たまにはベタなサイクリング2203　　「養老鉄道サイクルトレインで、養老天命反転地と大垣を訪れました。」　　　～岐阜～

2022/03/13 - 2022/03/13

弾丸海外の旅とか、マニアックな国内の旅を好む私ですが、
たまには「ベタ」(関西芸人がいうところの定番中の定番の意)
なサイクリングを楽しむことがあります。
今回は、岐阜県の「養老鉄道サイクルトレインで、養老天命反転地＆大垣」を紹介します。
youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCNr4mIN6HdURGFu03WUrSpA

★ベタなサイクリングシリーズ

7時間で走破したしまなみ海道（愛媛＆広島）
https://4travel.jp/travelogue/11687226
5時間で走破したとびしま海道（広島＆愛媛）
https://4travel.jp/travelogue/11722276
途中で断念したつくば霞ヶ浦りんりんロード（茨城）
https://4travel.jp/travelogue/11732270
水間鉄道サイクルトレイン＆はりはり鍋＆ガッチョ料理（大阪）
https://4travel.jp/travelogue/11738917
伊賀鉄道サイクルトレイン＆四日市とんてき＆台湾まぜそば（三重＆愛知）
https://4travel.jp/travelogue/11739837
ことでんサイクルトレイン＆讃岐うどん（香川）
https://4travel.jp/travelogue/11742207
レンタサイクルで下津井電鉄廃線跡“風の道”（岡山）
https://4travel.jp/travelogue/11742445
養老鉄道サイクルトレインで、養老天命反転地＆大垣（岐阜）
https://4travel.jp/travelogue/11742960

エリア 養老(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は青春18きっぷで京都から東へ向かいたいと思います。

ローカル列車を米原で乗り継ぎ、

伊吹山を左手に見て、

やってきたのは大垣です。

大垣といえば往年の「大垣夜行」や「ムーンライトながら」の起終点として名高いですが、街歩きをした記憶はあまりありません。

JR駅に隣接している養老鉄道大垣駅より、

1駅となりの西大垣を目指します。

以前は近鉄養老線として運営されていましたが、2007年10月1日より養老鉄道として経営分離されました。

ということで西大垣で下車します。

本社や車両基地があり、駅員が常駐している駅です。

周囲には電子部品や化学メーカーが並びなかなか壮観です。特にイビデンという企業の本社や工場が目立ちますが、年間売上3,000億円を超える東証一部上場企業ということをこの日初めて知りました。

この西大垣駅では、

大垣市によるレンタサイクルがなんと無料で利用できます。

大垣市内10か所にステーションがあり、もっと大垣駅に近い場所でも借りることができます。

さて、この後はサイクルトレインに乗車します。

養老鉄道では全線(揖斐～桑名）にわたって、平日は9～15時の間で、土休日は終日自転車を電車内にそのまま持ち込むことができます。

サイクルトレインは1998年から実施されており、地元住民にもかなり浸透しているようです。

この列車にも自転車を持ち込んだ乗客が5名いました。

私以外の4人は美濃高田で下車しましたが、私は養老で降りることにします。

養老の滝を含む養老公園の玄関口で、

滝の水がお酒になったという伝説の地でもあります。

早速養老公園に向かって出発しますが、

駅からずっと上り坂で、ママチャリではかなりキツそうです。

こども園の前にあった、

銅像と滝で養老の滝に行ったことにしますw

で、隣接する「養老天命反転地」へ。

荒川修作とマドリン・ギンズという美術家による公園で、

開園は1995年で、開園当初に訪れたことがあります。

『極限で似るものの家』と『楕円形のフィールド』の2つの作品を回遊し体験するモダンアートとのことですが、

『極限で似るものの家』は、建物内の机や壁・天井がバランスを考えず配置されており、

そもそもその不安定さを体験するのがこの施設の売りではあります。

中は迷路のようになっているだけではなく、

地面もかなり起伏があり注意が必要です。

以前訪れた際、友人が足を捻挫したくらいなので、

今回もおそるおそる歩いてゆきます。

「楕円形のフィールド」が見えてきました。

床面がいつの間にか壁に変わるなど不思議なつくりです。

やはり起伏や斜面が多く、おぢにはなかなかきついです。

特に壁の上に作られたこの通路ですが、

長い距離を歩かされたのにも関わらず最後は行き止まりになっており、

なかなか油断がなりません。

1時間ほど楽しんで、今度は県道を大垣方面へ。

養老町の中心部に近い美濃高田駅より、

サイクルトレインに乗車します。

美濃高田で自転車6台が下車、代わりに3台が乗車し、

西大垣まで戻ってきました。

自転車を返却し、水の都といわれる街をぽくぽく歩きます。

大垣駅へ向かう途中に神社がありました。

大垣八幡神社です。

湧き水が沸いており、次から次へと水を汲みに市民がやってきます。

大垣市内には24か所の湧き水があるとのことでした。
これにて、今回のサイクルトレインの旅は終了です。