2021/02/10 - 2021/02/10
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名古屋市博物館の展示品の紹介です。弥生時代から古墳時代にかけての遺物などです。
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『高蔵遺跡』:1908年(明治41年)1月の鍵谷氏による調査以来、2007年(平成19年)までの100年で約70回の調査が行われ、弥生時代から古墳時代~鎌倉時代までの遺構・遺物が確認されました。熱田台地の東縁、高蔵町を中心とする東西約580メートル、南北約770メートルをその範囲としていますが、現在では児童公園や住宅地などとなって往時の状況はほとんど残されていません。しかし、近年においても建替えなどの際に地主の協力により発掘調査が行われています。写真は、中国製の鏡の出土状況です。
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パレススタイルの土器などを中心にした、弥生時代の土器類の展示光景です。適宜、ズームアップして展示品を紹介します。
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イチオシ
名称:『パレススタイル壺』
出土:瑞穂区大喜町・田光町・欠上貝塚
年代:弥生時代
その他:坪井邦夫コレクション。先ほどの展示の中央付近にあった壺です。 -
弥生時代の土器類の展示光景です。後列には、『パレススタイル』らしい色彩の土器が並んでいました。高坏などです。手前の展示は、『S字状口縁台付甕』(左端:弥生土器:岩倉市・小森遺跡出土)などです。
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○右の展示パネル:『瑞穂遺跡』:名古屋市の瑞穂小学校付近一帯、南北に延びる台地上にあった遺跡です。1931年(昭和6年)土地区画整理で発見されました。弥生文化後期の各型式の土器が多量に出土し、前期、中期の土器片も僅かに出土しました。
○左の展示パネル:『弥生時代終末期』:台地の上の集落は、深さは場とも3メートル程の環濠を巡らして守りを固めていたようです。 -
○背景は、先ほど紹介した『瑞穂遺跡』と『弥生時代終末期』の説明パネル
○左手前の展示は、先に紹介した『パレススタイル』らしい土器類と、『S字状口縁台付甕』です。
○右端の展示は、これから紹介する『壺棺(愛知県指定文化財)』です。 -
名称:『壺棺(愛知県指定文化財)』
出土:北名古屋市・天馬塚
年代:弥生時代
その他:大型の壺の口縁部を打ち欠いて、埋設用の棺にしたものと解説されていました。 -
『2-2 弥生時代の精神生活』の説明パネルです。『弥生時代には銅鐸や銅剣などの青銅器、人物や鳥などをかたどった土製品や木製品、占いのための卜骨(ぼっこつ)など実用に適さない道具が多くある。これらは豊作を祈るまつりなど、ムラの儀式に使われたようである。また、ムラの外に墓域を設けて死者を葬るようになった。ムラの中に墓地を作っていた縄文時代とは、死者に対する考えかたに変化のあったことがわかる。』
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○左の展示:『卜骨(複製)』:清須市・朝日遺跡出土:弥生時代
○右の展示:『卜骨』:南区桜台町:桜小学校遺跡出土(推定):弥生時代
○卜骨は、シカあるいはイソシシの骨に熱した棒を当てて生じた、ひび割れの形で占いを行ったようです。 -
名称:『雲雷文連帯弧文』:原資料は文化庁蔵
出土:岐阜市瑞龍寺山山頂墳丘墓
年代:弥生時代後期
その他:中国後漢王朝(紀元25~220年)で作られた鏡で、意図的に破砕された跡が残っているようです。 -
名称:『小型仿製鏡』:原資料は個人蔵
出土:愛知県丹羽郡大口町・清水遺跡
年代:弥生時代後期
その他:小型仿製鏡は、中国の鏡を真似て造られた粗雑で小型の鏡と解説されていました。 -
名称:『銅鐸・鋳型』
出土:西区・朝日遺跡出土
年代:弥生時代中期
その他:砂岩製の銅鐸鋳型の破片です。現在見付かっている中では、日本最古の銅鐸鋳型のようです。丁寧な解説図面が添えられていました。 -
イチオシ
名称:『銅鐸』
出土:伝名古屋城お堀
年代:弥生時代後期
その他:大型化した、銅鐸としては最新型のようです。 -
名称:『銅鐸』
出土:伝名古屋城お堀
年代:弥生時代後期
その他:頂部のズームアップ光景です。 -
名称:『銅鐸』
出土:伝名古屋城お堀
年代:弥生時代後期
その他:中間部分のズームアップ光景です。 -
『名古屋城で見付かった銅鐸」のタイトルの説明パネルです。初めの頃の銅鐸は、20センチほどだったようですが、次第に大型化し、この銅鐸は1メートルを超える大きさです。『鳴らすものから、見るためのものに変化した』と解説されていました。
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○前列の左から3点『銅鐸形土製品』:清須市・朝日遺跡(弥生時代後期)出土他
○前列の右端の1点:『銅鐸形石製品』:西尾市住崎町・住崎遺跡出土(弥生後期)
○後列の右端:『動物形土製品』:熱田区・玉ノ井遺跡出土:弥生時代:鹿?
○後列の左側:『魚形土器』:南区貝塚町・桜田貝塚出土:弥生時代後期:名古屋市指定文化財 -
名称:『船形木棺』
出土:北区平手町・平手町遺跡
時代:弥生時代中期(約2000年前)
その他:舟葬(しゅうそう)に使われたもののようです。先に紹介しましたが、その反対側からの光景です。船に遺体を載せて海などに送り出す水葬を連想させます。 -
名称:『船形木棺』
出土:北区平手町・平手町遺跡
時代:弥生時代中期(約2000年前)
その他:舟葬の説明図です。足を舳先に向けて葬られています。ヴァイキング時代のノース人や、フィリピンの原住民等にも船葬墓の慣習があるようです。 -
『3-1 古墳時代のくらし』の説明パネルの内容です。『古墳時代のくらしは弥生時代の生活様式を受け継いでいるが、鉄製農具の改良・普及や灌漑技術の発達などにより、耕作地が台地上にも広がった。また、カマドをもつ住居も現われた。さらに、朝鮮半島から須恵器(すえき)を作る技術が伝わり、窯で焼かれた硬い須恵器と弥生土器の系統をひく土師器(はじき)が使い分けられるようになった。』
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○右端の展示『下駄』:6世紀
北名古屋市・牟都志神社遺跡出土
○左端の展示『鉄斧(てっぷ):2点』:5世紀
守山区廿軒家・廿軒家神明社遺跡出土 -
名称:『蓋坏(ふたつき)』
出土:守山区上志段味・東谷3号墳
年代:6世紀
その他:名古屋市博物館蔵 -
名称:『甑(こしき)』
出土:瑞穂区大喜町・大喜梅林遺跡
年代:6世紀
その他:坪井邦夫コレクション、甑は、穀物などを蒸すための器です。鏡に、底の造りが映し出されています。 -
名称:『甑(こしき)』
出土:瑞穂区大喜町・大喜梅林遺跡
年代:5世紀
その他:坪井邦夫コレクション。 -
名称:『甑(こしき)』
出土:瑞穂区大喜町・大喜梅林遺跡
年代:5世紀
その他:坪井邦夫コレクション。甑のズームアップ光景です。 -
名称:『横瓶(よこびん)』
出土:北区黒川町付近
年代:古墳時代後期
その他:『須恵器(すえき)』の展示の一つだったようです。『須恵器』は、古墳時代から平安時代にかけて生産された青灰色の陶質土器です。 -
○右端の展示:『高坏』:5世紀:緑区鳴海町・矢切遺跡(雷貝塚)出土
野村三郎コレクション。
○左側の展示:『台付甕』:4世紀:稲沢市・塔ノ越遺跡出土
○左端の説明パネル:『土師器(はじき)』:古墳時代から平安時代まで使われた素焼きの赤褐色の土器の説明です。 -
○右側の展示:『壺』:4世紀:岩倉市内出土
『パレススタイル』の雰囲気がある壺です。
○左側の展示:『壺』:4~5世紀:北区平手町・志賀公園遺跡出土
この後、拡大して紹介します。 -
名称:『壺』
出土:北区平手町・志賀公園遺跡
年代:4~5世紀
その他:金城文化財保護委員会蔵 -
イチオシ
○中央の展示:『三角縁神獣鏡(4点)』:魏志倭人伝に記された、『銅鏡百枚』とかかわりがあるかもしれません。中国・魏王朝の皇帝から、卑弥呼が貰ったとされる銅鏡です。
○左上の展示:『銅鏡(複製)』:犬山市・東乃宮古墳出土
古墳時代前期(4世紀)
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