フェリー&温泉旅 2021北海道・その2.商船三井フェリー/さんふらわあしれとこ 乗船記(後編)

2021/12/07 - 2021/12/07

第209部-934冊目　2/9
(令和4年2月8日配信)

皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。

今回の旅は‥
①茨城交通高速バス&鹿島臨海鉄道(東京→水戸→大洗)に乗車。
②商船三井フェリー/さんふらわしれとこ(大洗-苫小牧) 18時間の船旅。
③川崎近海汽船/シルバープリンセス(苫小牧-八戸) 8時間の船旅。
④川崎近海汽船/シルバークイーン(八戸-室蘭) 航路休止前に乗船。
⑤室蘭市内/室蘭プリンスホテル宿泊 室蘭市内を散策。
⑥道南バス(室蘭→洞爺湖温泉) 2時間の路線バス旅。
⑦洞爺湖温泉/洞爺観光ホテル 温泉で2泊逗留。
⑧JR北海道(洞爺→新千歳空港) 青春18きっぷで移動。
⑨ジェットスター(新千歳→成田) LCCに搭乗。
上記、船旅と温泉を楽しむ北海道5泊6日の旅でございます。

本編は、②の後編(航海編)です。
拙い旅行記ですが、ご覧頂けましたら幸いです。

表紙画像‥太平洋を航行する、商船三井フェリー.さんふらわあしれとこ。

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令和3年12月6-11日　5泊6日

12月7日(火) 第2日目-2　はれ一時くもり
①商船三井:さんふらわあしれとこ.苫小牧行
大洗.1:45→(船中泊)→苫小牧.19:45

★宿泊‥さんふらわあしれとこ：カジュアル船室(2等寝台)

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さんふらわあしれとこ自販機‥900円

エリア 苫小牧(北海道)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

大洗-苫小牧航路に就航する、商船三井フェリー/さんふらわあしれとこ(11,401t)です。

このフェリーで北海道へ向かいます。

1:50
さんふらわあしれとこは、深夜1:45に大洗を出航しまして‥

大洗フェリーターミナル 乗り物

太平洋を北上していきます。

茨城県大洗港.1:45
↓
福島県塩屋崎沖.4:37頃
↓
宮城県金華山沖.8:04頃
↓
岩手県トドヶ崎沖.11:23頃
↓
青森県尻屋崎沖.16:15頃
↓
北海道苫小牧港.19:45

大洗～苫小牧/航海距離754km・航海時間18時間の船旅です。

6:30
おはようございます。

日の出を見ようと、甲板に出ました。
寒い！

さて、今日の日の出は6:38なのですが‥

6:38
う～ん。
今日はダメみたいですね。

仕方ありませんね。
これで、満足しましょう。

6:40
さんふらわあしれとこは、福島県相馬沖を航行中。
宮城/福島県境で、宮城県に入るところです。

'さんふらわあしれとこ'は、茨城～福島～宮城～岩手～青森の太平洋沿岸に沿って、航海速力25ノット(46.3km/h)で航行します。

7:33
あっ！
あの船は‥

ズームしてみましょう。

苫小牧を前日18:45に出航した大洗行の夕方便、商船三井フェリー/さんふらわあふらの(13,816t)ですね。

あぁ、もうちょっと早く気づけば良かった。

さよなら～
ご安航をお祈り申しあげます。

左舷前方に陸地が見えてきました。
どこかな？

7:40
大洗から5時間55分。
宮城県金華山沖です。

ズームしてみましょう。
金華山が見えます。

金華山は、恐山・出羽三山と並ぶ '奥州三霊場' として、有名です。
島全体が黄金山神社の神域となっており、信仰の対象となっております。

金華山 自然・景勝地

大洗を出航したのが深夜2時前で、寝たのが3時。
さすがにまだ眠いです。
もう少し寝かせて下さい。

9:00
再び、おはようございます。
朝食にしましょう。

■明太子マヨおにぎり‥110円
■ツナマヨおにぎり‥104円
■とり五目おにぎり‥124円
■カップちゃんぽん‥95円
■ほろよいホワイトサワー‥106円

朝から酒を飲んで、船旅ではカップ麺。
体に悪いとわかっていても、やめられない。

穏やかな海です。
ここで、大津波が発生して、街を襲ったのが信じられません。

9:25
大洗から7時間40分。
岩手県陸前高田沖を航行中。

東日本大震災の犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし、黙祷する筆者。

朱色でトップが黒のファンネル。
さんふらわあ全船共通デザインです。

9:43
三陸のリアス式海岸を眺めながら航行中。

ズームしてみましょう。
岩手県大船渡市の綾里崎が見えますよ。

鋸のような三陸のリアス式海岸‥
海岸が離れたり近づいたりしています。

次の突き出た岬は‥

9:57
ズームしてみましょう。
断崖絶壁の岩肌の上にある、首崎(コウベサキ)灯台が見えます。
こちらも、岩手県大船渡市です。

私の推測では、そろそろ、姉妹船との反航の時間です。

あっ！
あれは‥

ズームしてみましょう。
同じ形の'さんふらわあ'が近づいてきましたよ。

おぉー
キタキタ。

苫小牧を深夜1:30に出航した姉妹船/さんふらわあだいせつ(11,410t)です。

10:24
遠目に反航します。

反航の儀。

ボオォォォ～＃
～と、汽笛を鳴らすことはなく、両船、静かに反航しました。
貨物主体のフェリーなので、反航の案内もなく、儀式に参列しているのは、私一人だけ‥

それにしても、太陽マークが目立ちますね。

さよなら～
ご安航をお祈り申しあげます。

さんふらわあだいせつが大洗に着くのは19:30です。
我々が苫小牧に着くのは19:45なので、ちょうどこの辺りが中間と言うことになりますね。

三陸のリアス式海岸をパノラマモードでカシャ。

さて、今日は穏やかな海況なのですが‥

明日は低気圧の影響で大時化の予報。
よって、さんふらわあは全便欠航となるようです。

今日乗って良かった。

11:07
大洗から9時間22分。
画像赤枠の場所は‥

11:11
本州最東端/トドヶ崎です。

本州最東端/トドヶ崎(岩手県宮古市)沖を通過します。

とどケ崎 自然・景勝地

ズームしてみましょう。

本州最東端のトドヶ崎灯台が見えます。

これまで、本州最北端/大間崎(青森県)・最南端/潮岬(和歌山県)・最西端/毘沙の鼻(山口県)を制覇してきましたが、ここは公共交通機関のアクセスが悪くてなかなか行けず仕舞いなんです。
いつか、行ってみたいです。

とどヶ埼灯台 名所・史跡

ぼんやりと寛ぐ筆者。
横になって寛げるのも、船旅の醍醐味。

昼食にしましょう。
自販機で、冷凍ビビンバを購入。
今、カチンカチンの状態です。
これを専用電子レンジでチンして調理します。

13:50
食事のお支度が整いました。
頂きまーす。

■テリヤキバーガー‥108円
■チーズバーガー‥108円
■ビビンバ‥650円
■サッポロビール‥250円

ビールを飲みましょう。
太平洋に向かって、カンパーイ！

14:11
前方は見渡す限り、海.海.海‥
ここはどこかな？

14:11
青森県八戸沖ですね。

ちなみに、陸地は見えませんでした。

風呂入って、酒飲んで、昼寝‥
ぐうたらぐうたら。

こんな暮らしを毎日してみたい。

16:00
昼寝の後は‥
夕日を見ようと、甲板に出ました。

今日の日の入りは16:05です。
船上からの夕日に期待したのですが‥

16:05
あぁ、今日はダメですね。
残念！

16:25
大洗から13時間40分。
さんふらわあしれとこは、津軽海峡沖にさしかかりました。

甲板に出てみましょう。
青森県下北半島の尻屋崎が見えますね。

暗くなってきました。
冷たい北風が吹きつけて寒い！

お茶にしましょう。

■串だんごたれ‥108円

さんふらわあしれとこは、航海速力23.2ノット(約42km/h)で航行中。

楽しい船旅の時間は残りわずか‥
ぼんやり寛ぐ筆者。

19:03
大洗から17時間18分。
目的地の苫小牧が至近距離に入ってきました。

甲板に出てみると‥

おおぉ～
北海道ですよ。

苫小牧の街明かりが見えていますね。

19:30
大洗港から17時間45分。
苫小牧西港に入港。

着岸の儀(単に眺めるだけ)に参列する筆者。(笑)

着岸地点となる苫小牧西港フェリーターミナルが見えてきました。

巨大な船体を岸壁に寄せていき、最終の着岸体制に入り‥

ホーサーがビットにつながれました。

・ホーサー‥係留用ロープ
・ビット‥係留用鉄杭

あぁ～
楽しい船旅が終わってしまうよ～

19:40
着岸完了。
パチパチパチ‥

19:53
名残惜しいですが、下船しましょう。

=苫小牧西港フェリーターミナル=
大洗～苫小牧/航海距離754km・航海時間18時間の船旅が終わりました。
次回は、船を乗り換えて船旅はまだまだ続きます。

拙い旅行記をご覧下さいまして、誠にありがとうございました。

-つづく-

苫小牧西港フェリーターミナル 乗り物

この旅行記へのコメント （2）

• 機乗の空論さん 2022/02/11 17:06:17

  懐かしいです！

  旧九越フェリー時代のレインボーベルとは懐かしいです！、当時は東日本海フェリーと同会社だったので毎年直江津から北海道へ利用してました。九越フェリーは殆ど業務の方ばかりなので意外に静かに過ごせて快適でした。食べて吞んで寝て、入浴して、また食べて吞んでの繰り返しは至福のひとときですね～。大洗からは利用したことは無いのですがいつか乗船してみたいですね。

  オーヤシクタンさん からの返信 2022/02/11 22:28:21

  Re: 懐かしいです！

  機乗の空輸様、こんばんは。
  オーヤシクタンと申します。
  
  商船三井フェリーのさんふらわあしれとこ‥
  昔、九越フェリー時代にご乗船されたことがおありと聞いて、さぞ懐かしく思われたと思います。
  私が船旅をするようになったのは、2016年からなので、東日本フェリーには一度も乗ったことがありません。
  さんふらわあになったれいんぼうべる‥
  船内にあるさんふらわあはシールです。
  シールをはがすとれいんぼうべると出てくるのは間違いないでしょう。
  船内設備はそのままみたいなので、乗船されると、「懐かしい」を連発されることと思います。
  
  食べて吞んで寝て、入浴して、また食べて吞んでの繰り返し‥
  こんな船旅ばかりしていますが、やめられません。
  
  コメントを頂き、ありがとうございました。
  今後も宜しくお願い申しあげます。
  
  オーヤシクタン。