2007/10/24 - 2007/11/06
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10/24 ドバイからサナアへ(空路)
10/25 サナア
10/26 ロックパレス観光
10/27 アムラン・シャハラツアー(シャハラ泊)
- 旅行の満足度
- 5.0
-
10/27 今日は日本からの友人が到着し、シャハラツアーに出かける。
ツアー会社のおじさんとともに、空港へ。
この日からおじさんのトータルプロデュースツアーに出かけるという、”ミヒコ”さんの出迎えにお付き合い。
ミヒコさん・・・多分、ミキコさんかミキヒコさんだよな、、おじさんいわく、『He or She』。
適当だな。
途中空港でうろうろしていたら、ツーリストポリスに呼び止められる。
おじさんの名前を言うと、『行ってよし』的な反応。
おじさんの顔パス!?一体何者なんだ・・・ -
朝ごはんはスタンドで、ジャムチーズパンとトマトタマゴパン。こんななんでもない食事を、今サナアの人は食べられるのかな・・・
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サナアから北西に約50km、最初に立ち寄ったのは、アムラン(アムラーン)という町。AMRAN。
家の形は見ての通りシンプル。サナアの家のような装飾はない。
スターウォーズみたい。 -
ここで30分ぐらい街歩き。
この町は、アムラーン県の県都だそう。建物は多いけど、決して大きな街という感じではなかった。この規模なら、大体の国では『村』だと思う。 -
ウィキにアムラン情報がありました。
このあたりの歴史が古いのは、肥沃な土地に囲まれているからみたい。
コーヒー栽培などが盛んだそう。 -
サナアからの道は、中国の支援で作られてたらしい。
中国、日本人がのほほんとしている間に、世界中に道を作って覇権を広げていた。 -
アムランの街。
1994年の内戦、2015年の内戦ともに、この地域も紛争地となっているらしい。
2015年のフーシ派(北部のシーア派武装組織)による封鎖により、2万人以上が避難したそう。
2012年の人口が9万人ほどだったので、おそらく5人か4人に一人の人が避難を余技なくされたんだと思います。 -
アフリカ系と思われる、色の黒い人が多かったのもアムランの特徴。
海を渡ればすぐアフリカ、アフリカ系の人がいるのも不思議ではない。
そもそもなぜ彼らがここに来たのか、はっきり書いてあるものはないけれど、一つ考えられるのは、奴隷として連れてこられた人たちの末裔なのかも。
ちょっと調べた限り、
・アラブ社会も奴隷制はあった。
・サウジで奴隷が廃止・解放となったのは1960年代。
・奴隷を禁止はしていないものの、自分の所有している者には親切にとコーランに記載されている。
・奴隷への教育や結婚は、善行とされている。
・奴隷も、能力によっては出世できるケースがあった。
・アメリカで行われていたような非人道的な奴隷制度とは違うという主張が多い。
・しかし欧米への奴隷の売買はアラブ人が行っていた。
とのこと。サウジはイエメンのお隣。 -
アバヤのスタイルがちょっと違いますね。
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イエメン人の目してますね。
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いい服着てるね。
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肥沃な土地なのかしら。
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モスク
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スターウォーズ感。本当のはチュニジアですよね。
日干し煉瓦のことをadobe brickというんだって。 -
今回のツアーメンバー、撮影者も含め、日本人女子5人。
現地で会った学生二人と、中国で会った旅行者から紹介され、たまたま同時期にイエメンに滞在した女性、そして、日本からの友人(イエメン待ち合わせ)。
全員アバヤできめました。 -
アムラン
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アムランの街並み
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ここでお昼ご飯。
今日はトマトとじゃがいもの炒め煮。おいしかった。
この日のサルタはフェネグリークのネバネバ入り。
前日のはそれが入っていなかったみたい。『にがい何か』が乗っている書いてある。
トマトとパクチーをすりつぶしたソースと、洗剤味?のスープ付き。 -
ホブスは相変わらずでっかい。
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こんなところで食べました。
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走っている車にしがみついてきた人(?)を写真に撮る我ら。
握手を求められるも、”ムスリマ!!”と言って拒否。 -
草原の人。
ちなみに、トイレなどはない。
こんな草原では、アバヤが思いがけず役立つのです。 -
アムランから、SPさんが合流。
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ハメルの看板。
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ハメルの町。Khamer
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SPさん
当時のシャハラツアーの旅行記を見ていると、これがデフォルトだったみたい。
ただ、護衛、ポリス、アーミーなど、呼び名はまちまち。制服も違った。
ツアー代金はホテルだけでなく車や護衛なども含まれて、大体140から200ドルぐらいが主流だったみたい。
ほとんどは私が頼んだおじさんのところで頼んでた。
私たちは、一人4000円×5人。 -
24キロ手前(といわれているがどうでしょうか。)からはオフロード。
そこまでは、(中国が作った道のおかげで)快適だし、見通しもいい。
途中でカート買ったり、たばこ買ったり、好き放題寄り道されながら、山を登ります。
道中の景色は、帰りのほうがきれいに撮れたので、後日の日記で。 -
日の暮れるころ、シャハラの山のふもとで、地元の車と思われる4WDに乗り換え。
他の部族の車両は立ち入り禁止なのと、乗ってた車じゃ登れないため。
ということで、また、荷台。席はない。 -
カートを嚙んだおじさんが、銃とともに乗り込みます。海外に行くと銃と同乗はよくある。
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地元の車のフロントガラスが割れている。
カセットテープが時代を物語っている。 -
山岳地帯。
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道の様子は動画をご覧いただければ。
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詳しくは翌日の画像で見ていただきたいのですが、大絶景です。
急斜面に広がる段々畑。遠くにハメルの街も見える。
道に怖がっていた女子大生も『来てよかったー!』と叫んでいました。 -
景色は見たいけど、車の揺れがひどく、しがみつくだけで精一杯。
あとでロンプラを見たら、『たどり着くだけでシャハラのお楽しみの50%』と書いてあった。 -
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もうすぐ日暮れ。だいぶ高いところにやってきた。
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やがて日が暮れると、怖かった断崖絶壁も見えなくなる。
いんだか悪いんだか。
シャハラの街は、『まさかあそこじゃないよね?』と言っていた、山の上の街だった。
これも翌日の日記で写真がありますが、こんなところまで車で行けるのがびっくりな、山の上にあります。 -
お疲れ様です。
やっと今日のホテル?民家?に到着。
4階建ての建物で、子供の部屋の隣。 -
すぐに夕飯を用意してもらいました。
ごはん、ナン、真ん中は、はちみつパン。
主食と主食と主食の炭水化物ディナー。
これに、味の薄いダルみたいなのと、薄焼き卵焼き。
5人に卵焼き一枚ってことは、たぶん卵も貴重なのかな。野菜などはもってのほかなんだろう。
このはちみつパンはすごーくおいしかった。特に、角。 -
皆ほとんど何もせず10時には雑魚寝でおやすみなさい。
サナアで泊まっていたシングルの安宿より快適だな・・・
日本からの友人は、イエメン初日にしてハイライト、きっとお疲れだろう。
救援物資もありがとう。
夜、星空はどうかと思い立って、外に出てみた。ほぼフルムーンで明るすぎた。
街の夜はとても寒くて、崖から吹き上げる風でわびしさを増す。こ、こわい。
遠くに見える向こう側の町のライトは、まるで中世の城のようだった。
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