2012/06/11 - 2012/07/02
9位(同エリア172件中)
ほいみさん
シムシャールのトレッキングを無事に終了した我々は、ジープでカラコルムハイウエーの要衝パスーで1泊した後、2泊が予定されているフンザに向かった。今回は古い写真も混じってますのでご注意を。
写真はフンザのドゥイカルの丘からのウルタル峰
お得情報 ゴミ出しの日に平衡感覚を養う方法
https://youtu.be/JezwEWLlRWo
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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1982年の写真です。
当時はフンザから先は乗り合いジープのみ。
しかもパスーから先は外国人お断り。 -
ここから今回の写真ですが、昔の写真が時々混じります。
パスーの村を8時ころ出発してフンザに向かう。 -
なんだか迫力のカラコルムハイウェー
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途中のお店。
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優しい目で見守ってくれるティータイム
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こんなんでも、あれば便利・・・コンビニエンス?
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これって…何?
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以前はあっという間の行程だったが、前記したようにフンザ上流の土砂崩れで巨大なダム湖が形成されカラコウルムハイウェーや村々が水没したので、いろいろと面倒臭くなってしまった。
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しかもこの日は「お偉いさん」が通るので「一般人用ボート」は待機命令が出てるんだそうだ。
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数時間待たせられるらしいので、歩いて近くの村へ散歩。
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おお、本格的な商店!
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レストランもあるぞ!
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カラコルム造船所?
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ボートは全然出向する気配無し。
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荷物はすべて積んでしまったので身軽。
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トランプでもやろうぜ。
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4時間以上待って正午過ぎ、やっと出航の気配?
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疲れ切った女子隊員。
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いろいろあって、フンザに着いたのは15時。
夕飯の19時までは自由時間?なので、散歩してみましょ。 -
この写真は1982年に撮りました。
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この写真は1982年に撮りました。
同じ場所からじゃないので、今イチかな。 -
名物?フンザ老人??
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1982年に撮りました。
昔の老人の方が偉そうだな -
この写真は1982年に撮りました。
ほらね・・ -
天使・・・?
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フンザはイスラム教の中でも、比較的寛大な「イスマイリ派」が多いので、大いに自由な雰囲気。
酒だってあるんだよ。 -
これって大丈夫?
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カラコルムやフンザを正面に見るホテル。
全室カラコルムサイド!? -
誰の足だ・・・?
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我々には豪華過ぎる部屋。
ベッドだと眠れない?? -
バスクリン?・・・入ってません!
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夕方になって、希望者5人ほどでドゥイカルの丘に登った。
クルマで来られるので、パキスタン観光客にも人気の展望台で、周辺にはホテルも出来ていた。 -
この頃から「パキスタン人の写真好き」は始まっていた。
パキスタン家族の写真を撮ったら、もう左の女性なんて目が・・・ -
日本おやじの写真撮ったで~!
一緒に撮ろうよ・・・なんて盛り上がっちゃうし。 -
シフォン。
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白い巨人
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カラコルムの夕焼けって、真っ赤にならない・・・なぜ?
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再訪することがあったら、この辺りのホテルに泊まろう・・・と思っていた。
数年後の再訪の際もホテルが決まってる「秘境パック」だったので、定番のホテルになってしまったのは残念だった。 -
レディーフィンガー
もっと左の方から見ると、ほんと指の様な山なんだよ。 -
1982年にちょっと違う場所から撮った「レディーフィンガー」
これで6000m以上あるんだよ。 -
本気組も一緒だった夕飯の席。
翌日は終日、フンザで自由行動。
こんなところで自由行動って言われても困るだろう・・・山は十分に歩いたし。
で、明日、ウルタル氷河トレッキングに行かれる方を募集します。標高差は1000m以上ですが、単純な上りです・・・・
って、さぁ、あのトレッキングから戻って来て
「また山歩きするって、そんなやろ~いるの??」 -
と、ヨレヨレだった「軟弱組」の二人の女性が手を挙げた! そんなバカな?
え・・・? あ~・・こっち見るな!
なんだか威圧を感じて「私も手を挙げてしまった」
ここまで来て、また1000m登るか…普通!?
あ~やだやだ、山男も山女も!
な~んと「本気組」からは女性が一人参加しただけ!
「本気組」は体力だけじゃなくって、知性も高いんだね! -
結果、女性3人に男は私ひとり・・・もう両手に華が余る!
残念ながら、「本気組」の添乗員と地元ガイドが付くことになった・・・あ~安心!
写真はウルタル峰。
あの麓まで歩くらしい。
写真はフンザのシンボル。
王様が住んでいた「バルチットフォート」 -
これは1982年の写真です・・・ちょっと角度は違うけど。
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翌朝、シムシャルのガイドと一緒にスタート。
長期トレッキングの後に1000m登るって、頭おっかしいら~・・・おまえら! -
凄い迫力の山は、ウルタルⅠ峰。
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右がウルタルⅡ峰・・・たぶん。
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両側の山肌に道みたいに見えるのが、フンザの生命線の水路。
氷河の水を延々とフンザまで運んでいる。
カラコルムではこういう水路を造ったところに人が住んでいる。 -
その水路を流れる水は、雲母?の微粒子が混じっているのでギラギラと光っている。
以前はこの水を普通に飲んでいたが、今回は澄んだ水が蛇口から出た。 -
きれいな花が咲いてたよ。
-
いよいよウルタル峰が近い。
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ここが「ウルタル・ベースキャンプ」と呼ばれるところ。
ここで気が付いたのだが・・・ -
1982年に「ひとり旅」で来たときは、フンザに1週間いたんだけど、暇そうにしてる私を見た村人が
「ここをどんどん行くとアイスフォールが見られるぜ」と教えてくれた。
「どんどん」がどれくらいの距離と、どんな道なのかも分からずに「どんどん」登って行ったさ。谷はすごく狭い上に遊牧の踏み跡もあって迷い様もなく、3時間ほどで標高3500mくらいの広いところに出た。
その時は「ウルタル・ベースキャンプ」なんて名称もなかったし、地図やガイドブックも持ってなかったので、自分がどこに行ったのか忘れてしまっていた。
で、今回ここに着いてみたら・・・あ、ここって来たことある!?
帰国後、フィルムをチェックしてら証拠写真が出て来た…って話だ。
それで、ついでにその頃の写真も「どさくさアップ」したってわけ。 -
ここには、あの「長谷川恒夫」のお墓がある。
私が社会人になった頃「北壁に舞う」で世間を驚かせた長谷川恒夫は、ちょうどこの頃から敗退が続き焦っていたのかもしれない。1991年、この奥の「ウルタルⅡ峰」で雪崩に遭い遭難死した。
彼の素晴らしい人間性を感じていた村人たちが、ウルタルの麓にお墓を造った。
彼はフンザに学校を造ることを夢見ていた。 -
奥様がその意思を継いで、1999年「ハセガワ記念学校」がフンザに完成した。
この旅では「ハセガワ記念学校」には行かなかったが、2015年に再訪した際には見学することになったので、その旅日記をアップすることがあったら「動画入り」で紹介出来ると思います。 -
水路の補修工事中
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牛に好かれた女性隊員の動画は以前アップした。
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この方、家畜に好かれるらしい・・・ヤギがしつこく着いて来た。
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こら~・・食っちゃうぞ!
逃げてった。 -
ここでも水路の補修工事。
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水路に人がいるのが見えるかな?
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フンザの村を流れる水路。
雲母いりでネズミ色。 -
ホテルの夕飯。
ところで、この旅行社は旅行中に参加者の誕生日があると、パーティを催してくれるんだよね。この時は私の誕生日があったのだが、それはイスラマバードからギルギットへの飛行機がキャンセルされて、夜遅くまでバスで移動した日。
実はこのバスで、私はクルマ酔いしてしまって「誕生日どころではない」状態。
その日はホテルに入ったのが21時頃になってしまい、幸いなことに添乗員が「ほいみさん、まことに残念ですが誕生パーティーは中止です」・・・あ~、助かった。まだ気持ち悪いし。 -
で、すっかり忘れていたのだが(忘れられて?)今晩ほいみさんの誕生パーティーをやります・・だって。
そんな~・・酒も無いところでやったってしょうがないじゃん、と文句を言いたがったがフンザは酒があるんだよね、ビールも! 「当然、俺って飲み放題だよね」と確認しちゃった。
ケーキ食ってる場合じゃないだろ! -
ほいみさん、これ飲んでよ~ と、参加者から。
何処に隠してたんだ? っていうか、なんで今まで持ってったの?? -
ところで話は、あの「ヤギ道」に戻る。
「本気組」の女性がひどい高山病に陥り、両側から支えられて歩いている・・・引きづられてる?。
途中、道端に転がされている!のを見たが、顔は腫れ上がり目の焦点も合ってない・・・これかなりヤバいで。別グループなので誰なのかも分からない。声を掛けるのもはばかれた。
その後も別行動だっただったし見掛けた覚えもない。
でね、誕生会の最中に女性が「ほいみさん、お元気?」とビールを注ぎに来た。
「あんた、私が倒れてるのに無視したでしょ」
あ~・・・日焼けと高山病で「皮膚がボロボロと剥げ落ちた」顔を見て思い出した! 昨年、一緒にティリチミールに行った○○さんじゃん。
いや~・・マジで「死んじゃったかも」って思ってたさ。 -
1982年の写真。
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この旅行記へのコメント (4)
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- olive kenjiさん 2020/12/23 22:22:50
- 行けるかもと思ったフンザ どーでしょうか
- 私ばかりがコメント書き続けていたら、他の方々にご迷惑かと思い書くの控えていたのですが、我慢できなくなり、やはり書き始めました。
爺ばかりの写真の後に突然出て来た女性群の写真、ホントに天使かと思いました。
確かに、ほいみさんも天使と書いている。聖歌隊でもないだろうし(イスラムだもんね)一体何なんでしょう。蜃気楼だったのだろうか。
パキスタン家族のギャル、この子はもう渋谷にいてもおかしくないギャルですよね。
今までの旅行記の流れから突然違う世界の子が入ってきたような感じです。
ところで、このような観光客のような家族の方がこの地に来られているということは、歩かなくてもバスなどで来られる所なのですか。
また標高は富士山より低いでしょうね。(私富士山で高山病らしきものになったので)
行き方調べるには、るるぶには書いていないし、地球の歩き方読むにはめんどくさいし、ほいみさん、よろしければ教えて下さい。行く気もないのに行けるかなと思った私より。
1982年の写真の山の間にある建物は王宮なのですか。
また右がウルタイという写真の廃墟の要塞のような建物と同じなのでしょうか。別に行く訳ではないのですが、共に素晴らしいロケーションに建っていると感銘しているのであります。正に神を背にした建物でございます。
雲までがシフォンちゃんになってくれるとは。そりゃまた行きたいですよね。
- ほいみさん からの返信 2020/12/23 23:35:31
- RE: 行けるかもと思ったフンザ どーでしょうか
今晩は。
フンザは標高は2400mくらいですから、まったく問題ありません。最大の問題はイスラマバード→ギルギット間の飛行機です。これが飛べば、日本を出て2泊目はフンザ・・・ってことになりますが、陸路で行くとなると、良くて3日目か4日目になると思います。カラコルムハイウェー沿いは治安も良いのですが、交通の便は悪いので我々世代に「乗り合いバス」は辛いかも。
2〜3時間の山歩きが出来るなら、フェアリーメドゥーをお勧めします。ナンガパルバットの麓でロッジ(ボロ)もあって景色も素晴らしいです。しかも強烈な「ジープ道」も体験出来ます。
フンザは1970年代まで、パキスタンにありながら自治を認められていた王国で、その王宮があの廃墟風建物です。今は誰も住んでませんが内部は見学できます。
日記にも書きましたが、フンザはイスラム教でも「イスマイリ派」が多く、戒律が緩いので我々にも親しみ易いです。子供たちも制服で通学しているし、外国人に石を投げることもありません。天使の正体は女学生です。
春のフンザは、アンズやアーモンドの花が咲き乱れ、正しく桃源郷なんだそうです。その時期には行ったことが無いので、コロナが収束したら「山抜き」で行ってみたいです。
「ヤク漬けパキスタン」はどうやっても、あと2回戦あります。遠慮なくというか、ぜひコメントをお願いします。コメントが少ないと寂しいよね〜。国内編を含め、年内に片付けたいと思ってます。
ほいみ
-
- くろねこだりゅんさん 2020/12/23 15:57:41
- フンザ♪
- やはり景色が奇麗!
山深いと手前の山ばかりになっちゃうので…ヤク道も良かったけどやはりレディフィンガーは美人♪
パキスタンは以前の外務省情報ではオレンジと赤の塗りつぶしでしたので行くのにとても勇気がいりますけど、やっぱり行って見たい!歩けるうちに行けるかな?
早くコロナ収まれ~!
ベース基地の昔の写真と見比べて…そんなに氷河が削られていないように見えますけどいかがでしたか?
若い頃、行った場所に知らずにもう一回行けるのはその場所に縁があるからかもしれませんね。
- ほいみさん からの返信 2020/12/23 17:29:22
- RE: フンザ♪
- 今晩は。
年末で皆さん忙しいのか、貴重なコメントをありがとうございました。「ヤク漬けパキスタン」はあと2作あるのですが、ここに来て「年末禍?」なのか反応が少なくてビビッています。でもすっきり新年を迎えたいので頑張ります!・・・大掃除も。
今になって思うと、やっぱフンザっていいところなんだなぁ・・・と。
トレッキング中みたいに山は近くないけど、いろんな山が見えるし、なんてったって暖かいし、ビール売ってるし!住民もイスマイリ派が多いので、意外なほど開放的です。
コロナ騒ぎでみんなどうしてるんでしょうね。日本みたいに高齢化はしてないけど、病院は少ないし。大自然の中で質素に生活してるのに、コロナは容赦ないんでしょうね。
そうそう、私もウルタル氷河に関しては同じ思いで写真を見比べてしまいました。あまり変化がない様な。環境問題を扱えば儲かる関係者は、氷河が大きく後退した写真ばかり扱うけど、もしかしたらそうばかりじゃないのかもしれません。
くろねこだりゅんさんに言われて?久しぶりに海外渡欧情報を見ましたが、赤だ、黄色だって地図は無くなって、コロナ関係の「青系」の地図になってました・・・安全なところは無いそうです!
ほいみ
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