2013/11/07 - 2013/11/07
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YS-11さん
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この旅行記スケジュールを元に
北海道新幹線の開業へ向けて2014年3月14日に廃止された竜飛海底駅。現在は竜飛定点として非常時における避難所や補選基地として利用されている。その竜飛海底駅は以前「見学整理券」の見学切符を所持した人だけが下車乗車できる特殊な駅だったが2013年11月11日の休止前日まで客扱いがされていた。
自分自身にとっては恒例となっている津軽車中泊ドライブのついでに立ち寄り先のJR駅の緑の窓口で「竜飛海底駅見学整理券」の空きがあるか確認して回っていた。もちろん軽い気持ちで「取れたら見学しようかな?」「でも世の中そんなに甘くないよね」などと思いつつ....ってか、無理でしょ?。
そして廃止の3日前の11月7日の朝、新青森駅の緑の窓口へ立ち寄りダメ元で切符が取れるか駅員に尋ねてみたら....「さすがに空きはないですよ」と言いながら端末を操作していたら「あ゛っ....取れちゃいました」と。え゛っ!?ということで「蟹田~木古内~竜飛海底~木古内~蟹田」の乗車券と「竜飛海底駅見学整理券」を発券してもらい新青森駅から蟹田駅へ移動し特急「スーパー白鳥」で木古内駅へ。そして特急「スーパー白鳥30号」に乗り込んで竜飛海底駅に降り立った。
さぁ、いよいよ最初にして最後の海底駅下車の旅へ!。
※こちらの旅行記は2013.11のものです。
このコロナ禍の中でなかなか旅が楽しめないので、昔の旅を思い出して旅行記にしております。一部、記憶違いなどあるかもしれませんが、そこはお許しくださいませ。
なお、今回の旅の「竜飛海底駅見学」は既に廃止されております。
2013.11 青函トンネル 竜飛海底駅 下車~海底駅見学 前編
https://4travel.jp/travelogue/11703487
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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竜飛海底駅に降り立ち、連絡誘導路を通った先で一旦集合する。こちらには到着した竜飛海底駅・上り線の時刻表が掲示されていた。
竜飛海底駅 駅
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ホームの他にも連絡誘導路に駅銘板があった。隣駅には吉岡海底駅の表記があるが、すでに停車する列車は無くなっていて休止中だ。
竜飛海底駅 駅
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傾斜のある誘導を歩く。この先で本線(海峡線)の下をくぐるようだ。
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おそらくトンネルの工法に関する数字だろう。
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海底駅のホームに立った時からすでに見学モードになっていたが、ここからいよいよ竜飛海底駅の見学がスタートする。
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青函トンネルの本線以外にもいろいろな坑道がある。おそらく作業で使われたレールもそのまま残っていた。
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本線に沿ってある誘導路から分岐する坑道。照明は付いているがカーブしているので先を見通すことができない。
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退避抗?それより盛り上がった基礎があるので、何かの機器が取り付けられたのかな?。そして自転車....保守点検の時に役立ちそうだ。
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ここは待避所。おそらく青函トンネルが開通した当初、竜飛海底駅見学コースで活躍していただろう案内機器。なんだか昔の観光地や施設で見かけたよな。
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こちらはトンネルジオラマのようだが、すでにお役御免となったようだ。
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展示物などがあるここは「待避所」だ。トンネル内を走行している列車でトラブルが発生し、列車内から避難が必要なときに今回の見学ルートを歩いてここに一旦非難することになる。
こういった非常施設は使われない方がいいのだが、竜飛海底駅が廃止された1年後の2015年4月3日に特急「スーパー白鳥34号」で発生したトラブルにより、乗客全員降車し避難した時に初めて使われている。 -
非常時に使用できるトイレ。見学ルートでは別にトイレが用意されていた。
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この扉の中は更衣室。いかなる非常事態でも対応できるようになっているようだ。
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こちらは公衆電話。ちなみに友人にかけてみたら....不在で出ず。
と思ったら、突然公衆電話が鳴り出して....友人から折返しの電話がかかってきて驚いた。ちなみに市外局番は青森側ではなく北海道側だったようだ。 -
遠制風門。トンネル内部と竜飛側の外部とを遮断する重要な扉。
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気圧の差を風に感じながら遠制風門をくぐる。
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見た覚えのある場所にやってきた。ここは青函トンネル記念館の体験坑道で訪れることができる最深部なのだ。
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「青函トンネル竜飛斜坑線 もぐら号」にて地上を目指す。
青函トンネル記念館 美術館・博物館
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青函トンネル内にある竜飛海底駅で降車し、ケーブルカーで地上時出る。先ほどまで海底に居たのに今は地上に居る不思議体験。地上に戻り青函トンネル記念館を見学する。その後は施設から出て青森の大地に立ってみた。
青函トンネル記念館 美術館・博物館
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いまは11月。まもなく冬が訪れようとする竜飛。今朝は同じ青森に居て、蟹田から特急で木古内へ渡り再び青森の地へ。このあとは北海道へ戻ってから青森に帰ってくる....。
これだけ話したらどんな行程で旅しているのか?不思議がられるよね。青函トンネル記念館 美術館・博物館
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再び海底下へ戻るためケーブルカーの「青函トンネル竜飛斜坑線 もぐら号」でのガタピシ7分間の旅。
青函トンネル記念館 美術館・博物館
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来た道を戻る。おそらくもう2度と訪れないことを感じながら、この瞬間・この空間を充分に味わう。
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竜飛海底駅に到着した時とは反対側の下り線ホームに立つ。ホームというには心細いような狭さ。でも、あくまでも非常事態での側壁部歩行路なのでしかたないだろう。
竜飛海底駅 駅
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これから乗車する列車をまっていると列車接近の警報音がトンネル内に鳴り響く。すると乗車する反対方向(上り線)から列車が迫ってきた。
竜飛海底駅 駅
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トンネル内という閉鎖的な空間なので遠くから牽引する電気機関車のモーター音とレールを走る貨車の音が響き渡る。
竜飛海底駅 駅
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轟音と共に目の前を貨物列車が高速通過。トンネル内という特殊環境の中では迫力も10倍増しだ。
竜飛海底駅 駅
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幅の狭いホームに滑り込んできた特急「白鳥23号」
竜飛海底駅 駅
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電車が入線する際、ホームが狭すぎるので連絡誘導路に身を隠し、カメラだけを出して撮影する。もちろん安全に配慮してJR職員の指導の下、見学者たちが興奮する撮影大会となった。
竜飛海底駅 駅
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今回は木古内駅から乗車して木古内駅に戻る往復行程なのだが、一方通行で同方向に向かうコースもあった。
竜飛海底駅 駅
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下車した時と同じように乗車も1か所のみ。貴重な体験をお土産に特急「白鳥」に乗り込む。
竜飛海底駅 駅
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木古内駅に到着。ことあと内地(本州)に戻らないといけないので、再び青函トンネルを目指すことに。いま乗ってきた列車の向こう側に見えるホームに移って青森行きの特急「スーパー白鳥」に乗り込む。
木古内駅 駅
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木古内駅を出ると青函トンネルに入る前に知内駅に停車。
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この翌年(2014年)3月に廃止になった知内駅。
知内駅 駅
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本日4度目の青函トンネルを走行。
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竜飛海底駅を通過中。窓の向こうには連絡誘導路の横坑が見えた。ちょっと前にあそこかに居たんだよな。
そして定刻に蟹田駅に到着して下車。これで今朝急遽決まった青函トンネル海底駅の見学旅が終わった。移動距離も短かったが充実した時間を楽しむことができ、自分の思い出の中でも特別なものとなった。
蟹田駅で車をピックアップして津軽ドライブの続きを....明後日は仕事なので明日いっぱい使ってお家に帰ろう。その前に今夜の夕食をとらないと....。竜飛海底駅 駅
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蟹田駅から車に乗り換え津軽半島を南下。青森まで戻ってきたら夕飯はやっぱり「まるかい」でしょう!。津軽煮干しラーメンを代表する店のひとつである「まるかい」で中盛(ちゅうもり)+ねぎもりで。
腹ごなしをしてからは国道4号をゆっくりと南下する。さて、今宵はどこで車中泊しようかな?。まるかいラーメン グルメ・レストラン
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