18切符を使って、備前市を散歩してきました。<br />画像は、講堂＠旧閑谷学校にてです。<br /><br />過去の岡山・備前市散歩記。<br /><br />岡山旅行記～2015-2 備前市編～<br />https://4travel.jp/travelogue/11049852<br /><br />岡山旅行記～2015 備前市編～<br />http://4travel.jp/travelogue/11012825<br /><br />ちょい旅～2011 岡山・備前市編～<br />http://4travel.jp/travelogue/10650716

岡山旅行記～2021 備前市編～

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2021/12/20 - 2021/12/20

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この旅行記のスケジュール

2021/12/20

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18切符を使って、備前市を散歩してきました。
画像は、講堂＠旧閑谷学校にてです。

過去の岡山・備前市散歩記。

岡山旅行記～2015-2 備前市編～
https://4travel.jp/travelogue/11049852

岡山旅行記～2015 備前市編～
http://4travel.jp/travelogue/11012825

ちょい旅～2011 岡山・備前市編～
http://4travel.jp/travelogue/10650716

エリア

備前・日生(岡山)

旅行の満足度: 3.0

観光: 3.5

交通: 3.0

一人あたり費用: 1万円未満

交通手段: JRローカル徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

●JR/吉永駅

JR/東姫路駅からJR/吉永駅まで移動してきました。
●JR/吉永駅サイン＠JR/吉永駅

18切符で大阪から岡山方面で抜ける際、何度も何度も通過したJR/吉永駅。
いつもなら、移動疲れで嫌気がさす頃（笑）なのですが、ここにも全国的に有名な観光スポットがあるので、行ってみようと思います。
●JR/吉永駅

駅の跨線橋の下にあったもの。
昔の何かっぽいですね…。
なんだろう…。
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●JR/吉永駅

平成の大合併まで存在した吉永町。
その街の中心の駅でした。
駅の開業は、1891年。山陽鉄道の駅として営業を開始しました。

吉永駅駅
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●金剛川＠寺橋から

駅の近くを流れる金剛川。
水面が鏡のようになっています。

●県道261号線沿い

道沿いに、ん？何だろう？と思う建物が出てきました。
「山陽クレー工業」さん。
●県道261号線沿い

セラミック製品を製造している会社のようです。
木で組まれた棚に商品を並べているのでしょうか？
あまり見ない風景で、面白いですね。
●南方大池＠県道261号線沿い

駅から歩いて約30分。
南方大池に到着です。
地図を見る

●南方大池＠県道261号線沿い

農業用用水のため池のようですね。
●南方大池＠県道261号線沿い

現在、改修工事中のようです。

●旧閑谷学校

そして、池から約15分。
今回の目的地、旧閑谷学校に到着しました。
駅から歩いて、約45分かかりました。
●旧閑谷学校

入場料を支払い、中へ。
●旧閑谷学校

とっても広いですね。
ちょっと天気が残念。
天気よければ、綺麗な写真が撮れそうな場所です。
地図を見る

●旧閑谷学校

旧閑谷学校。
小学校か中学校か忘れましたが、歴史の時間に習いました。

旧閑谷学校名所・史跡
イチオシ

●旧閑谷学校

ここは、日本初の「庶民の為の公立学校」です。
1670年、岡山藩主池田光政によって閑谷学校が創立されました。
それから約30年かけて、現在とほぼ同じ外観の学校をつくり上げました。

●旧閑谷学校

国宝に指定されている講堂に入ってみました。
●旧閑谷学校

初めて、この土地に来た池田光政は、「山水清閑、宜しく読書講学すべき地」と称賛されたようです。
イチオシ

●旧閑谷学校

国宝の講堂。
床までピッカピカです。
●旧閑谷学校

驚くことに、この講堂は今も使われています。
予約制ですが、ここで、「論語」の講義を受けることが出来るそうです。
このような素晴らしい環境での講義、ちょっと興味ありますね…。
●旧閑谷学校

これがその様子です。
かなりの人が講義を受けています。

●旧閑谷学校

ここは、「習芸斎」と呼ばれる講義室の一つ。
先ほどの講堂と比べるとかなり規模は小さいです。
●旧閑谷学校

ここは、飲室。
生徒の休憩室だそうです。
きっと名前の通り、水分補給でもしていたのでしょう。
●旧閑谷学校

なんて素晴らしい環境。
当時、子供たちは、この廊下をどう使っていたのでしょう。
腰掛けて、友達とおしゃべりでもしてたのかな？
走って、先生に怒られてたのかな？
●旧閑谷学校

ここは、「小斎」
1677年の建築物。
藩主が学校を訪れたときの休憩所だそうです。
●旧閑谷学校

その間取りです。
●旧閑谷学校

先ほどの「習芸斎」
表からです。
ここで行われる講義には、生徒だけでなく近くの農民も出席していたようです。
●旧閑谷学校

これは「文庫」と呼ばれる建物。
閑谷学校の教科書や参考書をおさめた倉庫です。
●旧閑谷学校

これは「火除山」
防火の目的で人工的に造られた山です。
この曲線美がとても美しくて、印象に残っています。
●旧閑谷学校

「資料館」です。
もともとは、ここには、生徒や教職員の日常生活や学習の場所としての学房（生徒の寄宿舎）などがあった場所ですが、1847年の火災により焼失してしまいました。その後、跡地に、1905年「私立中学閑谷黌」の本館として建てられました。現在の建物は、そのときのままです。
●旧閑谷学校

これが焼失する前の学房界隈の様子です。
1813年の頃です。

●旧閑谷学校

資料館の中に入ってみました。
様々な資料は、勿論、撮影禁止です。
イチオシ

●旧閑谷学校

小学生の頃を思い出しました。
僕が通っていた学校は、入学したころ、木造2階建ての校舎が残っており、そこで、週一回の学年集会が行われていました。
もう記憶は薄れていますが、歩いた時の感触や、床のきしみ方など、感覚的なものを思い出しました。今の鉄筋な校舎には無い温かみを改めて、感じました。
●旧閑谷学校

映画でも使えそうな大正感あふれる建物です。
●旧閑谷学校

閑谷学校の「石塀」
全長765mあるそうです。
300年もの歴史のある石塀。
閑谷学校のシンボルの一つにもなっていると思います。
●旧閑谷学校

そして再び講堂。
学びの場の原点とも言える場所。
数ある歴史的な建物の中でも、現代の教育に繋がるもので、非常に身近なものに感じました。
●旧閑谷学校

日本遺産にも認定されているようです。
しかも第一号。
これは、価値ありますね。
●旧閑谷学校

敷地内にある「閑谷神社」です。
●旧閑谷学校

閑谷学校の創始者、池田光政をお祀りしています。
●旧閑谷学校

こちらは神社の左隣、「聖廟」
儒学の祖、孔子の徳を称える最も重要な施設で、中央の一番高い所に建てられています。
●旧閑谷学校

講堂での「論語体験」の案内が出ていました。
毎週日曜日、14:00～14:40。
興味がある方は是非とも。

●旧閑谷学校

さて、敷地内を出ました。
立派な石塀沿いを歩きます。
●旧閑谷学校

すごく立派な一本の木がありました。
イチオシ

●旧閑谷学校

幹太く、沢山枝分かれして、葉っぱを付けて。
学びの場にとっても相応しい立派な木ですね。
イチオシ

●旧閑谷学校

「飲室門」です。
「文庫」や「飲室」に一番近い門です。
日通いの生徒が使っていたようです。
●旧閑谷学校

先ほどの「資料館」が見えてきました。
ずっと石塀が続いています。
この石塀によって閑谷学校が守られていますね。
●JR近距離切符案内板＠JR/吉永駅

さて、再び長い距離を歩いて、JR/吉永駅に戻って来ました。
西日本の幹線のJR/山陽本線。
右隣のJR/三石駅までが岡山で、それから先は、兵庫県になります。
●JR/吉永駅

ホームに出てみました。
すぐそばには、とっても大きな吉永病院がありました。
地図を見る

●JR/吉永駅

「おいでんせえ」と歓迎してくれています。
「和意谷」って書いてますが何だろう？と調べてみると、緑豊かな森林に囲まれた谷で、岡山藩主、池田光政一族のお墓などがあるそうです。

吉永駅駅