2021/11/29 - 2021/11/29
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この旅行記のスケジュール
2021/11/29
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紅葉の時期になり、コロナが収まってきて、外国人もいないとなれば、行くしかないでしょう「京都」へ! というわけで約2年ぶりに京都に行ってきました。コロナ前は、年に1、2度訪れていましたが、本当に久しぶり。とはいえ、感染には気を付けなくてはいけないので、今回はなるべく人の少ない「鞍馬」や「一乗寺」、「高尾」などを2日間で回りました。標高の高い「鞍馬」や「高尾」では、ほとんど紅葉は終わりを迎えていましたが、「一乗寺」近辺は、まだ紅葉の見頃でした。
旅行記第4回目は、2日目午前中に訪れた「圓光寺」編です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
1<ベッセルホテルカンパーナ京都五条>
このホテルのウリは、朝食。地元京都の食材を使った和洋の料理が、ビュッフェ形式で提供される。朝6時半から食事ができるのもいい。ベッセルホテルカンパーナ京都五条 宿・ホテル
-
2<一乗寺下り松>
ホテル近くのバス停からバス一本で「一乗寺」へ。結構たくさんの人が下車し、みな東に向かって歩いて行く。きっとあちらが「圓光寺」方面だろう。
途中で見かけた石碑は「宮本 吉岡・決闘の地」。ここは、剣豪「宮本武蔵」が吉岡一門数十人と決闘した地。だが、一人で数十人と戦って本当に勝てるだろうか? -
3<圓光寺>
一乗寺下り松から5分ほどで「瑞厳山 圓光寺」に到着。門前のモミジがきれいだ。ここ「圓光寺」は、徳川家康が武士や僧侶を教育するために設立した「寺院学校」。元は伏見にあったが、移転を繰り返し現在ではこの地にある。圓光寺 寺・神社・教会
-
4<奔龍庭(ほんりゅうてい)>
門を入って直進し、階段を上がると突然現れるのがこの「奔龍庭」。他の寺の枯山水庭園と全然ちがうな、と思ったが、それもそのはず、自由奔放に雲海を駆ける龍をイメージして平成に入って作庭されたものだった。 -
5<龍の頭部?>
白砂は雲海で、石組みは雲海から姿をのぞかせる龍の頭と背中を表しているという。二つの石は龍の角のようだ。きっとここが、龍の頭だろう。 -
6<前衛的>
龍の頭部と背中付近にそびえ立つ石柱は、以前井戸の部材として使われていたもの。手前の荒く切り立った石柱は、龍の周囲に光る稲妻を表す。 -
7<見頃>
奔龍庭のモミジは、ちょうど見頃。 -
8<苔と紅葉と木漏れ日>
苔と紅葉と木漏れ日のハーモニーが美しい。 -
9<瑞雲閣(ずいうんかく)花頭窓>
圓光寺の資料館である「瑞雲閣」の花頭窓からの景色。 -
10<じゃま>
座敷からは、色とりどりの紅葉が見える。「額縁紅葉」を写したかったが、次から次へと人が縁側に座り、撮影はできなかった。 -
11<額縁紅葉>
偶然、人が席を立ったおかげで「額縁紅葉」が撮れた。 -
12<燃える紅葉>
中門前のモミジも、真っ赤に燃えている。 -
13<本堂の金襖>
門前左手、本堂玄関口の襖絵は、渡辺章雄 筆による「琳派彩還 四季草花図」。 -
14<十牛之庭(じゅうぎゅうのにわ)>
圓光寺の「十牛之庭」は、牛を追う牧童の様子が描かれた禅の教え「十牛図」を題材にして近世初期に造られた池泉回遊式庭園。以前は「隠れた紅葉の名所」として知られていたが、現在では大勢の観光客が押し寄せる「よく知られた紅葉の名所」となった。 -
15<水琴窟>
本堂の上がり口にある水琴窟は、縁が広い盃型の手水鉢を用いたもので「圓光寺型」とよばれる珍しい形。手水鉢の金と竹の緑、紅葉の朱のコントラストもいい。 -
16<眠たい>
「十牛図」とは、逃げ出した牛を探し求める牧人の様子を、段階的に描いた十枚の絵で、「禅」の迷いから悟りへ至る道筋を表している。この石は、牛を見つけて連れ戻しほっとした「忘牛存人(ぼうぎゅうぞんじん)」の場面だろうか? -
17<前庭>
書院前の庭の様子。紅葉が庭を覆う「敷き紅葉」となっている。 -
18<蟠龍窟(ばんりゅうくつ)>
本堂のすぐ横にあるのは「蟠龍窟」という座禅道場。お坊さんが修行する場所で、近年まで日本唯一の尼僧専門道場だった。現在は、一般の方の早朝坐禅会が行われているそうだ。 -
19<お昼寝中>
蟠龍窟の前の石像。木魚にもたれかかってお昼寝中の小坊主さん。肩にはネズミも乗っている。彫りがシャープなので近世の作かな? -
20<鐘楼>
蟠龍窟と竹林の間には、こぢんまりとした鐘楼。
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21<高台へ>
鐘楼の横を抜け、景色がいいと言われる高台に向かう。 -
22<紅葉>
ここの紅葉も見事だ。 -
23<東照宮>
これは、家康公を祀る真新しい東照宮。 -
24<洛北一望>
洛北が一望できる。前方は、金閣寺のある衣笠辺り。 -
25<竹林へ>
高台から、竹林へ向かう。 -
26<応挙竹林(おうきょちくりん)>
ここは、円山応挙がよく訪れたとされる竹林。応挙は、この竹林を「雨竹風竹図」として描いた。 -
27<供養塔>
苔むした五輪塔も味わいがある。 -
イチオシ
28<石仏>
竹林にたたずむ石仏。不動尊かな。 -
29<石仏>
ペアの石仏も。 -
30<竹林を抜けて>
緑の竹林を抜けると、一変して鮮やかな風景へ。 -
31<栖龍池(せいりゅうち)>
庭園南側にあるのは、洛北最古の泉水といわれる「栖龍池」。湖面に紅葉が映る。 -
32<振り返ると>
振り返ると「応挙竹林」。 -
33<敷き紅葉>
「十牛之庭」の「敷き紅葉」。
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34<哀愁>
木の影と落ち葉が哀愁ある風景を作りだす。 -
35<コントラスト>
「生」と「枯」のコントラスト。 -
36<まだ…>
ここはまだ「敷き紅葉」になっていない。奥は、書院。 -
37<わらべ地蔵さん>
この庭の人気者「わらべ地蔵さん」。ずっと笑顔でいるのも大変でしょうに。 -
38<カップル>
書院からのながめ。カップルは何を語る・・・。 -
イチオシ
39<1番の見所>
圓光寺の1番の見所は、やはり書院から眺める「十牛の庭」。人の姿が途切れるまで5分近くかかったが、待った甲斐があった。 -
40<緋毛氈(ひもうせん)と影>
緋毛氈に掛かる影さえ美しい。 -
41<書院北側>
こんなところで、まったりとお茶したい・・・。 -
42<南禅>
「南禅」と書かれた置物。圓光寺は、臨済宗南禅寺派の寺院。 -
43<白鹿>
書院の白鹿の香炉。竹林をじっと見つめて何思う。 -
44<圓光寺 御朱印>
中央の墨書は、ご本尊「千手観世音」。紅葉の時期なので、左上にはモミジの朱印。初夏には青モミジの印が押される。
Go! 朱印Trip 2日目am「圓光寺」は、以上です。最後までごらんいただき、ありがとうございました。次回は、この後に訪れた「詩仙堂・八大神社」の旅行記をアップする予定です。よろしければ、ごらんください。
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