2022/05/07 - 2022/05/12
803位(同エリア1746件中)
令和さん
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今回の旅行は「立山」目的が主体である。
立山は室堂の三連泊を中心に、福岡からの往復。
福岡県人には、別府には気が向いた時に一泊でひょいひょい行ける -いや日帰りも当然ながら範囲- だが、立山は、遠き、遠き、憧れの地。
よって、三泊は悪天候でも悔いを残さぬ為!
しかもさらに経由地として、前後に一泊ずつ追加。自分には思い切った日程をみて、気分は海外的国内旅行であった。
5/7(土) 信濃大町 一泊
5/8(日)~5/11(水) 立山・室堂 三泊
5/11(土) 宇奈月温泉 一泊
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※このページは2022年5/8後半の旅行記です
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- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
へっ、人、多い…。
『室堂』の駅は、アルペンルートの他の駅に比べて、様々な用事の人で溢れている。
スキー板やスノースケートの板、でっかすぎるリュックを背負った人とか。
そう、今までは観光客の私達はすっかり「雪山見に来ました」のシニア層に同化し、きっと同じ色をしていたのだ。
でもこの『室堂』では、私達の色ではない、「スノースポーツ」や「雪山登山」の真剣武装をした、きっと汗の匂いのするお兄ちゃん族が居た。
室堂の駅の上、階段を一階分上がるだけで、ホテル立山には到着する。
これがこのホテルの第一の魅力で、ホテル滞在客のみが入れる自動ドアから一歩ずつホテル窓口に近づくにつけ、先程までの雑踏を忘れる。室堂駅 駅
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チェックイン時刻にはずいぶん早かったので、お昼12時に着いた私たちは、手続きだけ済ませ、前もって送っていた荷物を出してもらい、トレッキング用の靴等を取り出し履き替えた。
一息ついてから早速『パノラマロード』に繰り出す算段。
この日は『パノラマロード』の最終日にあたっている。三時には終わり、翌日からはもう歩けない。
なので勇んで早速のお出かけといきたいところだが、なんといっても、空腹であった。そう、『頂ベーカリー』と、もう、あったかなんてとっくに過去形の『お焼き』がそのまま手提げの中。
本当は『大観峰』にあるはずの、屋上展望台の雲上テラスで広げるつもりにしていたが、そんなスペースはついぞ見つけられず、諦めて『室堂』に来ていたのだ。
(ただ今判明!調べると、11~6月は入場不可で閉鎖とのこと。つまり7~10月だけオープンって中々狭き門なのネ)ホテル立山 宿・ホテル
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ホテル立山について、懐が深いとしみじみ思ったところ。
(まぁ、ワタシは『食べる』に関して好印象を得ると、褒めちぎる傾向がある)
それはこのホテル、人の行き来あるホテルフロントロビーの階とは別に、5Fにもずいぶん広いロビーを用意してくれていること。そこは一日、静かな心地よい空間となっている。
私はトイレついでに、目ざとくそのロビーの案内を見つけちゃって、本当に幸運だった。五階のロビー、他には誰もおらず、ソファに深く腰を下ろし、手提げに用意したランチを分け合う、広いロビーで「どれもおいし~、おいし~ね」と二人で盛り上がり、ハッピーハッピー。
「あ、虹!」と、連れが窓ガラス越しに写真を撮る。ホテル立山 宿・ホテル
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頂ベーカリーと信濃大町駅前のお焼きの美味に浸った鎮静のひとときは一時間ほど。
ホテル五階から降りて、『パノラマロード』へ向かう。
ここからは白一色の写真が続く… -
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雪の大谷の足元はアスファルト。で、雪壁を楽しむ。
パノラマロードの方は足元は雪。で、景観を楽しむ。
竹の棒を両サイドの目安にして、そこを歩く。
この竹の内側は、ある程度整備されていて、ずぼっと足が取られることは、あまりない。(あるにはある)
ゴアテックスのトレッキングシューズで臨んだが、どうもここは『防水ズック』に『ショート丈のゲイター(足元の雨除け)』で十分そうな気がした。
歩いている人々を見ると、足元カジュアル派も多い。 -
当然ながら、ひたすら「白」が続く。
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ひょっと団体さんへの説明を聞こうとしたり…
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『パノラマロード』の終点は、ちょっと雪をまたげば、『雪の大谷』に移れる。でも私たちは最終日のパノラマロードを再び歩き、ホテルへ戻った。
★。,・~~・,。☆
一般に開放されている17時までの『雪の大谷ウォーク』の終了後に、ホテル立山では、無料企画として、ロビー集合した宿泊客を対象に説明付きで『雪の大谷』を案内してくれる。
私たちはこの日、個人的に歩いた後、ホテルの部屋で荷ほどきをし、それからこの企画にも参加した。 -
『雪の大谷』雪の壁の2022年の高さは、2021年より4m高い18m。 私はてっきり、雪ブロックを積み重ねて作っていくと思いこんでいたが、自然の雪高を道路まで削る方式なのだと知る。雪の季節の終了と共に当然その高さは変わって行くが、6月の終わり頃まで、迫力ある雪の壁の間を歩く「雪の大谷ウォーク」ができるらしい。
6月終わりまで雪の壁があるってすごい。6月は私がお先に溶け切っている。地元の暑さと湿気で。ホテル立山 宿・ホテル
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こういうガイド付きツアーって、半数以上の協調性型人々は別として…
●『ロックオン型』 ガイドさんをガイドするかのように、側に居続けるのがじょうずな人。(これ、案外難しい技術を必要とする)
●『KY型』(クウキヨマナイ) ガイドさんの言葉の切れ目で、ガイドさんに向かって「写真を撮ってください」と言える人(ここで、それ、お願いしますか?)
●『ぼっち型』(ヒトリボッチ) ガイドさんの話をちゃんと聞くこともあるが、基本、違うことに気を取られ、団体から離れがち。気付くと皆の姿は先にある。
三番目が、ワ・タ・シ…
家族の姿も見失っている。どんな服の色の人を探せばいいかも思い出せない。 -
五時までは片側をバスなどの車両が通るが、それ以降の立山ホテル専用タイムの私たちは、車線関係なく、縦横無尽に入り乱れて歩くの、OK!
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こういう写真を撮るには『雪の大谷』はとても良い。
一方でもっともっと引き付けられ、カメラを向けるのは、どちらかというと… -
ただの自然の光景。
ひたすら引き込まれる。 -
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今回だけは!写真をプリントしてちゃんと残そうと思った日。
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The gastronomic story at Hotel Tateyama also began on this night.
(美味なる皿のサラバンド…(^^♪)
ちなみに…
私たちから荒らされる前の、まだきれいな部屋の写真をup。ホテル立山 宿・ホテル
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バス付きでなければ、室料を抑えられるので多少悩んでの予約だったが、結局のところ、お風呂は三夜共、開放感のある大浴場と家族風呂を利用した。
部屋の小さなお風呂は保険のようなものだなぁと思う。ないと不安だが、もったいないスペースにもなる。
木製の窓扉の窓は、もう少し広ければなお嬉しかったが、雪の明るさは感じることが出来た。
私たちの部屋にはコーヒーテーブルがなく、椅子も一つだけで、部屋で飲物を飲むのに、ベッドに座らねばならなかった。とても不便!(他の部屋にはあったようだ)これは二日目の朝に、困っている旨、はっきりとリクエスト。
滞在中の部屋の掃除は不要と伝え、タオルなど無駄使いせず、歯ブラシも同じものを四日間使用。そういうできる範囲でのことは、私には不快のうちには入りはしない。
ほんのひと時、場所を貸してもらっているのだと分かっている。 でもまだ、おとなしく目立たぬ客、つまり滞在優等生への道は、道半ばであ~る。ホテル立山 宿・ホテル
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昨日松本空港について以来、とにかく晴天過ぎだ。
安曇野では夏のように暑く、
ここ室堂でも、雪景色からイメージできる感じとは違い、温度は高かった。着込んだ重装備を脱ぎ捨てたくなるような感じ。
☆。・゜。・。・゜・☆
good night ~★
(そして白い日々は翌日へと続く)
https://4travel.jp/travelogue/11757411ホテル立山 宿・ホテル
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