2021/04/09 - 2021/04/09
46位(同エリア136件中)
ケロケロマニアさん
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この旅行記のスケジュール
2021/04/09
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北海道中央バスにて青葉6条通バス停まで、そこから徒歩
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本旅行記では、2021年春の青春18きっぷを利用した旅の4回目の様子を取り上げさせて頂きます。
ちょっと疲労が溜まっていたので、4月8日は自宅で休養、今季の18きっぷの残り2回は4月9・10日で利用することが決定しました。で、4月9日はどこへ行こうか、ここでは勿論、最優先課題として本旅のミッションの一つとかんガエルていた、約1年前にコロナ禍で前倒し廃止となってしまった札沼線(北海道医療大学~新十津川)の終着駅だった、旧新十津川駅の様子を見に行くことでした。
これを記しているのは同年7月のことですので、もう旧駅舎はなくなってしまったのかもしれませんね。私が訪問した約2週間後に、駅舎としてのお別れ会が開催された、という報道を耳にしておりますので、恐らくこの時が、長年愛してきた旧新十津川駅舎との最後の別れ、となったのかなと思われます。
その後は、”旧新十津川駅舎ロス”を引き摺りながら、ちょっとだけ留萌本線沿線に立ち寄ることにしました。恐らく、次の廃線はこの路線になることでしょう。立ち寄れるうちに、各駅の思い出を残しておきたくて、正式発表がなされる前の”通常の”留萌本線の風景を楽しみながら、最後は沿線の一駅に立ち寄り、まったりとした時間を過ごしました…。
それにしても、留萌~増毛の区間廃止から約4年半が経過し、あの時の廃線前特需が嘘のような静けさ。普段から全く乗らない地元民もどうかと思いますが、廃線が決まってから慌てて乗りに来るマニアや、それを面白おかしく伝えようとするマスゴミの連中に対しても、正直、良い印象を抱くことが出来ません…。正式発表まで残された時間は短いでしょうから、”いつもの”留萌本線を楽しめるうちに楽しんでおきましょう。
(表紙:もうなくなってしまったのかな?旧ホーム側から眺めた、旧新十津川駅舎の様子)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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4月8日。
曇りがちで肌寒い一日でもありました。
疲れも溜まっていて、青春18きっぷの有効期限をかんガエルても、一日余裕があったので、この日はお家で休むことにしました。
それにしても、やはり”天塩国”の雪解けは遅いな…。この旅の前半の北見や、昨日までの札幌・富良野界隈を見ても、道北の春の到来の遅さを感じます。 -
で、翌4月9日。
勿論、和寒駅から18きっぷ4回目旅程の開始です。和寒駅 駅
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因みに、この時点では二台の愛車(ケロアメちゃん(稚内出身)・ケロアスちゃん(札幌出身))のパンクをまだ直していないので、駅までの往復は徒歩、ということになります。
まあ、この時期はまだ和寒駅の駐輪場がこんな状態、なので、愛車を駅前に停めておきたくないため、パンクしていなくてもこの時期は歩き、ということもあるんですけどね。 -
という訳で出発。
2021年春のダイヤ改正(改悪)を経て、宗谷南線では40ちゃんの定期運用が終了しましたが、これまでの乗車経験を踏まえると、稚内や音威子府から来る接続ダイヤでの子は54ちゃんが多かったので、H100形回避のためにと思い、音威子府6時39分発の接続ダイヤで、和寒8時32分発のなよろ2号を待っていると…。
何と、40ちゃんが来てくれたよ~( ´∀` )。
新ダイヤにおける和寒駅からの上りは6時34分、7時28分がこの前にありますので、時間を有意義に使いたい場合はこれらの利用となることでしょうが、時間に余裕があるときは、これからもこの”第三の男”(男じゃないけど…)を利用しようっと。 -
この子に乗って、出発。
テンション上がるわ~( ´∀` )。 -
で、その車内。
コロナ禍も影響して、普段なら混雑することが多いこの時間帯の上り宗谷南線でも、車内はこんな感じ。
一旅人としては嬉しく思う反面、一沿線住民としては寂しく感じる。 -
整理券番号が8番になってから、約1か月が経過しました。
正直まだまだ違和感があります。 -
蘭留を過ぎ、線路に並行するサイクリングロード(と私は呼んでいる)に遅々とした春の到来を感じながら、勿論、車窓から待つのは…。
-
旧北比布駅。
減速も全くない状態で撮るのは無理かなと思いましたが…。
何とか旧待合所をゲット。
この建物もその後6月半ば時点ではまだ残存していました。
ただ、6月には既に旧ホームの撤去は完了していましたが…(~_~;)。、北比布駅 駅
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で、比布駅で停車の後は、旧南比布駅、の筈でしたが…。
こちらは絶賛撮り損ね…(~_~;)。比布駅 駅
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で、本日は時間的に余裕がありますので、敢えて永山で下車します。
永山駅 駅
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ここで4回目のスタンプをゲット。永山のスタンプが欲しかったんですね。
でも、JR北海道仕様の入鉄印、18きっぷに押印の際は4回目・5回目の場合、下の印と重なって、駅名が見辛くなっちゃうんだよね~(~_~;)。 -
後続の列車までは40分余りありますので、一旦改札を出て…。
永山駅の外観はこんな感じ。 -
で、駅からは10分程歩いてこちらの郵便局に立ち寄り、なけなしのお金を下ろしましょう。
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永山は道東方面への都市間バス乗継に便利な地区でもありますので、何かの時に覚えておかれると良いかもしれませんね。(永山2条19丁目バス停)
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で、9時51分発の旭川行きに。
宗谷南線では、区間運行便として、旭川~比布、旭川~永山というのがありますが、この9時51分発も永山始発なんですね。 -
永山駅の時刻表。
区間運行便がある分、和寒駅よりも賑やかです( ´∀` )。 -
でも、有人駅ならではのマニア的には利用し辛い欠点も。
まあ、頼めば時間前でも入れてくれるんですが、どうしても遠慮してしまいますよね…。 -
運賃表はこんな感じ。
和寒町民的には旭川駅まで行くより200円以上安く(860円→640円)なるので、永山で事足りる場合はここで乗降りして用を足すという場合も多いですね。因みに和寒からでなく、塩狩から乗車すると、更に200円安く(440円)なります。
これからも”生活乗車”としては、塩狩→永山をより重点的に利用していきたいと思います。塩狩駅の乗車実績にも貢献したいですし、自分のお財布のためにもなるし、一石二鳥ですよね。 -
で、ここからは残念ながらH100さん。
まあ、乗車時間は短いから我慢しましょう。 -
そんな車内。
永山始発だから、空いていて席の確保も容易。
この短区間ではH100形の運用もありかな。 -
で、旭川からはこちらの滝川行きに乗り継ぎましょう。
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ここでもやって来てくれたのは何と40ちゃん。
なんか、今日は期待していないところで40ちゃんがやって来てくれる良い日。 -
しかも函館本線上ですので、流石に一両ではなく…。
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二両目。
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三両目までありました。
但し、一番上の車両はサボが入っていないことからも想定される通り、回送連結ですけどね…。 -
定期運用時でも、宗谷南線ではあまり見られなかった1800番台。
ボックス席片側にお一人様(お二人様)用が並びます。 -
やっぱりこの風情がステキですね。
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新潟鐵工の昭和の香りが令和に受け継がれています。
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ここも注目箇所の一つですね。
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で、もう一両は富士重工生まれ。
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そんな心地良い40ちゃんのモケットに陣取って過ごす至福の時間。
本日は、時刻表と共にこちらの地図も持って来ましたよ。
別に新十津川までの道は何回も歩いているので、地図は不要なんですが、なんで持ってきたの?その謎は後程明らかになります( ´∀` )。 -
暫くは時刻表と地図との睨めっこ時間を過ごし、ふと車窓に目を遣ると、うわっ、もう江部乙まで来ているではないか~。
この派手な配色、良い意味でJR北海道らしくないですよね。屋根は赤い三色のラスタカラーになっていますので、個人的には”アフリカ駅”だと思っています。
いつかは行きたいな~、アフリカ…。江部乙駅 駅
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で、滝川に到着。
滝川駅 駅
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JR北海道仕様のキハ40の三連は、なかなか見られる光景ではありませんね。
せっかくなので、記念撮影しておきましょう。 -
で、勿論ここでの目的地は新十津川なので、駅前のバス停に向かいましょう。
滝川のBTも数年前に新しくなりました。北海道中央バス 滝川ターミナル 乗り物
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で、新十津川に向かうのですが、ここで旧新十津川駅に向かう貧民の方に注意して頂きたいのは、終点の新十津川役場までは乗車しない方が良い、ということですね。
実は途中の青葉6条通までだと、運賃は210円で済むんですね。しかも、このバス停から歩くのと、役場前から歩くのとでは、それ程距離も変わらないんです。
因みに、一つ前の啓南団地までだと200円で済むのですが、ここで降りてしまうと、石狩川に架かる長い橋を渡らなくてはなりませんので、コスパ的にはあまり良くないです。この差額の10円は、橋の通行料と理解しておきましょう。
この僅か10~30円の差額に拘るのが、ザ・貧民トラベラーの真骨頂なのです!
何のこっちゃ…。 -
もう列車の来ることはない新十津川。
行き帰りのタイムスケジュールに縛られる心配は全くありません。
という訳で、バスの時刻表のみを上述のBTで頂いてから、後続のバスが来るまでにちょっと腹ごしらえをしておきましょう。
まず立ち寄ったのは駅傍のベルロード沿いにあるおかだ菓子舗さんです。この有名な銘菓を購入していきましょう。おかだ菓子舗 ベルロード店 グルメ・レストラン
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「モンモオ」に関しては、かつてJR北海道の車内誌等でも紹介されたほどの人気商品なんですよ。是非、滝川にお立ち寄りの際はゲットしてみて下さいね。
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で、昼食先としてはこちらのお店へ。
滝川駅から徒歩5分程の近距離にある高田屋さん。沢山の有名人のサインが並ぶことからも人気店であることが窺えますね。食堂 高田屋 グルメ・レストラン
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ここの名物は何と言ってもこちらのチャップ丼ですね。
滝川に来ると、これが食べたくなります(800円)。 -
では、バスの発車時刻となりましたので、バス停に戻ってこちらに乗車しましょう。
北海道中央バス 滝川ターミナル 乗り物
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約1年前の2020年4月17日。
悲しみに暮れながら乗車したこのバスも、普段は地元の方々しか乗らないバス路線です。そんな風景が、札沼線のことなどどこ吹く風、何事もなかったかのように続いています。 -
で、ここでは、あの一年前に最終列車との惜別後に乗車した、碧水行きのバス車内で購入した回数券(200円券)の残り一枚と10円玉を用意して…。
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石狩川を渡り、ピンネシリの山々が近づいてくると程なくして…。
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こちらの青葉6条通バス停に到着。ここで下車します。
さいなら~。 -
で、新十津川町域に入りましたので、勿論足元に注目しないといけないのだケロ~。
やっぱり何度見ても可愛いな~(;^ω^)(;^ω^)(;^ω^)。
因みに、これまでに何度も取り上げさせて頂いておりますが、新十津川町役場に行くと、この子のカラーバージョンが飾られているので、併せて見て行って欲しいのだケロ~。 -
では、歩き始めましょう。
ピンネシリを望み、雪解けの季節を迎えた新十津川。
いつもと変わらない春がやって来た筈、なのですが…。 -
鉄路は封鎖され、過去の遺物に…。
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もう撤収の準備は始まっているようですね。
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法律上の扱いは知りませんが、こうして旧鉄路を往時のままの姿で歩く機会ももうないかもしれません。どうか、少しだけ歩かせて頂くことを御容赦下さい。
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この時点では、勾配標もそのままの姿で残されていました…。
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そして、あの場所まで歩いてみよう、と思った訳でして…。
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後ろ姿が見えてきました。まだ残されているみたいですね。
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新十津川の接近標識です。
逆に”営業中”ならこんな間近では撮れません。
また、涙が溢れてきた…。 -
ここで折り返しましょう。
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そしてそのまま新十津川駅跡まで歩いてみましょう。
こうした鉄路跡は公園として再整備された後は、どの程度まで残されるのかな…。 -
停車場、という響きも心地良いな。
こんなのが残されることはないだろうけどね…。 -
そして、最後のちょっと曲がる区間辺りから、鉄路上にも残雪が見られるようになりました。
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最後はこんな状態に。
昨年までは少なくともここに一日一往復だけの”通行痕”が見られた筈、なのですが…。 -
すっかりレールも見えなくなってしまい、廃線後、初めて迎える春の現実にまた涙します…。
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旧駅が見えてまいりました。
ホーム上には立入禁止の表記が見られますので、迂回するようにレール沿いを歩きましょう。 -
枠だけが残された駅名標が立つホーム越しに眺める旧駅舎。
この建物の寿命ももう残り僅かです…。 -
1年前はコロナ禍の中で最後のお客さん達を乗せて賑わっていた…。
あの違和感と本日の喪失感。
辛さという意味では変わらないな…。 -
初めて北海道にやって来た1990年代以来、幾度となくお世話になって来たこの駅舎。
病院通いのお祖母ちゃんと話したことや、ピンネシリ登頂後に汗だくになって自転車で走り、辛うじて最終列車に間に合った日のこと、そして、3年前の北海道胆振東部地震の際に、一夜をお世話になったこと…。
色々な思い出が蘇って来て、そして1年前とは違って周りに人影もないので、人目を憚らずに思いっきり泣いてた…。 -
何もここまでがっちりガードしなくても良いのにね…。
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旧駅舎は施錠されているのかな、と思いきや…。
中に入れました。
でも、こんな寂しい歓迎は、勿論嬉しくないよ…。新十津川駅 駅
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晩年の新十津川駅では、ここで多くの旅人が切符類を買い求めていたよね。
注目される前の札沼線の風情と比較して、正直、ずっと違和感を感じてた。 -
晩年は、一日一往復を売りにしていた時刻表跡。
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そして何より、2018年9月8日。
ブラックアウトが続く北海道において、サイクリング旅の一夜として、この窓際のフラットなベンチでSTBした、あの日の夜のこと。
https://4travel.jp/travelogue/11400209 -
春夏秋冬、色とりどりの美しい風景を楽しませてくれたこのアングルでの駅舎。
本当にもうお別れなの????? -
寂し気にガシャポンのカプセルが吊るされた木。
一体何を意味しているの???
もしかして、いつもお出迎え・お見送りしてくれた子供達の”作品”なのかな、なんて思いつつ…。 -
最期の時を泣いて過ごす筆者の様子。
まあ寧ろ、この自撮りを撮る位の余裕が出てきたってことか。
この直前はもっと本当に泣いてたし…。 -
で、一定の悲しみを拭った後は、小腹の空腹を感じ、食料を嗜む筆者の様子。
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という訳で、長年お世話になったこの駅舎との惜別、ということになりました…。
そろそろまた、最新の様子を見に行かないとな…。 -
”新十津川ミッション”を終えた後は、日本で北から二番目のファミマに立ち寄り、充電を兼ねたコーヒーブレイク。
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ここで先程の「モンモオ」も頂いちゃいましょう。
(コーヒー買ったから、これだけの持ち込み食料許してね、ファミマさん…。) -
滝川=新十津川移動の場合、北回りルートと南回りルートの二者がありますが、往路のバスルートは南回りしたので、復路は北回りで歩いてみましょう。
途中、左手に物産館を眺めながら…。
まあ、本日は素通り。新十津川物産館 グルメ・レストラン
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最初に徳富川を渡り…。
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しばらく歩いて金滴酒造へ。
酒粕買おうかなとも思ったけど、まだ先日旭川の高砂酒造で購入したバラ粕が大量に余っていたので、今回はパス。金滴酒造 グルメ・レストラン
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で、ここの前が石狩川河畔。
ここにも昨年までは”ありがとう札沼線”的なのが飾られていた筈、なんですが…。
既に、札沼線色は消えていました…。 -
で、石狩川を渡っていると…。
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鳴き声に誘われ、見上げて見ると鳥さん達がV字飛行中。
また北に向かって旅立っていくんだね。
鉄路の悲喜交々など気にせず、自由に飛んでいける君達が羨ましいよ…。 -
そんな北海道の母なる大河、石狩川も…。
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実は語源に関しては諸説あるらしくてはっきりしない…。
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橋を渡って、滝川市域に戻って来ました。
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さて、北回りルートを歩く際の一つの楽しみとしては、金滴酒造と共に、こちらのパン屋さんも挙げられますね。
滝川市民にはかなりの人気を誇る、美味しいパン屋さんです。パネトーネ グルメ・レストラン
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せっかくなので、一つ買っていきましょう。
どれにしようかな…。
店員さんが一つ一つ丁寧に説明して下さるので、余計に迷いますが…。 -
やっぱり貧民ですので、チャップ丼+モンモオと滝川だけで相当な散財をしていた都合上、ここではお値段重視でこちらのパン(パルメザンチーズ入り菜花全粒粉パン(80円))をチョイスしましょう。
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で、最後はこちらに立ち寄ります。
こちらが元々の滝川バスターミナルでしたね。 -
今は、たきかわ観光国際スクエアとしての運用が始まっていますが…。
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中に入ると、バスターミナル時代の面影は往時のままの風情で残されていました。
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で、滝川駅に戻り…。
滝川駅 駅
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ここからは次のミッションに向けて、旭川行きの普通列車に乗り込みます。
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で、下車したのは、深川を素通りして何故か納内。
えっ、留萌本線に乗るなら深川じゃないの?
乗り過ごしたの???納内駅 駅
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深川の隣駅、納内駅はちょっと特殊な風情。
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と申しますので、ここは駅舎の一部がそのまま深川市役所の納内支所として運用されているんですね。
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だから、北海道のローカル駅とは思えない、改札口には何と自動ドアが…。
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勿論、こうした駅の特性上、夜は閉鎖されますので、STBは出来ません。悪しからず…。
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納内駅の運賃表。
隣駅だった伊納駅が今春廃止となり、微妙に不自然な間隔で上貼りされた深川~旭川間が痛々しい…。
いのう、といえば、DeNAから讀賣に行った”宇宙人”はどうしちゃったのかな…。(字は違うけど…。) -
そんな納内駅の遠景。
時計台のある景観が、白滝駅を彷彿とさせてくれますね。 -
で、なんでこの駅で下車したか、と申しますと…。
実はこのタイミングで、新ダイヤでは唯一となってしまった、旭川からの直通運転の留萌本線乗り入れ列車がやって来るんですね~。 -
という訳で、ホームにて待機していると…。
おおっ、従来の留萌本線らしい、54ちゃんがやって来てくれましたよ~。 -
このサボもステキ。
-
普段の納内駅では、整理券が発行されることもない(整理券発行の車両が運用されていない)ので、この整理券自体、ある意味貴重だな…。
-
で、そんな車内は???
ハイ、お決まりの”開店休業”状態です…。ハァ~…(;´Д`)。 -
で、直通運転とはいえ、結局は深川で20分以上停車時間があるので、結局は一旦車外に出るんですけどね…(^^;)。
深川駅 駅
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構内跨線橋からこの子をパチリ。
-
深川からは乗客が激増するのかな、なんて期待しつつ…。
んな訳ないか…(~_~;)。 -
この子も新潟鐵工生まれ、育ち(?)は釧路、なんですね~。
-
で、最初の駅、北一已へ。
実はこの駅に関しては、昨秋に”HLパス”で立ち寄っているんですが…。(その時の様子はまだ旅行記にUPしてないんだけど…。)北一已駅 駅
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続く秩父別駅。
ここに関しては、これまでにも何度か乗降していますので、本日はスルーです。秩父別駅 駅
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次は北秩父別駅。
実は本日は、ここでの下車と迷ったんですけどね…。 -
まあ、次の機会の楽しみ、ということで残しておきましょう。
北秩父別駅 駅
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さいなら~、北秩父別駅。
また絶対来るからね~(カエルりも素通りするけど…。)。 -
で、この辺りまで来ると残雪量も増えてきたなと思わせてくれたのが…。
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両端を除く沿線の町としては最大の途中駅といえる石狩沼田駅に到着。
そう、札沼線の”沼”にあたるのがこの駅でしたね。
約1年前も札沼線との惜別後に、最後はこの駅まで歩いてやって来たことを思い出しますが、本日は素通りです。石狩沼田駅 駅
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で、本日の下車先はこちら。真布駅です。
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見えてきましたよ~。
-
勿論、留萌本線自体はこれまでに何度も乗車しておりますが、この駅で乗降するのはこの日が初めて、ということになります。
-
という訳で下車。
さいなら~、また後程~。真布駅 駅
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乗って来た506ちゃんを最後までお見送りしてから…。
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いざ、待合所内へ。
この上下アンバランスな時刻表がたまらない。
てか、折りカエルしの深川行きが、この駅としては上りの最終なのね…。
真布と北秩父別は、普通列車でも通過列車が多いので敷居が高いですなぁ~。 -
そんな真布駅の運賃表。
やはり、旭川=深川間の上貼りが気になるな…。 -
で、本日この駅にやって来た以上は、このミッションを達成しないと…。
という訳で、真布駅でマップ(地図)を取り出し…。 -
まずは、真布駅界隈のマップを。
-
そして、出ました~。
真布駅待合所でマップを眺める筆者。 -
で今度は…。
真布駅ホームでマップを眺める筆者。
長年の夢だったミッションが叶いました~( ´∀` )。
続・何のこっちゃ…。 -
もしかしたら、これが最初で最後になってしまうかもしれない真布駅。
そう思うと、僅か30分弱の滞在時間も愛おしく感じられました。 -
後ろ姿にも哀愁を感じますね。
-
残り時間は駅ノートを読んで過ごしましょう。
-
そして、ここでも最初で最後かもしれない一筆啓上を。
-
♪どこか違うの この駅だけは…。
石原裕次郎テイスト(by恋の町札幌)のステキな言葉。
僅か数十分でしたが、私を包んで下さって有難う、真布駅。 -
このアングルで撮ると、和寒の隣町の比布のと区別がつかなくなるな、なんてネタ向けの撮影も…。
-
と、アホなことを色々やっているうちに、折りカエルしのこの子がもうやって来た…。
-
有難う、真布駅。
ここでマップを眺めたこの日のこと、また留萌本線の思い出の一頁に加えることが出来ました…。 -
そんな貴重な真布の整理券。
-
カエルりにお世話になるのは同じ54ちゃんでも503ちゃんです。
車両端の窓にも番号が記されているのがこの子らしい。 -
で、再び北秩父別を車窓から激写。
やっぱり次はここだな。北秩父別駅 駅
-
という訳で、この日の整理券のラインナップ。
順番は違うけど、リャンウーパーの筋ですな。(雀士の方、ほくそ笑んでね。) -
深川に到着し、この日のミニ留萌本線旅は終了。
あと何度乗れるのかな…。深川駅 駅
-
深川駅の運賃表。
ここから和寒までの普通運賃は割高なので、普通運賃利用時でも分割なしで乗ったことはないな…。 -
JR深川駅の手書きお知らせ。
温かみがある手書きにホッコリとしますが、綴られている内容はシビア…。 -
留萌本線の”間引き”に関しても…。
地味に、時々利用していた旭川からの最終の滝川行き普通列車も間引きされてしまったのね…(~_~;)。 -
そういや、道外の方にはピンとこないお話かもしれませんが、北海道内ではやはり札幌圏がコロナの中心と思われていますので…。
いつまでこんな時代が続いてしまうことやら…。 -
で、最後は左手の子に乗車。本当は右手の子に乗りたいけどね~(~_~;)。
-
車内で、先程購入したパネトーネのパンを頂きました。
うーん、うんみゃい。 -
で、旭川からはこいつ(←キツい呼び方でごめんね…)に乗りカエルて…。
因みに、旭川着は18時34分だったので、18時43分発の名寄行きに乗り継げるタイムスケジュールでしたが、この時間帯に10分弱の乗り継ぎ時間では、座席の少ないH100形では確実に座れないので、1本遅らせて、20時30分発の快速なよろ7号に乗車しました。旭川駅 駅
-
で、和寒に到着。
-
新ダイヤでは、この時間帯の列車交換が和寒駅でなくなったのですが、この日は特急が遅れていたようで、従来通り、和寒駅での宗谷との列車交換に立ち会うことが出来ました。
という訳で、和寒に到着し、18きっぷ4回目旅程は全て終了となりましたので、本旅行記もこれにて終了となります。
最後までご閲覧下さり、どうも有り難うございました。和寒駅 駅
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この旅行記へのコメント (2)
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- オーヤシクタンさん 2021/07/12 09:14:22
- 新十津川駅と留萌本線。
- ケロケロマニア様、おはようございます。
オーヤシクタンでございます。
私も4月5日に、新十津川駅と留萌線を訪問しました。
札沼線と言ったら、ケロケロ様。
そんなことを思いながら、私は訪問したのですが、その4日後にケロケロ様も訪れているとは、ちょっと!です。
4月初頭の新十津川駅はまだ雪の中にありましたね。
あのこじんまりとした駅舎がなんとも良い雰囲気を醸し出していますね。
私はこの一回だけの訪問でしたが、STBもされたケロケロ様にとって、あの駅舎が解体されてしまうということは、それはもう悲しい思いであったことが、「最期の時を泣いて過ごす筆者」を見て感じました(涙)。
あのように、筆者の心境を撮影して投稿するのは、対馬厳原で「船に乗れなくて途方にくれる筆者」と通じるものがありますね。
さて、私は札幌からの列車で滝川へ行き、ちょうど停まっていた8:10発の中央バスに乗ったので230円出資して北回りで新十津川へ向かったのですが、南周りのバスで青葉6条通だと210円とは、この20円の差は往復だと40円となり、私が愛飲しているSG缶コーヒー1本買えるので大きいですね。
その手前の啓南団地だと200円‥
たしかに安くなりますが、あの石狩川の橋、私は帰路で歩いて渡りましたが、長いですので、ここでの10円追加出資はするべきと言うのは、私も同感でした。
滝川の'モンモオ'と'チャップ丼'は知りませんでした。
なんせ、今回の新十津川訪問は行き当たりばったりで留萌本線を乗るまでの間に無理やり行程を詰め込んだものですから、滝川の情報はとっていませんでした。
南周りを急ぎ足で歩いたので、滝川駅で多少の時間はあったので、おかだ菓子舗に寄ることくらいはできたとおもうので、これは悔やまれます。
岡田菓子舗と高田屋さんは、今後の課題としてインプットしておきましょう。
さて、留萌本線です。
途中の北秩父駅と真布駅は、1両列車もはみ出てしまう停車場風情のかわいい駅でしたが、ケロケロ様は真布駅が目的だったのですね。
「真布駅でマップを見る筆者」が爆笑です。
留萌本線も沼田-留萌の廃止について、地元自治体が合意しました。
あの沿線は沿海バスが頑張っていて、留萌-増毛も沿海バスの路線があったから、鉄道は廃線となったと聞いています。
だからと言って、沿海バスの経営が裕福なわけでなく、令和3年3月31日をもって、31系統 サロベツ線(豊富駅-稚咲内第二)が廃止されました。
私の旅行記で「お客さんいませんね」と言う表現をよくしますが、これは公共交通機関をもっと利用してほしいという意味がこめられています。
正直、沿海バスも厳しい状況の中で、路線バスを運行してくれています。
その中で、20%も割引がきく回数券を残し、萌っこきっぷなどを販売して色々と企業努力しているところはすばらしいと思います。
留萌駅では、改札の時、夕陽と言うメロディーが流れます。
あのメロディーがなんとも心が癒されるのです。
留萌駅がなくなると、あのメロディーが聞けなくなると思うと残念です。
あと、おやこにしん弁当、あれは絶品でした。
また、訪問したいのですが‥
今年の夏は、オリンピックで激務となりそうです。
ありがとうございました。
オーヤシクタン。
- ケロケロマニアさん からの返信 2021/07/12 14:43:09
- Re: 新十津川駅と留萌本線。
- シクタン師匠、こんにちは。
メッセージを有難うございます。
先に新十津川の旅行記をUPされていた際に、そのニアミスぶりに驚かされたのですが、そうですね、あと4日ズレていたら、現地で思わぬ再会、なんてことになっていたのかも、ですね( ´∀` )。
私にとっての新十津川駅はそれこそ30年近くの色々な思い出がありましたので、やはり普通の鉄道ファンの方以上に、思いは強いのですが、あういう自撮りテイストの画像を撮るようになったのは、明らかにO師匠の影響かと思われます(^^;)。旅行記へ臨場感を加えるのにも、こうした旅の当時の心境を自撮りに投影した画像、というのはやはり重要だと思いますので、これからもネタを見つけ次第、折りを見て加えていきたいですね。まだまだ師匠ほど、頻度もグレードも高くはないので、まだまだ修行の身、といったところですね。
新十津川への二ルート、師匠は既に双方を経由されていますので、それぞれを御存じのことかと思います。この些細な差にあれこれ議論できるのは、流石に我々ですよね( ´∀` )。因みにもう少し加えさせて頂きますと、バスの本数としては南回りの滝新線(新十津川役場行き)の方が多いのですが、師匠が乗車された北回りの浦臼線等、北回りルートで走行するバスも幾つかあり、その場合は、新十津川町域に入ってすぐの橋本町バス停で下車されると、実は運賃が200円で済みます。(但し、橋本町→新十津川駅跡の距離は、青葉6条通→駅跡よりもちょっと遠いです。)このバス停利用の場合は、私が昨年利用した碧水行きも利用できますので、歩く距離が長くなるのが苦でなければ、利用するバス次第ではこちらの利用もお勧めです。
逆に南周りルートの場合、滝川駅から(まで)乗車するのでなく、滝川側を啓南団地から(まで)にすると、新十津川町役場まで(から)だと200円で済みますが、こちらも滝川~啓南団地の距離が長くなる上、私の経験上、啓南団地まで歩いてしまうと、もう最後まで歩いてしまえ、って気持ちになることが多いので、やはりお勧めとしては滝川駅⇔青葉6条通の利用かなと思います。
モンモオとチャップ丼に関しては、どちらも滝川では知らない人がいない程有名ですので、是非次回は味わってみて下さいね。因みに、ポークチャップという意味では、隣の砂川にも有名店がありますので、検索されてみることをお勧めいたします。
留萌本線の件、やはり私的にはこちらも沢山の思い出がある路線ですので、今後の廃線に至るまで、あとどれだけ乗れるのかが勝負だと思っていますが、やはりもう乗ること自体よりも、スポットを絞って、あとどれだけの駅に思い出を残すことが出来るか、に今後の主眼は移っていくのかなと思っています。
仰る通り、沿岸バスは道内でもかなり頑張っているバス会社さんだと思いますし、道内のバス会社はどちらかといえば閉鎖的な会社が多くて、観光客の受け入れという意味では、なかなか割引きっぷも回数券も貧弱なところが多いので、バス会社を目的に乗りたいと思わせてくれる数少ない道内のバス会社だけに、また今後も応援していきたいなと思います。是非次回は、天売・焼尻探訪も視野に入れたこのエリアの旅を、師匠には期待したいです。稚咲内線の廃止はちょっと残念でしたよね。ファンも多いかった路線だけに、何かの記事で大きく取り上げられてもいましたよね。今後は同社としては逆の突き当りともいえる、札幌に近い側の増毛の雄冬線の動向も気になるところです。
留萌駅のあのノスタルジックなメロディー、ステキですよね。
首都圏では当たり前の”駅メロ”が聴ける駅、というのも、道内では絶滅危惧種だけに、そういう意味でも留萌本線の廃止は辛いです。にしんおやこ弁当も今では完全予約制になっているかと思われますが、かつては何と名寄のキオスクとかで販売していたこともあるんですよ。今や、名寄はキオスク自体もなくなってしまい、本当に辛いことばかりです。ましてやコロナ禍で、今後の道北エリア全体の公共交通に対して、暗鬱たる思いで一杯の日々です…。
オリンピックではお仕事柄大変な日々が続くかと思います。くれぐれも感染対策などにもご留意の上、健康第一に日々をお過ごし下さいませ。
それでは、また!
ケロケロマニア。。。
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