2021年 東海道五十三次・旧街道を歩く-九日目（14.吉原宿～15.蒲原宿～16.由比宿～17.興津宿）

2021/03/17 - 2021/03/17

東海道を歩いて一気に制覇するのは時間的に難しい。
でも区間を決めて少しづつ何度も通いながら進めていけば制覇することは可能かもしれない。京都に着くのはいったいいつになるかわからないが歩き始めることにした。
９日目は吉原宿から興津をめざす。

エリア 静岡

12:15
今日のスタート地点、吉原宿がある吉原本町駅に向かうため東海道線吉原駅に到着。

吉原駅から岳南電車に乗り換える。

赤い京王線の中古車両。

今日も天気は安定している。富士山を眺めることができる。

岳南電車で吉原本町駅へ向かう。岳南電車では硬券が使用されている。吉原駅以外は全駅無人駅なので切符を使えるのは吉原駅発のみだ。

硬券の裏側。

12:32
吉原本町駅に到着。富士山を背にした岳南鉄道。

昼食は吉原本町駅近くの「保志奈」という食堂に入った。

チャーハンとラーメンのセットを注文。サラダもついてきた。730円。

吉原　浮世絵「左富士」

12:56
吉原本町駅付近の商店街。今日はここからのスタートとなる。
西へ向けて出発。吉原本町の商店街は平日の昼間でもシャッターが閉まっている店ばかりだ。開いているのは銀行と食堂くらいかもしれない。

アーケードを歩く人もあまりいない。

13:03
江戸時代から営業している鯛屋旅館。建物は当時のものが現存しているわけではないが、ここで宿泊してみたかった。せめて併設のレストランで食事をしたかったが水曜日の今日は休みで残念だ。

東海道は吉原商店街のアーケード街からここで南に折れる。

南側へ進む。

道中のお寺。妙祥寺。

旧街道を進む。

東海道はあおば通りに寸断されていた。一直線に続くのが東海道。

道祖神。

県道396号線を西へ進む。この先橋の手前で右に曲がることになる。

右が東海道。

旧街道を進む。

13:27

富安橋。

東海道を進む。

再び東海道が大通りに寸断されている。

面倒だが少し迂回することになった。

旧東海道の石碑。

大通りを渡ると背に富士山が見えた。

東海道を進む。

工場が多い富士市。まっすぐ東海道を進む。

吉原と蒲原との間の宿「本市場」。

身延線の廃線跡。富士駅方面を眺める。身延線は新線に切り替えられ単線だった区間は廃止された。

13:48
廃止された身延線跡地。富士宮方面。

13:49
本市場の一里塚跡。現存はしていない。
日本橋から35番目の一里塚。

本市場一里塚周辺の様子。

13:53
富士駅に続く商店街。ここもシャッター街になっている。

13:58

間の宿「本市場」の札の辻跡。

秋葉山常夜燈。

14:10
身延線の新線の高架をくぐる。

東海道は右側へ。

旧街道の常夜燈。

14:26
水神社ち渡船場。

富士川に架かる橋梁。富士川橋。

江戸時代は「富士川の渡し」があった場所。

富士川と富士山。

富士川橋から見た富士山。

富士川橋と富士山。

14:33

旧街道を進む。

蒲原宿の向けて坂を登る。

14:41
小休本陣常盤家住宅。

14:48
岩淵の一里塚。
日本橋から37番目の一里塚。
左右ともに現存している見事な一里塚だ。

カーブを描く東海道を挟むように左右の一里塚がそびえる。
日本橋からここまで左右の一里塚が現存していたのは9番目の品濃一里塚以来だが、品濃は茂みに覆われていて見晴らしがよくなかった。それに比べてここはすごい。

東海道を進む。秋葉山常夜燈。

旧街道を進む。

15:09
旧街道は右を進む。

東海道は東海道新幹線に寸断されていた。

15:10
徒歩の通り抜けが可能だ。狭い歩行者用トンネルが通っていた。

東海道を進む。

東名高速。

15:20
東名高速を渡ると静岡市に入る。

東名高速道路と富士山。

旧街道の坂を下り蒲原宿へ。

15:28
右から来て左へ進む。

蒲原宿は近い。

15:30
蒲原一里塚跡。
日本橋から38番目の一里塚。石碑のみで現存はしていない。

蒲原一里塚周辺。

諏訪神社。

蒲原　浮世絵「夜の雪」

15:32
蒲原宿の入り口。東木戸跡・常夜燈。
江戸方の見附跡付近。

蒲原宿の案内板。

なまこ壁と「塗り家造り」の家。

蒲原宿の問屋場跡付近。

15:43
本陣跡。

旅籠「和泉屋」。

当時のままの建物として残っている。

旧五十嵐歯科医院の建物。

15:48
志田家住宅主屋。蒲原宿は江戸時代の建物が多く残っている。

蒲原宿を進む。

西木戸・茄子屋の辻。

15:52
蒲原宿。京方見附付近。

東海道を西へ進む。

16:13
新蒲原駅前を通過。

東名高速道路の高架下をくぐる。

左が旧東海道。

16:29
由比一里塚跡。日本橋から39番目の一里塚。

旧東海道を進む。

由比宿東枡形跡。

なにやら蔵のような建物。

由比宿は古い家屋が多く残る。

御七里役所之跡。

由比　浮世絵「薩埵峠」

16:35
由比本陣公園。復元された本陣が建てられている。

復元された由比本陣。復元とはいえ本陣の建物を見たのは日本橋を出て初めてだ。

馬の水呑場。

亀が飼われている。

問屋場跡。

由比宿の案内板。

16:43
由比川に架かる由比川橋。

橋に描かれている由比の浮世絵。

新しい橋が架かるまで右側が旧街道だった。

東海道を進む。

豊積神社。

旧街道を進む。

17:00
由比駅を見下ろす。由比駅は由比宿の中心部から少し離れている。

右が東海道。

旧街道を進む。

寺尾澤橋。

17:10
名主の館「小池邸」。

あかりの博物館。

東名高速道路と国道1号線、東海道本線と併行に進む。

八阪神社。

東海道を西へ進む。

間の宿「西倉沢」の川島家。

間の宿「西倉沢」の町並み。
薩埵峠の東に位置する間の宿。

17:23
脇本陣柏屋。

17:24
西倉沢の一里塚。日本橋から40番目の一里塚。

間の宿・西倉沢の町並み。

薩埵峠への登山口。

間の宿・倉沢。

薩埵峠を目指す。

薩埵峠への登山道からの眺め。

17:39
薩埵峠（さったとうげ）

薩埵峠～富士山。

薩埵峠から興津宿への旧街道。

17:53
旧街道からの眺め。

旧街道を下り興津宿へ。

17:56
視界が開けた。

旧東海道を進む。

東海道由比方面は右から。

古い家屋が残っている街道沿い。

18:09
端泉寺。

18:17
浦田川の渡し。
ここから興津まで浦田川（興津川）を渡ることになる。冬季は水が少なく板橋がかけられていた。

浦田川（興津川）に架かる橋。

浦田川（興津川）を渡る。

18:23
「浦田川の渡し」の興津側付近。

旧東海道を進む。

18:35
宗像神社の鳥居。

甲斐国へ続く身延道の道しるべ。

18:40
興津の一里塚。日本橋から41番目の一里塚。

一里塚付近。

興津　浮世絵「興津川」

18:42
興津駅前の交差点を右に曲がり興津駅へ。
今日の行程はここまで。

東海道本線興津駅。

18:45
興津駅から熱海行きの列車に乗り込むことにした。