2021/02/10 - 2021/02/10
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名古屋市博物館の展示物紹介です。『古代の尾張』のテーマでの展示の紹介です。7世紀後半、日本に律令制度が導入され、地方行政単位としての『尾張国』が誕生しました。
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『4-1 律令の時代』:『大化の改新後、中国の律令にならい、中央集権的な国家づくりが始められ、次第に全国の土地と人々を直接支配する仕組が整えられていった。地方は一般に国・郡・里に分けられ、尾張国には八つの郡が設けられた。公地公民の制により、農民には口分田が分け与えられ、租・庸・調などの税のほか、数々の労役が課せられた。』
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『4-2 解文と人々のくらし』:『地方の政治は中央から派遣されてきた国司が郡司に任ぜられた地方豪族を通じて行った。国司の任務は主として農民の支配・租税の徴収であったが、平安時代に入ると、不正な税を課し、私利をむさぼる国司が多くなった。尾張では10世紀から11世紀にかけて、郡司・百姓らと国司の抗争が激しくなり、国司の暴政を中央政府に訴える事件が頻発している。』
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『4-3 古代の仏教文化』:『地方豪族が勢力をのばすとともに、全国に仏教寺院が建立されるようになり、尾張地方にも多くの寺院が建てられた。その中には廃寺となってしまったものも少なくないが、出土する瓦などによってその姿の一端がうかがわれる。これらの地方寺院では、大規模な伽藍の整備や写経、仏像の製作などが行われ、都の仏教文化を地方につたえる上で、大きな力となった。』
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名称:『誕生釈迦仏立像(複製)』
出土:原資料・法眼寺蔵(重要文化財)
年代:飛鳥時代
その他:左のパネルは、『釈迦をモデルにした誕生仏』の解説です。原資料は、奈良時代以前の誕生仏の中で、現存最古の一つと紹介されていました。 -
イチオシ
名称:『誕生釈迦仏立像(複製)』
出土:原資料・法眼寺蔵(重要文化財)
年代:飛鳥時代
その他:小さな像ですが、細かく細工されているようです。 -
名称:『観音・勢至菩薩坐像(複製)』
出土:原資料・七寺(ななつでら)蔵(重要文化財)
年代:平安時代後期
その他:中尊の阿弥陀如来坐像は戦災で焼失しました。 -
イチオシ
名称:『観音・勢至菩薩坐像(複製)』
出土:原資料・七寺(ななつでら)蔵(重要文化財)
年代:平安時代後期
その他:仁安2年(1167年)に中島郡(現・稲沢市七寺町)に七寺が創建された時の像と想定されています。 -
イチオシ
名称:『観音・勢至菩薩坐像(複製)』
出土:原資料・七寺(ななつでら)蔵(重要文化財)
年代:平安時代後期
その他:寺地の移り変わりにより、清洲町を経て1611年に現在地の中区大須に移転したとされます。 -
名称:『奥:一切経唐櫃、手前:大般若波羅蜜経・巻第140(複製)』
出土:原資料・七寺(ななつでら)蔵
年代:平安時代後期
その他:いずれも原資料は国の重要文化財です。 -
名称:『奥:一切経唐櫃、手前:大般若波羅蜜経・巻第140(複製)』
出土:原資料・七寺(ななつでら)蔵
年代:平安時代後期
その他:いずれも原資料は国の重要文化財です。 -
名称:『大般若波羅蜜経・巻第140(複製)』
出土:原資料・七寺(ななつでら)蔵
年代:平安時代後期
その他:原資料は国の重要文化財です。 -
『古代の終わり』の展示光景です。正面奥が既に紹介した『名古屋市域の古代寺院』の『瓦』の展示、右端が、先ほど紹介した仏像の展示です。
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名称:『桜本町遺跡出土資料』
出土:南区桜本町
時代:平安時代前期
その他:名古屋市教育委員会蔵。遺跡からは、土師器、須恵器、灰釉陶器が沢山出土したことが紹介されていました。 -
名称:『甕』
出土:南区桜本町
時代:平安時代前期
その他:名古屋市教育委員会蔵 -
名称:『左・盤、右・壺』
出土:南区桜本町
時代:平安時代前期
その他:名古屋市教育委員会蔵 -
名称:『左・蓋坏、中・坏、右・短頸壺』
出土:南区桜本町
時代:平安時代前期
その他:名古屋市教育委員会蔵 -
名称:『発掘された文字資料』の説明パネルです。次の4点です。
①『槐本』:南区曽池遺跡出土
②『瓫(ほとぎ)』:名東区猪高町上社出土
③『大金』:瑞穂区・瑞穂グランド遺跡出土
④『平京』:篠岡窯製 -
名称:『発掘された文字資料』:左から次の4点です。
①『槐本』:南区曽池遺跡出土
②『瓫(ほとぎ)』:名東区猪高町上社出土
③『大金』:瑞穂区・瑞穂グランド遺跡出土
④『平京』:篠岡窯製 -
名称:『尾張国解文(げぶみ)写:複製』
出土:原資料は早稲田大学図書館蔵
年代:弘安4年(1281年)
その他:永延2年(988年)、尾張国の郡司・百姓が、国司の藤原元命(もとなが)の悪政を朝廷に訴えた31箇条です。 -
名称:『尾張国解文(げぶみ)写:複製』
出土:原資料は早稲田大学図書館蔵
年代:弘安4年(1281年)
その他:国司の藤原元命(もとなが)は、国司を辞めさせられました。当時、郡司百姓らが上訴することは、合法的な権利として認められていたようです。 -
名称:『古事記(国宝)』:複製
出土:中区大須・大須観音宝生院蔵
年代:南北朝時代(1431~1437年)』に写本
その他:写本として一番古く、内容も充実していることから国宝になったようです。 -
名称:『尾張国正税(しょうぜい)帳』(複製)
出土:原資料は宮内庁正倉院蔵
年代:天平6年(734年)
その他:毎年、国司が中央政府に提出した、1年間の正税(稲)の収支決算報告書です。尾張国全体の集計と、郡単位の詳細な内訳が記されています、 -
名称:『和名類娶抄(わみょうるいじゅしょう)』
出土:原資料は天理大学付属天理図書館蔵
年代:平安時代後期写:複製
その他:『源順(みなもとのしたこう)』が編纂した百科事典です。『承平年間(931~937年)』に成立しました。 -
名称:『皇朝十二銭』
年代:奈良~平安時代
その他:左上の『和同開珎(わどうかいちん)』をはじめ12種です。役人の給料や、税金の納入には用いられましたが、広く一般には浸透しなかったようです。 -
名称:『木簡(6点)』(複製)
出土:原資料は奈良国立文化財研究所蔵
年代:7~8世紀
その他:尾張関係の木棺は、藤原京、平城京で出土していて、荷札類が多いと紹介されていました。貢納物の種類や、古代の地名を知る手掛かりになっているようです。 -
名称:『平城京木簡(3点)』(複製)
年代:神亀4年(727年):都に送られた塩の名札です。
(左表):尾張国愛知郡 物部里白米大□二斗
(左裏):和銅7年(714年)2月17日
(中表):尾治国海郡島里人
(中裏):海運赤麻呂・米六斗
(右表):尾張国知多郡番賀郷花井里丸部□麻呂 -
名称:『製塩土器』
出土:東海市立郷土資料館蔵
年代:5~9世紀
その他:凝縮した塩水を煮詰めて造る製塩法です。左から右に向かって、新しい年代の土器です。 -
名称:『左端から、瓦製光背片、壺、蓮弁文壺、三筋壺』
出土:渥美窯製ほか
年代:平安時代末~鎌倉時代前期
その他:後ほど、個別に紹介します。 -
名称:『灰釉陶器・広口瓶:2点』
出土:猿投窯産
年代:9世紀~11世紀後半
その他:灰釉陶器は、猿投窯の南部、名古屋市南東部~日進市付近で生産が始まったようです。 -
名称:『右:双耳壺、中・須恵器・坏、左・須恵器・蓋』
出土:猿投窯産
年代:5世紀~9世紀頃
その他:須恵器は、5世紀頃に朝鮮から伝わりました。
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