2020年8月　山梨・長野に行って来ました。Part.5 渋温泉

2020/08/14 - 2020/08/15

第1回目の緊急事態宣言が明けて、少しだけ遠出してもいいかなぁ。
でも、公共交通機関は避けたいって事で、車で出かけることにしました。
今まで車で旅行したことないし、夫が「1日100キロ以上は走りたくない。」って言うし、
ちょっと不安だったので、ゆっくり、少しずつ移動する旅になりました。
静岡市から渋温泉まで、往復13泊の長旅です。

今回の旅行で1番遠い所、渋温泉まで来ました。
野猿が温泉に入っている事で有名な所です。
2020年8月のお話だけどね。もう1年も前なので、記憶も薄れてきてます。

エリア 湯田中渋温泉郷・志賀高原(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2020年8月14日　小布施から渋温泉に移動します。
お昼はやはりお蕎麦でした。

「高橋まゆみ」さんってご存知かしら？
私がずーと若い頃、手芸が好きで高橋まゆみさんの創り出す人形に憧れてました。
渋温泉に向かう途中に「高橋まゆみ人形館」がある事を知り寄ってみる事に。

残念ながら、館内の作品は撮影禁止でした。
2010年に人形館はオープンしたそうで、今年は10周年だそう。
昭和前半の風景をお年寄りや子供たちを中心に表情豊かな人形たち。
この時代に生まれていなかった方も何処か懐かしく思えるんじゃ無いかな。

野沢温泉は「野沢菜発祥の地」そのまんまですね。

今日から2泊お世話になる「渋ホテル」

ホテルの建物はこんな感じ。

じゃ～ん！ホテルと名前は付いているけど、畳に布団でガッカリ。

今では懐かしい三面鏡。座るのが辛い。

渋温泉は「外湯」が９つあります。

無くさない為かとても大きな手形が付いた鍵を渡されます。

４つほどの注意事項がありますが、常識的なものなので問題ないですね。

夕食は前菜、椀もの、お造りと続き、焼き物は鮎の塩焼きでした。

おしのぎとして、野沢菜のおやきが出てきました。

煮物、揚げ物と続き、台の物は信州牛のステーキ。
もうお腹いっぱいで、お肉は殆ど夫が食べました。

ご飯は殆ど食べる事ができません。

デザートの焼きプリンは別腹。

急いで夕食をすませ「蛍鑑賞会」に出かけます。
この時期限定で、無料です。
ホテルのマイクロバスで現地まで行き、案内もして頂けます。

蛍を鑑賞するにあたり、細かな注意事項がいくつかあります。
中でも「光源を発する道具・機材の使用禁止」なので、
携帯、カメラでの撮影どころか、液晶ディスプレイの発光も禁止です。
ですので、写真は1枚もありません。
真っ暗な山道をかなり歩きましたが、蛍はたくさんみる事ができました。

21時頃のホテル近く。

8月15日朝。ロビーの一角に、昭和中期くらいの小学校の教室が再現されてました。

どれも懐かしい…

朝食は普通でした。

渋温泉に来たお目当ては、「地獄谷野猿公苑」
温泉に浸かるお猿さんが有名です。
いくつか注意事項がありました。

地獄谷野猿公苑の入り口。ここからは山道を歩きます。

8月ですが暑くないので気持ちが良いのですが、
体力がない私には片道30分はややきつい。

歩く途中にはお猿さんの説明が書かれたものが立っています。

天然記念物　「渋の地獄谷噴泉」

地獄谷野猿公苑までもうひと頑張りです。

やっと此処からが入り口です。
入園料は大人800円です。

チケットの裏には常識的な注意が書かれています。
色んな人がいるからちゃんと書いておかないとね。

お猿さん発見。毛を繕いでいます。
人間なんて興味なしです。

テレビのニュースでは、里山から降りて来た猿が人に危害を及ぼしたり、
農作物を荒らしたりと、凶暴なイメージがありましたが、
此処のお猿さんは人間無視です。

無防備ですが気持ちよさそうです。

どんな生き物も子供の時は可愛いですね。

可愛かった子猿も大人になると…

もう少し奥の方まで行ってみます。

あの有名な「温泉にはいるスノーモンキー」の湯場が見えてきました。

ところが、当然ですが暑い夏に温泉に入るお猿さんはいませんでした。
残念！！
人間は夏でも温泉に好んで入るのに…

川で水遊びを楽しむ子猿たち。

北志賀竜王スキーパークにある「SORA terrace」に来てみました。

標高1770mのSORAterraceまではロープウェイで向かいます。

世界最大級の166人乗りのロープウェイです。

目の前の北アルプスにオレンジに色に色づく夕日に照らされた雲海が
見られるスポットです。
雲海発生率は62.9%だそう。

条件が合えば雲海が見えるのですが、残念ですね。

うっすらと広大な景色は見る事ができました。

此処にもいましたよ。撮影スポットでいつまでも退かない人が。

渋ホテル2泊目は和室の畳は辛いので、洋室に変えて頂きました。

洋室の方が狭いのですが、和室より快適です。

渋温泉には千曲川の支流「夜間瀬川」が流れています。

「しぶざるくん」
昔、いたずらや悪さばかりしていたお猿は人々の嫌われ者でした。
ある日、お猿の大将に9つの外湯を順にまわり、悪い心を洗い流し、
お薬師さんに行き、もう悪さはしないと誓いました。

いまでは渋温泉のマスコットとして、幸せに暮らしているとさ。

マンホールもしぶざるくんでした。

懐かしい家並み。

渋温泉には、地元の人が毎日利用する外湯（共同浴場）が９つあります。
渋温泉に宿泊したお客さんにも開放してます。
それぞれ源泉や効能が異なる外湯を
『祈願手ぬぐい』にスタンプを押しながらめぐります。

９番湯の外湯まで全てスタンプを押したら、
「渋高薬師」へ参詣して印受すれば満願成就。

「金具屋　斎月楼」
江戸時代に建築された建物は「登録有形文化財」の宿。
4つの金具屋専用源泉があるそうです。

「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルではと言われています。

まさしく温泉卵ですね。

こんな可愛い演出も。

自由に利用できる足湯がありましたが、このご時世共同は抵抗がありますね。

2日目の夕飯です。
前菜、椀もの、お造りと普通のものが出てきました。
おしのぎは昨日はお焼きでしたが今日は五平餅。
わざわざ出さなくてもいいのに。

焼き物は昨日と同じ鮎でした。
揚げ物は海老フライになってました。

台の物は甲州牛のすき焼き。
こんなに沢山は食べられないので夫に。
デザートはフルーツでした。

夕食後、少し外を歩いてみましたが、殆ど誰も居ないので寂しいです。
ぜんぜん密にはならないのでいいのですが。

金具屋さんも夜になると、千と千尋のモデルかなと思えます。

全室和室かなぁ？ここに宿泊するなんて考えませんでした。

誰もいないのにお店は営業してました。

極々普通の朝食。

この旅行記へのコメント （2）

• pedaruさん 2021/09/28 05:44:57

  猿の写真

  たつこさん　おはようございます。
  
  至近距離での猿の写真、感心しました、逃げるでもなし、照れるわけでもなし、嫌がるわけでもなく平常心というか、人間無視と言う態度ですね。
  野生の猿って、あんなに髪がふさふさできれいなんですね、一心に何かをしている様子が良く撮られていました。
  
  pedaru

  たっこさん からの返信 2021/09/29 07:11:48

  Re: 猿の写真

  pedaruさん　おはようございます。
  
  食べ物を持っていない人間なんて、なんの興味もないみたいでのんびり寛いでました。
  表紙の写真はズームして撮ったものですが、意外に綺麗に撮れてたかしら？iPhoneの力です。
  頭に雪を乗せて、温泉で気持ちよさそうにしているスノーモンキーが有名ですが、冬場に行くのは大変な所だと思いました。毛並みが良いのは温泉の効能でしょうか。
  
  そろそろ緊急事態宣言も解けて、少しは行動範囲が広くなりそうで、楽しみですね。感染予防対策はまだまだ必要ですが。。　
  
  たっこ