2021/04/15 - 2021/04/16
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実結樹さん
この旅行記のスケジュール
2021/04/15
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日中線しだれ桜並木 起点
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桜並木
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午前中、満開のしだれ桜を喜多方駅近くの桜並木起点から 旧「会津村松駅」跡まで徒歩で南→北に縦断しました。
その足でさらに北上し「ほまれ酒造 雲嶺庵」まで行ったのですが、見事に定休日 (-"-)
市中に帰る途次「旧甲斐家蔵住宅」をはじめ、「ふれあい通り」という喜多方の蔵が点在する通りを通って来ました。
「雲嶺庵」が定休日で初日に行けなかったので、2日目午前中に再度行くことに予定変更。
それに伴い、2日目に予定していた市街東部の「おたづき蔵通り」も「ふれあい通り」に引き続き初日に行ってしまうことにしました。
この日の総歩数は34,447歩。歩行距離25㎞の喜多方散策となりました。
気ままな一人旅だからこそ出来る強行軍です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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日中線のしだれ桜は青空の下、丁度見頃の満開の美しさで迎えてくれました。
喜多方駅近くの桜並木の起点から歩き始め、メインスポットの「SL広場」や「桜のトンネル」を通過して、旧国鉄日中線の最初の停車駅「会津村松駅」跡まで約70分かけて到着しました。
並木道とはここでお別れします。 -
その先、さらに県道を北上すること約1㎞、20分。
「会津ほまれ」の直営店「雲嶺庵」までやって来ました。
しか~し!
本日木曜日は定休日だったんです (>_<
ここまでほぼ真っ直ぐに北上して来ましたが、来たからには南下して戻らなければなりません。会津ほまれ 雲嶺庵 名所・史跡
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桜並木とほぼ並行して走る県道・国道459号線を、当初から見学予定に組み込んだ「旧甲斐家蔵住宅」に向かいます。
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14:48 「峰の雪」の酒蔵。
喜多方は蔵ばかりではなく至る所に醸造所があります。 -
14:53 駄菓子「鳴海屋」は寛永元年(1624)創業。
鳴海屋 専門店
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地元産の原料を使用した駄菓子を手造りしている老舗です。
御豆糖・落花糖・あんこ玉・きなこねじりなどの駄菓子が昔ながらの座売りで並びます。 -
14:55 西陽を背にした「旧甲斐家蔵住宅」。
駅の観光案内所で、必見スポットの一つとしてマークして貰った蔵です。旧甲斐家蔵住宅 名所・史跡
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これは翌朝見た朝日に対峙した蔵です。
平成13年 市で最初に国の登録有形文化財指定
平成28年 市が取得
平成29年~喜多方観光物産協会が管理運営 -
開館時間は09:00~17:00(受付終了16:30)。
年中無休で見学は無料ですが、まず道路に面した店蔵の扉を入って受付をし、その場でざっと説明があります。
建築には大正6年から足掛け7年の歳月を要し、
建築経費は現在の金額にして5億円ともいわれています。 -
受付のある店蔵の上がり口には欅の大木を削り出して造られた螺旋吊り階段。
欅の一枚板の廊下など喜多方一の豪壮さを誇ります。
15:00までで終了のボランティアガイドさんが帰るところでしたが、私の為に時間延長して15分ほど案内をして下さいました (_ _) -
甲斐家は味噌・醤油醸造業で財を築き、四代目:甲斐吉五郎は、棟梁:宇佐美興四郎とともに諸国の名家を見て廻り、この豪邸を建てています。
店蔵と座敷蔵の間には、応接間として使われた「烏城西洋室」があります。 -
別名「烏城」といわれる岡山城と同じく黒漆喰で蔵の外壁を塗り込めた蔵座敷にちなんでこう呼ばれたそうです。
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池泉回遊式庭園を造園したのは「旧渋沢家飛鳥山邸」をも手掛けた庭師:松本亀吉。
そんなに広くはありません。 -
庭の基礎工事には連日90人ほどの人夫が携わり、その湯茶の接待の代わりに各人に十銭札を渡したそうです。
米俵1俵が十円だった時代、かなり高額な「お茶代」だったことが伺えます。 -
蔵座敷の21畳の上段の間。
この奥には大理石の風呂場もあるそうです。 -
18畳の次の間。
蔵座敷は畳廊下を含め51畳の広さがあり、来客用の迎賓館として使われました。
こんな家に嫁に来たら大変だろうな~と、先ず思ってしまいましたよ (u_u)
まあ、はなから嫁の候補にはして貰えないだろうけれど・・ -
蔵座敷には、紫檀、黒檀、節なしの檜、屋久杉などの銘木が使用されています。
紫檀の棒が見本に置いてありましたが、木とは思えない重量感でした。
15:15 ガイドさんにお礼を言い、20分の滞在で蔵を後にします。 -
15:20 「吉の川酒造」。
ここまでは電柱が立っていますが、 -
ここから「ふれあい通り」という蔵が集中する町並みになり、電線も地中化されています。
埼玉県川越の蔵通り「一番街」を視察してこのような街づくりをしたと「蔵のまち案内所」のガイドさんが話してくれました。 -
15:30 「喜多方ラーメン神社」。
割り箸をイメージした鳥居がユニークです。
美味しさの秘密や歴史などが学べ、中に入れる大ラーメン丼もあるそうですが、木曜日は定休日でした (-"-喜多方ラーメンミュージアム 喜多方ラーメン神社 美術館・博物館
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ふれあい通りと市役所通りの交差点にある「笹屋旅館」。
レトロでいい感じです。
「あづま旅館」とどっちにしようか迷ったお宿。笹屋旅館 宿・ホテル
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隣接して「蔵座敷美術館」があり、入館料は300円。
15:30が最終入場で、笹屋旅館に泊まれば無料で見学ができます。喜多方蔵座敷美術館 美術館・博物館
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交差点のはす向かいの「若喜商店煉瓦蔵」。
若喜商店 名所・史跡
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ふれあい通りに面した白壁の土蔵です
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市役所通りに面した北門。
平成13年に国の登録有形文化財、
後に経済産業省から「明治の近代化産業遺産」にも認定されていす。
入場は無料。 -
明治13年の大火をきっかけに喜多方では多くの蔵が造られました。
明治37年の鉄道開通に際し、三津谷地区にレンガ工場が建てられ、その頃からレンガを用いた蔵が多く造られるようになりました。 -
煉瓦蔵の一階には大変貴重な「縞柿(しまがき)」でできた座敷があります。
孔雀の羽のような縞模様やぶどう状の模様があり、明治の初めに山形県置賜地方で縞柿の巨木が見つかったという記録があり、その柿の木で造られたようです。
二階は総檜の「欅の間」で、来客用のバルコニー風のポーチがあるそうです。
これらのお座敷なども順路に従って見ることができたようですが、当日はそうとも知らず、 -
蔵の一階内部の展示室と土産物店を覗いただけで、
ここで道を左折し、市役所通りを「おたづき蔵通り」方面に行ってしまいました。
翌日も宿から駅までの道すがらこの前を通って時間もあったのだから、何故よく見ておかなかったのかと喜多方での唯一の心残りです。
観光案内所お勧めの蔵なのも理由が分かりました。 -
若喜商店のすぐ隣に「若喜.昭和館」
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懐かしい昭和の産物が並んでいました
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その先の「田原屋菓子店」も風情ある土蔵造り。
ここで「きんつば」を@100円で購入。
喜多方でいう「きんつば」って関東の今川焼のことです。田原屋菓子店 グルメ・レストラン
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市役所を通り越してその隣の「川京 会津喜多方ラーメン館本館」です
会津喜多方ラーメン館 美術館・博物館
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川京の黄色い箱のラーメンはもちろん、喜多方のお土産はここが一番の品揃えではないでしょうか
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「田付川」に架かる「幸橋」を渡ります
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東町のこの交差点で左折すると「おたづき蔵通り」になります
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北に向かってこんな街並みが続く重要伝統的建造物群保存地区。
大内宿の茅葺屋根の町並みや伊根の舟屋群もそうでした。 -
「遠藤宗平宅」
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「小原酒造」は創業享保二年(1717年)で、300年以上の歴史ある酒蔵。
モーツァルトを聴かせてお酒を育てるこだわりの酒造りは「蔵粋(くらしっく)」ということで有名。 -
店内はそんなに広くはありません
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蔵のまち喜多方 小田付(南町)
戦国末期の町割りに始まり、定期市開催地として江戸時代には交易の中心地のひとつとなりました。
それと同時に、味噌・醤油・酒などの醸造業も盛んとなり、それぞれの生業に合わせた蔵が建ち並ぶようになりました。
現在の家並は明治中期に形成されたそうです。 -
「大森家店蔵」
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「ふれあい通り」より蔵が密集して連なっています。
ここも電線は地中化。 -
「新金忠」の明治蔵。
江戸時代の蔵で料理やワインが楽しめるバルだそうですが今日はお休み? -
「馬車の駅」は地酒蔵。
裏手の駐車場に観光トイレが有ります。馬車の駅 地酒蔵 専門店
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馬車の駅の入口にあった「蔵めぐり案内」看板
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「小田付観光案内所」で蔵の街だけのパンフレットを貰おうと思ったら、現在コロナで休業中なんだそうです。
他の観光案内所でも、蔵だけの紙のパンフな無いそうです。 -
東西に走る国道459号線との交差点を右折し、北町郵便局の手前を左折すると直ぐ、「御蔵稲荷神社」があります。
鳥居を潜って左側に、 -
史跡「小田付代官所」跡の案内看板がありました
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蔵通りに戻り、さらに北方向に進み県道との交差点の角に「北町公園」があります。
「佐牟乃(さむの)神社」の境内でもあり、
「瓜生岩子刀自誕生の地」でもあります。
ちなみに「刀自(とじ)」って初めて目にして何ぞや?と調べたら、
年輩の女性を敬愛の気持ちを込めて呼ぶ称。
名前の下に付けて敬称としても用いるんだそうです。
私には一生御縁のない敬称ですねえ・・ -
控え目な感じで彼女の胸像も神社脇にありました。
貧民の救済や児童教育、授産指導、堕胎防止など幅広い社会福祉活動の先駆けとして生涯を捧げました。
女性として初めての藍綬褒章を受賞し、日本のナイチンゲールとも称されています。
北町公園の交差点で南下して戻ります。
おたづき蔵通りより1本西側の裏道を行くと、 -
桜満開の「満福寺」
満福寺 寺・神社・教会
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その先の「和飲蔵」は「星酒店」の主人が明治初期の土蔵を改装したワインセラー。
でも、コロナで休業中でした。 -
竹工房「たけや」
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17:00 結局一日歩き通しで宿にチェックインもせず、予約しておいた市役所向かいの「会津田舎家」に直行して夕飯です。
会津 田舎家 グルメ・レストラン
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その際、辛口のお任せでお願いした地酒の利き酒セットで一番左の「蔵太鼓」の醸造元、
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「喜多の華酒造」を翌日のランチ後、喜多方駅に向かう途中に立ち寄りました
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ここも観光案内所お勧めの一軒。
見学や試飲もできるようですが、通りすがりにただ外から見ただけです。 -
庭の春紅葉が色鮮やかでした
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13:47 喜多方を後にして、会津若松に向かいます
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若松では「鶴ヶ城」名残の桜を見てから「渋川問屋」で会津城下街の郷土料理を頂きます
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