2021/08/29 - 2021/08/29
532位(同エリア2618件中)
Rinさん
この旅行記のスケジュール
2021/08/29
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観光最終日。
本当はお昼の便で帰る予定だったけどフライトキャンセルになって一番遅い便に振り替えたのでほぼ1日観光できる。
この日のメインはそもそも小樽旅行をしようと思ったきっかけの小樽芸術村の観光。
今思えばお天気がイマイチだった初日にここ観光しとけばよかった気もするけどそうなると天狗山は厳しかったかもしれないし…旅のプランニングって難しい。
宿替えしたのもこの日は素泊まりにして朝ごはんに海鮮丼を食べたかった、というのも理由の1つ。
そしてその後は小樽芸術村で思う存分芸術鑑賞。
まずは天井のプロジェクションマッピングの上映時間の関係から旧三井銀行小樽支店へ。
次にステンドグラス美術館に行って最後は似鳥美術館。
似鳥美術館は絵画部門は撮影禁止だったけどアールヌーボーとステンドグラスは撮影OK。
他の方の旅行記にも絵画部門の写真はなかったのでどんな作品があるかは行くまで不明だったけど、基本は1900年代の絵画が中心だけど中には応挙や北斎なんかもあってびっくり。
この旅唯一の芸術鑑賞の旅行記をどうぞ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
-
本日は素泊まり。
なので朝8時に海鮮丼を食べに小樽駅前の三角市場へ。
というか素泊まりにしたのは小樽滞在中に朝ごはんに海鮮丼を食べたかった、というのもある。
この旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11715723
の続き。三角市場 お土産屋・直売所・特産品
-
観光市場ともいわれているので値段的には安いか?と言われるとそうでもない気がする。
でもこの雰囲気を味わうのも旅行の楽しみ。
「市場で朝ごはんを食べる」というのがいいんだよね。 -
三角市場には食堂がいくつかある。
いろんな人の書いたブログを読んで「味処たけだ」か「滝波食堂」にするか迷ったけど「滝波食堂」に決定。
が、手前に「味処たけだ」があって通りかかるといくらの試食付の呼び込みでつい試食のいくらをモグモグと(;^_^A
そして続く「滝波食堂」でも同じく試食のいくら付の呼び込みでモグモグして入店。
ちなみにいくらの味付けはどの店も自分のところでやっているらしく味が違うんだって。
どっちも美味しかったので違いは分からなかったけど(笑)。 -
なぜ「滝波食堂」にしたかと言えばこの元祖わがまま丼が食べたかったから。
わがまま丼とは10品の海鮮の中から3品又は4品選べるというもの。
海鮮を3品にするか4品にするか普通サイズにするか小サイズにするかでお値段が変わる。
ちなみに本日の季節のネタの10品目はネギトロサーモンと小樽産たこ足の2品。
いくら、生うには即決だったけど最後の1品がなかなか決まらない。
結局店員さんにおすすめを聞くと活ほたてとのことだったので素直に活ほたての
3品の普通サイズを注文。
待っている間にサキイカのサービス。 -
しばらくするとわがまま丼とかに汁到着。
通常の汁物は石狩汁でかに汁は通常プラス200円か300円なんだけどこれまた無料の観光冊子のクーポンで無料。
活ほたては分厚くなんかコリコリしてる。
ひももたっぷりついている。
これが活ほたて!
冷凍のほたてと全然違うΣ(゚Д゚)
全くの別物。
うに、いくらはもちろん美味しい。
朝からお腹いっぱい。北のどんぶり屋 滝波食堂 グルメ・レストラン
-
三角市場は海鮮が中心の市場なので店頭には海産物がズラリと並ぶ。
とはいえ海産物って持って帰るの大変なんだよね。 -
でもこれくらいなら持って帰れそう…。
帰るのも今日だし。
と思い小樽産のムラサキウニを購入。
保冷バッグと保冷剤もあるけど有料。
ということで持参した保冷剤と保冷バッグを活用。
北海道旅行に保冷剤と保冷バッグは必需品だと思う。 -
ホテルに戻る前にもう1か所。
小樽駅前第一ビルにあるかま栄に。
開店時間が朝8:30と早いのが助かる。(株)かま栄 名所・史跡
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購入したのはこの店舗限定の揚げかまバラエティ。
人気のパンロールが入って6点の揚げかまが1000円ととってもお得。
これ目当てで行ったのに店頭に並んでいなかったので店員さんに聞くと「すぐに作りますよ」とのことだったのでお願いするとささっと6点を袋に詰めてくれた。 -
9時にホテルに戻って荷物をまとめてチェックアウト。
例によって荷物だけ預かってもらって最後の街歩きへ。
と言っても帰りは伊丹行の最終便なので時間はたっぷりある。
観光施設が開くのが10時のせいか観光客も少なく、昨日は記念写真を撮る人で一杯だった旧手宮線跡も誰もいない。旧手宮線跡 名所・史跡
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小樽運河までてくてく。
今日はいいお天気。小樽運河 名所・史跡
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日本銀行旧小樽支店金融資料館。
ここは行きたかったけど現在臨時休館中。日本銀行旧小樽支店金融資料館 名所・史跡
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こちらの立派な建物は旧三井物産小樽支店。
旧三井物産小樽支店 名所・史跡
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北のウォール街と言われていた小樽のこの辺りは旧銀行の建物がいっぱい。
レトロな建物が多く見ているだけで楽しい。旧北海道銀行 本店 名所・史跡
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今日の朝一番の観光は大本命の小樽芸術村なんだけど10時開館なのでそれまで近くをうろうろ。
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この辺りは小樽に到着した一昨日に見学済みなんだけど、一昨日は曇り空だったので写真写りがイマイチ。
なのでこの日撮った写真を夏の小樽・積丹旅行②では結構使っていたりする。小樽オルゴール堂 (堺町店) 専門店
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旧三菱銀行小樽支店は小樽運河ターミナルという建物になっていて中に入れたので入ってみると
小樽運河ターミナル (旧三菱銀行小樽支店) 専門店
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お土産物屋さんになっていた。
レトロな雰囲気を生かした店内。
奥には小樽の名物「ぱんじゅう」のお店もあった。 -
さてそろそろ10時になるので似鳥美術館に向かう。
似鳥美術館 美術館・博物館
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似鳥美術館があるのは小樽芸術村と呼ばれる一角。
20世紀初頭に建造された旧荒田商会、旧高橋倉庫、旧三井銀行小樽支店、旧北海道拓殖銀行小樽支店の4棟を中心とするエリアで旧荒田商会+旧高橋倉庫はステンドグラス美術館として1つにしての3つを美術館、博物館として公開している。 -
まず最初に向かったのは似鳥美術館。
購入するのは当然3巻共通の入場券。
通常2000円なんだけど会社加入の福利厚生サービスのおかげで1800円で購入出来た。
支払いは現金のみ。
最初に似鳥美術館から見学しようと思ったら10:30から旧三井銀行小樽支店で天井を使ったプロジェクションマッピングがある、ということなので先にそっちに行くことに。 -
でやってきたのがこちら。
旧三井銀行 小樽支店 名所・史跡
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入ると吹き抜けで天井高い。
2階建ての建物だけど天井の高さが4階吹き抜け位の高さ。
昔の銀行の建物ってどこも立派だよね。
日本だけじゃなくてヨーロッパもそうだから「銀行の建物は重厚でなければならぬ」みたいなのがあったんだろうか。
ちなみに平成13年まで実際に三井住友銀行の支店として使用されていたらしい。 -
10:30の上映時間までは館内見学。
大きなステンドグラスが展示されている。 -
13世紀様式のフランス製ステンドグラスらしい。
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聖書の一場面が描かれている。
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いかにもアールヌーボーのランプが展示されている左がガレ、右がドーム。
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なんともレトロな電話室。
電話の文字盤?見たいのところが顔みたいでかわいい。
銀行時代もこれあったのかな? -
1階の金庫室。
こちらの金庫はアメリカのモスラー・セーフ・カンパニー社製。
世界的な金庫の製造会社だけど2001年に倒産しちゃったけどイギリスの会社が金庫の生産を続けているらしい。
この金庫がどれだけ頑丈かということを示すエピソードとして原爆を投下された広島の三井銀行で使用されていたモスラー社の金庫は建物が破壊されても金庫とその中身は無事だった、という話があるそうな。 -
1階を見学したら次は地下1階へ。
こちらの部屋はというと… -
貸金庫室。
壁にはずらりと並ぶ貸金庫。
…貸金庫って今も昔もあんまり変わってないのね。
新しい支店とかは違うのかな? -
金庫の中身を確認するお部屋。
-
続いて階段上がって2階の見学。
2階から見た1階。
昔の銀行って吹き抜け多いけど考えてみると吹き抜けにする必要性ほぼ感じない。
なんで吹き抜けにしているんだろう? -
照明もレトロだったのでパチリ。
個人的には右上のが一番好き。 -
2階は一般のお客さんの入れない賓客用の応接や会議室等。
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応接室の棚に並んでいるのは70年前の商品サンプル。
ニシン肥料や豆のサンプルがガラス瓶の中に入っている。
といっても銀行が直接こういうものを売ることはないので資材見本としておいてあったのではないかということ。
…70年前…絶対腐ってる…乾燥してるからいいのか? -
館内にある時計もいろいろ。
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2階で一番広い応接室。
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そろそろ10:30。
プロジェクションマッピングが始まりそうなので位階へと戻って椅子に座ってスタンバイ。
この白い石膏造りの天井にプロジェクションマッピングが映し出されるという。 -
しばらくすると館内が暗くなってプロジェクションマッピングスタート!
-
テーマは「四季」上2つは春、下の2つは夏。
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そして秋、冬。
上映時間は10分もなかったけど綺麗で堪能。
このプロジェクションマッピングを最後にここの見学は終了。
が、館内出る時にカバンの中を確認すると3館共通入場券が無くて大慌て。
中に戻って確認すると…1階の床に何か落ちてる…。
見に行くと3館共通入場券。
気を付けよう。 -
小樽芸術村の敷地内にある旧嶋谷倉庫。
この小さな倉庫だけは公開されていない。 -
その隣に立つのが旧高橋倉庫。
現在ステンドグラス博物館として公開中。
入口はこの反対側の小樽運河側にあるので移動。 -
こちらがステンドグラス美術館の入口。
入口のある木造建築の建物は昭和初期に建てられた旧荒田商会。
ステンドグラス美術館は入口&お土産屋さん等が旧荒田商会で展示室が旧高橋倉庫。
2つの建物をつなげて美術館にしている。
なかなか面白い。 -
無料のコインロッカーがあったので荷物を入れて身軽になってから観光。
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入ると…すごいいい雰囲気!
ステンドグラス美術館 (旧高橋倉庫) 美術館・博物館
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左上:種まく人
右上:天使の祈り
この美術館に展示されているのは19世紀末~20世紀初頭のステンドグラス。
すべて実際に教会の窓にはめられていたもの。 -
このステンドグラスには「神とイギリスの栄光」という題名がつけられていた。
イギリスの第一次世界タイ産における戦勝記念にと、戦没者追悼の意を込めて制作された作品。
よく見るとフランスの聖女ジャンヌ・ダルクが描かれていた。
なんでイギリスのステンドグラスにジャンヌが?と思ったら第一位次世界大戦においてイギリス、フランスの両国がともに戦い、多くの犠牲者を出したことへの弔意が込められているらしい。 -
美術館は2階建てになっている。
2階はまるで屋根裏部屋みたいな雰囲気。 -
左:復活
右:信仰 慈善 希望
教会で実際に窓にはめられていたステンドグラスなので当然ながら聖書の一場面を描いたものが多い。 -
なぜそんなものがここに?と思ってキャプションを読むと20世紀後半のイギリスでは、人々の教会離れやまちの再開発などによって、いくつもの教会が取り壊されたんだとか。
ここに展示されているのはそんな取り壊された教会のステンドグラスなんだとか。
この素晴らしいステンドグラスがもしかすると教会の取り壊しと同時に廃棄されていたのかもしれないと思うと…はるか遠いイギリスからここに運ばれてきて本当に良かったと思う。 -
上:キリストの公生涯
下:最後の晩餐
最後の晩餐が複数のステンドグラスで描かれているのは結構珍しいのでは? -
最後に…ステンドグラスではないけどちょっとほっこりした貼り紙。
20分ほどで見学終了。 -
小樽芸術村の中央の広場にJR小樽駅にもあった風鈴ドームが。
これどうやら8月7日8日に開催された「小樽堺町ゆかた風鈴まつり」のものみたい。 -
さて3館共通券での最後の入館はチケットを買った似鳥美術館。
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入ってすぐの天井の照明はラリックの「コペンハーゲン」。
羽の部分には白く輝く鳥が実をつけた植物を加えて飛ぶ姿が描かれている。 -
入口にあるお土産物屋さんの天井にも超豪華シャンデリア。
普通の家にあったら下手したら床につきそうな大きさ(笑)。 -
似鳥美術館の数は少ないけど無料のコインロッカーがあったので使わせてもらう。
それにしても…少なすぎない?
6個しかないよ。
ひっそりとおいてあるので気づく人も少ないのかも。 -
似鳥美術館は撮影不可と撮影OKのコーナーがある。
基本的に絵画は不可でその他はOKみたい。
まず入ってすぐは撮影OKの1階のルイス・C・ティファニーステンドグラスギャラリー。似鳥美術館 美術館・博物館
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正面にはバラ窓。
綺麗~。 -
「メモリアルウィンドー希望」というタイトルがつけられたステンドグラス。
さっきのステンドグラス美術館は19世紀末~20世紀初頭のイギリスのものだったけどここにあるのはほぼ同時代に作られたルイス・C・ティファニーの代表的な教会ステンドグラス作品。
様式や時代は同じだけど雰囲気が全然違う。 -
左上:平和
右上:十字架の天使
左下:天使の窓
右上:復活
全体的にガラスにグラデーションがかかっている感じ。 -
上:十字架と王冠のパネル
下:天使
モチーフもキリストにかかわらない。
この後エレベーターで4階まで上がって階段で降りながら見学。
4階は近代・現代の日本がということで古いものは谷文晁、丸山応挙、なかなかない伊藤若冲も。
あと北斎もあったな。
北斎の龍と大観の龍が並んで展示されていてすごい迫力。
たまにキャプションに「なんでも鑑定団」での鑑定額が書いてあって若冲の「雪柳雄鶏図」は3億円の表示Σ(゚Д゚)。
他に上村松園、横山大観、東山魁夷、平山郁夫等巨匠揃い。 -
3階は近代・現代の洋画、彫刻ということで岡本太郎、黒田清輝、岸田劉生、藤田嗣治など。
藤田の「カフェにて」はなんでも鑑定団で10億円の評価をされたそうなΣ(゚Д゚)。
日本の作品以外にも小さいけどルノアールの作品も。
2階は高村光雲の木彫りの作品の企画展示だった。 -
最後は地下のアールヌーヴォー・アールデコギャラリーへ。
ここからは撮影OK。 -
こちらはワルターの作品。
アールヌーヴォーでは昆虫とか植物とか自然のものをモチーフにするってことはわかっているけど…トカゲがついたゴブレットに飲み物を入れて飲みたいと思うんだろうか?
トカゲやカメレオンが付いたトレイに何か入れるんだろうか? -
こちらもワルター。
カタツムリ、カミキリムシ、クワガタ、スカラベ…。
アールヌーヴォー好きだけどこれはいらない。 -
ミュシャのポスターも1点だけ。
これは欲しい(笑)。 -
一部屋だけあったアールヌーヴォー様式でそろえた部屋。
特に中央の照明が素敵。 -
そしてこちらは見てびっくりした作品。
右がガレで左が備前焼。
これとよく似たのフランスのナンシーのナンシー派美術館で見た!
その時の旅行記↓
https://4travel.jp/travelogue/11382713
ナンシーで見た時はカエルだと思ったけどキャプション見ると「獅子頭」って書いてあったΣ(゚Д゚)
え?これ獅子??ライオン??
と言われてもまだカエルに見える(笑)。
ガレが所蔵していた日本の陶器コレクションの中によく似た壺があってガレがその日本の陶器を模して作ったものらしい。 -
全部ガレの作品。
上の2つはいかにもアールヌーヴォーのよく見るタイプ。
下の作品は鯉が描かれていて日本の影響を受けた作品じゃないかな。
この辺りはガレが制作に関与していたといわれる第一工房期の作品。 -
これも全部ガレ。
ガレのキノコ型スタンドかわいい。
1個欲しい。
無理だけど。 -
この辺りもほぼガレ。
ちなみにガレの作品と言っても本当にガレが作っているわけではなく正確には「ガレ工房の作品」。
ガレが制作にかかわっていたのは初期の第一工房期と呼ばれる期間のみでガレの死後もガレ工房が作っていた作品もこういうところでキャプションには「ガレ」で表示される。
確かに全部ガレ一人で作っていたら世界中にこんなにガレの作品残ってないよね。
そんなに作れないし。 -
これも全部「ガレ」とキャプションには表示されていたけど左上の白熊はガレらしくないな…と思ったらガレ作品では最後の第三工房期の作品。
-
これもガレ。
年代書いてないけど第一工房期ではない気がする。
上のイチゴの形の照明とお揃いの中央のイチゴの形の花瓶が一緒に部屋に飾ったら面白いかも。 -
この辺りはドーム兄弟。
こっちは完全に植物メインの作品だよね。 -
地下はガラス製品が9割以上。
アールヌーヴォーの家具とかはさっきの部屋にある分だけだった。
まぁ家具だと日本まで運ぶのも大変だし…日本でコレクションするならガラスになるのかなぁ。
それにしても思った以上のコレクションで目の保養になった。 -
ちょこっとだけラリックもあった。
館内の照明にもラリックあったしね。 -
これも全部ラリック。
下はガラスに描かれているのは火の鳥。 -
ちょうど1時間ほど似鳥美術館を見学してトータル2時間で小樽芸術村の観光は終了。
これで小樽で観光したかったところは(臨時休業中のところを除いて)全部終了。
時期的に臨時休業が多かったのは残念だったけどこればっかりは仕方ない。堺町通り 名所・史跡
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あとは街をぶらぶら。
街灯にもよく見ると風鈴が下がっていた。 -
歩いていると「スヌーピー茶屋」なるものを発見。
きっとこれスヌーピーファンにはたまらないんだろうなぁ。
と思いながら素通り(笑)。スヌーピー茶屋 小樽店 グルメ・レストラン
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観光案内所。
これで4つ目だ。
小樽は観光案内所多いなぁと思ってぼんやりみてると… -
壁にあったこのポスターに釘付け。
小樽堺町通り商店街のポスターなんだけど「空元気です」とか「盛り下がってるぜ~」とか「マジでタイヘンジャー」とかものすごい自虐ネタみたいなポスター。
色褪せているけど「ころなきらいだ」ってポスターもあったのでコロナ禍で人が減ったのでそれを自虐ネタにしてポスター作ったっぽい。
こういうユーモアセンスは好きだよ。
頑張れ!
お土産いっぱい買ったよ! -
さて、ぶらぶら歩きと言いつつ実はちゃんと目的地があったりする。
それがこちら。
一昨日も来たルタオ本店。小樽洋菓子舗ルタオ 本店 グルメ・レストラン
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ここの2階のティーサロンでお昼ご飯代わりにケーキを食べよう、というのが今回の目的。
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12:30過ぎというケーキを食べるのにはおかしな時間だけどさすがに日曜日はお客さんもいる。
ちょっと並んでいるので名前だけ書いて… -
階段で上にある展望スペースへ。
-
海が見える~。
天気がいいと意味も綺麗に見える。
すぐに降りると順番が来て席に案内してもらえた。 -
ここでは「奇跡のくちどけセット」「ショコラの誘惑セット」のどちらかを食べようと思っていたけど…注文したのは季節限定の「季節のスイーツセット~メロンの夏物語~」。
我ながら限定に弱い。
このセットは「北海道赤肉メロンの生ドゥーブル」、季節限定「赤肉メロンショート」「赤肉メロンのアイスクリーム」がセットになったもの。
飲み物はこれまた本店限定のいちじく、ピーチアプリコット、アイスワイン、アールグレイをブレンドした「カリヨンの音色」。
限定まみれ(笑)。
もちろん美味しい。
一口一口味わってゆっくり食べていたのに気づいたらなくなっているという謎。 -
そして美味しいスイーツを食べた後は1階の店舗をウロウロ。
-
するとこんなの見つけた。
ドゥ・フロマージュロールだって。
本店限定だって。
一番有名なドゥーブルフロマージュは何度も食べたことあるし、関西でも売ってるし…ここは限定でしょう。
冷凍のなら保冷剤と保冷バッグ付きで1944円で7時間は大丈夫とのこと。
それなら持って帰れるな…とお買い上げ。 -
ここからは本当にぶらぶら。
北一硝子アウトレットというお店だけど中に入ると北一硝子の商品だけでなく小樽の地元の昆布屋さんとか酒屋さんの商品も売っていた。北一硝子 アウトレット 専門店
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しかし…やはりお菓子に惹かれる…。
-
ということで再びの北菓楼。
実は北菓楼ってほぼ開拓おかきしか食べたことなかったりする。
ここも1個売りしているので小豆パイ、バウムクーヘン、北の天使たち(パンプキン)等を買ってみる。
どれも美味しかった。北菓楼 小樽本館 グルメ・レストラン
-
そしてさっきケーキを食べたけど一昨日来た時に気になったシュークリームもどうしても食べたくって購入。
買ったのは生クリームとカスタードがたっぷり入った「北の夢ドーム」というジャンボシュー。
税込み180円。
これもまぁ美味しくないわけがない。 -
一昨日も通った出世前広場のインスタ映えしそうな風鈴トンネル。
今日は誰もいないのでパチリ。 -
昨夜来た小樽出抜小路も昼に来るとまた違った雰囲気。
小樽出抜小路 名所・史跡
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ランチ営業はしている模様。
でも…ケーキとシュークリームでお腹いっぱい。
さっきのが今日のランチだね。 -
最後に見納め小樽運河。
小樽運河 名所・史跡
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歩いているとトリフィート小樽運河とどちらにするか悩んでいたホテルの前を通りかかった。
UNWIND HOTEL&BARというホテルなんだけど…この建物小樽市指定歴史的建築物の看板が。
そうだったんだ!
ちょっとびっくり。旧越中屋ホテル 名所・史跡
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さて最後に小樽名物ぱんじゅうを買って帰ろうと最初にこのお店に寄ってみたけど「まだ焼けてない」「買うなら10個ばら売りはしない」とけんか腰に言われたので諦める。
なんなんだ。西川のぱんじゅう グルメ・レストラン
-
で、ホテルの近くのこっちの店に。
ぱんじゅうはベビーカステラサイズの今川焼みたいな小樽名物のお菓子。
1個90円で中にこしあん、つぶあん、クリーム、ごまくるみがあった。
本当はその場で食べるのが一番おいしいと思うけど…今は無理。正福屋 グルメ・レストラン
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確か買ったのはこしあん1個、つぶあん2個、ごまくるみ1個だったような。
家に帰ってからオーブントースターで温めて食べた。
食べる時に気づいたけど、これ中に何が入っているか全くわからない(笑)。
ロシアンルーレット状態で食べた。
外れないからいいけどね。 -
そろそろ空港に向かうか…と14時ごろホテルに戻り買ったものを整理して小樽駅へ。
行きたかった伊勢鮨は臨時休業中。伊勢鮨 駅中店 グルメ・レストラン
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昨日小樽の観光名所を検索していると「小樽駅の4番ホームに裕次郎ホームがある」という記事を見つけたので探してみるとこれらしい。
NHKの番組のロケでちょうどこの位置に石原裕次郎が立っていたらしい。
ふ~ん。 -
そして14:35小樽駅発の快速エアポートに乗って新千歳空港へ。
もっと遅くても間に合うんだけどせっかくなので新千歳空港もうろうろしたいので。JR小樽駅 駅
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そして1時間ちょっと15:49新千歳空港到着。
新千歳空港駅 駅
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3年前来た時もこれくらいの時間だったけどその時は人の多さが全然違う。
新千歳空港 空港
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もしかして…と淡い期待を持って美瑛選果に行ってみたけど…コーンパンは完売。
まぁそうだよね。 -
でもこっちも7美味しそうなのでシンプルな焼きとうきびを買ってみる。
美瑛選果 新千歳空港店 グルメ・レストラン
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正直お腹はそんなに空いていないんだけどせっかくなので最後にラーメンを食べようと北海道ラーメン道場へ。
16時という中途半端な時間なので空いているけど一幻だけは並んでいる。
もう一度一幻、と思わないでもなかったけどせっかくなら違うお店に行ってみたい。北海道ラーメン道場 名所・史跡
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ということで選んだのがこちらのらーめん空。
札幌で人気の味噌ラーメンのお店とのこと。
普段あんまり味噌ラーメンって食べないのでたまにはいいかな。 -
で、注文したのは味噌ラーメン910円。
結構強気な値段設定。
チャーシューが大きい。
美味しかったけど、正直お腹がいっぱいで…「食事の最高のスパイスは空腹だ」って言葉は真実だと思い知る…。
でもスープは無理だけど全部食べたよ。らーめん空 新千歳空港店 グルメ・レストラン
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あとは腹ごなしに空港内うろうろ。
飛行機に乗らなくても1日遊べる、と言われる新千歳空港。
いろいろ遊べる仕掛けがしてあってこちらは食堂街なんだけど「市電通り食堂街」という名前で実物大の市電が。市電通り食堂街 グルメ・レストラン
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展望デッキもあるみたい。
が、ここ階段しかなくって…キャリーケース持っている身にはここまで来るの結構大変だった。新千歳空港 展望デッキ 名所・史跡
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展望デッキからはJAL、ANA両方の飛行機がよく見える。
今回はJALなので取り合えずJAL機の写真を撮ってみる。 -
日曜の夜なので人が多くっても不思議はないけどやっぱり人が少ない。
-
まだ時間があるなぁ…と思ってカード会社のラウンジに行ってみる。
そこそこ人がいたかな。新千歳空港 スーパーラウンジ 空港ラウンジ
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その後もうろうろしてたらこんなの見つけた。
画面に自分の名前を表示させてコカ・コーラのポーラーベアと一緒に写真が撮れる記念写真スポット。
とりあえず撮っておく。 -
さらにうろうろしていると美味しそうないくらと鮭発見。
鮭ルイベ漬っていうんだ。
いくら増量なんだ。
と思って購入。
空港で買うと特に何も言わなくっても保冷剤とかつけてくれるのでラクチン。
帰ってからご飯に乗せて食べたら美味しい海鮮親子丼に。佐藤水産 新千歳空港店 お土産屋・直売所・特産品
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最後にソフトクリーム食べようかな、と思っていたら「伊丹行の方は保安検査場あと5分」のアナウンス。
え?もうそんな時間!?
なかなかお腹空かないからお腹空かそうとギリギリまで粘ってたら今度は食べる時間が無くなってしまった…。
まさかソフトクリームを1つも食べずに新千歳空港をたたねばならないとは無念。 -
帰りの飛行機は3-3配列。
-
飛行機は17:50定刻通りに動き出して離陸。
搭乗率は6割くらいだったけど隣には誰も来なくてラッキー。
これは全部ゴルフ場かな。 -
しばらくすると雲で全く景色は見えなくなった。
Wi-Fiもさくさくつながった。
ANAだけじゃなくてJALもちゃんとつながるのね。
景色が見えなくてもWi-Fiつながれば時間つぶしには困らないわ。 -
ドリンクサービスではスカイタイムを頂く。
-
札幌を出てから2時間ほどで大阪の街が見えてきた。
そして19:45定刻通り伊丹空港到着。
最終日の歩数は17,869歩。 -
こちらが今回購入したお土産たち。
さすが北海道美味しそうなものが多すぎて気づいたらこうなっていた。
これでも大分抑えた方では。
今の時期ばらまき土産は一切買えないのでほぼ全部自宅用でこの量なのはさすが北海道。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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旅行記グループ
小樽・積丹旅行
この旅行記へのコメント (2)
-
- クサポンさん 2021/11/01 18:00:38
- 今度こそは似鳥美術館へ(^◇^;)
- Rinちゃん
クサポンです。
やっと行けた小樽だったね。
小樽をサイクリングで回る事は考えて無かった。
と、言うより私は2回も行ったのにゆっくり行けてない。ガレ好きなので今度こそは似鳥美術館3館セットでゆっくり回りたい~
そして、お土産のラインナップ!さすがです。北菓楼は他のお菓子も美味しいよね♪大好きです。シュークリームも空港でゲットして食べて美味しかった(^^)
そして、タッチの差で行けなかったルタオの生ケーキ。美味しそうです。
運河沿いの倉庫、昨年秋に行った時はブルーシートが張ってあったけど完成したのね。
食レポもお待ちしてます\( ˆoˆ )/
- Rinさん からの返信 2021/11/02 00:14:14
- Re: 今度こそは似鳥美術館へ(^◇^;)
- そうなんです!
やっと行けた小樽なんです。
時期的にいろいろ諦めたこともありますが、それでもやっぱり行ってよかったと思います。
ガレ好きには似鳥美術館の地下の展示室は多分たまらないと思います。
よくまぁあれだけ集めたものだと思いました。
ちなみに北菓楼はクサポンさんに教えてもらって初めて知ったんです(笑)。
それまで六花亭とルタオと白い恋人しか知らなかったですから~。
おかきで北菓楼を知ったのではじめはおかきの店だと思ってましたし(笑)。
シュークリーム…美味しかった…。
北海道旅行に行く時は胃袋がもう1つ欲しいです。
もちろん食べても太らない胃袋ならなお良しです!
次回はぜひルタオと似鳥美術館を堪能してください。
写真内から伝えきれてないですが、似鳥美術館の絵画部門もなかなかのものでしたよ。
食レポ…頑張ります!
Rin
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