2021/11/28 - 2021/11/28
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nanochanさん
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紅葉の時期になり、コロナが収まってきて、外国人もいないとなれば、行くしかないでしょう「京都」へ! というわけで約2年ぶりに京都に行ってきました。コロナ前は、年に1、2度訪れていましたが、本当に久しぶり。とはいえ、感染には気を付けなくてはいけないので、今回はなるべく人の少ない「鞍馬」や「一乗寺」、「高尾」などを2日間で回りました。標高の高い「鞍馬」や「高尾」では、ほとんど紅葉は終わりを迎えていましたが、「一乗寺」近辺は、まだ紅葉の見頃でした。 第1回目は、「鞍馬」に行く前の「下鴨」付近を巡る御朱印旅です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 私鉄 徒歩
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1<京都駅>
約2年ぶりの京都。日曜日ということもあって、結構人出がある。東南アジアや中東系の外国人の姿をたくさん見かけた。インバウンドはストップしているから、国内在住外国人が旅行に来ているのだろう。京都駅 駅
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2<京都タワー>
この「ろうそく」を見ると「ああ、京都に来たなぁ」と思う。とは言っても、家から1時間ちょっとなんだけどね。京都タワー 名所・史跡
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3<お得な交通カード>
1日目は鞍馬・貴船方面に行くため「鞍馬・貴船日帰りきっぷ」(1900円)、2日目は高尾方面に行くため「バス1日券」を駅前の「バスチケットセンター」で購入。
うまく使えば、お得となるが、使い方を誤れば・・・。 -
4<御霊神社さんけいみち>
まずは、以前から行きたかった「上御霊神社」へ。京都駅から地下鉄に乗り、鞍馬口駅下車。地上に出ると、近くに案内板があった。 -
5<上御霊神社>
案内板からほんの50メートルほどで、住宅街にひっそりとたたずむ「上御霊神社」が見えた。上御霊神社 寺・神社・教会
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6<楼門(西門)>
この立派な楼門は、伏見城の四脚門を移築されたものと伝えられている。観光神社ではないため、ほとんど人の姿はない。 -
7<神社のおこり>
平安遷都にあたり、延暦13年(794)桓武天皇が平安京の守り神として崇道天皇(早良親王)の霊を祀ったの御霊神社のおこり。当時は、天変地異や疫病の流行が起こると、それは非運の中に亡くなった高貴の人々の祟りであるとされ、その霊を丁重に祀ることで災いをなくそうという御霊信仰が生まれた。 -
8<4つの旗>
京都の夏祭りの多くは御霊信仰に依るもので、この上御霊神社の祭礼がその発祥となっている。何気に、すごい神社なのである。これらの旗は、京都を守護する聖獣、東の「青龍」西の「白虎」南の「朱雀」北の「玄武」。 -
9<本殿>
本殿は、享保18年(1733)御寄進の内裏賢所御殿の由緒ある遺構を復原したもの。この神社、実は、時代劇のロケで結構使われているそうな。 -
10<応仁の乱>
応仁元年(1467)畠山政長は、この神社の「御霊の森」に陣を敷き、畠山義就と戦を始めた。というわけで、ここは「応仁の乱」の発端の地。 -
11<上御霊神社 御朱印>
参拝後、上御霊神社の特別御朱印をいただいた。背景の絵は、御霊祭で御車が今出川御門から京都御苑に巡航する場面を描いたもの。初穂料は1000円とちょっと高かったが、楼門の修復費となるそうなので、有り難く納めさせていただいた。 -
12<慈福寺>
上御霊神社の参拝後、寺町通りをぶらぶらと出町方面に向けて歩き始めた。その名の通り、いくつもの寺が連なる。 -
13<阿弥陀寺>
阿弥陀寺の門前には「織田信長公本廟」の石碑。「あれっ、本廟は確か大徳寺の総見院だったはずだが・・・」。真っ赤な紅葉が目に入ったこともあり、境内に入らせてもらった。阿弥陀寺 寺・神社・教会
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14<見事な紅葉>
本堂前には見事な紅葉。観光寺ではないため、人の姿はない。 -
イチオシ
15<絵になる景色>
紅葉の前にお地蔵様。絵になる写真が撮れた。 -
16<織田木瓜>
本堂左手にある墓地の入り口にある手水舎。「織田木瓜」が織田家とのつながりを表す。 -
17<織田家墓所>
墓地の一角に、ひっそりと織田信長・信忠親子と家臣の墓碑があった。ここは、本能寺の変のすぐ後、住職の清玉上人が本能寺に赴き信長の遺灰を持ち帰って祀ったという。そういえば、高野山にも信長の墓があったっけ・・・。 -
18<十念寺>
阿弥陀寺の隣にある十念寺。門から変わったものが見えたので、ここも入らせていただいた。十念寺 寺・神社・教会
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19<斬新>
「えっ?これ、お寺?」っていうのが正直な感想。ぱっと見、教会みたいだが、ここは、1431年に室町幕府第6代将軍足利義教によって建てられた由緒あるお寺。建て替えるとき、住職さん勇気いったよね、きっと。でも、とてもいいと思う。 -
20<鳳凰と鳶>
本堂上の鳳凰にズームすると、そこへ鳶が。 ナイスタイミング! -
21<本満寺>
「本満寺」は、NHKドラマ「京都人の密かな愉しみ」に桜の名所として紹介されていたため、いつか行きたいと思っていたお寺。本満寺 寺・神社・教会
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22<本堂>
秋の紅葉もきれいだというが、境内の紅葉はほとんど終わっていた。 -
23<本満寺の桜>
全く「華」がないので、季節外れだが、春の「枝垂れ桜」をご紹介。
※この写真は、本満寺のフェイスブックからお借りしたものです。
https://www.facebook.com/honmanji/ -
24<本満寺 御朱印>
本満寺の御朱印。本満寺の正式名は、本願満足寺。「妙法」は、法華宗(ほっけしゅう)のお題目「南無妙法蓮華経」から採った文字。 -
25<中川酒店 出町店>
河原町通りに出る手前に面白そうな店が・・。残念ながら、営業前。中川酒店 出町店 グルメ・レストラン
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26<出町ふたば>
出町柳商店街を南下すると、歩道の両側に大勢の行列と店員さんの姿。ここは、豆餅や草餅などで超有名な「出町ふたば」。秋は限定「栗餅」がお勧め。出町ふたば グルメ・レストラン
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27<激混み>
実は、下鴨方面に来たのは、すいていれば「豆餅」を買おうと思っていたのだが、行列は河原町通りを越えた反対側の歩道まで優に50人以上続いていた。ホント、「出町ふたば」恐るべし!! -
28<出町の飛び石>
賀茂大橋を渡るとき、加茂川と高野川の合流点にある「鴨川デルタ」に位置するのが「出町の飛び石」。賀茂大橋 名所・史跡
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29<飛んでみた!>
天気もいいし、せっかくなので飛んでみた。出町の飛び石には、千鳥と亀が使われている。下流の「二条の飛び石」には千鳥と舟、上流の「北山の飛び石」には三角おにぎりが使われている。 -
30<鴨川デルタ>
鴨川デルタでは、大学生の軽音クラブらしい連中が練習?をしていたり、七五三のお参りに来たであろう親子が記念写真を撮ったりしていて、いい雰囲気だった。 -
31<一之鳥居>
鴨川デルタから上陸し、下鴨神社の参道を北上する。 -
32<旧三井家下鴨別邸>
下鴨神社の一之鳥居のすぐ横にあるのが「旧三井家下鴨別邸」。庭を眺めながらスイーツとお茶をいただくのがなかなかいい、と聞いたので訪れることにした。旧三井家下鴨別邸 名所・史跡
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33<主屋と玄関棟>
旧三井家下鴨別邸は、三井家11家の共同別荘として建てられた。中央の3階建ての主屋は明治時代の建物で、左側の玄関棟は大正時代のもの。大規模別邸の屋敷構えが良好に保存され、歴史的価値が高いことから平成23年に重要文化財に指定された。
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34<主屋と茶室>
こちらは、南側の庭から写したもの。右側の茶室は江戸時代のもの。 -
35<玄関>
さて、玄関から入り見学をしよう。現在は秋の特別拝観期間で、2階、3階の特別見学(有料)ができる代わりに、スイーツの提供は中止しているとのこと。まったりしたかったのに・・・。 -
36<1階 座敷>
主屋1階座敷からは、大正時代のガラス越しに庭を眺めることができる。本来なら、ここでスイーツをいただける。 -
37<お庭>
この庭にはあまり紅葉する樹木がないのか、すでに散ってしまったのか、華やかな感じはなかった。まあ、スイーツなくてもいいか・・・。 -
38<1階 杉戸絵>
さて、他の部屋も見てみよう。ここは、原在正筆による「孔雀牡丹図」の杉戸絵。【18世紀末~19世紀初めの作品】 -
39<1階 水屋>
主屋の座敷で茶会をするための水屋。 -
40<1階 洗面所窓枠>
洗面所の窓枠は、中国風のデザインとなっている。 -
41<1階 南浴室>
ここは、大正時代に増築された南浴室。他よりちょっと新しい。 -
42<1階 洗面所>
南浴室横の洗面所。ここも大正時代に増築された場所。 -
イチオシ
43<2階 座敷南縁>
2階に上がり室内を見学。縁の手すりの影が面白い。 -
44<2階からの景色>
こちらは、まだ紅葉が見られる。 -
45<遠くに見えるのは・・>
係員さんが「ちょっと乗り出せば、大文字が見えますよ」というので、手すりの外から東側に目をやると、山の上部に「大」の字が見えた。
※写真では見づらいです。 -
46<2階 便所>
2階のトイレは洋式でちゃんと蓋も付いていた。説明文は読まなかったので、最初からこうだったかは不明。 -
47<下鴨神社参道>
旧三井家下鴨別邸を出て、午前中最後の目的地に向かう。 -
48<青空と紅葉>
参道には、まだ見頃の紅葉が。青空とのコントラストが美しい。 -
49<お目当ての神社>
下鴨神社には何度か行っているが、参道途中にあるこの神社はいつもパスしていた。せっかく近くまで来たので、今回は訪問することに。 -
50<河合神社>
ここ「河合神社」の御祭神は、玉依姫命(たまよりひめのみこと)。良縁・安産・育児、学問、長寿のご利益がある、どちらかというと女性向けの神社。河合神社 寺・神社・教会
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51<舞殿>
普通の神社では、「舞殿」に参拝客が上がることはまずないが、この神社は別。なぜかというと・・・。 -
52<絵馬>
この「鏡絵馬」を書くため。「美しくなりたい」と願う女性(まあ男性でもいいが)が、理想の顔を描いて(化粧して)奉納する。 -
53<お化粧室>
なんと、境内には「鏡絵馬お化粧室」まであった。「セクハラ!!」と言われて捕まるのもいやなので覗くのはやめておいた。 -
54<絵馬掛け場所>
一体いつからこの鏡絵馬は始まったのだろう。女性の美への憧れが続く限り、この神社は安泰間違いなし。いいところに目を付けたものだ。 -
55<美人水・氷の花>
美の追究は、まだまだ続く。「かりん美人水」なる飲み物があり、冬用に「ホット」まで用意されていた。益々、儲かるねぇ。 -
56<拝殿>
女性ばかりの列に並ぶのも何なので、遠くからリモートで拝んでおいた。御利益はないだろうねぇ。 -
57<鴨長明 草庵>
「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、・・・」。ここには、「鴨長明」の草庵があったという。長明はこの草庵から世間を眺め、世の無常と人生のはかなさを「方丈記」に著した。 -
58<出町柳駅>
午前中の旅を終え、出町柳駅付近で昼飯を食べることにしよう。オムライスで有名な「おむらはうす」に行ってみようかな?
Go! 朱印 Trip to錦秋の京都2021 Nov. 1日目amは、以上です。最後までごらんいただき、ありがとうございました。次回は、1日目pm編をアップする予定です。よろしければ、ごらんください。出町柳駅 駅
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