富山電気鉄道の駅として開業。 -
※参考画像[東新庄駅]
出札窓口の木枠がレトロで良いですね~東新庄駅は平日のみ午前7:00 ~ 9:00まで駅員が常駐します。 -
※参考画像[東新庄駅]
かつて集札口(出口専用)だったと思われる屋根上にはローマ字表記の駅名が残っています。 -
ノミネートした19駅をご紹介いたしました。
皆さまのご投票をお待ちしております。
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