別冊・てみちま（夫）Diving-Log2021☆日本の端っこを潜ってみた① 最南端・波照間島と本州最南端・串本

2021/10/07 - 2021/10/09

コロナ禍の為、昨年はお一人ダイビングに徹しながら
「来年（今年）には石垣へダイビング旅行へ行こう！」と友人と約束していたのですが・・・コロナ禍は納まるどころか、更に悪化！ 他人同士での旅行に行く雰囲気に成れず、今年も “お一人ダイビング” となりました。

どうせ一人の身軽な状況だったら、複数人で行くには高リスクで計画しづらい所へ行ってしまおう！　などと、自らの不運ぶりを顧みずに『日本の端っこを潜ろう』と計画！！
この旅行記では、日本最南端の波照間島へのダイビング旅行の様子をまとめてます。領土の最南端は沖の鳥島ですが、一般人にとっては行く手段さえない場所。ファンダイビングが可能な場所としては波照間島が最南端となります。
今回の計画では波照間島3泊で、着後の午後ダイブも含め、3日間で最大8本のダイビングの予定ですが・・・

先ほど “不運” と書いたのは、八重山方面へのダイビング旅行が不運続きであるところを指します。
8年前のダイビング旅行では台風の直撃をくらい、当初3日間潜る予定が１日しか潜れずじまいの挙句、洗車中の車中みたいな暴風雨に唖然としながら、停電の中でビジネスホテルにお籠り (>_<)
昨年は台風通過を確認後に石垣行を機動的（衝動的とも言う）に決めたのに、その後発生した別の大型台風の影響で延泊を迫られた上、季節外れの強い北風の影響で、ベストコンディションとは程遠い状況 (@_@)

さてさて、今回のダイビング旅行の行方は・・・

エリア 波照間島(沖縄)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

・・・ってか、いきなり不運からの始まり (ノД`)・゜・。

この旅行は当初９月9日～12日で計画していたのですが、出発2日前に発生した台風14号の襲来により延期したものです。
3日前には JTWC（米軍合同台風警報センター）の警戒情報により、ほぼ直撃を把握していたので、迷い無く延期を決意。ある意味 幸運とも言えたかな・・・
もしも行ってたら、8年前と同様に悲惨な旅行となるところでした（笑）

1ヶ月後の仕切り直しでの出発の朝
関空の空は晴れ渡ってますが・・・

気象庁やウェザーニュースの予報は『梅雨か～？』と言いたくなる予報。
涙をこらえながら、この時期に先島諸島で一つも太陽が出ない訳が無いと、自分を慰めながらの出発です。

それより気がかりなのは・・・
まだ、気象庁等からの注意情報は出て無いのですが、《数値予報》は微妙な予測を示します。現地のダイビングショップに問い合わせても『今でも波が高い状態で、今後は悪い方向へ進みそう・・・』との事。

とは言え、中止や延期を決断するほどの材料にはならず。そもそも、延期しようにも、今後は海況的に益々難しい季節となって行きます。

不安を抱えながらの決行です・・・

ところで《数値予報》とは、現在の世界中の気象観測データーをもとにスーパーコンピュターにより解析し、今後の気象現象を地球丸ごと数値的に予測するもの。

上の画像は［windy］と言うサイトで《数値予報》の様々な数値情報をグラフィック化した、とても見やすいサイトです。
ECMWF（ヨーロッパ中期予報センター） GFS（アメリカ海洋大気庁） ICON（≒ドイツ気象庁）の数値予報が見れます。各予報にはばらつきがあり、《数値予報》は不確実性が多いとされますが、数日程度先の方向性は掴めると思います。

https://www.windy.com/?34.987,135.842,5,i:pressure

さて、前置きが長くなってしまいました (^-^;

遅れる事が割と多いピーチのフライト。
遅れ具合によっては、昼食のタイミングを逃す恐れがあるので、しっかりめに食べておきます。
制限エリア内の【ソラテリア】で うどんセット

おぉ！　今回も新機材のneoです

天気を心配して落ち込み気味の気分も上昇傾向 (^^♪

関空連絡橋や りんくうタワーに明石海峡大橋も今日はバッチリ！
益々 気分上昇傾向 (^^♪♪

八重山諸島 離島への玄関口　石垣島へ Go♪ Go～

今回初めてのルートで着陸
見えてるのは右から 石垣島 竹富島 小浜島 西表島 そして眼下に広がる
八重山のライトブルーのラグーン ♪＼(^ω^＼)

今思えば、この辺がこの旅行でのMAX気分だったかも（笑）

石垣空港到着口を出た正面の特設ブースで
《あんしん島旅プレミアムパスポート》を受け取ります。
詳しくはこちらで
https://ishigaki-safetrip.com/

今年の7月1日から実施されてるそうで
《緊急事態宣言》で来島自粛を求めつつ、感染を広げない人は是非遊びに来てね～と、いかにも本音が表れた政策で清々しい（笑）

10秒ほどで発行してくれますが、いかんせんPR不足なのか
殆どの人が素通りしていきます (^-^;

結局30分以上遅れてのピーチのフライトでしたが
目的の時刻10:30のバスにギリギリ乗れました～

11時頃、離島ターミナル到着
昼食前に乗船券を購入しておきます。

石垣島⇔波照間島 往復6910円が、空港で発行してもらった
《あんしん島旅プレミアムパスポート》の提示で5％OFF

ランチは730交差点前A&W
2年ぶりの訪問も前回と同じ　Jr.モッツァバーガー　安定の美味さ

ドリンクはコーラで・・・ルートビアを飲む勇気は無かった（笑）

11:45発の高速船で波照間島へ

朝の第1便と夕方の第3便は大きめの船ですが、
昼の第2便は小型の船で、比較的欠航率が高くなります。
幸いこの日の気象庁の5時の予報は波高2mで、問題無く出航で 第一関門突破！

波高3m以上の予報が出ると、欠航する可能性が高くなります。

問題無く出航と書きましたが・・・割と問題あるかも (^-^;

さっきまで良く晴れてたのに突然の雨模様 ってか、嵐。
しかも結構な揺れ具合です。船酔いする人は辛いかも・・・

1時間ちょっとで波照間島到着、港まで宿の方が迎えに来てくれます。

本日から3泊お世話になる予定の【やど いしの】
ダイビングサービスを併設した宿です

玄関脇にヤギがつながれてます・・・
この辺って、確かヤギ汁を食べたりしますね

ちょっと切ない (^-^;

洋室シングル
宿自体が新しそうで、部屋も綺麗です。1泊素泊まり4500円。

エアコンは有料で100円/2時間。シャワー後から就寝までの2時間はエアコンを使いました。就寝中の夜中はエアコン無しでも大丈夫でした。


ちなみに現在、食事の提供は一切無いとの事です。

水回りはシンプルで清潔感有り。簡素ながらも狭くは無いので快適でした。

入口脇の物置兼衣類掛けスペースが便利。

客室は全て2階にあり、その2階のパブリックスペースには
レンジや冷蔵庫、電気ケトルに洗濯機が有って、宿泊者は無料で使えます。

コロナ禍で無ければ、此処で持ち込んだ食品を食べる事も出来そうですが、特に宿からの案内は有りませんでしたが、今回は皆 自室で食事していたようです。

自室で食事？？？ですね。
周辺に飲食店は有るには有って、ランチで そば 位は食べれるらしいのですが、夜の飲食店は島民以外は入店出来ません。もちろん、このコロナ禍が終息すれば入店できるのでしょうが、しばらくは無理そうかなぁ・・・

外は本降りの雨。台風とかでは無いので、しばらくしたら上るでしょうが・・・

着後の午後ダイブの予約（リクエスト？）を入れてますが、辛い天気です。そりゃあ本数は熟して行きたいところですが、楽しくないのはキツイな～

などと心配していたのですが、なんやかんやで結局 午後ダイブはお流れです。
スタッフさんの説明では、予約延期に伴って午後ダイブの予約を更新し忘れたとの事でしたが・・・
どうやら、本日の午後ダイブは私一人だった様で、都合よく忘れてくれた感じかなぁ。
ここでの午後ダイブは予約と言うより、リクエストベースと考えておいた方がよさそうです。

そんなこんなで空いた時間は、買い出しや島の散策に当てましょう。

宿で貰った地図。裏には集落の詳細図も載って、凄く役立ちました。

小降りになってきたので買い出しに出かけます。

写真は日本最南端の郵便局　波照間郵便局

宿から徒歩1分　泡波酒店
波照間島の地酒《泡波》の販売所です。波照間島以外では入手困難な泡盛で、知る人は知ってる、有名なお酒らしいです。

冷えたビールも販売してました♪
もちろんオリオンで (^^)v

先の酒屋は別として、宿から一番近い商店　名石共同売店
最初2時半頃に行ったら “シエスタ” 中でした（笑）

3時過ぎに改めて来店

アルコールを含め冷えた飲み物やカップ麺、食パン・菓子パンや缶詰類の他、常備野菜や日配品・日用品等を販売、島民の生活を支えるお店で、観光客にとっても、生命線と言えるお店←ちょっと大げさ？

写真はお弁当などのコーナー
入店後すぐに目を付けていたロコモコは別の客のカゴの中 (+o+)

夕方5時頃からは惣菜類や刺身なども並ぶそうです

名石共同売店での購入品
今晩のディナーと明日の朝食、明日・明後日の昼食と お茶を購入

売店で毎日の食事は大丈夫との説明でしたが、何が買えるのかも不明でしたし、 食いっぱぐれは避けたいので、若干の食品を持って行きました。

レンチンのつまみ類とご飯、レトルトカレーとフリーズドライの汁物、粉末スープ等

食器はコップのみしか部屋には置いて無いとの事でしたから、プラスチックのマグカップとスプーンを持参しました。あと、小容器に入れた食器洗剤とスポンジを1/3にカットして持って行きました・・・なんか、キャンピングっぽい（笑）

4時過ぎごろには雨も上がったので、島内の散策に出かけましょう

集落には珊瑚の石垣や防風のフクギの植栽など
THE沖縄な風景も残っていて 旅行気分もUP

日本最南端の警察署　波照間駐在所

宿から一番近い飲食店　居酒屋 あがん

現在、島民以外は入店出来ませんが、テイクアウトはOKで
電話で注文、調理が出来たら連絡が来るので、受け取りに行くシステム

宿に置いて有ったメニュー

［沖縄ナポリタンそば］が そそるな～
最終日のディナーはこれかな！！

集落のはずれにある　コート盛
昔の見張り台ですね。今でも上れます。

コート盛りからの風景
なかなかの見晴らし (゜o゜)

北側の遠くには西表島が見えます。
港の方からだともっと良く見えそうです。後ほど行ってみましょう。

あちこちでヤギが飼われてます

題『ヤギと鳥』

南十字星があしらわれた 波照間島のマンホール

描かれてる建物は波照間島星空観測タワー
波照間島は星空の美しさでも有名です

宿のスタッフさんに、レンタル自転車が近くに有るかと尋ねたら、この自転車 前のお客さんが置ていったまま、レンタル店が休業してしまってるので使ったらいいよ、知り合いの所のやし問題無し！ ですって。

なので滞在中ず～と無料で使えた。ただ、島の道は殆どが坂道です。出来れば電動アシスト付きかバイクを借りた方が断然快適です。

港の近く、日本一美しいとも言われる　ニシ浜

ニシ浜の入口はビーチの東端に有って、夕方の時間は撮影するには逆光になります。
ビーチをどんどん西へ歩いてから振り向いた方向だと順光の写真が撮れますが、また今度午前中に来て写真は撮ろうと、この時はビーチへは降りて行きませんでした。

波照間島で有名な撮影スポット　防波堤
港の防波堤です。

北方向には西表島がくっきり！
この日以外はガスって全然見えませんでした。

西表島の西側に小島が見えます。写真は望遠で撮ったものを 更にトリミングしてるので、割とはっきり見えてますが、肉眼では なんか島が見えるなぁ～ 位の見え方。
方向的には与那国島の有る角度ですが、まさかね。

後で宿のスタッフに尋ねたら 中御神島 と言う無人島ですって。

日本最南端の　高那崎

港の丁度反対側、島の南東辺りです。
自転だと漕いだり、押したり、ビュ～と滑降したりで港から45分程で到着。
結構しんどい思いして来ましたが　凄い曇天・・・
また来よう (;´･ω･)

初日のディナーは名石共同売店で夕方買った
チキンソースカツ丼　450円

凄いボリュームです。持参したつまみ類などを先に食べたら、絶対に食べきれ無いと思い、つまみ兼 主菜兼 〆として、ビールと泡波でちびちびと。
まぁ、美味しかったです。450円は断然お値打ちです。

翌朝
今日は昨日よりもずっとイイ天気そうです (*´▽｀*)

朝食。前日 名石共同売店で買っておいた
サンドイッチと持参したカップスープ

サンドイッチの値段はたぶん200円位だったかな？
お店の手作りですかねぇ？ レタスと薄焼玉子とスパムがサンドされてて、マヨネーズベースの味付けがとても美味しかったです。朝食にお勧めです！

さて、いよいよダイビング

波照間島には港は一つだけの様です。
フェリーで到着した港か出航です。

1本目［イリコッチ］
ニシ浜の沖合のポイントです、ボート移動は10分程。
波照間島を代表するポイントだそうです。

白砂の海底にど～んと大きな根がそびえてる感じ。
その根の周りをダイビングします。

透明度は25m位かな？

白砂にはガーデンイール。
解りづらいけど、自分にしてはこれでも良く撮れた方。
何時も直ぐに引っ込んでしまう (゜o゜)

白砂にぽつんと小さな根
小魚が群れていて、いかにも沖縄っぽい

根に付いてるのはハナゴイ ですって

ネットの画像とかでは、もっと紫っぽい色してますが、形は合ってますね。
青々と とても綺麗で、このポイントで一番印象的でした。

波照間島を代表するポイントも納得の
最大水深21.3m　平均15.5m　水温28度　39分のダイビングでした

港に一旦戻ります

帰路の船上から防波堤越しにニシ浜方向を パシャ

2本目［ニシハマ沖］
1本目の［イリコッチ］より更にビチー寄りのポイント

巨大な珊瑚がとても印象的
透明度は20m程かな

セジロクマノミ・・・多分 (^^ゞ

カクレクマノミ・・・さっきのよりは自信有 り(^^;

17年近く潜ってるけど、名前を覚えるのはイマイチ苦手 (;´･ω･)

マダラエイ・・・これは自信有り (^^♪

アオウミガメ・・・これも分かりやすい (^^)v

バリエーション豊かな
最大水深12.2m　平均8.8m　水温28度　45分のダイビングでした

お昼休憩は一旦 宿に戻ります。

ランチは昨日買ったUFO大盛、安定の美味さ。

午後の3本目は港を出て東へ
強めの東風と東からのうねりに逆らって進む事10分程

［イナマー］へエントリー
透明度はうねりの影響か、20mに届かない感じ

珊瑚やソフトコーラルが一面に広がるポイント

ここでもアオウミガメ

水面は風やうねりでバシャバシャしてましたが
水中は穏やか。ほんの少しうねりを感じる程度で、問題無し。

ソルトコーラルが畑の様に広々とひろがる
最大水深15.5m　平均9.7m　水温28度　43分のダイビングでした

今日は順調に3本潜れましたが、明日は風が更に強まり
ダイビングは無理な可能性が有るとの事です・・・（汗

ダイビング後、今日も港の防波堤へ
昨日よりは晴天で、フォトスポットと言うだけあって綺麗です。

おそらく日本一美しい防波堤と言っても、言い過ぎでは無いと思う。

港から集落へ続く道に設置された看板

『半裸、水着』って！ 言い方・・・敵意を感じるのは気のせいか？

今日も最南端の高那崎へ行ってみましょう。

途中に有る《波照間島灯台》
島の一番の高い場所で、海岸では無く島の真ん中あたりです。
孤島の波照間島なので360度方向から見えるココがイイ設置場所なのでしょうね。

日本最南端　高那崎に設置された
《日本最南端平和の碑》

こちらは《日本最南端の碑》

日本最南端　高那崎の海

陸方向はこんな感じで、最果てっぽい風景

遠方に見えるのは《波照間島星空観測タワー》

波照間島では星空観察の現地ツアーが開催され、それを目的に来る来島者も多いとのこと。
実際、ダイビングサービス併設の宿ですが、ダイバー以外の宿泊者の方が多かったです。

道の要所には案内看板が設置されてますので
迷子になる事は無いとは思いますが、解りにくい所も有るので
こまめに地図で確認しながら移動した方が無難です。

夕方6時からのLog付け（自由参加、この日は全員参加）を終えたら夕暮れ時。
夕焼けを見に、見晴らしの良いコート盛りへ行ってみましょう。

※Log付け≒その日のダイビング記録を書きながら、お喋りとかする会
（てみちま・夫、無口な割にはコレ結構好きです）

ん～ん・・・夕焼けとしては微妙ですが
まぁまぁのトワイライトですね

薄雲も張ってて大きな雲の塊も有るし、今晩も星空は無理かな・・・？

今日の晩御飯は、焼き鳥と牛すいで　ちびちびと一人晩酌
ビール2本空けてイイ気分。

そろそろメインのカレーマルシェをレンジにかけようとしたのが８時半過ぎで、本日の星空ベストタイム。何気無しに窓の外を覗くと・・・
お星さまキラキラ (@^^)/~~~

慌ててカメラや三脚、懐中電灯を準備してコート盛りへ Go！

おぉ！　イイ感じ

コート盛りの近くには明るい光源は無くて真っ暗、十分星空観察に適してます。
写真でコート盛りが明るいのは、スマホのライトを調整しながらあてて撮ったからです。

反対方向から

オリオン座が上部中央にバッチリ撮れてますが
他の星も明るくて、星座としては解りにくかった・・・

コート盛りの上にカメラを据えて 天の川を狙います。

肉眼でもハッキリ天の川を確認出来るので画角を決めやすい。

若干薄雲が広がっているようですが、なかなかイイのが撮れた！
満足です (^^♪

翌朝、コート盛りからの朝焼け
すっきり晴れた清々しい朝ですが・・・風が強い

結局本日のダイビングは中止です (ノД`)・゜・。

昨日夕方 熱低から台風となった18号はまだ、遥か彼方のパラオ辺りです。位置的にも勢力的にも本来なら、まだ台風の影響は小さいはずですが・・・

季節外れに勢力の有る日本上空の高気圧の張り出しにより、高気圧の縁を流れる時計回り風と、台風（低気圧）への反時計回りの風が、先島諸島付近で合流して強い風をもたらしてる様です。

ほんと天気だけはどうしようも無い。無力です （涙

さて、本日の朝食は
持参した豚汁とレンチンご飯にふりかけで！

小袋で持参したふりかけ 焼たらこと カツオを
センターで掛け分けて ダブルで贅沢使い（笑）

朝食後、順光のニシ浜へ写真撮影へ
写真を撮りながら今後の対応を検討します・・・

明日からは石垣島へ戻る高速船が欠航する恐れが出て来たので
（実際翌日の高速船は第1便以外は欠航）
本日中に石垣島へ戻った方が無難です。

波照間島でダイビング出来ないのであれば、此処に留まる理由は有りません。
石垣島であれば本日もダイビングは可能でしょうが、1便で帰っても午後から1本潜れるだけ・・・

観光するにも八重山周辺は大体は行きつくしてるので、今日丸1日と明日の半日を観光に使うのはもったい無いな～

ピーチのHPで確認すると、本日夕方の便に空席あり。
追金も+1000円だけで済みそう・・・

※ピーチの券種バリューピーチは、出発1時間前まで手数料無料で日時変更可能。
変動運賃制なので購入代金より値上がりした分の差額だけ、支払いが必要となります。日程が迫った方が値上がりする傾向にありますが、今回の様に人気便（日曜夕方便）から不人気便（土曜・月曜便）への変更は、ほとんど追加無しの場合が多いと思います。

よし決めた！ 今日、京都へ帰ろう。
来月も八重山方面へダイビングに来るし、その時の隙間時間も観光に当てれる。ここは来月に備えて予算を節約しておいた方が『吉』と判断。

ちなみに写真は、防波堤からニシ浜方向の午前のアングル。一番美しいと期待していたアングルでしたが、雲に太陽が隠れて光量がイマイチなのと強風で水面が乱反射気味で、写真もパッとしませんね。残念。

波照間船客ターミナル

こじんまりした土産物店とそばや おにぎり ビール等を販売している食堂が有りました。

第1便の『ぱいじま』
来た時の『第38あんえい号』の2倍の定員で、排水量は5倍以上です。

本来は更に大きく安定性の高い『ぱいじま2』が就航しているのですが・・・
イマイチ船の調子が不安定なのか？ 今回も整備中。
再開の目途も立ってないって ┐(´～｀)┌ ﾔﾚﾔﾚ

サヨウナラ～波照間島 （о´Д｀）／~~~

予定MAX8本が結果3本で、ダイビング的には満足行く成果では無かったけど・・・
元から2泊3日の旅行ついでに、ダイビングをしたとしよう！
イイ一人旅だったじゃないか（笑）

最終日のディナーにしようとしていた［沖縄ナポリタンそば］を食べ損ねたのは非常に残念。
我が家の家訓「旅行中食べたいものは最初に食べとけ」は今回も生かされなかった（笑）

帰りも激揺れ (◎-◎;)!!

石垣島離島ターミナルの安栄観光の店舗の一角に有る
『GO SHARE』
電動バイクのレンタル店です。

夕方の飛行機なので、隙間時間が3時間余りあります。
面白そうなので借りることにしました。

今回借りた　一人乗り50ccタイプ
レンタル料3時間3500円が
《あんしん島旅プレミアムパスポート》の提示で10％OFF

乗り心地は上々。パワフルな加速で、制限速度の30kを直ぐに超えてしまします。

まずやって来たのは　知念商会
こちらでお昼ご飯のネタを調達します。

石垣島のB級グルメとして昔から有名な『オニササ』
オニギリ+ササミフライからのネーミングみたい。

ささ身フライなどの揚げ物とおにぎりを合体させて頂きます。

今回私がチョイスしたのはエビカツ（エビよせフライ）
好みの味付けを施し、おにぎりをON！
エビカツ220円+おにぎり70円＝290円也

続いてやって来たのは　金城かもぼこ店
此処にも有名な人気B級グルメが有ります。

『じゅーしーかまぼこ』ですが・・・流石は人気商品。売り切れですね。
辛うじて残っていた『ブラックじゅーしー』を買って行きましょう。
一個270円

舟蔵公園

西隣にはホテルロイヤルマリンパレスが有ります。

11年前、初めて八重山諸島を訪れた時に利用したホテルです
その時の旅行記はこちら↓
https://4travel.jp/travelogue/11521422

こちらの東屋でランチにしましょう！

味噌汁とお茶はすぐ近くのコンビニで調達したもの

『オニササ』
揚げ物の形に合わせて、ビニール袋の上からおにぎをニギニギと整えてから頂きます。

『ブラックじゅーしー』
イカ墨を練り込んだかまぼこの中に、ドライカレーのおにぎりが入ってます。

どちらも美味しゅうございました。

心地良い風が吹き、イイ時間の流れ・・・
本当に台風来るの？？？

ええ、来ます（笑）
結果的には翌日と翌々日の先島諸島は18号の強風圏内

カーナビに慣れきってるので、詳しくない土地をバイクで走るのって、意外と道が解りにくい。
食事が終わった時点で、予定より15分以上過ぎてしましました。先を急ぎましょう。

まずやって来たのはバンナ公園内の［エメラルドの海を見る展望台］
石垣市街地方向（南西向き）の風景

上　名蔵湾 方向（北東方向）

下　米原方向（北方向）

しばらく走るともう一つの展望台［南の島の展望台］

上　米原方向
下　名蔵湾方向

さっきの［エメラルドの海を見る展望台］とほぼ同じ風景
市街地側が見渡さる分［エメラルドの海を見る展望台］の方が値打ち有！

超有名スポット　川平湾
安定の美しさ

川平湾の充電スポットでは必ずバッテリー交換をして下さいとの事。
十分帰れそうなバッテリーの残量ですが、直に従って交換しておきます。

空いてる充電ケースにバイクからバッテリーを外して挿入すると、充電されたバッテリーがひょっこり出てきます。とても簡単に交換できます。

返却前にも市役所の充電スポットでバッテリー交換をして返却する必要があります。充電スポットの場所がちょっと解りにくかった。市役所北側の駐車場入り口横です。

※本文中の市役所は美崎町の旧庁舎を差します。11月に旧空港後地の一角に新庁舎が完成したそうです。

最後の立ち寄り場所　ミルミル本舗

美味しいと評判のジェラートを頂きながら
ここで一休みしていきます。

ジェラートはマンゴーと島豆腐のコンビで460円（単品は360円みたい）
普通に美味しいかった。

ミルク　300円
キンキンに冷えてます。大分と美味しかった。

一番の美味しさはこの風景。絶景の部類です。

結局 最初の遅れを取り戻せず、ここの休憩タイムにしわ寄せが来て、ジェラートとキンキンに冷えた牛乳を5分ほどで一気食い。
これ、お腹にヤバイのちゃうの？と思ってたら、一時間ほどでお腹がキュルキュル言い出した (;´･ω･)
幸い飛行機の搭乗口での待ち時間にピークを迎えたので、大事には至りませんでした（笑）

予定時刻ぎりぎりにバイクを返却して
バスで空港へ

帰りは古いの機体で残念

直ぐ横に琉球エアーコミューターのボンバルディア

1ヵ月後にはこれに載って与那国島へ行く予定ですが・・・
どうなる事やら

帰りも結局20分遅れで出発 ┐(´～｀)┌ ﾔﾚﾔﾚ

さよなら石垣 (^-^)/~~　来月もよろしくネ（笑）

波照間島は孤島の小島。
風向きによってダイビンが出来ない日が多いようですね・・・
旅行としては楽しかったので良しとしましょう。

次に期待してみよう！

さて、波照間島旅行から1週間後の10月16日の串本。
此処も端っこと言っていいですね。本州最南端の地です。

本来は来る予定は無かったのですが・・・
波照間島のダイビングで十分な成果が得られず、毎シーズン10本の潜水目標が未達の可能性が出て来たところで・・・

快晴+波高予報は1.5mで穏やか！
行かない訳にはいかなゾ！と、急きょ決めました。

それと、遠征ではお手軽にレンタル機材で済ませる事が多いので、マイ機材を1年以上使ってません。しかし、次回の与那国島はそれなりのスキルを求められるポイントが多いそうで、少しでも慣れた機材を使った方が良さそう。
なので、機材チェックも兼ねたダイビングです。

写真は吉備湯浅PAでの朝食。
流石にTシャツと短パンでは寒かった。そら、もう10月中半だ（笑）

本日のサービスはコーラルクイーンさん

ご主人がボートキャプテン、奥様が総務兼キッチン担当、息子さんがインストラクター兼ガイドとアットホームなお店です。
外洋をメインに案内してくれて、串本では少数派のスタイル、出港→1本目→海上で休憩→2本目→帰港です。
今回は2度目の訪問となります。

ボートはタンクホルダ－とセッティング椅子を備え、年々体力の衰えを感じるオッサンダイバーには有難い船です。

晴天＆ほぼ凪。
ダイビングの内容も伴えば、追い求める３拍子揃 (^^♪
いざ快晴の海へ Go！

さあ、いよいよエントリー・・・って、透明度悪！！
10mに届いてる？？

串本のショップ・ブログでは昨日まで15mは有ったのに～

流石は串本の外洋ポイント、安定の魚影の濃さですが・・・
この時期なら15m位の透明度のコンディションが普通で、20m近い日も割とあるのに～。残念、今日はイマイチの様です。

なかなか3拍子は揃いませんなぁ～

それでも賑やかな水中は十分楽しめます

丁度クマノミの幼魚や未成魚が可愛らしい時期です

阪神タイガースの様なやつも目立ってんな～

そして今日の最大の収穫はカンパチ！

1本目の間ず～と私達の周りをクルクル廻ってくれて

キミナゴなど小魚への捕食アッタックの迫力シーンを見せてくれ、本日のダイビングに華を添えてくれました。

そして・・・帰りの道の駅では刺身として売られていて、
この日の我が家の食卓にも華を添えてくれました (^^;

何度来ても楽しいコスパ最高の串本は

1本目［塔の沖］
最大水深22.5m　平均11.9m　水温24度　潜水時間48分
2本目［双島沖 北の根］
最大水深26.8m　平均15.2m　水温24度　潜水時間47分
ダイビング日和の1日でした～ (^^♪

ランチはお店の奥様手作りの　ミンチカツ定食 800円
大変美味しゅうございました

ダイビング後、串本19回目にして初めて潮岬へ

本州最南端の地は［潮岬 望楼の芝］の公園となっていて
海の反対側には展望タワー

最初の［本州最南端の碑］とは別に
［本州最南端 潮岬看板］も置かれた本州の最果ては・・・

THE快晴の、こんな風景でした～

さて、次はいよいよ与那国島です。
日本の端っこを潜ってしまおうと、南端の波照間島に続いて西端の与那国島を安易にターゲットとしましたが・・・

色々調べて行くと、なかなか手ごわそうなダイビングフィールド。
体力も気力もとっくにピークアウトした、おっさんダイバーに乗り切れるのか？
いや、そもそもダイビングでは不運続きの八重山です・・・
たどり着けるかも怪しいゾ (^^ゞ

②へ続きます・・・

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2021/11/27 11:42:40

  波照間から串本へ（笑）

  こんにちは、てみちまさん
  
  実は私も先日初めて波照間に行きました。
  以前から欠航が多いと聞いていたので、
  行く直前までびびっていたのですが、
  行こうと思っていた日は最高のお天気で、
  とても綺麗な海に出会えたのです…と言っても私は海を上から見るだけ～ですが（笑）
  でも、翌日からは3日間ずっと欠航。
  私と同じ船で泊まりで行かれた方はどうされているんだろう？とか
  考えちゃいました。
  
  山羊さんが長閑でよかったー。
  
  そしてその後は串本ですかっ。
  近くで良いスポットですよねー。
  って、それも人から聞いただけですが…（笑）
  
  たらよろ

  てみちまさん からの返信 2021/11/27 20:11:10

  Re: 波照間から串本へ（笑）

  こんばんは、たらよろさん
  コメント有難うございます。
  
  たらよろさんも波照間島に行かれたのですね。
  北風が吹き出す季節に、見事好天を引き寄せるとは、
  流石は晴れ女のたらよろさん！
  旅行記楽しみに待ってます。
  
  波照間からの串本、受けました？
  高級イタリアンの後に、サイゼリヤのパスタで〆るみたいな（笑）
  串本は本当にサイゼリヤみたいにお手軽で有難い存在です。
  
  京都在住の4トラベラーが最果ての波照間島を同時期に訪れるなんて、
  偶然にしても出来すぎですね。
  偶然と言えば先日行った小樽の伊勢鮨も被ってましたが、
  実を言うと明日行くレストランも被ってます。
  昨年行かれたニューヨーク発のステーキレストランです。
  一休でお得そうなプランを見つけて予約してから、
  ん？ このメニューや画像の感じ、どっかで見たぞ～確か・・・
  と、調べてみたら、やっぱりそうでした（笑）
  メニューも少し替わってる様なので、
  以前より良くなってるか、しっかり確認して来ますね！
  
  これからも宜しくお願いします。
  てみちま・てみちま（夫）