2024/11/09 - 2024/11/09
2位(同エリア198件中)
morisukeさん
- morisukeさんTOP
- 旅行記169冊
- クチコミ2件
- Q&A回答0件
- 863,948アクセス
- フォロワー444人
オッサンネコです。
ドリームコア(Dreamcore)
2010年代後半から、ネット上で自然発生的に生まれたカルチャー。
あたかも夢の中にいるような、ぼんやりとした幻想的な世界観であり、
誰もが持つ夢の記憶や感覚を共有する場として、今も進化を続けています。
そんな折、TikTok上でとある遊園地の動画が投稿されたところ、
「ここ、夢で見たことある!」
「行った事ないのに、知ってる気がする…」
というような投稿が相次ぎ、まるで都市伝説的な広がりまで発展したシマツ。
その遊園地、「養老ランド」と云ふ。
其れを実際に体験したレトロ好きの同士は語る、
昭和から時間が止まったまま動き続ける、現役の珍スポットだと。
否、アレは昭和の家族旅行をそのまま切り取ったような遊園地だと。
そんな現実と夢の境界が曖昧な場所があるのなら、行かねばならぬでしょう…。
果たして、ドリームコアが生き続ける「養老ランド」とはどの様な箱庭なのか?
その時の記録です。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
どうもどうも、オッサンネコことモリネコです。
養老天命反転地でヒャッハーした後のお話。
お次はレトロフリークが集う、ザ・昭和の匂いが漂う養老ランドへ。
養老ランドは昭和テイストの面影がそのまま残っており、
タイムスリップしたような場所として近年SNSでも話題になってますぅ。
それでは気合い入れて、行ってみましょう (*‘∀‘)♪ -
こちら、現在は封鎖されている東入園口。
セピアにしてみたら、怪しいくらいレトロ感が出とるのぅ (*´ロ`) -
こちらが正規の入り口なのである。
なぜ、わざわざ「YORO LAND」と英語表記にしたのかは謎…。
この先の窓口で入場券を購入。大人はおひとり様600円なり。
YORO LANDでは、乗り放題というパッケージはないらしく、
園内のアトラクションに乗るには都度料金を払うシステムになってます。
まぁ対象年齢に制限はないのですが… やはり家族連れが多いので、
おっさんがソロで潜り込むにはそれなりに気を遣うのであります。
なので、今日のわたすは置いてかれたお父さんと自己暗示をかけまして、
ちょっと準備してたら先に行かれちゃったよ~ 的なノリで行きますぞ。
ドジなお父さんのオーラが出ているのを確認してから突撃です (`∀´*) -
入園直後の室内エリアにて、最初に現れるアトラクションたち。
………( ゚Д゚)………。
キタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━ッ!!
1回10円んんん! 最初からグイグイ攻めてくるぞ、養老ランド…。 -
お隣にはメリーゴーラウンド。
まさに遊園地のテッパン中のテッパン。
乗車賃は破格の200円…
ボタンを押せば係員が走ってくるというアナログなシステム…
完璧である (σ゚∀゚)σ -
それでは「YORO LAND」のお外を探検しに行きましょう。
楽しそうなアトラクションに心がはずむ。ポヨンポヨン。 -
まずはコチラ、アストロジェットというアトラクション。
このスペースシャトルみたいなやつがクルクル回る。
ワンライド200円だが現在はメンテナンス中。
乗ったけどないけど、なんか無性に懐かしい ( ゚Д゚) -
イチオシ
これも懐かしい…。
業界的にはこういうのを総称して「キディライド」と呼ぶようですね。
コレは多分1984年HOPE社製の「ロボ太くん」
100円入れるとメロディが流れて、胴から上がグイングイン回るはず。
ずっと昔にデパートの屋上で見かけたような… ( ゚Д゚) -
こちらも懐かしい…。
同じく1987年HOPE社製の「わんぱくロボット」
何がわんぱくなのかは知らんけど…。
100円入れると腕を振って左右に揺れます (°∀° )ファッ?!
確か真ん中のボタンを押せばおしゃべりする機能付き。
ちなみに製造元であるHOPE社は…すでに倒産しています。 -
今は見かけなくなった113系の鉄道系キディライド。
みかんのようなオレンジ/緑のツートンカラー。
私が学生の頃はまだ普通にコヤツが滋賀県の線路を走っていました。 -
養老の地を走るしんかんせん。
私が愛してやまない「こだま」なのである ( ゚∀゚)
ふと無性に乗りたくなる「こだま」ちゃん。
令和の今でも東京-新大阪間で4時間ほど。
到着よりも道のりを愉しみたいとき、コヤツは目の前に現れるのだ。 -
回転自動車というアトラクション。
100円である (*´ロ`)
もちろん床が回転するだけで、イニシャルDになることはできない。 -
こちらはUFOモノレールというアトラクション。
見た目からして、すでに昭和レトロ感に満ち溢れている (*´∀`)b
ワンライド200円なり。
残念ながら自分でペダルをコギコギして進むタイプではない。
ただUFOが回りながらレールの上を進んでいくのは珍しいのかも。 -
イチオシ
こちらは養老ランドのシンボル的存在。
ロボット21号、なんとアトラクションなのである (°∀° )ファッ?!
時代的にも、絶対「鉄人28」パクったなと疑惑が尽きないのですが、
そこは深く考えないのが大人のマナー (*´艸`)ムフフ
残念ながら、調整中ということで、操縦はできませんでした。
今日はアムロな気分になりたかったのに…。 -
こちらは宝島というアトラクション。
身長制限があるということは絶叫系か ( ゚Д゚) ファッ!!
”宝島”なのに、なぜに少年がアメフトの様なカッコをしているのか…。
謎すぎる… 養老ランド。 -
こちらが宝島の全貌。
回転体の中心にいるバイキングで、”宝島感”を出しているのがミソ。
料金はワンライド200円‥なのだが、動くと意外とスゴかった。
TDSのフライングカーペットみたいなもんでしょ…なんて思ってたら、
見た目通り、船がタコの触手と一緒に大きな円運動をするのですが、
触手の先端でゴンドラ自身もムダに回転するシマツ。
全体の回転・アームの上下・ゴンドラ自身の回転、と動きがキモチ悪い。
ある意味、これで200円は安いのかも… ( ゚Д゚) -
軽食サンキッズ。
太陽の子。仮面ライダーブラックか ( ゚Д゚)!!
予想と1ミリも違わず休業中。
昔はフライドポテトとかフランクフルト、たこ焼き等を売ってたらしい。
要は夏のプールで売ってる王道ジャンクフードですな。 -
チェーンブランコというアトラクション。
想像以上に、超低空で回るのが特徴… (*´д`)
っていうか、最初からわかってたけど、
基本的に養老ランドのアトラクションは、回るやつだけです。
ジェットコースターとかお化け屋敷とか、ないです。
とにかく回る。ぐるぐる回る。
回転こそが養老ランドの「持ち味」なのです、多分ね。 -
イチオシ
最後に観覧車。
もちろん、ゴンドラの窓にガラスは入っていない、柵だけの構造。
いわゆる「吹きさらし」タイプ。
昭和の遊園地に残る、ちょっとワイルドな観覧車ってトコですかな。 -
最後に、室内ゲームセンターにふらっと立ち寄ります。
壁には、明らかに時代錯誤の南国リゾートのお姉さんが。
昭和の人が考えるハワイってこんなんだったんだろうな (´罒`*) -
さて、養老ランド、不思議な噂がSNSを賑わせたことがありまして。
とある来訪者が養老ランドのゲームセンターの様子を動画投稿したところ、
行ったことないけど、見たことある… とのコメントが相次ぎまして。
そのコメントは次々とネット上で共感を呼び、
遂には「夢の中で誰かに追いかけられた」といった体験談まで登場C
真相はきっと人の記憶の奥底にあるのでしょう。
夢の中で見たような既視感。
現実に存在するのに、なぜか夢の記憶と重なるような場所。
ここまでドリームコアの世界に浸れる場所も珍しいんじゃないかと。 -
ポートクレーン。
1回100円は高い気がする。
今のキッズが飴ちゃんを欲しさにクレーンゲームをするとも思えんのだが。 -
懐かしのキディライドがずらっと並んだ風景。
確かにナニカに追いかけられそうな既視感。
おやっ… 奥の方にあるのは ( ゚Д゚)!! -
アラレちゃん━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━ッッッ!!
全く同じものを異国のタイで見たけれども、保存状態は抜群に良いぞ。
アラレちゃんの後ろにいる時計はタイムスリッパー。
此奴はタイムマシンなので、恐らく時空旅行的なキディライド。
ちなみにこれに乗ってもアラレちゃんのケツしか見えないはず…。 -
アラレちゃんですが、今の時代では恐らく倫理的にアウトでしょう(笑)
ゴールデンタイムに”う○ち”を連呼するアニメは衝撃的で、
ノリマキ博士は明らかに変態オヤジである。
良いか悪いかは別にして、とにかく昭和はユルかったという思い出 (*´∀`) -
昔、デパートの屋上に必ずあったコレ。
当然、乗せてもらったことはない…。 -
そのお眼が逆に怖い ((((;゚Д゚)))))))
-
そして見つけてしまったコレ。
モリネコ世代、プリクラと言えばやっぱ元祖であるプリント倶楽部。
リリースは確か1995年、その空前たる大ブームにあやかって、
雨後の筍のように各社がプリクラに参入した時代があったのですが、
NEOプリントは、SNK社が後発で世に送り出した初期機種だったはず。
平成初期のプリクラ戦国時代を駆け抜けた貴重な筺体であり、
もはやここでしか見ることができない”珍獣”と言っても過言ではない。
ここまで感激しておいて、肝心の本機は”調整中”… (*´д`)
老兵は静かに去るのみ… 涙が出るぅ。 -
さて、至るところにペタペタ貼られた恋人たちのシール。
これを眺めていると寒気を感じるのは私だけでしょうか。
ペタペタ貼られたシールは「幸せの瞬間」や「若さの記念」を切り取ったもの。
何百枚も連なった色褪せた笑顔には、過去の匂いしか感じられず、
本来“軽やかな消費物”だったものが“遺物”に見えてくるシマツ ( ゚Д゚)
まぁこの感覚こそが”ドリームコア”の感性に通じるのではないかと。
どう捉えるかはその人次第です (ΦωΦ)フフフ… -
最後に養老ランドのマスコットキャラクターを紹介。
左のお猿ボーイが「ようくん」
右のお猿ガールが「ランちゃん」
普通「ロウちゃん」だろ!と突っ込みたくなるのですが、
まさかの”ランド”からの「ランちゃん」…
最後まで謎が深い養老ランドなのでした。
それではまた~。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
養老(岐阜) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
30