「オサムナイ」と読みます。旭川まであと3駅の函館本線の駅です。札幌〜旭川の幹線にありながら、普通列車しか停まらないため、1...
続きを読む日9〜10往復の列車しか停まりません。ある方向へは、ひどい時(お昼あたり)には3時間待ちです(その間、特急列車は30分に1本くらいの割合で通過)。そんな時は1時間に1本の割合で出るバスを使います(土日休日は一部減便)。駅を出て200〜300mほど行った道道57号線に深川(深川市立病院前)〜旭川(旭川ターミナル)を結ぶ空知中央バスの納内バス停があります。旭川へは¥620円。列車の場合は¥440円です。
駅は片側ホームと島式ホームがあり、札幌・岩見沢・深川方面へは駅舎からすぐの片側ホーム。旭川方面へは跨線橋を渡り1面しか使われていない島式ホームから乗ります。冬は狭い幅しか除雪されておらず、ホームにも深々と雪が積もっています。
駅舎は深川市役所の納内支所を兼ねています。支所は平日の8時45分から17時15分まで開いていて(待合室はもう少し長い時間開いているようです)、各種手続きや地域のコミュニティーセンターとして活用されているようです。ただ、JRの駅としては無人駅で、切符は車内で整理券をとるなどして、下車する時または下車駅での支払いとなります。座布団の敷かれた椅子もある待合室には、わずかですが文庫本も置かれていました。
駅付近は住宅が並んでいます。駅前には食料品を売る個人商店も1〜2軒ありましたが、コンビニはセイコーマートが500〜600mほど離れた道道57号線沿いにありました。なお向いにはクラーク記念国際高校というのがあり、元スキーヤーの三浦雄一郎氏が校長を務めているようです。集落を外れると、石狩平野の田園風景が広がるのどかな場所です。ただ、石狩平野の最奥部にあり、この先は石狩川や函館本線も神居古潭変成帯の山地をつっきる難所にさしかかります。函館本線は、現在では旧線から新線に切り替えられ(昭和40年ころ)、トンネルを使ってなんなく通過です。
駅から旭川側、2kmほど離れたところに道央自動車道が通っています。札幌や小樽、そして北の方では士別(2014年現在)まで伸びる高速道路です。そのため高速バスも通っています。ちょうど函館本線を越えた北側のあたりに高速納内のバス停があります。旭川や紋別、そして札幌への高速バスが停まります。札幌〜旭川のバスでいえば30分おきに便がありますが、果たしてこのようなところで乗り降りする意味がよく分かりません。近くに住んでいる人が利用するのでしょうか。高速バス停からは、近いところで200mのところに道道57号線の高速ガード下に、さきほどの深川〜旭川のバスの納内6丁目のバス停があります。
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投稿日:2014/01/25