紅葉してるかなぁ～タラックルまでドライブ～359km

2021/10/23 - 2021/10/23

友人りっこちゃんとは、去年アナトリアドライブ(https://4travel.jp/travelogue/11657552)の後、なかなか会う機会がなくてもう一年も経ってしもた。『久しぶりに会おうよ～どっかで紅葉見れるかもしれんし～』と日帰りドライブすることになりました。
日本の紅葉ほどではないものの、ちょびっと色が変わった山の中をドライブして、タラックルという小さい町まで行ってきました。
トルコ語でタラックというのは櫛のことで、昔からツゲの木で櫛を作っていたことから町の名前になったそうです。

エリア その他の都市(トルコ)

朝８時半ごろイスタンブールを出発して、元会社の友人がオープンしたというカフェで朝ごはんを食べようと計画。サプライズにしようと到着30分前に電話したら、まだ寝ていた。『ほな、ゆっくり行くから準備しといてや～』(笑)
電話でたたき起きしたものの、すぐに飛んできてくれて、３年ぶりの再会におしゃべりも弾みました。念願のカフェを夫婦揃って楽しくやっているそうでなにより。
で、いきなりやってきた私らに準備してくれた朝食はというと、チーズパイとバナナケーキと栗(笑)。ごちそうさまでした。

しゃべりすぎてちょっと遅くなってしもた。

天気も良くて、山の中走るの気持ちええわぁ。

12時半ごろタラックルに到着。この土産もん屋台の裏は無料駐車場になっていたのでそこに駐車。

タラックルにはこういうオスマン時代の建物が残っていて、トルコの国内ツアーでも人気のあるところです。

後ろに見える丘は要塞やったところです。

今日は市場もたって、新鮮お野菜もいっぱい。後で買おかな？と思ってたけど忘れてた。

町の中心広場には、もちろんアタチュルクさん。

要塞の丘に登って、町を一周見渡してみよう！

途中の家はボロボロやし。

要塞の残骸。

道があるようなないような丘を10分ほど登ります。途中振り返るとこの景色。

てっぺんにはもちろんトルコの旗！

町の反対側にはちょっとだけ紅葉らしきものがあるけど、なんかもひとつやなぁ。

小川のせせらぎ～静かで気持ちええやん。

あの家の窓も素敵やわぁ。

鉄塔の後ろにモスクがあって、その先にプラタナスがちらっと見えてます。

あったあった～でっかいプラタナス。

と喜んでいたら、道端の土産もん売りのおばちゃんが、『これ食べていき～』とりんごを一つずつくれました。

オスマン時代には征服した土地にプラタナスの木を植えたそうで、この木も1293年ごろにタラックル征服の時に植えられたんやろうと考えられています。

裏側にはこんなでっかい穴。りっこちゃんすっぽり入ってました(笑)。

プラタナスの横のベンチでさっきもらったジューシーな甘いリンゴをかじっていると、ハチさんに横取りされました(笑)。ず～っとここにとまってどいてくれへん。

小鳥小屋も吊り下げてあったけど、現在は空き家のようでした。

この家は焼けてしまったようやねぇ。

最近焼けたんやろか？残骸もすぐ横に。

道端には瓜とカボチャ。後で取に来るんか？ほしい人持って行って～ってことか？

あっちの木の先っぽだけ白いけどなんでや？と観察していると、あれは葉っぱの裏側が見えてるみたいやわ。表紙の写真の真ん中のんがその葉っぱの裏側。

ユヌスパシャモスク。
さっきはちょうどお祈りの時間で入れんかったんで戻ってきました。ドームが鉛でできてるので、鉛のモスクともいわれています。

セリム一世がエジプト遠征の時にこの町に宿泊しました。

当時の大宰相ユヌスパシャが、有名建築家ミマールシナンに建てさせたということです。

子供たちがお祈りしてました。

モスクの前にあるトイレ。『マスクと距離と手洗い』との張り紙。
一人1.5リラ。

博物館らしきものがあったので入ってみることに。

入口から覗いても誰もおらん。『すいませ～ん、ここは見学できるんですか～？』『あぁ、入っといで～』と中から声が。スリッパとかあるし、靴脱ぐんやろか？『ええから入っといで～』『いやでも土足では・・・』『そこにカバーあるやろ』ってこれ全部使用済みやけど、まぁええか(笑)。

結局、声の主は姿が見えずで、中に入ってみました。

昔は学校や役所として使われていて2001年に博物館になりました。

３階の窓からの眺め。

１つの部屋ではタラックルの写真が飾ってありました。『これってさっき通った火事になった家のドアやんなぁ』とりっこちゃん。よ～見てるなぁ！

タラックルの家の模型があったんですが、窓とかはずれてるし(笑)。

スプーン職人のおっちゃんイスマイルさん。入口に聞こえてきたのはおっちゃんの声でした。ツゲの木で櫛やスプーンなどを手作りしています。おっちゃんとちょっとおしゃべり。

おっちゃんのスプーンは角度がちょうどよくて使いやすそうなので、いくつかお土産にも買いました。一番下のんはバターナイフに使えるなぁと小さめのを探していたら、大きいのんしか残ってなくて、でもすぐに削ってほしいサイズにしてくれました。
『ツアーの客はちょっと覗いて出て行ってしまうけど、あんたらは興味をもって話し聞いてくれたし質問もしてくれるし、うれしいわ』って、ちょこっとだけやけどおまけもしてくれました。ちなみにスプーンは1本60円くらい。
電話注文もできるみたいなので、また必要な時はお願いしてみよっと。

遅めのお昼ごはんは名物のケシケキ。小麦とチキンを炊いた、ねちょねちょのお粥みたいな食べ物。私の好きなやつ！

それでは暗くなる前に帰りましょう。帰りは森の中の道を通ることにしました。でも葉っぱほとんど落ちてるし。

ここら辺は花梨の産地でもあるので、道沿いに花梨畑が続きます。道路沿いの販売所で止まったら、『裏の畑で収穫してるから見ておいで～』って。

おばちゃんがこうやってもぎ取るねんで～と教えてくれました。もぎたてをモンペでごしごし拭いて『はい、食べや～』って。

バケツ一杯分もぎ取って、それ全部買います～っていうたら、『いらんいらん、持っていって～』って。これはありがたくいただいとくとして、販売所で売ってた柿も買って、おばちゃんたちが汗水流して育てたおいしい果物たちは、帰ってから近所の人や友達と分け分けしました。

おばちゃんたちには、花梨の他にも、りんごや桃やオリーブの畑もあるらしく、一年中休む暇がないそうです。

帰りにはちょっと寄り道して、サパンジャ湖にも来てみました。夕陽が見れるかなと思ったけどちょっとずれてたので町の方に沈んでいって残念。

湖岸のカフェでコーヒー飲んで今日のお出かけは終わりです。
やっはりドライブ楽しいわぁ～。

この旅行記へのコメント （3）

• フィーコさん 2021/11/08 21:55:05

  ちょっとドライブで359キロ^ - ^ 元気～

  Laylaさん　こんばんは～
  
  お友達とも会えて良かったですね。
  1年ってあっていう間。
  
  朝ご飯に出してくれた栗は生？？
  屋台で買った焼き栗、生に近かった覚えがあります。
  
  花梨、トルコでは普通に食べるの？
  ジャムとかにして？
  昔、おばが作った花梨酒を少し頂いて
  美味しかったから次の年チャレンジしてみたら　かりん、固くて固くてそれでもなんとか切り漬けたものの渋みがあり飲めませんでした。それ以来花梨には手を出さず（笑）
  
  少しでも紅葉見られてよかったですね。
  
  フィーコ

  Laylaさん からの返信 2021/11/10 15:46:43

  RE: ちょっとドライブで359キロ^ - ^ 元気?

  > Laylaさん　こんばんは?
  >
  > お友達とも会えて良かったですね。
  > 1年ってあっていう間。
  >
  > 朝ご飯に出してくれた栗は生？？
  > 屋台で買った焼き栗、生に近かった覚えがあります。
  >
  > 花梨、トルコでは普通に食べるの？
  > ジャムとかにして？
  > 昔、おばが作った花梨酒を少し頂いて
  > 美味しかったから次の年チャレンジしてみたら　かりん、固くて固くてそれでもなんとか切り漬けたものの渋みがあり飲めませんでした。それ以来花梨には手を出さず（笑）
  >
  > 少しでも紅葉見られてよかったですね。
  >
  > フィーコ
  
  
  フィーコさん、こんにちは。
  
  栗は生のまま食べされられた〜(笑)。ちゃんと栗の味して食べれんことないけど、私はやっぱり焼き栗のんが好きやな。トルコ人は生のままバリバリ食べてるわ(笑)。
  
  花梨酒ってなんか素敵な響きやねぇ〜。いつか作ってみよかな？おいしく出来たら飲みに来てね！
  
  
  トルコでは、果物としてそのまま食べるけど、渋いノンもあるので私は自分ではあんまり買わんなぁ。出されたら仕方なく食べてるけど(笑)ほんま固いから切るのも気つけんとあかんし。
  
  他にはジャムにしたり、大量の砂糖で煮たデザートもあるよ。ayva tatlisi って検索してみてみて〜。それもいつかごちそうするわ〜！
  
  
  
  
  

  フィーコさん からの返信 2021/11/10 21:10:34

  RE: RE: ちょっとドライブで359キロ^ - ^ 元気?

  Laylaさん　こんばんは！
  
  ググったでー（笑）
  ayva tatlisi 甘そうやね。
  でも食べてみたいわ。
  トルコのお菓子、どれも甘そうやし。
  
  マルメロ、トルコのカリンは日本の一般的なカリンとはちょっと違う種類みたいやわ。
  日本でも長野とか寒冷地で栽培されているよう。
  
  早く自由に行き来できるようになったらええね〜
  
  待っててね。
  
  フィーコ