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釧路の次に訪れたのは小樽。釧路から朝のHACで丘珠までひとっ飛びし、午前中のうちに小樽に到着した。小樽散策には終日時間を取りたかったが、夕方に娘もよく知っている札幌在住の友人と合う予定にしていたので、3時間程度の散策となった。<br /><br />訪れて見ると思ってた以上に小樽の町並みが素晴らしく明治後期から昭和初期に建てられた建築群の素晴らしさに圧倒された。明治後期から大正初期に作られた建物は石造りでありながらもうだつが作られていたり、屋根が瓦だったり、鯱がいたりなど、和洋折衷であったのが、大正中期から建物がより大きくなり神殿様式に変化を遂げていくのがよくわからる。<br /><br />3時間では街の建物を見て歩くには到底時間が足りなさ過ぎた。街自体が歴史博物館のような小樽には時間を作りもっとゆっくりと見てみたいと思う。

釧路・小樽に娘二人との旅 その3北のウォール街の小樽をあるく

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2020/08/15 - 2020/08/15

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旅行記グループ 釧路・小樽の旅

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worldspan

worldspanさん

釧路の次に訪れたのは小樽。釧路から朝のHACで丘珠までひとっ飛びし、午前中のうちに小樽に到着した。小樽散策には終日時間を取りたかったが、夕方に娘もよく知っている札幌在住の友人と合う予定にしていたので、3時間程度の散策となった。

訪れて見ると思ってた以上に小樽の町並みが素晴らしく明治後期から昭和初期に建てられた建築群の素晴らしさに圧倒された。明治後期から大正初期に作られた建物は石造りでありながらもうだつが作られていたり、屋根が瓦だったり、鯱がいたりなど、和洋折衷であったのが、大正中期から建物がより大きくなり神殿様式に変化を遂げていくのがよくわからる。

3時間では街の建物を見て歩くには到底時間が足りなさ過ぎた。街自体が歴史博物館のような小樽には時間を作りもっとゆっくりと見てみたいと思う。

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  • 釧路を到着して3日目、釧路を出発して空路札幌へ向かう。フィッシャーマンズワーフからエアポートバスで釧路空港へ。

    釧路を到着して3日目、釧路を出発して空路札幌へ向かう。フィッシャーマンズワーフからエアポートバスで釧路空港へ。

  • 50分ほどで釧路空港に到着した。こじんまりした空港だが、市内から意外と時間がかかる。

    50分ほどで釧路空港に到着した。こじんまりした空港だが、市内から意外と時間がかかる。

    釧路空港(たんちょう釧路空港) 空港

  • 三階建てだが建物は小さくコンパクト。三階に行くと飲食店が並んでおり、展望台も作られている。展望台からの眺めは良好で比較的飛行機を気軽にみることができる。 <br />

    三階建てだが建物は小さくコンパクト。三階に行くと飲食店が並んでおり、展望台も作られている。展望台からの眺めは良好で比較的飛行機を気軽にみることができる。

  • 雨なので残念ながら展望台からの眺めを楽しむことができなかった。

    雨なので残念ながら展望台からの眺めを楽しむことができなかった。

  • 小型機なので天候に大きく左右されてしまう。釧路空港周辺は霧が出ており、丘珠空港からの機材が到着できるのか不安だったが、無事に釧路空港にランディング。これでなんとか丘珠空港へ飛ぶことができることとなった。

    小型機なので天候に大きく左右されてしまう。釧路空港周辺は霧が出ており、丘珠空港からの機材が到着できるのか不安だったが、無事に釧路空港にランディング。これでなんとか丘珠空港へ飛ぶことができることとなった。

  • 3階から空港内の眺め

    3階から空港内の眺め

  • 飛行機への搭乗は、小型機のためボーディングブリッジをつけることができない。そのためターミナルから歩いて飛行機に向かう。傘は日航の方が貸与してくれる。

    飛行機への搭乗は、小型機のためボーディングブリッジをつけることができない。そのためターミナルから歩いて飛行機に向かう。傘は日航の方が貸与してくれる。

  • 今回搭乗する航空会社はHAC、北海道エアシステムで初めて搭乗する

    今回搭乗する航空会社はHAC、北海道エアシステムで初めて搭乗する

  • 機内を見るとみての通り、意外と多くの乗客が利用している。

    機内を見るとみての通り、意外と多くの乗客が利用している。

  • 霧の空へと飛び立っていった。プロペラ機は独特の音と安定感があり、個人的にはジェット機よりも好きだ。

    霧の空へと飛び立っていった。プロペラ機は独特の音と安定感があり、個人的にはジェット機よりも好きだ。

  • 高度をグングン上げていき雲の上まで上がっていった。丘珠空港までのフライトは50分だ。

    高度をグングン上げていき雲の上まで上がっていった。丘珠空港までのフライトは50分だ。

  • 釧路から札幌までのフライトでは雲に覆われていたので景観を楽しめることはなかった。機内では眠っていたらあっという間に札幌周辺に。幸い札幌周辺は晴れ間が見えていた。

    釧路から札幌までのフライトでは雲に覆われていたので景観を楽しめることはなかった。機内では眠っていたらあっという間に札幌周辺に。幸い札幌周辺は晴れ間が見えていた。

  • 丘珠空港へのランディングの様子。空港周辺に住宅地が広がっているのが分かる。

    丘珠空港へのランディングの様子。空港周辺に住宅地が広がっているのが分かる。

  • 滑走路へ着陸。こんな住宅密集地に空港があるなんて。伊丹空港ばりだ。

    滑走路へ着陸。こんな住宅密集地に空港があるなんて。伊丹空港ばりだ。

  • 丘珠空港へ着陸した。<br />丘珠空港はプロペラ機しか発着しない札幌市内にある小さな空港だが、千歳空港と比べると札幌へのアクセスは遥かによい。バスが市内中心部まで結んでいる。

    丘珠空港へ着陸した。
    丘珠空港はプロペラ機しか発着しない札幌市内にある小さな空港だが、千歳空港と比べると札幌へのアクセスは遥かによい。バスが市内中心部まで結んでいる。

    丘珠空港 (札幌飛行場) 空港

  • バスが札幌市内まで結んでおり、途中で地下鉄の駅にも停車するので、釧路などから訪れるときには丘珠行きの方が便利だ。バスを途中で下車し、札幌市内で宿泊する予定のホテルに荷物を預け、札幌駅へと向かった。

    バスが札幌市内まで結んでおり、途中で地下鉄の駅にも停車するので、釧路などから訪れるときには丘珠行きの方が便利だ。バスを途中で下車し、札幌市内で宿泊する予定のホテルに荷物を預け、札幌駅へと向かった。

  • 札幌駅から鉄道で小樽へ。小樽は初めての訪問だ。

    札幌駅から鉄道で小樽へ。小樽は初めての訪問だ。

    札幌駅

  • レトロな雰囲気の小樽駅に到着した。札幌から小樽まで1時間もかからない。

    レトロな雰囲気の小樽駅に到着した。札幌から小樽まで1時間もかからない。

    JR小樽駅

  • 小樽駅の横には大きなバスターミナルもある。

    小樽駅の横には大きなバスターミナルもある。

    小樽バスターミナル 乗り物

  • 大同商会。昔ながらのレトロな外観だが、実は今でも営業している電器関連の会社だ。

    大同商会。昔ながらのレトロな外観だが、実は今でも営業している電器関連の会社だ。

  • 南小樽駅から手宮駅まで続く2,8キロの短路線だった旧国鉄の貨物船だった場所。旅客は1962年に廃止となり、その後石炭の輸送に利用されていた貨物専用路線として継続されたものの、炭鉱からトラックなどの輸送が主流となり、1985年まで。通常配線になると線路などの鉄道施設は撤去されるものだが、手宮線ではこうして線路などの一部の施設は残されている。現在は北海道遺産として認定されており、小樽市内観光の一役を担っている。<br />

    南小樽駅から手宮駅まで続く2,8キロの短路線だった旧国鉄の貨物船だった場所。旅客は1962年に廃止となり、その後石炭の輸送に利用されていた貨物専用路線として継続されたものの、炭鉱からトラックなどの輸送が主流となり、1985年まで。通常配線になると線路などの鉄道施設は撤去されるものだが、手宮線ではこうして線路などの一部の施設は残されている。現在は北海道遺産として認定されており、小樽市内観光の一役を担っている。

    旧手宮線跡 名所・史跡

  • 小樽駅から小樽運河まで伸びる中央通り沿いにある、旧国鉄手宮線を渡った場所にあるのがこの旧安田銀行小樽支店の建物。我々が訪れたときは飲食店が入っていたようだが現在は閉業しているようだ。建物は1930年、昭和5年に建設され、大正時代から昭和初期に大連な度で日本が建設した建物によくみられるギリシャ神殿風の建物で、ファサードには立派な円柱を模した形になっている。安田銀行といえば、現在の富士銀行にあたり、戦前の日本を支えた財閥グループの一つだ。現在この建物は小樽市指定歴史的建造物として指定され、小樽市内を代表する建物となっている。<br />https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020101500474/

    小樽駅から小樽運河まで伸びる中央通り沿いにある、旧国鉄手宮線を渡った場所にあるのがこの旧安田銀行小樽支店の建物。我々が訪れたときは飲食店が入っていたようだが現在は閉業しているようだ。建物は1930年、昭和5年に建設され、大正時代から昭和初期に大連な度で日本が建設した建物によくみられるギリシャ神殿風の建物で、ファサードには立派な円柱を模した形になっている。安田銀行といえば、現在の富士銀行にあたり、戦前の日本を支えた財閥グループの一つだ。現在この建物は小樽市指定歴史的建造物として指定され、小樽市内を代表する建物となっている。
    https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020101500474/

  • こちらは中央通りの旧安田銀行小樽支店のすぐ横を走る色内大通りに面した場所に建てられた旧第四十七銀行小樽支店。旧安田銀行から徒歩数十秒の場所にある。1936年、昭和11年に建設された建物。安田銀行ほど大きな建物ではなくこじんまりとした様相だが、当時はやったギリシャ神殿風のファサードとなっており、銀行としての威厳を見せる。こちらも小樽市指定歴史的建造物として指定された建物だ。

    こちらは中央通りの旧安田銀行小樽支店のすぐ横を走る色内大通りに面した場所に建てられた旧第四十七銀行小樽支店。旧安田銀行から徒歩数十秒の場所にある。1936年、昭和11年に建設された建物。安田銀行ほど大きな建物ではなくこじんまりとした様相だが、当時はやったギリシャ神殿風のファサードとなっており、銀行としての威厳を見せる。こちらも小樽市指定歴史的建造物として指定された建物だ。

    旧第四十七銀行小樽支店 名所・史跡

  • 小樽硝子屋本舗和蔵という、現在はガラス屋さんとして利用されているが、その昔は梅屋商店の建物として建てられた。建物は近くの第四十七銀行よりも一回り以上古く1906年、明治39年に建設されている。明治時代に建てられた欧風時代の建物の代表的な建築物と手現在も残る。

    小樽硝子屋本舗和蔵という、現在はガラス屋さんとして利用されているが、その昔は梅屋商店の建物として建てられた。建物は近くの第四十七銀行よりも一回り以上古く1906年、明治39年に建設されている。明治時代に建てられた欧風時代の建物の代表的な建築物と手現在も残る。

    小樽硝子屋本舗和蔵 (旧梅や商店) 専門店

  • 現在十割そばの店舗として利用されているこの建物は旧塚本商店だった建物。1920年、大正9年に建設されたもの。当時の欧風のギリシャ診断風のような建物が多く作られていたが、建物自体はコンクリートを使っていながらも和風の外観となっている。漆喰のような黒光りする外観の色がとても特徴的で建物の重みを増している。そして建物には以前からつけられているだろうと思われる「後藤商店」とかかれた金色の文字が外観の黒色により一層引き立っている。

    現在十割そばの店舗として利用されているこの建物は旧塚本商店だった建物。1920年、大正9年に建設されたもの。当時の欧風のギリシャ診断風のような建物が多く作られていたが、建物自体はコンクリートを使っていながらも和風の外観となっている。漆喰のような黒光りする外観の色がとても特徴的で建物の重みを増している。そして建物には以前からつけられているだろうと思われる「後藤商店」とかかれた金色の文字が外観の黒色により一層引き立っている。

    旧塚本商店 名所・史跡

  • 娘と一緒に散策

    娘と一緒に散策

  • 現在小樽芸術村として活用されている旧三井銀行小樽支店の建物。さすが旧財閥系の銀行だけあって重厚で立派だ。1927年、昭和2年に建設された。周辺には多くの元銀行の建物が並んでおり、ギリシャ神殿風の建物が多く、現在では寂れた雰囲気の建物が多いが、重厚なつくりはひときわ目立つ。芸術村として活用されているだけあり今でも古さを感じさせない

    現在小樽芸術村として活用されている旧三井銀行小樽支店の建物。さすが旧財閥系の銀行だけあって重厚で立派だ。1927年、昭和2年に建設された。周辺には多くの元銀行の建物が並んでおり、ギリシャ神殿風の建物が多く、現在では寂れた雰囲気の建物が多いが、重厚なつくりはひときわ目立つ。芸術村として活用されているだけあり今でも古さを感じさせない

    旧三井銀行 小樽支店 名所・史跡

  • 旧三井銀行小樽支店と旧拓殖銀行小樽支店の間の広場には風鈴のトンネルが作られており、観光客を和ませる

    旧三井銀行小樽支店と旧拓殖銀行小樽支店の間の広場には風鈴のトンネルが作られており、観光客を和ませる

  • 旧三井銀行の裏手にある石造りの建物は現在ステンドグラス美術館として活用されている、旧高橋倉庫。1923年、大正12年に作られ、三井銀行よりも早く建築されたもの。その名のとおり、倉庫として大豆を収めるためのもので、倉庫として非常に立派な建築物だ。建物には19世紀から20世紀初頭に英国で作られたステンドグラスが展示されている。

    旧三井銀行の裏手にある石造りの建物は現在ステンドグラス美術館として活用されている、旧高橋倉庫。1923年、大正12年に作られ、三井銀行よりも早く建築されたもの。その名のとおり、倉庫として大豆を収めるためのもので、倉庫として非常に立派な建築物だ。建物には19世紀から20世紀初頭に英国で作られたステンドグラスが展示されている。

    ステンドグラス美術館 (旧高橋倉庫) 美術館・博物館

  • 旧高橋倉庫のすぐ横に位置した建物は旧島谷倉庫。1892年、明治25年に建設された建物でこの周辺の建物では最も歴史のある建築物の一つではないだろうか。それだけあって当時の技術も相まってが高橋倉庫よりもこじんまりとした建物で、ややもすれば見落としてしまいそうになる。明治時代に作った石造りの建物がこうして健在なのを見ると当時の技術力高さに驚いてしまった。

    旧高橋倉庫のすぐ横に位置した建物は旧島谷倉庫。1892年、明治25年に建設された建物でこの周辺の建物では最も歴史のある建築物の一つではないだろうか。それだけあって当時の技術も相まってが高橋倉庫よりもこじんまりとした建物で、ややもすれば見落としてしまいそうになる。明治時代に作った石造りの建物がこうして健在なのを見ると当時の技術力高さに驚いてしまった。

  • 灯台なのか、物見やぐらをイメージしたのかよくわからない塔が建つこの周辺は小樽出抜小路という場所。小樽版の屋台村といったところで、およそ20ほどの飲食店が軒を連ねており、レトロな雰囲気で観光客を魅了する場所の一つだ。

    灯台なのか、物見やぐらをイメージしたのかよくわからない塔が建つこの周辺は小樽出抜小路という場所。小樽版の屋台村といったところで、およそ20ほどの飲食店が軒を連ねており、レトロな雰囲気で観光客を魅了する場所の一つだ。

    小樽出抜小路 名所・史跡

  • 旧三井銀行小樽支店の広場を挟んで横にある建物は旧北海道拓殖銀行 小樽支店。1923年、大正12年に建設された建物。建物の入口に小さなギリシャ神殿風の円柱が施されているのが当時の流行りのスタイルを取り入れていることがよくわかる。ただ建物の外観の特色はその程度であまり面白みのない。しかし当時の建物では旧財閥系の銀行とそん色ない規模だ。拓銀といえば北海道の開拓民のための銀行で、バブルがはじけたときに倒産してしまったことは当時中学生だった自分にも今でも記憶に鮮明に残っている。

    旧三井銀行小樽支店の広場を挟んで横にある建物は旧北海道拓殖銀行 小樽支店。1923年、大正12年に建設された建物。建物の入口に小さなギリシャ神殿風の円柱が施されているのが当時の流行りのスタイルを取り入れていることがよくわかる。ただ建物の外観の特色はその程度であまり面白みのない。しかし当時の建物では旧財閥系の銀行とそん色ない規模だ。拓銀といえば北海道の開拓民のための銀行で、バブルがはじけたときに倒産してしまったことは当時中学生だった自分にも今でも記憶に鮮明に残っている。

    旧北海道拓殖銀行 小樽支店 名所・史跡

  • 現在小樽運河ターミナルとして活用されているのが旧三菱銀行小樽支店。建物は非常に大きく1922年、大正11年に建設された。こちらも古さを全く感じさせない。入口のギリシャ神殿風の円柱がいくつも並び権威的に感じる。小樽に残る安田銀行、三井銀行、そして三菱銀行の建物はさすが旧財閥系の建物だけあり、周辺に残る建物のの中では威厳や規模も群を抜いている。

    現在小樽運河ターミナルとして活用されているのが旧三菱銀行小樽支店。建物は非常に大きく1922年、大正11年に建設された。こちらも古さを全く感じさせない。入口のギリシャ神殿風の円柱がいくつも並び権威的に感じる。小樽に残る安田銀行、三井銀行、そして三菱銀行の建物はさすが旧財閥系の建物だけあり、周辺に残る建物のの中では威厳や規模も群を抜いている。

    小樽運河ターミナル (旧三菱銀行小樽支店) 専門店

  • 旧 名取高三郎商店の建物。歴史は古く1906年、明治39年に建設された豪商の建築物。石造りで洋風な雰囲気もあるが二階の窓のところには防火用のうだつが設けられているのは江戸時代の日本家屋の特徴をそのまま残している。そして雨戸は観音開きの木製であり、屋根も瓦となり和洋折衷の姿がとても美しい建築物だ。

    旧 名取高三郎商店の建物。歴史は古く1906年、明治39年に建設された豪商の建築物。石造りで洋風な雰囲気もあるが二階の窓のところには防火用のうだつが設けられているのは江戸時代の日本家屋の特徴をそのまま残している。そして雨戸は観音開きの木製であり、屋根も瓦となり和洋折衷の姿がとても美しい建築物だ。

  • 現在小樽浪漫館として利用されている建物が、旧百十三銀行小樽支店。1908年、明治41年に建設された古い建物だ。堺橋のたもとにあり、当時でいえば一番の繁華街に位置していた銀行であったともいえる。煉瓦と医師の縦じまのコーディネートは気品高い洋館のようにも感じられ、貴婦人のような建物にも感じられる。<br />その後住友銀行のとしても利用された建物でもある。

    現在小樽浪漫館として利用されている建物が、旧百十三銀行小樽支店。1908年、明治41年に建設された古い建物だ。堺橋のたもとにあり、当時でいえば一番の繁華街に位置していた銀行であったともいえる。煉瓦と医師の縦じまのコーディネートは気品高い洋館のようにも感じられ、貴婦人のような建物にも感じられる。
    その後住友銀行のとしても利用された建物でもある。

    小樽浪漫館 (旧百十三銀行小樽支店) 名所・史跡

  • 煉瓦の色がシックなのが良い。

    煉瓦の色がシックなのが良い。

    SEC電算センタービル(旧第百十三国立銀行本店) 名所・史跡

  • 旧第百十三銀行の側面

    旧第百十三銀行の側面

    SEC電算センタービル(旧第百十三国立銀行本店) 名所・史跡

  • 寿司屋通りに並行して作られている運河にかかる堺橋。小樽で一番の繁華街でもある色内大通りと堺町本通りの区切りともなっている重要な橋。小さな橋でもあるが、両者の大通りをつなぐ重要な役割を担っている。大正時代にはすでにかけられていたが、現在の橋は昭和9年に作られたもの。

    寿司屋通りに並行して作られている運河にかかる堺橋。小樽で一番の繁華街でもある色内大通りと堺町本通りの区切りともなっている重要な橋。小さな橋でもあるが、両者の大通りをつなぐ重要な役割を担っている。大正時代にはすでにかけられていたが、現在の橋は昭和9年に作られたもの。

  • 小樽市内に張り巡らされた運河

    小樽市内に張り巡らされた運河

  • 小樽大正硝子館びーどろ館

    小樽大正硝子館びーどろ館

    小樽 大正硝子館 専門店

  • 1887年、明治20年に建設された旧金子元三郎商店。小樽に残る建物で最も古い建物の一つだろう。木造建築が主流だったこの時代に石造りの壁の建物を作るということは、家主が相当財力がある人だということが良くわかる。両サイドには防火用にうだつが作られているのは江戸時代からの日本家屋の特徴も残している。

    1887年、明治20年に建設された旧金子元三郎商店。小樽に残る建物で最も古い建物の一つだろう。木造建築が主流だったこの時代に石造りの壁の建物を作るということは、家主が相当財力がある人だということが良くわかる。両サイドには防火用にうだつが作られているのは江戸時代からの日本家屋の特徴も残している。

    旧金子元三郎商店 名所・史跡

  • 金子元三郎商店のすぐ近くにあるのが旧岩永時計店の建物。1897年、明治30年に建設された石壁づくりの建物。屋根は黒瓦で覆われ屋根の両サイドには2匹のシャチホコが誇らしげに反り返っている姿が、なぜ洋館のつくりとしっくりしているのが不思議に感じる。二階の窓の淵はとてもおしゃれで雨戸も作りが凝っていそうだ。

    金子元三郎商店のすぐ近くにあるのが旧岩永時計店の建物。1897年、明治30年に建設された石壁づくりの建物。屋根は黒瓦で覆われ屋根の両サイドには2匹のシャチホコが誇らしげに反り返っている姿が、なぜ洋館のつくりとしっくりしているのが不思議に感じる。二階の窓の淵はとてもおしゃれで雨戸も作りが凝っていそうだ。

    岩永時計店 本店 名所・史跡

  • 不老館と大きな看板が掲げられているのは昆布屋さんのおみせ、利尻屋みのやの建物。建物上に大きな時計が見えるので、こちらの建物が岩永時計店なのかと思ってしまった。この時計、よく見ると時計の針がついてない。まるで昆布を食べると時計が止まってしまうという意味にも感じられる。洋館のような石造りの部分と白い壁の部分が見事にマッチした美しい建物だ。

    不老館と大きな看板が掲げられているのは昆布屋さんのおみせ、利尻屋みのやの建物。建物上に大きな時計が見えるので、こちらの建物が岩永時計店なのかと思ってしまった。この時計、よく見ると時計の針がついてない。まるで昆布を食べると時計が止まってしまうという意味にも感じられる。洋館のような石造りの部分と白い壁の部分が見事にマッチした美しい建物だ。

    利尻屋みのや グルメ・レストラン

  • 堺町小樽出世前広場という建物がみえる。当初、遠目で見たときには出店広場?とよく名前が見えず、広場???と意味も分からなかった。これは建物に通りの入口を表しているだけで、その横の路地が出世前広場に当たる。路地にはこれまでの小樽の栄枯盛衰が凝縮された歴史を見ることができる面白い場所だ。

    堺町小樽出世前広場という建物がみえる。当初、遠目で見たときには出店広場?とよく名前が見えず、広場???と意味も分からなかった。これは建物に通りの入口を表しているだけで、その横の路地が出世前広場に当たる。路地にはこれまでの小樽の栄枯盛衰が凝縮された歴史を見ることができる面白い場所だ。

    小樽出世前広場 テーマパーク

  • 旧北海雑穀株式会社<br />1907年、つまり明治40年に建設された建物。洋風の石造りの建物には年季を感じさせ、ほかの建物とは異なる特徴を残している。それが洋風の建物でありながらも屋根には瓦が施され、窓には観音開きの雨戸が設置されていることだろう。蔵の入口を彷彿させる窓のつくりは和の様相を持たせており、和洋折衷の建物として建築されているともいえる。両サイドにうだつが作られているのは江戸自体から続く日本家屋の特徴だろう

    旧北海雑穀株式会社
    1907年、つまり明治40年に建設された建物。洋風の石造りの建物には年季を感じさせ、ほかの建物とは異なる特徴を残している。それが洋風の建物でありながらも屋根には瓦が施され、窓には観音開きの雨戸が設置されていることだろう。蔵の入口を彷彿させる窓のつくりは和の様相を持たせており、和洋折衷の建物として建築されているともいえる。両サイドにうだつが作られているのは江戸自体から続く日本家屋の特徴だろう

  • □〇堂の建物だが、歴史を感じさせる。

    □〇堂の建物だが、歴史を感じさせる。

    堺町通り 名所・史跡

  • おたる蝦夷屋という海鮮の飲食店。大正初期の家屋を利用したものだ。家屋は木造建築で淡い黒と濃い緑色を合わせたような外壁がとても印象的な建物だ。当時はきっと豊かな人が住んでいたのはすぐにわかる。

    おたる蝦夷屋という海鮮の飲食店。大正初期の家屋を利用したものだ。家屋は木造建築で淡い黒と濃い緑色を合わせたような外壁がとても印象的な建物だ。当時はきっと豊かな人が住んでいたのはすぐにわかる。

    蝦夷屋 グルメ・レストラン

  • 小樽市内の旧銀行がたち並ぶとおりに営業しているお店がぽたぽたいちご。イチゴ大福のお店だ。大福とイチゴが交互に串刺しにされその甘味は暑さを忘れさせてくれてとても美味しい。歩き疲れたときに是非立ち寄りたい場所だ。店内には食事ができる場所はないが、横にベンチがあるのでいちごを食べると良い。

    小樽市内の旧銀行がたち並ぶとおりに営業しているお店がぽたぽたいちご。イチゴ大福のお店だ。大福とイチゴが交互に串刺しにされその甘味は暑さを忘れさせてくれてとても美味しい。歩き疲れたときに是非立ち寄りたい場所だ。店内には食事ができる場所はないが、横にベンチがあるのでいちごを食べると良い。

    いちご大福専門店 ぽたぽたいちご 小樽堺町通り店 グルメ・レストラン

  • 旧久保商店の建物は1907年、明治40年に建設された建物。商店とはいえ、洋風の石造りで建設されていることを考えると当時は相当の豪商だったことがうかがえる。現在小樽市指定歴史的建造物にしていされており、小樽市都市景観賞を受賞した建物でもある。

    旧久保商店の建物は1907年、明治40年に建設された建物。商店とはいえ、洋風の石造りで建設されていることを考えると当時は相当の豪商だったことがうかがえる。現在小樽市指定歴史的建造物にしていされており、小樽市都市景観賞を受賞した建物でもある。

  • 東京在住時の友人がたまたま娘を連れて小樽にきていることを知り、小樽で落ち合い、一緒に食事をした。お店は小樽の観光地から少し外れた場所にある。店の外観はどこか昭和チックで懐かしい雰囲気だ。店内にはいると薄暗くろうそくが灯されており外観とは全く異なる。店にはだるまストーブもおかれ冬の時期に訪れるときにまた違っているのかもしれない。 お店自慢のソースがかかったオムライスを食べたが、想像しているよりも濃厚で美味しかった。形も一般的なオムライスと異なりビジュアル的にも楽しませてくれる <br />

    東京在住時の友人がたまたま娘を連れて小樽にきていることを知り、小樽で落ち合い、一緒に食事をした。お店は小樽の観光地から少し外れた場所にある。店の外観はどこか昭和チックで懐かしい雰囲気だ。店内にはいると薄暗くろうそくが灯されており外観とは全く異なる。店にはだるまストーブもおかれ冬の時期に訪れるときにまた違っているのかもしれない。 お店自慢のソースがかかったオムライスを食べたが、想像しているよりも濃厚で美味しかった。形も一般的なオムライスと異なりビジュアル的にも楽しませてくれる

    小樽 Muse グルメ・レストラン

  • 小樽駅まで戻ってきた。

    小樽駅まで戻ってきた。

  • 戦前の雰囲気を出している。

    戦前の雰囲気を出している。

  • 札幌では在住の友人と逢う約束をしていたので、足早に小樽の観光を済ませ列車で札幌に戻った。

    札幌では在住の友人と逢う約束をしていたので、足早に小樽の観光を済ませ列車で札幌に戻った。

  • 札幌駅で友人と落ち合い、カフェで久々に話をする。ラトビアから内に3か月滞在したことがあり、娘たちもよく知っている子なので娘たちも話が弾みとても良い時間だった。<br /><br />話をしていたカフェは札幌駅近くのビルの二階にある喫茶店。 オフィス街にあるので平日はサラリーマンやOLがおおいかもしれない。我々は休日に訪れたときは若い人たちがケーキを食べながら会話を楽しんでいる姿を多く見かけた。ここのお店は珍しくグァバジュースがある。ほんのり甘いグァバジュースは子供も大好きだ。一方私が選んだのはマンゴージュース。こちらはとても濃厚でずしりと来る感覚。これも美味しかった。 <br />

    札幌駅で友人と落ち合い、カフェで久々に話をする。ラトビアから内に3か月滞在したことがあり、娘たちもよく知っている子なので娘たちも話が弾みとても良い時間だった。

    話をしていたカフェは札幌駅近くのビルの二階にある喫茶店。 オフィス街にあるので平日はサラリーマンやOLがおおいかもしれない。我々は休日に訪れたときは若い人たちがケーキを食べながら会話を楽しんでいる姿を多く見かけた。ここのお店は珍しくグァバジュースがある。ほんのり甘いグァバジュースは子供も大好きだ。一方私が選んだのはマンゴージュース。こちらはとても濃厚でずしりと来る感覚。これも美味しかった。

    ブルックリンパーラー 札幌 グルメ・レストラン

  • サッポロのビール工場の跡地(1876年に建設)をショッピングや飲食、映画など多目的に利用できる施設として生まれ変わった場所。

    サッポロのビール工場の跡地(1876年に建設)をショッピングや飲食、映画など多目的に利用できる施設として生まれ変わった場所。

    サッポロファクトリー ショッピングモール

  • 一部には明治時代から残るレンガ造りの工場の建屋を活用もされており、夏になるとビアガーデンのようなものも営業している

    一部には明治時代から残るレンガ造りの工場の建屋を活用もされており、夏になるとビアガーデンのようなものも営業している

  • 宿泊したホテルモントレエーデルホフ札幌のすぐそばにたつ高い鉄塔はさっぽろテレビ塔。高い塔なので周辺を目指すのにランドマークとなっている。夜になるとイルミネーションが輝き、周辺の象徴的な建物と言っても過言ではないだろう。

    宿泊したホテルモントレエーデルホフ札幌のすぐそばにたつ高い鉄塔はさっぽろテレビ塔。高い塔なので周辺を目指すのにランドマークとなっている。夜になるとイルミネーションが輝き、周辺の象徴的な建物と言っても過言ではないだろう。

    さっぽろテレビ塔 名所・史跡

  • 旅ともと一緒にコラボで訪れたお店。旅行途中に初めて訪れたとき、松岡ビルの入口は解りにくく、ホンマにこのビルにあるの?と思うような感じ。しかし店にはいるとしっかり整えられている。 子連れでいくなら食べ放題二人前ぐらいで注文するのがちょうどよい。ただもう少し牛肉があるともっと美味しく食べられたと思う。

    旅ともと一緒にコラボで訪れたお店。旅行途中に初めて訪れたとき、松岡ビルの入口は解りにくく、ホンマにこのビルにあるの?と思うような感じ。しかし店にはいるとしっかり整えられている。 子連れでいくなら食べ放題二人前ぐらいで注文するのがちょうどよい。ただもう少し牛肉があるともっと美味しく食べられたと思う。

    ジンギスカン 羊々亭 札幌本店 グルメ・レストラン

  • 会食が終わった後、地下鉄でホテルへ戻る。

    会食が終わった後、地下鉄でホテルへ戻る。

    札幌市営地下鉄 南北線 乗り物

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この旅行記へのコメント (2)

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  • さとこさん 2021/05/12 23:05:32
    お久しぶりです。
    Worldspanさんこんばんわ!
    釧路・小樽の旅って意味わからないと思って日記みたらまさかの丘珠空港を利用してたんですね~。さすが通ですね。
    丘珠空港から札幌の我が家は車で10分の距離です。
    すごい近くて便利なのに利用したことがない丘珠空港・・・・・。
    海外旅行と同じく忙しい旅。小樽滞在時間3時間とか面白すぎです。
    相変わらずですね~~~。
    それでも懐かしい札幌や小樽の風景に心がなごみました。
    いつかまた札幌で暮らしたいなぁ
    さとこ

    worldspan

    worldspanさん からの返信 2021/05/14 00:01:12
    Re: お久しぶりです。
    こんばんはー。
    そうなんです丘珠を利用したんです。今回初めて丘珠に降り立ちましたが、非常に便利が良い空港ですよね!おかげで釧路からあっという間に小樽へ行くことができました。でも小樽を3時間はもったいなさ過ぎました(笑)素敵な街ですよね!

worldspanさんのトラベラーページ

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