天園－2020年秋

2020/11/19 - 2020/11/19

　鎌倉で秋の黄葉・紅葉といえば、通称「獅子舞谷」（ししまいがやつ）で、この10数年の間、毎年何度か訪れて来ている。
　今日（11/19）ともなれば、平日とは言え、先日（3日前の11/16）よりは随分と多くの人たちが訪れている。特に地元の人は紅葉の具合を見に来るし、そうでなくても鎌倉では鶴岡八幡宮の紅葉が見頃になったというニュースで、良く知られた鎌倉の紅葉の名所であるこの谷を訪れている。それでも、ここまでの谷道はぬかるんだ悪路であることも周知されているようで、着飾った服装の若い娘たちも足元だけは不似合いな運動靴やスニーカで歩き易い靴姿であり、昔のようなサンダル履きの人は見られない。
　そんな中、谷の入口辺りで尾根歩きをして横浜側から来たというおじさんおばさんの10人ほどのグループに出会った。出会ったといっても尾根とその下の山道で会話を交わしたのだが…。この時期に紅葉以外が目的でこの谷を訪れている人たちは初めて目にした。横浜側からの尾根歩きではここ通称「獅子舞谷」よりも紅葉は多く見て来ているのだろう。銀杏紅葉も見ないで谷に下り、切通へと下って行く。
　私もその尾根を下りてみようと、天園に上がり、尾根の下り口を探してみたが分からなかった。天園の天園休憩所の上の山道にももみじが植えられているが、こちらの方が日当たりが良い分、幾分か紅葉が進んでいる感じがする。
（表紙写真は天園で始まったばかりの紅葉）

エリア 鎌倉(神奈川)

天園峠。

瑞泉寺方面。

「注意」看板に書き込み。
瑞泉寺の料金所の人は、裏山からのハイキングコースは子供でも歩いているという。おそらくは、ボランティアの方が整備してくれたのであろう。この人は市もやったと言っていたが、それならば、こうした看板は撤去されるはずなので、それはない。すべからくやらないのが鎌倉市のお役所仕事だ。

「注意」看板に書き込み。

天園峠の紅葉。

岩場を越えて。

富士山は見えない。私は「天園展望岩」としているが、okadaのブログでは「天園見晴台」とある。富士山のビュースポットとしては今一で、天園峠から通称「獅子舞谷」に下りるつづら折りの山道の方が富士山のビュースポットと言える。

相模湾方面。

天園休憩所上の道路脇に駐車場。

天園休憩所の女将の車道。

天園で始まったばかりの紅葉。

天園で始まったばかりの紅葉。

天園で始まったばかりの紅葉。

掘割道。

峠の茶屋跡。

峠の茶屋跡に建つ横浜市栄区が設置した看板（https://4travel.jp/travelogue/11573538）。鎌倉市のものに似せている。

峠の茶屋跡の下の三叉路。