GOTOトラベル京都の旅・・紅葉が「獅子吼の庭」を埋め尽くす、特別公開の宝厳院を訪ねます。

2020/11/26 - 2020/11/26

宝厳院は天龍寺の塔頭寺院で、その紅葉の美しさは嵯峨野・嵐山周辺では際立つと言われています。その中心「獅子吼の庭」は、嵐山の景観を取り入れた借景式山水庭園で、室町時代に中国に2度渡った禅僧、策彦周良禅師によって作庭されています。紅葉の時期には特別公開されます。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

「渡月橋（とげつきょう）」です。
渡月橋は大堰川（おおいがわ、上流側）と桂川（下流側）の境をなす橋で、月が渡るさまに似ているところから亀山天皇が渡月橋と命名したと伝わります。

嵐山のシンボル的存在となっており、嵐山を背景に、春の桜、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季を通して風情ある景色を楽しませてくれます。

渡月橋は全長155mの自動車も通る大きな橋です。
橋脚は鉄筋コンクリート製で、欄干部分はヒノキで出来ています。

あいにくの曇り空で絶景とはいきません？？

ボート乗り場が見えます。
保津川下り（約16km）の終点でもあります。保津川は大堰川の上流に位置します。

中州にはコサギやカワウが集まっていました。

旧川村曼舟邸（明治時代の日本画家）の「松ヶ枝（まつがえ）」で昼食です。

豆腐料理の「松ヶ枝」と手打ちそばの「よしむら」が入っています。
同じ系列のお店です。

「松ヶ枝」の玄関です。

庭園に近い素敵な席でした！！

庭園の向こうに渡月橋が見えています。

「豆腐料理（雅）；2,350円」です。
「そば豆腐と抹茶豆腐」は、冷や奴と湯豆腐でシェアしました。美味しかったです！！

「そばの実ちりめんご飯」と「そば麹のつけもの」です。

「宝厳院（ほうごんいん）」に到着です。
宝厳院は大本山天龍寺の塔頭（たっちゅう）寺院です。

「宝厳院垣」です。

オオモミジがお出迎えです。

イロハモミジの黄葉が綺麗です。

「獅子吼（ししく）の庭」と呼ばれる「借景回遊式庭園」です。
室町時代に中国に二度渡った禅僧、策彦周良禅師によって作庭されています。

枯山水「苦海」です。
手前中央に「舟石」が、奥左手に「龍門の瀧」、奥右手に「三尊石」が配置されています。

「三尊石」です。
釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩に例えています。

ドウダンツツジの真赤の紅葉です。

ドウダンツツジの葉です。

「珪花木」です。

散策路です。

「碧岩（みどりいわ）」です。
2億年前の海底に堆積した微生物などが水圧で圧縮されて出来た巨石です。

「苔庭」に落ちたモミジは、綺麗に掃除され、モミジの川を描いています。

宝厳院の紅葉は一番綺麗な時期を迎えていました。
苔の緑もより映えます。

獅子吼の庭の渓流です。

「獅子岩（ししいわ）」です。
たしかに獅子に似ています。

峡谷を思わせる風景が広がっています。

オオモミジの巨木と根元は紅葉の絨毯！！

オオモミジの葉です。

モミジの紅葉です。

苔に覆われた井戸です。

「嵐山羅漢」です。

200本以上のモミジが植えられているようです。

「渡月橋の親柱」です。

茶室の「青嶂軒（せいしょうけん）」です。

本堂の「枯山水庭園」と永代供養堂「無礙光堂（むげこうどう）」です。

宝厳院の「本堂（ほんどう）」です。

本尊は十一面観世音菩薩です。

本堂では田村能里子作の襖絵、「風河燦燦三三自在」を見学しました。
写真は宝厳院のパンフレットより。

茶室の「無畏庵（むいあん）」です。

茶室です。

紅葉を眺め、抹茶を頂きながら優雅な時を過ごすことが出来ました。

門前の「モミジのトンネル」です。

「嵐山羅漢」が並んでいます。

宝厳院の「山門（さんもん）」です。

モミジのトンネルと築地塀と山門と！！

約1時間10分の散策でした。