2022/01/21 - 2022/01/21
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kojikojiさん
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姫路城の見学が終わった後は再び山陽自動車道で神戸に向かいます。瀬戸内海に沈む夕日を眺めながら、30年振りの神戸に向かうと思うと感慨深いものがあります。1992年の9月にオープンした神戸西武の仕事でその年の6月くらいから三宮のホテルモントレに宿泊していました。途中でモントレ・アマリーもオープンしたので週替わりにホテルを変えていたのが懐かしいです。週末は京都の祖母宅に宿泊していたので充実した夏でもありました。ホテルニューオータニも併設していたハーバーランドの消防検査などの官庁検査はオープンの1か月前に終わっていたので、京都でのんびり出来たのも良かったです。この時のプロジェクトで一緒に関わった友人は現在も家族ぐるみのお付き合いをしていますし、妻も一緒に仕事していました。当時売っていた「あまから手帳/神戸」に掲載されていた100軒全部に行ってみようと無謀なことを考えましたが半分くらいしか制覇できませんでした。オープン後に東京に戻って精算してみると当時の1か月のギャランティ全部を飲食代で使い果たしていましたし、友人たちも会社の緊急資金援助を申請していました。ツアーで利用する予定のホテルを調べてみると当時のニューオータニ神戸ハーバーランドの経営が変わってホテルクラウンパレス神戸だと分かったのもこのツアーを選んだ理由の1つでした。神戸に到着した後はまず三宮で晩御飯になりますが、思っていたよりも高級でちゃんとしたステーキ専門店で神戸牛が目の前で焼かれるのを楽しみました。ステーキも美味しかったし、店に飾られた油彩画は中川一政や鴨居玲や三橋節子などビックネームばかりで驚かされました。午後7時前にはチェックインして、周囲は勝手知ったエリアなので夜景の散歩にも出かけました。煉瓦倉庫からMOZAICを越えるとメリケンパークがきれいに見えます。そのままポートタワーの近くまで歩いて、高速道路をくぐって旧居留地のクラシックなビルのライトアップを眺めて元町の中華街にたどり着きました。午後8時30分にはほとんどの店が閉店していて、店先で蒸し物を出していた「青龍」遠い店で小籠包と角煮を蒸しパンに挟んだものを買い求めました。散歩はここまででタクシーでホテルに戻ろうとしましたが、全く走っていないので結局ホテルまで歩いてしまいました。ハーバーランド内のコンビニで缶チューハイを買って妻と一緒に部屋で点心を楽しんで神戸の夜は終わりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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姫路城の見学が終わって山陽自動車道に入るとすぐに陽が暮れてきて、瀬戸内海が赤く染まって見えました。姫路から神戸市内までは約1時間の移動でした。
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神戸に来るのは30年振りなのですが、1995年の阪神淡路大震災の時は大阪の高槻西武の仕事に関わっていました。震災の日の夕方には京都まで移動して翌日から高槻西武と尼崎のつかしんの被害状況の調査で2週間ほど関西にいました。そしてその年の夏に西宮の倉庫に保管されていた神戸西武の什器を点検に妻と一緒に来たことがあり、倉庫あった埋め立て地から西宮の駅まで歩かなければならなくなりました。このままでは高槻に戻れないと思い、お気に入りだった元町の「新愛園」でご飯を御馳走した記憶もあります。
三宮駅 駅
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JR三宮駅前でバスを降りて駅の北口に抜けるときにガード下のアーケードが見えました。神戸駅から三宮駅までガード下に面白い店がいくつかあったのを思い出しました。
三宮高架商店街 (ピアザ神戸) 市場・商店街
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三宮の北側で十数件の店に通った覚えがあるので時間があれば探してみたい気になりますが…。
ステーキランド 神戸店 グルメ・レストラン
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晩御飯は「ステーキランド神戸店」という大きなレストランでした。
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6階に大きなフロアがあり、鉄板の並んだライブカウンターがいくつも並んでいます。その中に座って飲み物を注文しました。今回のツアーのタイトルに「神戸牛」とあるくらいなので楽しみにしていた食事です。
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目の前には森田茂の「白富士」が掛かっています。油煙など大丈夫なのだろうかと思ってよく見ると額ごとアクリルのケースに収まっていました。
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3組6人に1人のシェフの方が担当して料理してくれるようです。柔らかそうなお肉に塩が振られます。
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そしてバターが溶けかけたところにお肉が置かれるとよい香りと音がします。
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皆さん焼き加減はミディアムレアで揃いました。手際よくお肉が切り分けられ、断面が焼かれていきます。
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最後にステーキ屋さんに行ったのは母と3人で旅した沖縄の那覇だっただろうかと妻と話をしました。母が元気だったらまだまだ一緒に旅行したかったなと思います。
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大体180グラムだと思います。レストランの旅行者用のメニューで3,200円のコースだと思います。これに野菜焼きが追加されます。
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ポタージュスープとサラダのセットです。ビールを飲みながらいただいて、ご飯も食べるとお腹いっぱいになりました。久しぶりにステーキを目の前で焼いてもらいましたが、東京に帰ったらステーキ屋さんに行ってみたくなりました。
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最後にコーヒーもいただきました。混雑しないうちに早めにお勘定を済ませておきます。
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気になった絵画は中川一政の「椿」でした。数年前に友人がバラが描かれた小ぶりのものを買ったので値段の想像が付きますが…。
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こんなカウンターに分かれて座りましたが、安いツアーなのに豪華な食事だと大満足でした。
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我々のグループ以外にお客さんはいないので、コロナ禍ということであっても安心して食事が出来ました。ステーキ屋さんだと目の前に排気ダクトが吊られているので換気も十分です。
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三橋節子の作品も何枚かありましたが、以前大津西武の仕事をしていた時に知った画家の方です。大津の仕事では昔の桃山御殿のような琵琶湖ホテルで夏の3か月ほど過ごして楽しかったことを思い出します。
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鴨井玲の「お酒」という作品です。サインがRey Kamoyなので1971年以前の30歳になる前の作品だと分かります。スペインのラ・マンチャ地方のバルデペーニャスにアトリエを構える前の物でしょう。
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こちらも鴨井玲の「裸婦」です。サインがRey Camoyに変わっているのでスペインにアトリエを構えて以降の作品です。たぶんこの店のオーナーの方の趣味なのだと思いますが、センスの良さに感心しました。
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小磯良平の「婦人像」もシンプルな作品ですが、女性の表情がギリシャやローマのモザイク画の女ような雰囲気が感じられて良いです。そういえば小磯良平は神戸出身なのでオーナーと関係があったのかもしれませんが知る由もありません。
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食事が終わるとすぐにバスに乗り込んで、三宮で大きく海岸側を周ってハーバーランドに向かいます。荷物が無ければこの辺りで離団して夜遊びしたいところです。
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阪神高速の下を通ってハーバーランドのアトリウムが見えてきました。バスはアトリウムの先のホテルに向かいます。開業時はニューオータニ神戸ハーバーランドでしたが、阪神淡路大震災の後の2012年からホテルクラウンパレス神戸に変わったようです。
ハーバーランド 名所・史跡
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ロビーで鍵と朝食券を受け取って、ホテルのスタッフの説明を受けて部屋に向かいます。9階の海側の部屋でしたが、高層マンションなどが林立して海は全く見えませんでした。
ホテルクラウンパレス神戸 宿・ホテル
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部屋に荷物を置いた後に17階のバーに行ってみましたが「予約が無いとご利用できません。」と信じられない応対です。「宿泊客でもダメなのですか?」と尋ねても「申し訳ありません。」使えない施設ならロビーで使えないと説明すればよいし、それ以前にいろいろな国を旅して、宿泊できないクラスのホテルでもバーに行ったことはありましたが、こんな応対は初めてです。
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部屋は非常に乾燥している上に温度の調整も難しかったです。バスルームに至っては全く換気されず、湯を張って最後に配水すると洗面台の下の排水溝から逆流してトイレも使えなくなります。中国の山の中の地方都市のホテルではよくあることなので懐かしく思いました。
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バーに入れなかったので妻と2人でアトリウムの出てみました。ここに立つのは本当に30年振りのことです。ここがまだ建設途中の頃から知っていますが、こんなに小さかったのだろうかと思うほどでした。人間の記憶なんて曖昧だなと思います。
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このフロアを工事用のトラックが走り回っていたのですから…。1階でヘルメットを被ってゼネコンのラジオ体操をしたのが懐かしいです。
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メインテナントが西武百貨店で「神戸西武」としての内装監理業務で約3か月通っていたはずなのに記憶が曖昧になっています。西武百貨店としては3年で閉店してしまうという残念な結果に終わりました。
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新築工事ということもあり、夜間の工事が出来なかったので毎晩のように三宮から元町辺りで美味しいものを食べ歩いていました。友人が買ってきた「あまから手帳/神戸」に掲載されていた100店舗を制覇しようなんて無謀なことも考えていました。
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西武百貨店が入っていたフロアは同じ食品フロアでも「業務スーパー」になっていました。個人的には好きなスーパーなので買い物したいところです。
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西武の時代は神戸が地元のファミリアの売り場が広かった記憶がありますが、同じ兵庫県の姫路の西松屋に変わっていました。
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神戸駅から地下を通った入り口にはカリモク家具が入っていました。
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一度部屋に戻って、疲れた妻を置いて1人で夜景散歩に出かけることにしました。まだ午後7時30分ですから部屋で寝ているわけにもいきません。
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神戸阪急として神戸西武がオープンした後に続いてオープンしたので、見に来た記憶がありますが、現在は「umie」という商業施設に変わっていました。
ウミエ ウィンター イルミネーション イルミネーション
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1992年当時この巨大な吹き抜けのアーケードに驚いた記憶があります。2000年以降にパリの15のパッサージュ巡りをした旅のきっかけだったのかもしれません。
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店内をじっくり見ている時間は無いので表通りのイルミネーションに誘われて先を進むことにします。
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懐かしい「はねっこ橋」という跳ね橋も残っていました。1990年にハーバーランドの舟溜まりに架けられ、92年と96年の2回稼働しただけでしたが、水陸両用車の運行が始まった2008年から水陸両用車の通過のたびに開閉するようになったそうです。アムステルダムのマヘレの跳ね橋を見た時にはこの「はねっこ橋」を思い出しました。
神戸ハーバーランド はねっこ広場 名所・史跡
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1992年当時はこの「煉瓦倉庫」には週に何度かお昼を食べに通ったものです。関西のハンバーグチェーン店だったのですが店の名前が思い出せません。その当時には無かった塔のようなものも見えてきました。
神戸煉瓦倉庫 名所・史跡
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この3棟の煉瓦倉庫は明治31年の1898年に日本貿易倉庫が建設したものといわれ、ハーバーランド完成の1992年に合わせて、「旧神戸港信号所」から煉瓦倉庫レストラン街横の船着場まで海沿いに板張りのハーバーウォークが完成しています。
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板張りのハーバーウォークを歩く人の姿はありませんが、ライトの中をカモメが飛んでいたりとても美しいです。なんとなくサンクトペテルブルグの「ロストラの灯台柱」の前から「ペトロハバロフスク要塞」を眺めた日のことを思い出しました。
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「旧神戸港信号所」は神戸港に現存する最古の信号所建造物で、高さは46.3メートルもあるそうです。当初は信号旗を使用していましたが、その後発光信号に変更され、平成2年の1990年に新港第5突堤で信号所としての役割を終えました。現在はハーバーランドのシンボルタワーとして高浜岸壁南端に移築されています。
ハーバーウォーク 公園・植物園
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よく見ると国旗のような「国際信号旗」がたなびいています。2枚はU・WでI WISH YOU A PLEASANT VOYAGE(航海の安全を祈る)で、残りの4枚がK・O・B・E。
U(Uniform)=貴船の進路に危険あり、W(Whiskey)=医療の助力を求むですが、UWの順に並べて掲げると「航海の安全を祈る」になるのだそうです。 -
信号所から左手に折れるとメリケンパークの美しい夜景が見えてきます。残念ながらポートタワーは改修工事中で工事囲いに覆われています。
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「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」はきれいにライトアップされていますが、それよりも海面に漂うつぶつぶのイルミネーションが揺らいできれいでした。
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肉眼よりもカメラで撮った方がきれいに見えるようです。この効果を考えてライトアップしているのでしょうか?
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「神戸海洋博物館」の後ろには「ホテルオークラ」の高層ビルがそびえています。
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神戸のランドマーク「山麓電飾 錨」と「山麓電飾 市章」もきれいに見えました。これを見ると神戸に来たなと感じることが出来ます。「かもめりあ中突堤中央ターミナル」の前には帆船が停泊しているようです。
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懐かしい「MOSAIC」のイルミネーションも昔のままでした。
高浜岸壁 (高浜旅客ターミナル) 名所・史跡
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「モザイク大観覧車」は元気にイルミネーションを変化させて回転していますが、お客さんの姿は全くありません。約12万個のLEDを使用したイルミネーションが色鮮やかに変化し、風見鶏やヨットなどのアニメーションも映し出されていました。
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神戸ハーバーランドのMOSAICの中ほどの屋上に建つ「ハーバランド望楼」とか「モザイク望楼」と呼ばれている大正3年の1914年に建てられ神戸港に出入りする船舶を監視していた塔です。ハーバランドの建設の際に移築され、モザイクの象徴のような塔になっています。
ハーバーランド 望楼 名所・史跡
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3本マストトップスルスクーナーの帆船「みらいえ」が停泊していました。1993年に「あこがれ」として就航して、大阪市が保有して大阪南港を定係地として「セイル・トレーニング事業」に使用していたようですが、大阪市長に就任した橋下徹による一連の市政改革の一環により、2012年末をもって運航を終了して売却されます。その後に船名を「みらいへ」に変え、神戸港を母港に体験航海事業を再開しているようです。
神戸港クルーズ 乗り物
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今まで歩いてきたハーバーランドも美しくライトアップしています。
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「みらいへ」の横には御座船も停泊していました。和式豪華客船「御座船安宅丸(ござぶね あたけまる)」は 2021年10月から神戸港遊覧船として営業を開始したようです。JR九州「ななつ星in九州」のデザイナー水戸岡鋭治が手掛けた豪華な内装が売りのようです。遺著王旅行前に神戸港のクルーズが無いか調べてみましたが、午後7時以降ではすべて営業終了していました。
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工事中の「ポートタワー」は塔の先端部分だけが頭を出しています。無骨な工事囲いもライトアップするととてもきれいに見えました。
神戸ポートタワー 名所・史跡
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神戸港の夜景散歩もこの辺りで終わりのようです。さすがにメリケンパークの先の方までは行く気にはなりませんでした。
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「神戸海洋博物館」の近くには行ってみたかったですが、旧居留地のライトアップの後に元町の中華街に行く時間が遅くなりそうなので諦めました。
オーシャンプレイス グルメ・レストラン
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浜手バイパスと阪神高速の高架をくぐって「旧居留地」の建物を見に行くことにします。「海岸ビルヂング」は兼松房治郎が創業した貿易会社兼松商店(現兼松の前身)の本店として建設されました。 設計は海岸ビルや神戸地方裁判所などを手がけた河合浩蔵です。
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「神戸メリケンビル」はメリケン波止場のすぐ北の初代米国領事館の跡地に1918年に曾禰達蔵と中條精一郎の設計により旧日本郵船神戸支店として建設されました。 当初は銅葺きの屋根と円形ドームを戴いていましたが、1945年の神戸大空襲で焼失しました。
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1994年に日本設計による設計で大林組と藤木工務店の施工により施された耐震補強工事によって、1995年の阪神・淡路大震災を軽微な被害で乗り越えています。
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神戸港の開港とともに居留地が建設されました。居留地は外国人が住んで働く場所です。ヨーロッパの近代都市計画技術を使い、イギリス人土木技師J.W.Hartは居留地を設計しました。格子状街路や街路樹、公園や街灯や下水道などが建設されました。敷地は126区画に分割され、その形状は現在も変わっていないそうです。
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1894年の日英通商航海条約により居留地返還が決まり、1899年7月に居留地返還の式典が実施されました。諸外国は居留地の権利と現金を含む財産を日本政府に返還しました。神戸市は東遊園地や墓地、消防用具やガス燈などを管理しました。海岸通りや播磨町などの新しい地名がつけられました。
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返還以後の大正時代と昭和初期には旧居留地に多くの日本人が入り込むようになり、ビジネスの中心地として発展を続けました。特に1914年に始まった第1次世界大戦では世界的な船舶不足を背景に造船ラッシュとなり、神戸は好景気にわき上がりました。
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さらに1923年の関東大震災で横浜港が壊滅的な打撃を受け、横浜の輸出入産品の生糸が神戸へ運ばれました。神戸はますます発展しますが、居留地そのものは戦争の打撃によって外国商館が衰退しました。日本の海運会社や商社や銀行などは旧居留地に新たに進出しました。いわゆる近代洋風建築のオフィスビルが、次々と建てられることになります。
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この東側にはまだ有名な建築が数多く残っていますが、だいぶ遅くなってきたので南京町方面に向かうことにします。
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「旧居留地38番館」はウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計で1929年にシティバンク神戸支店として建設されました。1階をシティバンクが使用して2階には独逸染料とバイエル薬品が入居し、3階に帝国酸素が入居していました。南側正面に4本のイオニア式円柱と東側面に7本の壁柱および石積み外壁等の石造意匠を有したアメリカン・ルネッサンス様式の近代建築です。
HERMES (神戸大丸店) 専門店
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百貨店の大丸が所有し、北側と西側に隣接する大丸神戸店の倉庫として使われていましたが、現在は1階をエルメス、2階はコムデ・ギャルソンが使っているようです。
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三宮でご飯を食べてバスでハーバーランドに向かうときはライトアップしていた「神戸セントモルガン教会」はその輝きが無くなっていました。
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大丸百貨店を回り込んで「神戸元町」のアーケードに向かいます。この通りは30年前に三宮のモントレホテルから神戸西武の開店準備室に向かうときに歩いたものです。本高砂屋の「高砂きんつば」を毎日見ているうちに食べたくなって買ったことを思い出しました。アーケードに入ってみましたが、シャッターが下りて店ばかりなので行くことは諦めます。
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一度戻って南京町の南京東路から西に向かって歩くことにします。こんなくらい南京町を歩くのは初めてですし、閑散として寂しいイメージです。まだ午後9時前ですがシャッターが下りてだいぶ時間が経ったような気がします。
南京町 長安門 名所・史跡
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ほとんどの店が閉まっているので、開いている店はほんの数件でした。その店も閉店の準備をしているので、一番近くの「青龍」という店で小籠包と角煮饅頭を注文しました。
広東菜館 青龍 本店 グルメ・レストラン
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小籠包も下の蒸篭で蒸し直してもらっています。「5分くらいかかりますよ。」と言われ、少し寒くなってきましたが待つことにしました。
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パックに入れてもらった熱々の点心が冷めないように上着の中に入れて中華街を歩きました。この辺りに「原田」という日本料理屋があって、美味しかったので何度も通ったことを思い出します。
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「南京町広場の中国風の東屋の辺りだけはきれいにライトアップされていました。
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中華街を抜けてすぐにタクシーに乗って帰ろうとしましたが、横断歩道で1台タクシーを見送ったら、その後は全く通らなくなってしまい、結局ホテルまで歩いて戻ることになりました。コンビニで缶チューハイを買って妻へのお土産にします。
南京町 西安門 名所・史跡
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写真を撮る間もなく小籠包が1つ妻の胃袋に収まりました。抱え込んでいたので何とか熱いまま食べることが出来ました。30年前の思い出を噛みしめながらの神戸の夜歩きは終わりました。
ホテルクラウンパレス神戸 宿・ホテル
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