2019/09/04 - 2019/09/06
6位(同エリア1000件中)
baraさん
山友達から3日間休みが取れた。
どこか山へ行こう!
と、お誘いが。
行先と山行計画はもっぱら私に任されることが多く、今回もぐずぐずした気圧配置の天気予報とにらめっこしながら思案の末大雨が降っても比較的早く下界に降りられる山域。今行って美しい自然が満喫できるところ。そして山小屋ロッジが多く最悪食事、飲料水、など手に入りやすい八ヶ岳に決定。
1日目愛知→諏訪南→美濃戸→南沢→行者小屋
2日目行者小屋→赤岳鉱泉→硫黄岳→横岳→赤岳→文三郎尾根→行者小屋
3日目行者小屋→阿弥陀岳→行者小屋→美濃戸→愛知
今年は山は雨が多くその分八ヶ岳の苔の森はまるでおとぎの国の様でした。そして稜線は八ヶ岳のだいご味が十分堪能できるものでした。
最終日の雲海に浮かぶ富士山は頑張ったご褒美をいただいた気分でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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1日目
中央自動車道諏訪南下車。進路を北に1時間くらいで美濃戸駐車場二着。
1日千円です。緊急車両が入る可能性があるので路上駐車はやめましょう。 -
駐車場から登山口の美濃戸山荘へ(現在は休館中)
ここから登山のはじまりです。赤岳が近い行者小屋へは南沢routeへ入ります。 -
30分も歩けばシラビソと苔の森になります。
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沢を超えて左山腹へ進路を取ります。
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霧がかかり今にも雨が降りそうです。ジブリの世界が現れます。
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雨が降ってくる前に二人ともレインウエアーとザックカバーを付けました。山でずぶぬれになるのは危険です。
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苔には妖精が住んでいるのでしょうか。
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小さな小人もいました。
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3時間ほど歩き南八ヶ岳赤岳の麓、行者小屋へ到着。荷揚げのためのヘリが視界不良で遅れているようでサイト地にはテントは一張もありません。ここはサイト地がヘリポートになっているためです。
皆さんコーヒーを沸かしたり、昼食を食べたり思い思い過ごしています。 -
2日目
行者小屋から赤岳鉱泉へ。そしてそこから硫黄岳へ登ります。
しっとりした登山道がとっても素敵です。 -
登山道崩壊を防ぐ土止めのオシャレな階段。
マムートが協賛しています。足元がコマーシャルになっているなんて考えましたね。 -
行者小屋から30分。赤岳鉱泉着。少しだけ休憩してすぐ出発です。
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春先にここで一泊しましたが、山小屋でステーキを食べながらワインを飲めるなんて一昔前では考えられないようなひと時を過ごしました。ヨーロッパに近づいてきましたね。
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硫黄岳山頂。(2760m)赤岳鉱泉から2時間ほどで山頂に着きました。韓国の若者4人組(テント泊)と抜きつ抜かれつ登ってきました。感じの良い四人パーティーでした。
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硫黄岳山荘でコーヒーtime。ネパールのタルチョが天井いっぱいに飾られていたので理由を聞くと、Nepalの山岳民族シェルパ族の方がガイドと小屋の雑用仕事で来ているのだそうです。彼らの石畳や石段造りの技術は素晴らしいものです。
エベレスト街道へ行くたびに感心するのです。 -
稜線はガスっていますが時々ガスが切れて絶景が現れます。これも自然の一コマですね。
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コマクサ
硫黄岳山荘から横岳への稜線はしばらくコマクサの群生地帯です。ものすごい数です。開花時期はとうに過ぎていますが注意深く見ると痛んだ花がところどころに見ることができます。高山植物の女王!7月から8月中旬また来てみたいです。 -
横岳山頂が見えました。僕たちはまだまだ元気です。
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稜線上にこんな感じでガスがかかり反対側に太陽が現れるとブロッケン現象が時々見られるのですがこの日は現れませんでした。
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横岳山頂(2829m)
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稜線上に時々赤岳の急峻な山容と富士山が現れますがすぐにガスってしまいます。
今年はカラッと晴れないなぁ^^: -
がんばって地蔵の頭へ向かいます。
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ここからはガレ場と言われる岩稜帯です。ストックをしまって慎重に進みます。
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風下に小さな白い花。
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岩場のくぼみにかわいい紫の花。
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タカネナデシコ
可憐な薄紫の花弁。 -
ウスユキ草のような葉と小さな花。葉っぱに綿毛はついていないので似たような種類でしょうね。
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地蔵の頭到着。お地蔵さまが待っています。標高2700mくらいまで降りた鞍部(コル)
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11時、赤岳展望荘着。ここでランチタイム。
あと少しで赤岳山頂です。 -
赤岳山頂直下にある赤岳山荘に着きました。視界はほとんどないです。
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山荘でコーヒーtime。
晴れればスバラシイ眺望が広がるレストランスペースなのですが今日は残念でした。 -
13:35 Pさん赤岳山頂に立つ。
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八ヶ岳主峰赤岳(2899.2m)
いつ来ても気分最高になれる山頂です。 -
3日目
行者小屋サイト地を6:10出発。
分岐を右に進むと阿弥陀岳の山頂へ -
何と、最終日はくっきり青空です。これはもしかしたら!!!
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イチオシ
赤岳と阿弥陀岳の中間コルへ出ました。尾根に這い上がると目の前に雲海に浮かぶ富士山がくっきりと浮かんでいます。
あれこれ考えこのポーズに(笑)
うれしそうな後姿です。 -
岩稜の足場が悪い尾根を山頂へとゆっくりよじ登ります。岩場、鎖、木の根っこにつかまり慎重に登ります。後ろに聳えて見えるのが昨日登った八ヶ岳主峰、赤岳です。
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あと、ちょい!ガンバ!
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7:40 山頂着。
我々二人だけで絶景を独り占めです。
セルフでパチリ! -
連れてきてあげてよかったな!
晴れてよかったな! -
御岳、乗鞍、穂高、槍、八ヶ岳全容、南アルプス鳳凰山山、北岳、甲斐駒、千丈
全部丸見え -
いつまでも眺めていたいですが今日は帰らねばなりません。
名残惜しいですが下山開始です。 -
ハナイカリ
途中登山道で見つけた変わったラン科の花
今年は天気が安定せず山へ行っても一日中晴れる天気はありませんでした。でも時折見せてくれる絶景にますます心を奪われてしまうオジサマ、オバサマでした。若いころ頂上だけを目的とする山登りばかりしてきましたが今はのんびり自然に触れながら山へ登れるようになりました。
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