2021/04/10 - 2021/04/10
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2021/04/10
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これまで9編にわたって綴らせて頂いてきた2021年春の青春18きっぷ+αの旅も、本編を以って最後となります。
今季の青春18きっぷの5回目は、有効期限最終日の4月10日に使用しますが、18きっぷ旅程としては実に他愛もなく、和寒から富良野までを宗谷本線・富良野線経由で往復するだけです。
この日の目的は、この時期に訃報が飛び込んでまいりました大俳優・田中邦衛さんの弔問にあります。
邦衛さんといえば、どなたでもご存じの北海道を舞台にしたドラマ「北の国から」で、主役の五郎を演じた俳優さんですね。朴訥な雰囲気のお人柄は、なかなか今の時代には稀有な存在でしたし、役としての黒板五郎を地で行っているような、それでいてどこかコミカルで場を和ませてくれるような、私の人生の理想を体現して下さっているような、素晴らしい役者さんでした。
晩年は病気でご苦労されていることだけは伺っておりましたが、このような訃報に接して、また一つの昭和・平成の灯が消えてしまったのかな、と寂しい気持ちにもなりました…。
実は私は北海道での暮らしを始める際に、迂闊ながらこのドラマを全く拝見しておらず、正直名前位しか知らない程度の認識だったのですが、1992年にこの北の大地に暮らし始めたその年に、”巣立ち”が放映された時期でもありました。
周りの友人らは皆このドラマになにかしらの影響を受けていて、このドラマを観て北海道に憧れて、ここにやって来たというような子ばかりでした。その一方で、若かりし日の斜に構えた自分にとっては、ドラマなんてしょーもない、と思っていたので、そもそもこのドラマの舞台である麓郷も、音だけしか聴いていなかったのでずっと六合、どこかの山の六合目にあるようなロケーションなんだろうなと、無知全開の状態だったんですね…。
でも、初めて北海道で過ごした1992年の夏に、サークルの先輩に誘われるようにして連れていかれた麓郷で、他の皆が、ロケ地や小汚い犬(と当時は思っていたアキナちゃん)とかを現地で見つけて無茶苦茶感動していて、自分だけが蚊帳の外、みたいな寂しい思いを経て、なんだか、ドラマの内容、というよりも、このような自身の体験におけるトラウマを通じて、この「北の国から」というドラマを少しずつ受け入れるようになっていったのかなと思います。
その後は何作品か見ましたが、やはり、北海道を代表する、そして、倉本先生の長年にわたる思いが込められ、何作もの作品を通じて、役者たちと共にその中身が膨らんでいった素晴らしいドラマであることは間違いありません。
ドラマの内容に関しては今更語るまでもないかと思いますが、富良野や北海道の魅力を全国的に知らしめた作品として、後世に受け継がれていくことでしょう。一北海道民として、このドラマに主演されていた邦衛さんの敬意を表し、また”五郎さん的な価値観”の生き方こそ、コロナ禍に怯える今の世界がもっと見直すべきなのだろうな、等と色々なことを考えつつ、この旅の最後を締め括ることにしました…。
(表紙:麓郷にある五郎の石の家の遠景)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ JRローカル 私鉄 徒歩 バイク Peach
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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当初、18きっぷの5回目は、廃駅後1か月が経過した宗谷本線上(特に北線)のどこかの駅の様子を見に行こうか、と思っていました。
しかし、4月上旬に田中邦衛さんの訃報を耳にし、更にはこのようなネット記事を拝読して、丁度18きっぷの有効期限の最終日である4月10日から、五郎の石の家に、田中邦衛さんを偲ぶ献花台・記帳台が設置されることを知り、これは18きっぷ有効期限の最終日だからお行きなさい、と言われているような気がしたので、当初の予定をカエルて、麓郷に向かうことにしました。 -
4月10日の朝。
天候には恵まれ、サイクリングも大丈夫そうですね。
まずは一安心。 -
最終日の旅の安全も祈願しつつ…。
パンパンッ(合掌)。和寒神社 寺・神社・教会
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勿論、今季18きっぷの最終5回目旅程も、も和寒駅からのスタートとなります。
まあ、本日は時間優先なので、始発のH100氏で我慢。
朝一の便に関しては、雪解け後はこちらの側のホーム利用となります。
そういや、こちら側の駅名標、今までは裏側が無地だったのですが、このアングルで撮れるようになったのは、今春のダイヤ改正のおかげ、ともいえるのかな?和寒駅 駅
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で、4月10日の和寒駅発8番整理券をゲット。
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で、旭川からはこちらの富良野行きに乗り継ぎます。
かつてはこのタイミングで、快速「狩勝」に乗り継げたんだけどな…。旭川駅 駅
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では、この子に乗りましょう。
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この日の一回目の交換は千代ヶ岡駅にて。
千代ケ岡駅 駅
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で、二回目は三日前と同様美馬牛駅にて、ということになります。
先に我々が到着しましたので、このアングルで一枚パチリ。 -
そして車内から交換相手の子をパチリ。
さいなら~。美馬牛駅 駅
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で、富良野到着。
富良野駅 駅
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勿論、この時間帯の富良野駅は有人駅なので、ここでスタンプを貰いましょう。
結局今季は、1回目:上川駅、2回目:新千歳空港駅、3回目:札幌駅、4回目:永山駅、5回目:富良野駅と、全てJR北海道管轄の駅スタンプで終了、となりました。 -
で、ここでは三日前に事前調査済みのレンタサイクル屋さん(主はお土産屋さん)に立ち寄り、まずは自転車をお借りしましょう。
と思ったら、到着が早すぎて、まだ準備が出来ていないみたい。少し待ちましょう。 -
富良野駅から麓郷までは案外距離があります。
早くスタートしたいな…(~_~;)。 -
まあ、気を取り直して、レンタサイクル屋が開く前に、バス待合所の様子も見ておきましょう。
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厳しいJR北海道の現状を踏まえると、留萌本線の次に廃止決定されるのは、恐らく根室本線の富良野~新得間でしょう。
この区間が廃止されてしまうと、上川総合振興局から帯広方面が遠くなってしまいます。JR代替としての路線バスが廃線後どのような形態で運行されるのかは不透明ですが、現状の交通体系を鑑みて覚えておかれて損はないのが、こちらの富良野と占冠とを結ぶ村営バスです。
私もこのバスは4年ほど前の北海道179市町村スタンプラリー旅の際に乗車しているのですが、運賃1000円弱(当時)で富良野から石勝線の駅がある占冠までワープできますので、利用価値は高いかなと思います。
しかも現行のタイムスケジュールだと、本日乗って来た旭川発富良野行きの富良野到着が9時1分ですので、このバスに乗り継ぐにもとても便利なスケジュールになっていますね。 -
で、レンタサイクル屋さんがオープンの時刻となりましたので…。
諸手続きをしている途中で、これ食べてってと言われましたので、携行食として幾つか、有難く頂いていきましょう。
一つで遠慮してたら、そもそも賞味期限が迫った土産物のバラだから、寧ろ貰って頂ける方が有難いとのこと。
富良野は言わずと知れた観光地で、観光客が激減しているご時世ですので、お土産物が売れないのは、お店にとって死活問題ですよね。
レンタサイクル代で少しでも貢献させて頂きたいと思いますが、貧民ゆえ一日プラン(1000円)ではなく、5hプランの800円にてレンタル。けち臭くてごめんなさい。
でも、果たして5時間以内に戻って来れるのかな???麓郷は遠いよ~(-_-;)。ラベンダーショップもりや/レンタサイクル お土産屋・直売所・特産品
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で、お借りしたのがこの子。
因みに貧民ゆえ、高い電動アシストではなく、普通のママチャリです。 -
マッドガードにNO10と書かれていたので、ここではケロケーロ富良野10号(略してケロフラちゃん)と名付けましょう。
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では走り始めましょう。
麓郷に向かう前に寄りたいところがあったので、ほぼ道すがら、ということもあってまずはそちらを目指します。 -
やって来たのは鳥沼公園。
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勿論、その名の通り、鳥沼という沼があります。
鳥沼公園 公園・植物園
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このように鳥さんの形をした沼なんですね。
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今はまだ、ですが、オンシーズン中にはボート遊びも楽しめます。
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鳥沼の道路を挟んだ対岸にはこんな遺跡もあります。
鳥沼遺跡 名所・史跡
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本日、何故ここに足を運んだのか…。
実はここ、私にとって、冒頭で記させて頂いた、北海道暮らしを始めた初めての夏、1992年の麓郷旅の際、サークル仲間と共にテント泊した思い出の地、なんです。
でも、今は…。
キャンプ場は閉鎖されてしまったみたいですね…。
時の流れを感じます…。 -
では、麓郷に向かって走り始めましょう。
こちらの分岐から…。 -
この道道経由で麓郷を目指します。
富良野市街から麓郷を目指す場合、主に二ルートがありますが、こちらのルートは通称”北の国からロード”と呼ばれ、道路沿いにも幾つかのロケ地が点在してます。
距離的にはこちらのルートの方が遠回りになるのですが、観光としてはこのルートの方が面白いので、天気も良いことですし、こちらを経由することにしました。 -
でも、サイクリング行程としては、先程の分岐からいきなりの登り坂となります。
なので、富裕層の方は、電動アシストを借りられる方が良いでしょうね。特にこの道を走られる場合…。 -
自転車をお借りして既に1時間近くが経過しましたが、この時点で、まだ麓郷までは17キロあります。
果たして、5時間以内に戻れるのか…。 -
まあ、間に合うという計算の元に走っておりますので…。
まずは最初の急坂を登りきった付近にあるこちらに立ち寄りましょう。
広々とした駐車場が観光シーズンの混雑を彷彿とさせてくれますね。 -
このようなあずまやも整備されたこちらが…。
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ハートヒルパーク展望台です。
お天気に恵まれてケロフラちゃんも気持ち良さそう( ´∀` )。ハートヒルパーク展望台 公園・植物園
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で、ちょっと疲れましたので一服。
先程のモリヤさんで頂いたお菓子をここで頂きましょう。
うーん、うんみゃい!
観光地価格の富良野のレンタサイクルも、お菓子付き、とかんガエルと、多少コスパは良くなりそうですね( ´∀` )。 -
展望台からは特に芦別岳方面の景観が素晴らしいですね。
勿論眼下には、富良野市街地が望めます。 -
展望台から先はやや傾斜が緩くなりますが、まだ暫く上り坂が続きます。
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標高が上がってきたこともアリ、和寒と比較して残雪の少なかった富良野にも、徐々に雪の多く残る箇所が見られるようになりました。
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ただ、日当たりの良い側は、やはり雪解けも早いようですね。
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富良野市街地から麓郷方面へは、ふらのバスの路線バスが1日4往復運行されていますが、麓郷内での見所が結構離れて点在しているので、やはり観光という側面からは路線バス利用は不便かなと思わざるを得ません。
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で、次なる観光スポットはこちら。
NHK朝の連続テレビ小説「春よ来い」の冒頭にも登場したというこちらの木です。
ドラマに因んで、現在でも「春よ来いの木」として地元のパンフ等にも紹介されています。
木が名所になっているといえば、すぐ近くの美瑛町が有名だと思いますが、富良野にもこんな北海道らしさが満喫できる木がありますので、皆様も機会があれば、是非御訪問してみて下さいね。春よ来いの木 自然・景勝地
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そういえば、丁度この旅の時期に、田中邦衛さんと共に、日本を代表する脚本家、橋田壽賀子さんの訃報もありました。
このドラマは氏の半生をテーマにした内容でもありましたね。この場をお借りしてご冥福をお祈り申し上げます。 -
で、”北の国からロード”である以上は、やはり本題のドラマのロケ地も探訪しておかないとね。
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それがこちらの中の澤小学校分校(現八幡丘会館)です。
「北の国から」では、主役の純と蛍が通った小学校として描かれていました。中の澤小学校分校 名所・史跡
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青空にポプラ。
美しい。 -
で、暫くは平坦な道を快適に進みます。
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十勝連峰が見えてきました。
麓郷界隈から眺めるとこんな感じで見えますね。
本州だと何となく、八ヶ岳山麓を思い出すな…。 -
そんな場所で、ケロフラちゃんと記念撮影。
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こちらのバス停を経由した辺りで、一つの分岐を左に分けて…。
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麓郷まではあと5キロです。
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で、麓郷エリアに。
ここからは一応観光地エリアに入りますので、幾らこの時期とはいえ、これまでの田舎道の風情からは多少変わってくるかも? -
まずはこちらへ。
ドラマに登場した沢山の家々が見られる「拾って来た家」です。
ここは流石に観光地ということもあり、邦衛さん効果もあってか、例年のこの時期とは思えない賑わいを見せていました。拾って来た家 名所・史跡
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通常の有料エリア入口付近に建つのがこちらの石碑。
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北の国からシリーズの最終回、「遺言」の最後の言葉が刻まれていますね。
心に沁みます。 -
で、有料エリアへ。
と言いたいところですが、通常はまだ夏季営業オープン前の時期である中、今回の邦衛さんの件で各施設がいつもより早くオープンしている関係で、無料開放されていました。 -
記念に本日の日付入りスタンプも押させて頂きました。
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では、中に入ってみましょう。
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邦衛さんが演じた五郎さんの姿が随所に見られますね。
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因みに、有名なドラマですので、今更語るまでもないかと思いますが、ドラマの概要としてはこんな感じ。
最初は連続ドラマとして始まっていますが、その後、続編としての作品が数年おきに製作され、2002年の「遺言」で完結するまで、実に20余年にわたって放送されたことになります。
どの作品も、その視聴率の高さに改めて驚かされますね。 -
作品の随所で、倉本先生の思いが感じられますね。
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「拾って来た家」は一つではなく、幾つかの建物が並んでいて、そのそれぞれを内部見学することが出来ます。
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この”施設”はドラマを観ている人と観ていない人とでは、感動度合いが全く異なるかもしれませんね。
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まあ、私のようなダメ人間は、”雑魚寝施設”として開放すれば良いのに…、なんてことかんガエル訳ですが…(~_~;)。
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”拾って来た”なんて呼称は勿体ない。
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十分泊まれるではないか~。
普段の入場料は500円ですが、宿泊料1000円とかで泊めて貰える方が、有難いんちゃいますかな~( ´∀` )。 -
まあ、このドラマも暫くは観てないので、内容は正直、大分忘れちゃってますね。一番新しい’02遺言’でさえ、はっきり覚えていない…。
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という訳で、やっぱりここは事前にドラマを観てからの訪問をお勧め致します。
じゃないと、小汚いモデルルーム、みたいな印象しか残らない(←雑な感想)。 -
観光地だけに、ここにも貸自転車が。
普通のママチャリで1回(時間制限はないみたい)1000円は強気だな…。
流石、有名観光地だよ。 -
で、本日は弔問目的ですので、献花台&記帳台が設置されている五郎の石の家を目指しましょう。
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最後はこんな道を走ります。
麓郷に来ること自体、約30年ぶりのことなんですが、途中の風景の記憶とかが全然ありません…(~_~;)。
やっぱり一道民的には、ベタベタの観光地として避けていたこともあるのですが、コロナ禍の今が、ある意味本来の麓郷の良さを再確認するのにはベストな時期と言えるのかもしれませんね。 -
で、五郎の石の家入口に到着。
駐車場前にケロフラちゃんをデポして、中に入りましょう。 -
時刻は既に正午をまわりました。
5時間契約のケロフラちゃんですが、もう既に3時間近くが経過しています。
先を急ぎましょう。 -
先程立ち寄った、「拾って来た家」とこの「五郎の石の家」、そしてその間には麓郷の森の「丸太の家」があり、この三つを巡るセットの入場券が通常は1200円で販売されていますが、この日は全て無料開放となっていました。
ある意味、弔問に乗じたタダ観光しに来た、という方が貧民の私には正しい言質なのかな…(~_~;)。 -
入口の建物の様子。
ここは管理棟のような場所で、まだ五郎の石の家(見たからに石の家ではないことはわかるけど…)ではありません。 -
入口に掲示されていた手書きの案内。
ちゃっかりと宣伝もされていますね( ´∀` )。 -
入口から五郎の石の家までは結構な距離を歩きます。
こんなとこだったかな、と全く記憶にないのですが、私が初めて麓郷に来たのは、一連のドラマがまだまだ継続中の1992年のことですから、まだロケ地巡り先としての麓郷は、今ほど整備されていなかったのかもしれませんね。 -
その道すがら、黒板五郎役を演じた邦衛さんの写真も数多く並んでいました。
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更に森の中を歩くこと数分…。
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漸く、開けた場所にやって来ました。
展望台もあるみたいですが、時間もありませんし、本日の目的は弔問ですので、記帳を済ませたらさっさと出発しましょう。 -
倉本先生筆の有難い文章も綴られていました。
ただ本日は、じっくりと読んでいる時間はありません。
レンタサイクルの契約時間に縛られてしまう旅程、というのが如何にも貧民らしい。 -
ここは炭焼き小屋かな?
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五郎さん、いらっしゃいました。
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で、いよいよ五郎の石の家に到着。
やはり弔問客の行列が出来ていますね。早く並ばないと…。五郎の石の家 名所・史跡
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ご時世柄、密になってはいけません。
間隔を意識して並びましょうね。 -
で、列に並ぶこと約15分…。
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漸く、入口のアルコール消毒の箇所に到達。
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でいよいよ、献花台・記帳台の前に進みました。
ただその内部の様子は、入口にこんな掲示がありましたので、ネット上での公開は控えさせて頂きたいと思います。
献花台には驚くほど沢山の花束が捧げられていて、邦衛さんのお人柄というのを偲ばせて頂きました。本当に偉大な俳優さんでしたし、このドラマを通じて、北海道のことを全国に存分に知らしめて下さったこと、そして、コロナ禍に揺れる今だからこそ、このドラマの五郎さん的な生き方をもっと志向するような人々が増えてくると良いな、と願っています。 -
因みに事前の報道では、今回の訃報にあたっては、急遽この石の家周辺を整備し、除雪も行って、この日の献花台・記帳受入れに備えた、ということでした。
こうした雪割りの跡が、関係各位のご苦労を物語っていますね。
皆さま、どうも有り難うございました。 -
で、最後にこちらに立ち寄ります。
弔問で悲し気な賑わいを見せる石の家のすぐ近くにありますね。 -
内部の様子。
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写真そのものがかなり古い感じで展示されていますね。
ということは…。 -
そうなんですね。ここが復元ではありますが、「五郎さんの最初の家」なんですね。
当初はこのドラマもこんなに長く続く作品になるとは思っていなかったでしょうから、勿論、オリジナルのロケセットは撮影後に撤収されたことでしょうね。
改めてこのドラマの偉大さを感じさせてくれます。 -
私個人としては、やはり初めて麓郷を訪れたこの年の様子が気になりますね。
あの時、もっと事前に作品を見て、周りの先輩・友人達と感動を共有できるような協調性のある人間だったら、今のような浮浪者ではなく、もっとしっかりとした人生を歩んでいたのかもしれません…。 -
で、繰り返しとはなりますが、時間がありませんので、お昼ご飯は歩きながら頂きます。そのために事前にセコマでおにぎりを購入しておきました。
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時刻は間もなく13時。
タイムリミットは14時20分ですので、急ぎましょう。
走れ、メロス、じゃなかった、走れ、ケロケロ! -
再び麓郷市街地に戻って来ました。
この麓郷バス停も1分だけ観光(?)しておきましょう。麓郷バス停 名所・史跡
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中に掲示されている地図の様子。
ろくごまっぷというのが味わい深いな。
個人的には、前日に真布駅を訪問してマップ自撮り(?)をしていたので、そっちのことを思い出してたな…(;^ω^)。 -
勿論、ふらのバスさんだって、観光客が激減して大変な時代。
いつかはバスで訪問して、ゆっくりと麓郷に滞在する旅、なんてのもしてみたいものですね。 -
一日四本あれば、実は滞在をメインに考えるならば、そんなに不便でもないように思いますしね。
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で、最後にはこちらに立ち寄ります。
ドラマ内では、中畑木材として登場していましたが、麓郷木材というれっきとした現役の会社施設として健在です。
約30年前は、確かここの入口でアキナちゃん(ドラマに登場する犬)を見かけたような…(うろ覚え…。)。中畑木材 名所・史跡
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残りはあと1時間ちょっとです。
カエルり道は基本的に下り坂となりますし、往路よりは近道を経由しますので、残り16キロはトラブルさえなければ大丈夫、と思っていますが、果たして??? -
途中はずっと布部川に沿って続く、緩やかな下り坂です。
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快調に飛ばして、もう5キロ進みました。
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で、布部川沿いの渓谷的な風情の道を離れて、再び開けたロケーションのエリアに戻ってまいりました。
芦別岳も頑張れ~、と応援してくれています( ´∀` )。 -
で、国道分岐に到達。
ここから市街地までは残り5キロ、ということになります。 -
ここで根室本線の線路を横断します。
この分岐を反対方向に進むと、「北の国から」のスタートともいえる布部駅があるのですが、本日は立ち寄る時間がありません。また日を改めて…。 -
あと5キロですが、流石に国道沿いになると交通量も増え、市街地に入ると信号停車も多くなるので、ちょっと焦りました。
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数年前には泊まったことがある駅傍の民宿なども横目に見ながら…。
民宿あきば 宿・ホテル
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何とか富良野駅前まで戻って来ました。
麓郷への旅をエスコートしてくれたケロフラちゃん。
本日はどうも有難う!富良野駅 駅
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で、ケロフラちゃんの返却を完了したのがこの時刻。
タイムリミットより10分ほど早く帰還することが出来ました。 -
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で、この時刻なので、実は東鹿越行き・更には新得への代行バスへの乗り継ぎが可能なタイミングでした。
時刻表を調べて見ると、東鹿越には15時4分着、約10分で代行バスが出発し、新得には16時21分着。
折り返しの代行バスが18時37分新得発で残っていて、これに乗れば富良野には20時34分に到着でき、最終の旭川乗り継ぎで和寒にも戻れるな、と、ちょっと迷ったのですが、やはり色々と疲労も残っていた上、もし途中で何かあると、戻って来れなくなりますし、18きっぷも本日が最後、でしたので、失敗すると色々と余計なコストがかかってしまので、2時間強の新得滞在を目論んだこの”冒険”は、ちょっと諦めることにしました。 -
なのでもう、後は和寒にカエルだけ、です。
ケロフラちゃんをカエルす時に再度頂いたお菓子類を頂きながら、後続の15時42分発旭川行きを待合室で暫く待って過ごします。 -
で、この子に乗車。
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この日は土曜日でしたが、コロナ禍ということもあり、観光客の姿は皆無、まあ、例年でも4月は観光客少ないですが、やっぱり比較的混雑する印象のある富良野線でさえ、お前もか、と言いたくなる惨状と言わざるを得ませんね…。
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いよいよ、3月25日に出発して、北見・那覇・名古屋などを巡りつつ、最終的には有効期限内に慌てて道内で4回分を消費した、2021年春の青春18きっぷ+αの本旅も、フィナーレが近づいてまいりました。
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富良野線は西、の付く駅が多いのですが、その多くは旭川市域にあり、沿線南部の”西”駅としては、ここが唯一ということになりますね。
西中駅 駅
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で再び、美馬牛駅にて本旅延べ三度目となる列車交換。
美馬牛駅 駅
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で、美瑛を過ぎ、北美瑛駅へ。
東西南北駅名、という意味では、西の駅が殆どの富良野線上では、唯一の”北”駅となります。勿論、ここで思い出していたのは、今春の宗谷本線上の”北廃駅”、北剣淵駅・北比布駅・北星駅等のことでした…。北美瑛駅 駅
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そろそろ旭川市域に入った頃でしょうか…。
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富良野線沿線上の旭川市域最南端駅は、列車交換が行われることもある千代ヶ岡駅ですが、その隣がこちらの西聖和駅。
どちらも旭川空港の最寄(という程の距離でもないけど…、5~6キロはあります)駅として、何度か空港アクセス時に経由したことがあるのですが…。西聖和駅 駅
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特に西聖和駅の様子があれっ、おかしいな、と思ったので、車窓から今一度確認。
どうやら、今までホームに隣接していた待合所が、少し離れに移動して新設されたようですね。 -
なので、現在のこの駅ホーム上には、このように時刻表・運賃表が掲示されたボードが立つのみとなっています。
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で、西神楽駅にてもう一度列車交換。
さいなら~。西神楽駅 駅
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最後に忠別川を渡って旭川駅に…。
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とうちゃこ。
いきなり、大雪ちゃんがお出迎えしてくれたよ~( ´∀` )。旭川駅 駅
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で、麓郷往復約40キロのサイクリング旅の割には、途中でおにぎりとお菓子しか食べていなかったので、かなり空腹です。
最後の宴食材(?)を探しに、駅前イオンに入ってみましょう。
本当なら土曜日なので2円頂きたいところですが、貧民の心の癒しだったハッピーゲートは、同年2月末で惜しまれつつ廃止となってしまいました…(;´Д`)。 -
で、残念ながらこの時間帯のH100形殿は、とても車内で飲食という雰囲気にはなれませんので、食品コーナーにてこちらの半額ラーメンを購入し、レンチン後にそれをフードコートで食べる、という流れで、”最後の晩餐”ということになりました。
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で、腹も満たされたことですし、幾らコロナ禍とはいえ、この時間帯のH100形は数少ない座席を巡る争いがありますので、18時発の快速なよろ号に乗車するのに、約20分前には改札に入ることにします。
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で、やって来たこやつ。
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電光も漢字表記の名寄だけど、本当は平仮名表記にして欲しい。
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番号はこちら。
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という訳で、H100形乗車だと色んな事にやる気がなくなりつつ、昨日18きっぷスタンプを貰った永山駅…。
永山駅 駅
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今春、両サイドの駅が変わってしまった比布の駅名標などを徐に眺めつつ…。
比布駅 駅
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和寒に到着。
これにて今季の18きっぷ旅程は全て終了となりました。和寒駅 駅
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まだ和寒町内唯一のスーパー、ホクレンショップが開いている時間帯に到着できたので、ここでは旅の〆ということもあり、もう一度贅沢して、今度は何とお寿司(黄色いシール付きだけど…(;´Д`))を購入。
約40分歩いて自宅に戻り、ここで本当に最後の晩餐、本旅は全て終了ということになりました。
という訳で、2021年3月25日~4月10日に跨る本旅の最終的な会計報告を。
(途中、実家滞在時の旅を伴わない日々の飲食分などは除きます)
交通費:16,510円
食費:12,099円
宿泊費:3,824円
その他:163円
合計:32,596円
加えて、空路分として往路(MMB-CTS-OKA-NGO)のNH便はUA6,000マイル、復路(NGO-CTS)のMM便は、dポイント6,000P(6,000円相当)を使用しております。
また、18きっぷ使用時の各日営業(換算)キロ総計は、
1回目(3/25):和寒→西女満別253.1K(5,610円相当)
2回目(4/6):新千歳空港→白老→札幌144.2K(3,210円相当(加算運賃含))
3回目(4/7):札幌→滝→富→旭→東旭→和寒257.9K(5,280円相当)
4回目(4/9):和寒→旭→滝→深→真布→和寒225.6K(4,840円相当)
5回目(4/10):和寒→旭川→富良野→旭川→和寒182.2K(4,510円相当)
合計:23,450円相当分を18きっぷ1枚(12,050円)で利用できました。
という訳で、本旅行記を含む一連の旅に関する旅行記はこれにて完結となります。
最後までご閲覧下さり、どうも有り難うございました。
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