御岳山　剣ヶ峰(3067ｍ)

2020/10/05 - 2020/10/06

2020.10/6
五の池小屋の朝食は6時から。鮭の切り身とみそ汁お漬物の質素なものだったが女性スタッフの心のこもった早朝から準備してくれた暖かいものだった。おいしくいただいた。

五の池小屋を出発したのは7時
皆さんのんびりているようで我々の出発は宿泊客の中では早いように思われる。山友の体調(足の疲労)が気になるし剣ヶ峰(3067ｍ)まで登り切れるか彼の歩きの様子を見て判断しなければならない。そのためには早めの出発が必要だった。

ちなみに北アルプス、南アルプスなど縦走における出発は早ければ4時、遅くとも6時には出発しなければならない。その日の到着時間を午後4時までとすれば逆算すれば出発時間は計算できる。到着が遅れれば迎え入れる山小屋スタッフは心配するだろうし、最悪遭難と思われても致し方ないのだ。

半面御嶽山という独立峰にありがちな　今日は下りるだけじゃん　という気持ちが心の底にある。

天気予報では快晴という予測に反し空は鉛色だった。風がないので歩いているうちは寒くはない。
二人で歩いているのだが同じ道をそれぞれ違う思い、感覚を持って進むのが僕はうれしいし、いとおしい時間だといつも感じる。
https://youtu.be/ncVmyuEDZUA

エリア 木曽・塩尻(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

コース
五の池小屋7：00→サイノ河原→二の池山荘→剣ヶ峰(私)(3067ｍ)/石室山荘（友達）→女人堂→中の湯駐車場11：30(4時間半)

消灯前カメラを担いで星空を撮影に出るが、今日は月が明るく肉眼では星が少なく感じる。しかしレンズで長秒撮影するとたくさんの星。拡大で見てください。

真夜中またカメラを担いで星を撮影。
飛騨頂上と天の川。

朝食前にご来光を見に三の池が見える稜線に向かう。

すでに先客がご来光撮影に夢中だった。空は真っ赤な朝焼け。

太陽が南アルプスから顔を出します。久しぶりに見た真っ赤な空！

思わず自撮り。

西側はこんな感じ。よく見ると快晴じゃない。
今日は快晴だと思ったんだけど、、、

山小屋上に鎮座する社。
シルエットがステキ。

今から登る尾根。結構急登ですね。

少し登り三の池を上から見たところ。太陽は既に高度を上げピンク色は無くないました。

だいぶん登ってきました。五の池小屋が小さくなりました。

南アルプスの稜線が美しいラインを作っています。

また少し高度を上げさんの池を撮影。
実は友達の足取りが重く彼が登ってくるまで待っているのです。

御嶽山三の池 自然・景勝地

またまた高度を上げ摩利支天へ行く分岐まで来ました。これを進むと五の池小屋は見えなくなります。

そして昨日は全く見えなかった御嶽山剣ヶ峰が正面に見えます。
左側のピークが剣ヶ峰。低く見えますが手前のピークより向こうにあります。

少し下ってサイノ河原までおりました。

天気は快晴だと思っていたんだけど曇ってきました。台風14号の影響があるかもしれません。

昨日ガスっていて全く見えなかった二ノ池。
水が抜け一面噴火の堆積物で真っ白でした。触るとか湖岸の砂のような感じです。
噴火当時は灰が積もっていたのだろうと思います。

御嶽山 二ノ池本館 宿・ホテル

山頂の御岳神社への階段。きれいに修復されています。

神社前にはシェルターが設置されています。神様よりシェルターのほうが目立っています。

剣ヶ峰3367ｍ到着
360度の絶景が広がっています。

剣ヶ峰 自然・景勝地

噴火の影響が生々しい。荒涼としてる。

友達を石室山荘で待たせ自分だけ山頂を踏んできました。彼は体力の限界が来ており長い下りのための体力を少し残しておく必要があります。

8合目女人堂が見えました。
紅葉が進んでいます。。

女人堂周辺の紅葉です。

紅葉はここから下の谷に広がっています。女人堂からはあまりよく見えません。

ここからは樹林帯の木道をひたすら中の湯まで降りていきます。

女人堂 宿・ホテル

この旅行記へのコメント （2）

• rokoさん 2020/10/11 10:55:37

  真っ赤な朝焼け～♪

  baraさん　　こんにちは～♪
  
  翌日を拝見です。
  星空も綺麗ですね、拡大して見ました。
  昨年、白山で中腹の山小屋に泊まった時も、満点の星空
  上手く写真は撮れなくて残念でしたが、目に焼き付いてます＾＾
  そしてご来光の真っ赤な空～＼(^o^)／
  小屋泊まりされたお蔭で、素晴らしいご褒美！！
  感動がこちらまで伝わってきました。。。
  
  二ノ池が一面噴火の堆積物で真っ白になっていたり、
  神社前にはシェルターが設置されてたり、
  噴火の影響が生々しい荒涼とした眺め
  随分変わりましたね！
  
  お友達は下山の体力を残して、途中待たれたのですね。
  私も九重連山で経験しました。
  山ではやはり安全登山を心掛けないとダメですものね。
  baraさんは健脚なので、日帰りでも充分だったですけど
  小屋泊まりで素晴らしい景色が見られたから、良かったです。
  楽しませていただきました。
  
  
  　　　　roko
  
  

  baraさん からの返信 2020/10/11 16:55:09

  Re: 真っ赤な朝焼け～♪

  rokoさん、こんにちは！
  コメントありがとうございます。
  山登りをご存じの方には何も説明することはありません。
  
  無事家まで帰るにはどうしたらいいかって常に考えることですよね。
  宿泊先の山小屋に心配をかけない。家族に心配をかけない。
  
  それを守ったら山での絶景やかわいいお花、人との出会い出合いなど
  全て山からのプレゼントをもらったんだと帰宅して思うのでしょうね。
  
  ありがとうございます。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　bara