関西２０２１秋旅行記　【１】西明寺

2021/11/19 - 2021/11/23

11月にコロナ感染者が首都圏や関西圏でも1日2、30人レベルまで減少したため、長期間緊急事態宣言だった首都圏、関西圏でもようやく宣言が解除されました。11月下旬は関西の寺院にも紅葉がピークになっている時期です。これまであまり馴染みがない滋賀県を中心に種々の寺院の紅葉を楽しみました。また最後の1日は3年ぶりに京都を訪れました。
これまで知らなかった滋賀県の寺院の紅葉はピークを迎えていて、その美しさはまるで別世界のような絶景です。また滋賀県の寺院は広大で建物も奈良時代や飛鳥時代で大変歴史が古くて素晴らしいものでした。京都でも清水寺の紅葉ライトアップはまるで夢の世界のような幻想的な光景、その他の寺院でもまさに紅葉のピークで絶景でした。

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スケジュール

★11月19日　新横浜駅－（JR東海道新幹線）米原駅　［米原泊］
★11月20日　米原駅－（JR東海道本線）彦根駅－（シャトルバス）西明寺
　　　　　　－（シャトルバス）百済寺ー（シャトルバス）金剛輪寺ー
　　　　　　（シャトルバス）彦根駅－（徒歩）彦根城　［彦根泊］
　11月21日　彦根城－（徒歩）彦根駅－（JR東海道本線）近江八幡駅－
　　　　　　（バス）八幡堀周辺－近江八幡駅－（JR東海道本線）大津駅
　　　　　　［大津泊］
11月22日　琵琶湖浜大津駅－（京阪坂本石山線）京阪石山駅－（徒歩）
　　　　　　石山寺－京阪石山駅－（京阪坂本石山線）三井寺駅－（徒歩）
　　　　　　三井寺－（徒歩）大津市役所前駅－（京阪坂本石山線）
　　　　　　坂本比叡山駅－（徒歩）日吉大社－坂本比叡山駅－
　　　　　　（京阪坂本石山線・京津線＋京都メトロ東西線）京阪三条駅－
　　　　　　（徒歩）四条河原近辺ホテルー（徒歩）清水寺　
　　　　　　［四条河原泊］
　11月23日　四条河原－（バス）北野天満宮－（徒歩）金閣寺－（徒歩）
　　　　　　龍安寺ー（バス＋徒歩）大覚寺－（バス）嵐山－（徒歩）
　　　　　　嵯峨嵐山駅－（JR山陰本線）京都駅－（JR東海道新幹線）
　　　　　　新横浜

エリア 湖東三山・多賀・東近江(滋賀)

• 旅行の満足度: 4.0

11月19日

この日の夜に滋賀県へ移動します。

18時前、新横浜駅で東海道新幹線のぞみに乗車します。

名古屋で米原に停車するひかりに乗り換えします。

19時45分頃、米原駅で下車します。米原駅に降りるのは初めてです。

米原駅前の東横インにチェックインします。

東海道本線と北陸本線の共通駅で新幹線駅まであるのに、米原駅前は飲食店が数えるほどしかないほど閑散としています。洋食レストラン以外は居酒屋しかないので、おしゃれな洋食店に入ります。

ローストビーフです。

物凄い柔らかくてフカフカのパンです。

滅多に食べる気機会が無いイカ墨のリゾットです。この日は移動とディナーで終了です。

11月20日

観光初日は彦根からシャトルバスで湖東三山の寺院を巡ります。湖東三山は滋賀県でも屈指の紅葉の名所で、旅行パンフレットにも大きく掲載されています。夜は彦根城のライトアップを見ます。

朝6時45分頃、部屋からの景色です。

宿泊は朝食付きのプランでした。

朝日が当たって、中々綺麗な米原の街のパノラマです。

今日は朝から雲一つない絶好の晴天。ずっとこの青空のままであって欲しいです。

朝8時15分、JR東海道本線で米原駅を出発します。

米原駅から1駅目の彦根駅で下車します。彦根の有名な観光地は何といっても彦根城ですね。彦根城は今夜と明日の午前中に行きます。

井伊直政の銅像です。徳川家康の重臣で、関ケ原の戦い後に家康から彦根を賜りましたが、家康が江戸幕府を開く前に病気で亡くなりました。彦根城は直政の死後に築城されました。以後彦根藩井伊家は幕末まで譜代大名として江戸幕府を支えました。

正面に小さく彦根城が見えます。

天下の名城、彦根城。今夜、明日訪れるのが楽しみです。

朝8時45分、シャトルバスで湖東三山へ向かいます。湖東三山の寺院は西明寺、金剛輪寺、百済寺です。シャトルバスは紅葉の期間だけ1日4本運行されます。公共の交通機関では3つの寺院を1日で巡ることができないので、事前に予約しました。実際にもう1台臨時バスが追加され、事前予約していた人が優先的に乗車、座ることができます。また8時45分発が最初の便で、この便に乗らないと1日で3寺院を廻るのは難しいので、前日に米原まで移動しました。

最初の彦根駅周辺で渋滞していましたので、定刻よりも少し遅れて朝9時25分に最初の寺院、西明寺に到着しました。西明寺が湖東三山の3寺院の中で一番彦根駅から近いです。

受付の建物です。入口から早くも色とりどりの大きな紅葉並木が見えますね！しかも日が強く当たって艶やかで美しい光景です！境内に入ってからが大変楽しみです！

西明寺は西暦834年に仁明天皇が三修上人に勅願して開創された天台宗の寺院です。約1,200年もの歴史があるのですね。

先ほどよりもさらに手前に忽門があるので、下がって忽門も撮影します。

境内に入ると、日に照射された色とりどりの紅葉が感嘆するほど美しいですね！

黄緑や黄色が多いのでピーク前かと思いましたが、そのバックに赤い紅葉があって素晴らしいです！

後ろを振り向きます。忽門にも緑と赤色の紅葉のコラボが見られて、最高の光景です！

今度は赤い紅葉木々が逆光に照らされて艶やか見えますね！感動します！

ここから先も長く続く境内の参道、その中で色とりどりの紅葉並木が続きます！絶好の晴天の下、物凄い素晴らしい境内の紅葉で超感動します！訪れて良かったです！

同じ場所なのに実に赤、黄色、黄緑と種々の色になっているのは、日の当たり方が微妙に違うからでしょうか。それとも元々葉の色が違うのでしょうか。いずれにしても逆光が入る紅葉は艶やかで実に美しいです。しかも境内の道沿い両側に並んでいるので絶句するほどです！

素晴らしい参道と色とりどりの美しい紅葉のコラボ！実に絵になる光景ですね！

参道の左側の紅葉。石垣とのコラボも超感動するほど素晴らしい景観です！

背の高い紅葉や杉の木もスケールが大きくて見上げて感動します！

忽門からだいぶ歩いて2番目の受付です。建物に特徴があるわけではありませんが、真上にある美しい紅葉とのコラボは見事な景観です！

左側に別の経路があるので歩いています。ご覧のように真っ青な空の下、オレンジと真っ黄色のまさにピークの紅葉！余りにも美し過ぎます！

門をくぐると寺院と庭園があります。

庭園と寺院のコラボ、素晴らしい景観です！

その庭園をさらに順路に沿って歩くと、この西明寺の名勝庭園があるのですが、それに気が付かずに引き返してしまい、先ほどの参道を上がることにします。名勝庭園は本堂を見てから訪れることになります。

何の像か忘れましたが、像の左とバックに赤い紅葉！この寺院は美しい紅葉がたくさんあり、建物や像とのコラボの景観が実に美し過ぎます！超感動します！

十一面観音像です。モロ逆光で見えにくいのと、十一面がどれなのかよくわからない像です。

木の幹の周りの黄緑色の苔も綺麗で風情を感じます。

実に色とりどりの紅葉！絵葉書になるような光景ですね！何の言葉も出ません！

門がようやく見えました。二天門です。手前の真っ赤な紅葉と門のバックにも赤やオレンジ色の美しい紅葉があるようですね！

二天門と艶やかで美し過ぎる紅葉のコラボ！何という美し過ぎる光景でしょうか！まさに絶景！絶句です！

二天門の左側は背の高い赤い艶やかな紅葉や緑色の杉の木が混合していて、物凄い美しさです！絶句します！

後ろを振り返ると、絵になるシーンで見事な景観ですね！超感動します！

千年夫婦杉です。2本の大きな杉が寄り添っています。

物凄い高さの夫婦杉です。

二天門は室町時代に建築されたようです。

二天門をくぐると、右側に三重塔が見えます。鎌倉時代に建立されたもので、釘1本使っていないそうです。

逆光で暗めの画像ですが、バックに美しい紅葉があって素晴らしいシーンです！絶句します！

近づいてみると、装飾も含めて何という美しい塔でしょうか！絶句します！

くぐった側から見る二天門です。左右両方に艶やかな紅葉が点在していて、絶句するような美しい光景です！

こうして斜めから門と紅葉のコラボも絶句するような美しいシーンです！何の言葉も出ません！

そして二天門の正面にある本堂です。これも鎌倉時代に建立され、釘1本使っていないそうです。古さが現れていますが、実に美しさを感じる建物ですね！

手水舎のバックにも紅葉が現れるような配置になっていて、実に絶句します！

違う位置から手水舎とバックの艶やかな紅葉が何という美しさでしょうか！日の当たり方も最高で絵になるような光景です！何の言葉も出ません！

観林坊という建物です。

本堂に上がって周囲を眺めます。本堂内は当然ながら撮影禁止です。

このアングルからの三重塔、見事の一言です！

正面からみる二天門。紅葉に囲まれて美しい景観で絶句しますね！

この青空のコンディションでピークの紅葉！今日訪れて大正解です！

二天門からの参道の眺め。高低所まんべんなく点在している艶やかな紅葉！何という美しい景観でしょうか！まさに絶景！絶句！

まるで別世界のような絶景！何の言葉も出ません！

戻りも二天門と囲んでいる紅葉群を眺めて何枚も撮影してしまいます！

二天門の手前、バックに日が当たっている艶やかな紅葉群が凄いですね！まさにパンフレットの写真に使われるようなシーン！もう何の言葉も出ません！

そう、この寺院の名勝庭園を見ていませんでした。二天門の手前に位置していますが、先ほどは通り過ぎる形で先に二天門、本堂を見ました。

この名勝庭園「蓬莱庭」は江戸時代に造られたものらしいです。平安時代初期に建立されたこの寺院の中では比較的新しいものですね。

池と屋敷にかかる紅葉とのコラボが凄い良い景観で大好きです！

池と池を取り囲む石、屋敷、そして紅葉と、まさに絵葉書に使われそうなシーン！まさに絶句して何の言葉も出ません！

スケールの大きい庭園です！

池の水面も奇麗ですね！

こちらは先ほど上り下りした参道です。庭園から見る参道沿いの紅葉も日の当たりが良くて実に素晴らしい景観です！超感動します！

一応ここも庭園の奥地になるのでしょうか。物凄い赤色の紅葉が密集していますね！しかも日に強烈に当たっているので明るくて実に艶やかです！

大きな木の紅葉は美しいうえに迫力があります！また下が緑の苔があると庭園らしく風情があって良いですね。

柵の奥は先ほど行った本堂の境内になります。改めて境内も赤、オレンジの艶やかすぎる紅葉が密集していますね！手前の大きな赤い紅葉の木とのコラボ、まさに異次元の世界！何の言葉も出ません！

まさに別世界！美し過ぎて何の言葉も出ません！

日陰に居ながら逆光に照らされる紅葉の美しさは圧巻です！絶句してしまいます！

庭園を出ると先ほどの二天門です。門越しからの本堂です。先ほど本堂およびこの敷地を見たので引き返します。

この美し過ぎる光景にも何の言葉も出ません！

そういえば京都の街中の寺院では、境内にこのような杉並木は無いように思えます。さすが近江の有名な寺院です。

振り返ります。左側は庭園の紅葉ですね。参道もまさに紅葉の密集地！まさに絶景！絶句です！

この色とりどりの艶やかな紅葉密度！別世界でもう何の言葉も出ません！

入口の受付が見えてきました。それにしても物凄い広大な敷地を持つ西明寺です。

忽門を出て西明寺の観光が終わります。境内が広大で色艶やかな紅葉シーンが無数あるので、観光時間は2時間ほどかかりますね。ここに到着後の次の1時間後のシャトルバスは見送り、その後のシャトルバスはもうすぐきます。

境内に入る2時間前よりも日が当たって、真っ赤な艶やかな状態になっていますね！

時刻は午前11時頃。湖東三山の2つ目の寺院は一番奥にある百済寺へ行きます。続きは旅行記【２】へ。