
2020/10/18 - 2020/10/18
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旅人のくまさんさん
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掘都から眺めた名古屋城の紹介です。
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名古屋城天守と石垣の光景です。改めて大天守の規模を紹介しますと、層塔型で5層5階、地下1階、天守台19.5メートル、建屋36.1メートル、合計55.6メートルで、現代の18階建ての高層建築に相当します。高さは江戸城や徳川大坂城の天守に及びませんが、江戸城、大阪城天守は江戸時代前期にいずれも焼失しましたから、江戸時代通期で現存した天守では名古屋城天守が最も高い建物でした。延べ床面積は4424.5平方メートルで史上最大の規模、体積は姫路城天守の約2.5倍で、柱数・窓数・破風数・最上階規模・総高・防弾壁・防火区画など14項目で日本一でした。内部は長辺が7尺の大京間畳が1759畳敷き詰められていたようです。
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藤棚越しに眺めた名古屋城天守の光景です。名城公園の藤棚は、『藤回廊』と呼ばれる棚延長660メートル、棚面積3300平方メートルの規模です。野田藤、三尺藤、花美短藤など、9種類85本の藤が植えられていて、2013年(平成25年)には、名古屋市が公募した『まちなみデザイン20選』にも選定されました。
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最初は、清州櫓に向かって反時計回りに見学しましたが、元の場所に戻った位置からは、時計回りでの見学です。『外堀』とも呼ばれている、空堀の南東角を目指しました。全体では名古屋城の外周の半分になります。創建当時の名古屋城は、西側と北側が崖を介して湿地帯と言われました。今回は、その湿地帯の雰囲気が残る一帯の紹介になります。
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少しだけズームアップした、名古屋城北面の石垣光景です。この辺りの石垣は、本丸の北側を囲って防御する、『御深井丸(おふけまる)』の石垣になるようでした。縄張図を参照しますと、西面の『鵜の首』の北側から時計回りに北面と東面の北部を『御深井丸』で防御し、東面の南部が『二の丸』、南面から西面の『鵜の首』の南側までが『西の丸』の守備範囲になるようです。
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さざ波一つない、鏡の様な外堀に姿を映した名古屋城北面の光景です。軟弱地盤らしい一帯で、外堀に面した部分には、土嚢が積まれているようにも見えました。補修工事が計画されている一角のようです。左端には、外堀に面した二の丸北面の石垣が見えていました。
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『名城公園でみられる野鳥』のタイトルがあった案内看板の光景です。彩色されたイラストで、21種の野鳥が紹介されていました。1年中観られる鳥が、カイツブリやカルガモなど10種、主に冬季に観られる鳥が、マガモ、オナガガモやユリカモメなど9種、渡り鳥が、キビタキとオオルリの2種でした。
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やや北寄りの東側からズームアップした名古屋城天守の光景です。夕刻に近い時間での西側方面の撮影ですので、逆光気味になりました。手前に見える石垣は、『二の丸』の東側を守る石垣のようですが、東北部に回り込んだ『御深井丸』の石垣かも知れません。
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外堀の北東方面には、今も湿地帯らしい雰囲気が残り、所々に外堀が眺められる踏み分け道がありましたので、その場所に入り込んでお城の北面を眺めました。この辺りは、秋の七草の葛が生い茂っていました。山上憶良の万葉集の和歌、『萩が花尾花葛花撫子の花女郎花また藤袴朝顔の花』が、秋の七草の元になったようです。朝顔については、諸説があります。
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イチオシ
この光景も、所々に外堀が眺められる踏み分け道からの光景です。長く続いているのは、二の丸石垣の北面になるようです。生い茂っているのは、葛(くず)や薄(すすき)です。どちらも先ほど紹介した秋の七草に数えられます。薄は、『オバナ(尾花)』とも呼ばれます。
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二の丸石垣の東北角付近の光景です。石垣の下部が草に覆われているのは、推測ですが、この辺りが湿地帯に近く、手入れも手間がかかる場所であることが原因のように見えました。左端上部に、三の丸跡に建つ官公庁街が顔を出してきました。
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少しズームアップした、二の丸石垣の東北角付近の光景です。写真に見える石垣中央付近に、水抜き穴らしい加工部分が見えていました。この後、ズームアップで紹介します。
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『二の丸』の北側を固める石垣の上部にあった水抜き穴の光景です。流れ出した水で、石垣が損傷や、汚れたりしないよう、排水溝が石垣より突き出すように細工されていました。この辺りの石垣は、乱積の打込み接ぎになるようです。ネット検索してみましたが、石垣の水抜き穴に関する解説は見つかりませんでした。
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イチオシ
『二の丸』の北側を固める石垣の上部にあった水抜き穴のズームアップ光景です。穴の上部には、幅広く大きな石が使用され、強度上の配慮がされているようでした。目測ですが、排水溝の突き出し幅は、1メートル前後のようです。周りに小さな石が敷き詰められ、側面の石と、底の石との間に切込みを入れて密着させているようです。
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中央付近に見える石垣の角の部分が、『二の丸』のエリアの東角になるようです。地図を参照しますと、その内側が『二の丸庭園』になります。二の丸石垣の周りは、草木が生い茂った湿地帯風の景色になっていました。
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ほぼ真東から眺めた名古屋城天守の光景です。池に様にも見える広いお堀の水面に、その姿を映していました。この辺りの地盤は堅固ではないらしく、二の丸石垣は、お堀から少し離れた内側に控えているようでした。お堀の周りには、軟弱な地盤を補うように、低い石垣が張り巡らされていました。
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ほぼ真東から眺めた名古屋城天守のズームアップ光景です。今度はお堀の光景をカットしています。写真の中央、天守の北側に並んだ二の丸石垣の西北角付近らしい部分が見えていました。写真をズームアップしましたので、本丸石垣だったかもしれません。
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縄張の北側に位置する外堀の東端付近の光景です。左側に見えている長い石垣は、二の丸石垣になるようです。二の丸の北側を囲う石垣です。高石垣を積むのは難しそうな周りの光景でした。
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東側から眺めた、『二の丸』のエリアの東北角付近の光景です。何度も見学したことがある場所ですが、最近でも発掘調査が行われていました。『名古屋城二之丸庭園』は、1953年3月31日に庭園の一部が国の名勝に指定され、2018年3月31日に追加指定が行われ、庭園全体が指定対象となりました。
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石垣の下部に近い部分にあった大きな水抜き穴の光景です。人が通れるほどの大きな造りで、天井部分には巨石が使われていました。後世の造作のようですが、頑丈な鉄柵を設けて、人が入り込むのを防止しているようでした。
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築城当時から『空堀』だったお堀の光景です。現在も草が生い茂る『空堀』ですが、『外堀』の呼び方がされています。その内側に見える石垣は、『二の丸石垣』になります。
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空堀の東側から眺めた、北方向の光景です。左端付近に紅白に塗られたアンテナ塔が見えました。現在は官公庁街になっている『三の丸』のエリアになるようです。空堀の先には、東門の石垣が見えています。
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右手に見える『二の丸石垣』と、手前に見える空堀に繋がるスロープの光景です。舗装道路のスロープは、石垣や空堀のメンテナンスのために施設されたもののようです。工事期間中の臨時施設ではなく、なぜか恒久施設になっていました。
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北側方面に見えてきた東門付近の石垣光景です。かつての縄張図を参照しますと、空堀が『中堀』、堀の左手(東側)が『三の丸』、右手が『二の丸』のエリアと記されていました。また門の名前は、『志水御門(しみずごもん)』と記されていました。現在の通称が『東門』です。『志水』は、現在の町名では『清水』と表記されています。
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同じく、北側方面に見えてきた東門付近の石垣のズームアップ光景です。かつての縄張図では、この空堀を『中堀』、この写真の左手になる東側部分に三の丸の東側部分の『外堀』が記されていました。その外堀に架かる三の丸側の門が『東御門』だったようです。
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東南側から眺めた、東門付近の石垣光景です。この箇所では、中堀を横断して通路が設けられています。『中堀』の呼び名は正式ではなく、現在の各種の案内図では、『外堀』と表記されています。築城当時から『水堀』ではなく、『空堀』だったようです。
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今回の名古屋城見学の最終地点に近い場所の光景です。お堀に囲まれた縄張りの北辺と東辺を踏査しました。手元の地図で、超概算で計測してみましたら、北辺が約800メートル、東辺が約480メートルで、合計1.2~1.3キロといった距離でした。
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空堀に据え置かれた石垣の残材のズームアップ光景です。名古屋城は、文化財保護法に基づき、『特別史跡』に指定されていますから、処分をするにも手続きが大変なのかもしれません。うっかり処分すれば、『無許可工事』の指摘がされそうです。
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イチオシ
お堀の外からの名古屋城見学の終着点と決めていた、空堀の東南角の光景です。以前には、放し飼いにされた鹿さんの姿がありましたが、今はその姿は見掛けません。空堀に据え置かれた石垣の残材は、昔のままです。建設資材などに場所を取られ、餌不足のために疎開したとの記事も目にした記憶があります。
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名城公園と、名古屋城の見学の終点は空堀の東南にある噴水です。地下鉄名城線の市役所駅の傍に位置しています。静かに噴水を上げ続けていました。今は10月の半ばですから、秋の気配よりも夏の名残の緑の光景でした。
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今回の名城公園の見学は、往きは地下鉄名城線のの名城公園駅で降りましたが、帰りは市役所駅から乗車しました。鶴舞線には、上前津駅での乗換えになります。名城を意識したデザインの地下鉄駅の入口光景です。
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