2021/05/31 - 2021/05/31
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ROSARYさん
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2021年5月末、天空の聖地・高野山へ。季節を先取りする暑さの中、標高900m内外の清涼な空気を楽しみました。
その4は、大門から岳弁財天経由女人堂への女人道(弁天岳登山)。標高差は100m超、小一時間のトレッキングでした。さらに徳川家霊台、金剛三昧院と、二大聖地(壇上伽藍と奥の院)以外を巡ります。
なお高野山の建造物で国宝指定されているのは、壇上伽藍の不動堂と、金剛三昧院の多宝塔の2つだけです。
・大門の外、慈尊院への町石道のさわり
・弁天岳登山(女人道)
並ぶ鳥居、根本大塔の眺め、獄弁財天
・女人堂とお竹地蔵
・徳川家霊台
・金剛三昧院
多宝塔、毘張杉、経蔵、本坊、本堂、四所明神社(いずれも外観)
表紙写真は、国宝指定された金剛三昧院の多宝塔。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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高野山、大門から西方向を眺めます。
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ここから町石道が九度山の慈尊院まで続いているのです。
大門 名所・史跡
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町石道のさわり。大門からすぐにつづら折りになっています。
標高848mから80mへ。 -
大門の向かって左手の鳥居が、弁天岳への登山口。
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かつて女人禁制だった高野山。高野山に入る高野七口には、高野山に入れない女性のための参籠所が設けられていました。
その女人堂を巡る、女人道。大門の外から、現存する唯一の女人堂・不動坂口女人堂まで、2Kmほどの山道を歩きます。途中、標高984.2mの弁天岳を経由。標高差は140m弱ですね。 -
高野山女人道として、案内板が整備されています。
大門から弁天嶽まで0.9Km。慈尊院までは18.7Kmとあります。 -
女人道。最初は朱塗りの鳥居が続く、なだらかな山道。
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10分少々で椅子とテーブルのある休憩所へ。
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木の階段が続きます。
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途中のお地蔵さん。
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歩きはじめて20分ほどで眺望が開けました。西方向です。
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少し行くと、東方向に根本大塔も見えました。
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根本大塔をアップで。手前のグラウンドは高野山高校です。
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嶽弁財天の鳥居。弁天岳の頂上です。
歩き始めて22分。 -
女人道の案内板も。女人堂まで0.9Kmです。
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嶽弁財天社。弘法大師が天河弁天社から勧請したと言われる弁天様。
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イチオシ
嶽弁財天の社殿を横から。
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さらに10分強歩くと、谷上女人堂跡の案内板。
まさに、谷の方に入る踏み分け道がありますが、そっちに行ってはだめですよ。案内板にも×印がついています。 -
5分ほどで次の案内板。ここにも×印。
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道は大門側のほうが楽で、女人堂に近づく方は倒木があったり、道が細くなっていたりと、ちょっぴり不安な感じの道です。
すれ違った方々が、本格的なトレッキング装束だったのもよくわかります。 -
イチオシ
ようやく女人堂が見えてきました。このあたりは自然林が保護されているそうです。
大門から50分ほど。 -
女人堂。
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女人道の案内板。なんと、通行注意の標識も。
倒木あり、落枝あり、落石あり!高野七口女人道 名所・史跡
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女人堂の向かいにある、お竹地蔵。
女人堂 寺・神社・教会
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高野山への入口を示す門標。
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女人堂。
高野山の女人禁制が解かれたのは、明治5年のことだそう。
ここから高野山の山内に入ります。女人堂 寺・神社・教会
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鎖で閉ざされた金輪塔。
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徳川家霊台。ここも諸堂共通内拝券に含まれています。
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門をくぐると積石が。
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徳川家霊台。三代将軍家光が建立した、家康と秀忠の霊屋です。
徳川家霊台 名所・史跡
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向かって左が秀忠の霊屋。
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扉の装飾。
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同 向拝と蟇股。
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向かって右が家康の霊屋。
形も装飾も、秀忠のものと全く同一なのだそう。 -
壁の装飾。下は獅子か麒麟か。
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枓栱の組物。
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手前から2つの霊屋を。
訪れる人もなく、静かな時間を過ごしました。 -
徳川家霊台の下には南院が。
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高野山の表通りに戻り、金剛三昧院を目指します。
このあたりは、高野山から熊野に抜ける小辺路にあたります。 -
だらだら坂を上ると、金剛三昧院の門が右手に見えました。
塀の中には国宝の多宝塔も。金剛三昧院 宿・ホテル
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イチオシ
門を入ります。正面が本堂ですね。
ここは別料金。門を入って右手の寺務所で一人300円を支払います。 -
多宝塔。1223年の建立で、高野山に現存する最古の多宝塔です。
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イチオシ
すぐ右手には杉の大木。
上部は6本に分かれているため、六本杉とも毘張杉とも言われています。毘張杉とは天狗が舞い降りたとされていることから名付けられたそう。 -
左が毘張杉。
奥に見えるのが経蔵です。 -
経蔵のアップ。こちらも1223年ごろ建てられたもので、校倉造りです。
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本坊。
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玄関奥の額。残念ながら内部は拝観できません。
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本坊の襖絵を外から。
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本堂。左手前の大石楠花は天然記念物に指定されているそうです。
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本堂左手にある、四所明神社。
高野山の守り神である、丹生明神、高野明神、気比明神、丹生御息の四柱を祀っているとのこと。 -
イチオシ
柱の脇にいるのは何?
狛犬ですか? -
イチオシ
多宝塔を正面から。
ちょうど西日が当たり始めています。 -
相輪をアップで。
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帰り道はコウヤマキの並木を見ながら。
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慣れない登山で腰が痛い! 小滝弘法堂のお灸が効くかなあ。
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