2021初夏、名城公園のあじさいの道(4/4)：アジサイの道西端、御深井池、フラワー・プラザ

2021/06/25 - 2021/06/25

名城公園のあじさいの道の紹介です。現在の名城公園の中心施設は、1988年(昭和63年)に開設された『フラワー・プラザ』です。その周りはバラをはじめとして、季節の花が溢れていましたが、別のブログで紹介することにしました。

エリア 名古屋(愛知)

名前：『ガクアジサイ(額紫陽花)』
品種：不明
分類：アジサイ科アジサイ属
分布：日本原産
その他：新芽の勢いが強い場所は、花付きが悪いように見えた、額アジサイです。

振り返って眺めた『あじさいの道』の光景です。一見しますと、花付きが悪いあじさいの並木道の光景です。剪定等の手入れが影響しているように見えました。この状態では、アジサイの並木道としては人気は高まらないようです。白い紫陽花のアナベルなどを植栽して、アクセントを付けてみる方法等もあるかも知れません。

個人的な判断になりますが、『あじさいの道』の周りは歩道ではなく『ジョギング・コース』に指定されているようですから、歩行者とランナーとのエリア分けをして、安全確保も必要なようです。自転車道を含めて見直しと、園内のコース整備も必要なようです。

名前：『セイヨウアジサイ(西洋紫陽花)』
品種：不明
分類：アジサイ科（ユキノシタ科）アジサイ属の落葉低木。
原産：日本が原産で、西洋で品種改良された手鞠咲き。
その他：濃い紫色の手鞠咲きの西洋アジサイです。まだ緑色の花もありました。

名前：『セイヨウアジサイ(西洋紫陽花)』
品種：不明
分類：アジサイ科（ユキノシタ科）アジサイ属の落葉低木。
原産：日本が原産で、西洋で品種改良された手鞠咲き。
その他：蕊の部分に紫色のアクセントがあった、茜色の西洋アジサイの光景です。

名前：『セイヨウアジサイ(西洋紫陽花)』
品種：不明
分類：アジサイ科（ユキノシタ科）アジサイ属の落葉低木。
原産：日本が原産で、西洋で品種改良された手鞠咲き。
その他：土壌のペーハーの影響らしく、微妙に異なる色合いの西洋アジサイです。

名前：『セイヨウアジサイ(西洋紫陽花)』
品種：不明
分類：アジサイ科（ユキノシタ科）アジサイ属の落葉低木。
原産：日本が原産で、西洋で品種改良された手鞠咲き。
その他：茜色が入った花もありましたが、濃い紫色が主体の西洋アジサイです。

名前：『セイヨウアジサイ(西洋紫陽花)』
品種：不明
分類：アジサイ科（ユキノシタ科）アジサイ属の落葉低木。
原産：日本が原産で、西洋で品種改良された手鞠咲き。
その他：かなりの密度で咲き揃っていた、濃い紫色の西洋アジサイの光景です。

名前：『セイヨウアジサイ(西洋紫陽花)』
品種：不明
分類：アジサイ科（ユキノシタ科）アジサイ属の落葉低木。
原産：日本が原産で、西洋で品種改良された手鞠咲き。
その他：薄く茜色が入った花もあった、濃い紫色の西洋アジサイです。

振り返って眺めたアジサイ並木の光景です。次第に株の密度が薄れてきました。『あじさいの道』の西の終点(始点)が近付いてきたようです。地図上の概算で、300メートルほどと判断したアジサイ並木でした。

前方に見えてきた『弁天橋』の光景です。はっきりとはしませんが、その袂付近が、『あじさいの道』の西の終点になるようでした。その途中の紫陽花並木は、途切れ途切れになっていました。

名前：『セイヨウアジサイ(西洋紫陽花)』
品種：不明
分類：アジサイ科（ユキノシタ科）アジサイ属の落葉低木。
原産：日本が原産で、西洋で品種改良された手鞠咲き。
その他：途切れ途切れになっていた紫陽花並木の最後です。若木の姿がありました。

『あじさいの道」から、木々を透かして眺めた南側方面の光景です。写真の少し右側に、名古屋城大天守が朧げに見えていました。名古屋城の北側の外堀を介して眺めた本丸方面の光景になります。といっても、ほとんど視界が遮られてしまいました。

少し行き過ぎた場所から、振り返って眺めた、『弁天橋』の光景です。『弁天橋』より西側には、アジサイ並木は見当たりませんでした。名城公園の歴史年表では、『1960年(昭和35年)3月：御深井池に弁天橋が架橋される』、『1961年(昭和36年)1月：中島に御深井橋が架橋される』、の項目がありました。

中島に架かる『西御深井(おふけ)橋』の光景です。名城公園の地図で確認しますと、中島を挟んで二つの橋が架かっていました。東側の橋が1961年(昭和36年)1月に架橋された『御深井橋』、西側の橋が『西御深井橋』になるようです。こちらの橋は、『西御深井橋』になるようです。『新御深井橋』とも呼ばれているようです。

『御深井(おふけ)池』と左端付近に見える中島、更に中島から東に向かって伸びる橋の光景です。こちらの橋が『御深井橋』になるようです。平成27年(2015年)11月に纏められた『名城公園(北園)管理運営方針』をネットで閲覧できますが、なぜか『西御深井橋』については、名前も施設年も空欄でした。

『弁天橋』の文字が記された橋の欄干の光景です。尾張徳川家の初代藩主の徳川義直公(1601～1650年)は、家康公の九男です。義直公が、名古屋城内に勧請した三社の一つに、『宗像神社』があり、『御深井弁天(おふけべんてん)』と呼ばれていました。その名前に由来する『弁天橋』のようです。祭神は、田心姫命、湍津姫命、市杵島姫命で、市杵島姫命は、神仏習合において、弁才天と同一視されました。

『名城公園北園案内図』のタイトルがあった案内看板の光景です。北が右向きに記された地図で、現在位置は『弁天橋』の袂付近に記されていました。やはり、『あじさいの道』のことは記されてなく、『ジョキング・コース』の表示になっていました。

木に隠れてしまいましたが、『オランダ風車』と呼ばれる名城公園の名物施設です。春には、周りがチューリプの花で飾られます。オランダ風車群は、10年ほど前のオランダ旅行で、南ホラント州ニーウ・レッケルラント基礎自治体地区のキンデルダイクで見学しましたが、印象に残る、水辺で野鳥が憩う情緒豊かな光景でした。

ここからは、名城公園の中心施設、『フラワー・プラザ』を中心とあした紹介になります。園内ではバラの花も見所でしたが、ブログを分けて別の紹介にしました。名城公園のアジサイの紹介の締め括りは、『フラワー・プラザ』のアジサイ花壇です。写真は、喫茶店などもある『フラワー・プラザ』の建物光景です。

『フラワー・プラザ』の周りにあったオブジェの紹介です。『百合の詩・1988年』の作品名が表示されていました。1988年は、フラワー・プラザが開設された年で、昭和63年になります。百合の花を連想させるステンレス製のオブジェは、夜はライトアップもされるようでした。

『フラワー・プラザ』の敷地内にあった「東屋(あずまや)」の光景です。庭園鑑賞の場所としての役割のほか、庭園の景観アップの役割も担っているようでした。節が付いた1本柱で支えられた、八角形の銅葺き屋根の造りです。この付近にアジサイが多く植栽されていました。

名前：『セイヨウアジサイ(西洋紫陽花)』
品種：不明
分類：アジサイ科（ユキノシタ科）アジサイ属の落葉低木。
原産：日本が原産で、西洋で品種改良された手鞠咲き。
その他：薄紫の手鞠咲きの西洋アジサイを主体に、秋色アジサイも見えました。

複数種類のアジサイが寄り集まって咲いていた箇所の光景です。左端は、薄紫色の小型の花を咲かせた、『クロジクアジサイ』らしい花、その右手に見える赤い花も、普通にみられる西洋アジサイとは異なる品種のようでした。右端付近に見える手鞠咲は、『お多福アジサイ』とも呼ばれる『渦アジサイ』のようでした。

大きな塊になって咲いていた紫陽花の矩形です。複数の種類、複数の小株が集まって、大株の光景になっているようでした。寄り集まっていたのは、普通の手鞠咲きの西洋アジサイのほか、黒軸アジサイや、お多福アジサイの花や蕾もあるようでした。

名前：『アジサイ(紫陽花)』
品種：『クロジクアジサイ(黒軸紫陽花)』(推定）
分類：アジサイ科（ユキノシタ科）アジサイ属の落葉低木。
原産：日本古来のアジサイ(推定）
その他：花の姿などから推定した、黒軸アジサイです。

名前：『セイヨウアジサイ(西洋紫陽花)』
品種：不明
分類：アジサイ科（ユキノシタ科）アジサイ属の落葉低木。
原産：日本が原産で、西洋で品種改良された手鞠咲き。
その他：秋色アジサイのような花も混じっていました。

名前：『アジサイ（紫陽花）』
分類：アジサイ科アジサイ属
品種：『アナベル』、別名『アメリカノリノキ（アメリカ糊の木）』
分布：北米東部原産
その他：オランダで品種改良されました。

名前：『アジサイ（紫陽花）』
分類：アジサイ科アジサイ属
品種：『オタフクアジサイ(お多福紫陽花)』(推定)
分布：日本在来のホンアジサイの枝替わりです。
その他：正式名は『ウズアジサイ』です。

名前：『アジサイ（紫陽花）』
分類：アジサイ科アジサイ属
品種：『オタフクアジサイ(お多福紫陽花)』(推定)
分布：日本在来のホンアジサイの枝替わりです。
その他：ズームアップした『ウズアジサイ』の花です。