2019/06/19 - 2019/06/20
27位(同エリア899件中)
takaさん
昨年の6月に稚内方面へ出かけた際の旅日記です。古い旅の記録で多少時期を逸しているものもあるかも知れませんがお許しください。過去にも訪れたことがあるのですが、稚内公園や宗谷岬公園、副港市場、宗谷丘陵等新たに見てみたいスポットがあったので今回はそれらも含めて見て廻りました。ただ、私にとって目玉の撮影スポットの一つであった利尻山は雲やガスがかかってやや見づらかったのは残念でした。でも、稚内市内では今まで知らなかった戦争の爪痕や隣国ロシアとのつながり等、歴史と港の街の素晴らしさを再認識できた旅でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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実際に立ち寄ったところは多いのですが、旅行記として掲載に耐え得る写真があまりないので一部だけの紹介となりました。そんなことで、旅行記の上での今回の行程は
6月19日
①上平ウインドファーム
②道の駅苫前
③道の駅羽幌
④初山別みさき台公園金毘羅神社
⑤金浦原生花園
⑥道の駅天塩
⑦サロベツ原野
⑧稚咲内海岸
⑨ノシャップ岬
⑩稚内公園
⑪宗谷岬(周辺)
⑫宗谷丘陵
⑬副港市場
⑭北防波堤ドーム
⑮うろこ亭
⑯JR稚内駅
6月20日
①寒流水族館
②青少年科学館
③夕日が丘パーキング
④サロベツ原野
⑤トナカイ牧場 -
以上になります。単純なスナップ写真が多く、今となってはもっと考えて撮影しておけば良かったと後悔・・・・。お付き合いいただければ幸いです。
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6月19日に車で出かけました。ここは苫前町の発電用の風車です。いつもは海沿いの国道から眺めていましたが、今回は脇道からダート道へ入り上平牧場のそばで風車群を眺めました。
上平グリーンヒルウインドファーム 名所・史跡
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このダート道はあまり知られていないようで、訪れている間は誰とも会いませんでした。日本海や街並みも見渡せ絶景を独り占めした気分です。
上平グリーンヒルウインドファーム 名所・史跡
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苫前町の道の駅です。早い時間だったのであまり人はいませんでした。
道の駅 風Wとままえ 道の駅
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温泉と宿泊施設、レストラン等を併設しているので大きな道の駅です。館内の中庭に出ると足湯があります。晴れた日は遠くに天売島、焼尻島も眺められます。
道の駅 風Wとままえ 道の駅
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一つ北へ進んだ隣町、羽幌町の道の駅まで来ました。甘エビが有名な町です。
道の駅 ほっと はぼろ 道の駅
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ちょうど併設ホテルの宿泊客のチェックアウトの時間でロビーは混雑していました。物販コーナーには地元の海産物がたくさん並べられていておいしそうでした。移動の途中だったので生ものはあきらめ、えびしおラーメンをお土産に買い求めました。これは乾麺ですがえびの出汁がしっかり効いて結構おいしかったですよ。
道の駅 ほっと はぼろ 道の駅
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さらに北に進み、初山別村です。岬台公園のキャンプ場の階段を海側に降りるとパワースポット金毘羅神社があります。海の波打ち際に鳥居があり反対の岩場には祠もありました。
みさき台公園 公園・植物園
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昔、この岬に流れ着いた金毘羅様の御札を地元の漁師が奉った後、このあたりで海難事故が減ったそうです。真っ赤な色の鳥居が不思議なパワーに満ちていました。
みさき台公園 公園・植物園
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そして、次の町遠別町に入りました。この時期に初めて訪れたのですが、国道232号線、通称オロロンラインを通っていた時に思わずきれいな花が目に留まり引き返して撮影しました。
金浦原生花園 自然・景勝地
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決してメジャーな原生花園ではないのですが、花の量は今回の道北や稚内方面の旅でも一番でした。特にエゾカンゾウの群落は圧巻でした。
金浦原生花園 自然・景勝地
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天塩町の道の駅です。しじみが特産の町なので売店にもしじみ製品がたくさんありました。また以前にはなかった地元作家のギャラリーもできていておしゃれな感じに変わっていました。現代的で斬新なアートで私の好みでした。
道の駅 てしお 道の駅
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ちょうどお昼の時間だったので道の駅のレストランでホッキカレーをいただきました。地元産ホッキをから揚げにしたものがカレーにのっています。ぷりぷりとした触感のおいしいホッキでした。
道の駅 てしお 道の駅
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このあたりはもう利尻礼文サロベツ国立公園の中に入ったようです。見渡す限りの背の低い草原?湿原かも知れません。
サロベツ原野 自然・景勝地
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さらに北上すると幌延町に入ります。稚内にだんだん近づいてきました。道道を天塩から幌延へと北上するとサロベツ原野が広がってきて、道路沿いに一直線に並ぶ風車群が見えてきます。
オトンルイ風力発電所 名所・史跡
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オトンルイ風力発電の風車群です。何十機もの風車が縦一列に並ぶ姿は圧倒的な迫力がありました。
オトンルイ風力発電所 名所・史跡
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ちょっと寄り道します。内陸に入りサロベツ湿原センターに向かいました。このあたりはラムサール条約の湿地にもなっています。
サロベツ原野 自然・景勝地
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道道106号から7kmほど内陸に入ったところに湿原センターがありました。
サロベツ湿原センター 名所・史跡
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センターの建物の中では湿原の成り立ちや、そこに生息する動物や植物、地域の人々の暮らし等、さらにはかつての泥炭採掘の歴史などについても写真やパネルで詳しく紹介されていました。
サロベツ湿原センター 名所・史跡
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木道を周ったのですが、残念ながらあまり野の花は見ることができませんでした。まだ時季が早かったのかも知れません。
サロベツ湿原センター 名所・史跡
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再び道道106号に戻ります。オロロンラインを北上し幌延、豊富を過ぎる頃は道路が一直線に延びます。このあたりは稚咲内海岸と呼ばれ、右にサロベツ原野、左に日本海が見える快適な道路です。スピードの出し過ぎに注意が必要!。
稚咲内海岸 自然・景勝地
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日本海に浮かぶ利尻山はと言うと、ガスがかかりかすんでます。残念。
利尻山(利尻富士) 自然・景勝地
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稚内西海岸にある展望休憩施設「こうほねの家」です。この近辺には他にパーキングはないので多くのトラックが停まって休んでいました。
浜勇知展望休憩施設 名所・史跡
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サロベツ原野を右に見ながら北上し抜海の南の海岸で撮影しました。ずっと一直線だった道路がここでカーブして抜海の港が見えるラインになります。晴れていたのでとてもきれいでした。
稚内西海岸 自然・景勝地
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日本海を北上する長時間のドライブでしたが、岬の灯台が見えるとやっと稚内に着いたという実感がわきました。天気が良いせいもあるのでしょうか、散策している人もかなりいました。
ノシャップ岬 自然・景勝地
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付近は小公園になっていてイルカのモニュメントが港町稚内を象徴しているようです。
ノシャップ岬 自然・景勝地
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稚内は2回ほど来訪しているのですが、今回初めて稚内公園を訪れました。市街地から急な坂を上っていくとあちこちに「氷雪の門」や「九人の乙女の碑」等のモニュメント、開拓記念館、展望台、足湯等の観光スポットが多くありました。
稚内公園 公園・植物園
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公園にある有名なモニュメント「氷雪の門」です。第2次大戦後に旧ソビエト連邦領となった樺太(サハリン)への望郷の念とそこで亡くなった人々の慰霊のために建立されたそうです。
氷雪の門 グルメ・レストラン
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サハリンは見えませんでしたが、天候がよかったので、背後には青い海も広がりとても眺めが良かったです。
氷雪の門 名所・史跡
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公園の花壇にはアルメリアの花が輝いていて美しさも一際でした。
氷雪の門 名所・史跡
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「九人の乙女の碑」です。第2次大戦終了時、旧ソ連軍が侵攻してきた樺太で最後まで電話交換業務を果たして自らの命を絶った9人の女性交換手たちを慰霊している碑です。
九人の乙女の碑 名所・史跡
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戦争の終わりにこんな悲劇があったことは知りませんでした。手を合わせると同時に改めて平和の大切さを実感しました。
九人の乙女の碑 名所・史跡
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そして、そばに南極観測犬の記念碑と慰霊塔もありました。
稚内市開基百年記念塔 名所・史跡
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南極観測の樺太犬15頭が南極に置き去りとなったのですが、1年後に観測隊が訪れると何と極寒の中でタロとジロの兄弟犬が生き抜いていたという実話を以前に映画「南極物語」で見ました。その感動が蘇ってきて胸が熱くなりました。人類のために極寒で働いてくれた犬たちに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
稚内市開基百年記念塔 名所・史跡
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公園内の道路はずっと一方通行が続くので注意が必要です。丘沿いに少し進んだところにゲストハウス氷雪という無料休憩所がありました。
稚内公園 公園・植物園
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中はこんな風に広くてゆったりとした造りになっています。
稚内公園 公園・植物園
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ここには足湯もあり、風車で起こした電気(燃料電池)によって足湯のお湯を沸かしているそうです。施設内に入るとお湯の熱気でムンムンしています。窓が解放されていないのでサウナ状態で夏はちょっと大変かも知れません。春や秋の時季がお勧めですね。
稚内公園 公園・植物園
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開基100年記念館・北方記念館です。
稚内市北方記念館 美術館・博物館
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建設されてからかなり経っているのでかなり経年劣化していました。時間がないのでこちらは内部の見学はしていません。
稚内市北方記念館 美術館・博物館
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記念館のそばから眺めました。丘の上の高い場所なので海や街並み、そしてはるか先に宗谷岬もうっすら眺められました。ここから最北端宗谷岬まで1時間ノンストップで進みます。
稚内公園 公園・植物園
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最北端の地のモニュメントの手前には間宮林蔵の渡航の地の碑と立像がありました。
間宮林蔵渡樺の地 名所・史跡
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現在の間宮海峡の名付け親であり、樺太が島であることも発見した人で、北海道の歴史を学ぶと必ず彼の名前が出てきます。広く世界へはばたく夢や勇気をもらえる像です。
間宮林蔵の立像 名所・史跡
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とうとう日本の最北端の宗谷岬に着きました。この日は見えませんでしたが、海の向こうはサハリン(ロシア)です。何十年前には海を隔てた更に北にあるサハリン(旧カラフト)が日本の領土だったなんて想像ができません。
宗谷岬 自然・景勝地
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モニュメントはピカピカでとてもきれいです。明らかに以前より周辺も整備されています。観光に対する稚内市の力の入れ方を垣間見ました。
宗谷岬 自然・景勝地
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花壇にはアルメリアの花も美しく咲いていて長時間ドライブの疲れも吹き飛びました。
宗谷岬 自然・景勝地
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宗谷岬の周辺は最北端の碑や間宮林蔵の像などが立つ海岸だけでなく、山の斜面に沿って階段を上っていくといろいろな記念碑や展望台がある美しい公園でした。
宗谷岬公園 公園・植物園
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案内図を見ると丘の上はかなり広い敷地の公園になっているようでした。
宗谷岬公園 公園・植物園
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公園内にある祈りの塔です。サハリン西岸の海域で起きた大韓航空機爆破事件で亡くなった方を弔い、平和な世界を祈念して立てられたモニュメントです。
祈りの塔 名所・史跡
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折鶴の形をしたデザインの素晴らしさが目を引きます。前庭の満開のアルメリアの花も美しかったです。考えるに稚内には像やモニュメント等がとても多いような気がします。過去の歴史をしっかり振り返り今に伝え、感謝や慰霊の気持ちを私たちが持つことによって未来に生かそうということでしょうか。
祈りの塔 名所・史跡
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少し歩くと、旧海軍望楼がありました。
旧海軍望楼 名所・史跡
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明治期にロシアのバルチック艦隊の動きを監視する重要な役目を担った施設です。その後は無線通信基地、潜水艦監視基地として使われたようです。ここで軍人が双眼鏡を持って監視していたことを想像すると当時の緊張感が伝わってきます。補強はしていますが、明治期の建築物は珍しいそうで、歴史の重みと生々しい戦争の爪跡がこんなところにあることに少々驚きでした。
旧海軍望楼 名所・史跡
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そして、そばには何やらギリシャ彫刻のような銅像があります。あけぼの像と記されていました。
宗谷岬公園 公園・植物園
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畑作で苦労した寒地の開拓農家が酪農に切り替え一定の牛乳生産量を達成した記念に建てられた像です。若い男女が宗谷丘陵を眺めて力強く立つ姿に寒地農家の意気込みとエネルギーを感じました。
宗谷岬公園 公園・植物園
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宗谷岬公園を登って行くと起伏にとんだ広大な、そして不思議な形の丘が見えてきます。私自身今まで見たことがない地形です。
宗谷丘陵 自然・景勝地
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宗谷丘陵と言います。丘陵にはたくさんの風力発電施設もあり、丘と風車のコラボもなかなか見ごたえがありました。 氷河時代に形成された周氷河地形として北海道遺産にもなっているそうです。
宗谷丘陵 自然・景勝地
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丘陵から丘の道を稚内方面に向かって進むとメグマ沼がありました。
メグマ沼 自然・景勝地
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木道はありますがほぼ手のつけられていない自然のままの沼です。周辺にはエゾカンゾウやゼンテイカ等湿原植物の花が咲くようですが、訪れたときはあまり咲いていませんでした。日本最北の湿原は花も遅いのでしょうか。
メグマ沼 自然・景勝地
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市街地まで戻ってきて地元の観光スポットとして近年人気の副港市場を訪れました。
稚内副港市場 市場・商店街
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海産物や地元のお土産品、雑貨のお店、食事処や温泉もあり賑わっていました。
稚内副港市場 市場・商店街
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施設内の一角に昔日本領だった「樺太のまち」のコーナーがあり、たくさんの日本人が生活していた証を写真展示などで知ることが出来ました。そんな時代もあったのだと・・・・時の流れを感じました。
稚内副港市場 市場・商店街
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地元では有名な稚内牛乳のソフトもいただきました。
稚内牛乳 グルメ・レストラン
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濃厚な牛乳の味と香りですが、マイルド感はやや少なめな感じがしました。
稚内牛乳 グルメ・レストラン
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気になったのは雑貨のお店です。店頭には直輸入した多くの種類のマトリョーシカ人形がたくさん置いてありました。どれか1組を買おうと決めましたが、どれもそれぞれに魅力があり悩みました。最終的に決めたのがこちらの人形です。
稚内副港市場 市場・商店街
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この人形ももちろんそうなのですが、マトリョーシカは全部手作りで顔の表情も全て違います。今は大切に自宅に飾ってありますが、また稚内を訪れていいものを探したいものだと思っています。
稚内副港市場 市場・商店街
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副港市場に隣接して波止場横丁と名付けられたフードコートがありました。昭和感たっぷりの佇まいで、まさに横丁という言葉がぴったりです。
稚内副港市場 市場・商店街
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ロシア料理のお店やラーメン屋さん、焼き鳥のお店など5軒が軒を並べていました。
稚内副港市場 市場・商店街
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訪れたのは夕方でしたが、まだ夜の部が始まる前でした。ちょっと立ち寄りたい雰囲気の場所ですね。
稚内副港市場 市場・商店街
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副港市場から1kmほどの所に稚内港がありました。道北の物流の拠点として、そして北方漁業の基地、利尻・礼文へのフェリーも通っている大きな港です。
稚内港フェリーターミナル 乗り物
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港のそばには堂々とした建造物、北防波堤ドームがあります。道路や鉄道へ波の飛沫がかかるのを防ぐ目的で、戦前に建設された防波堤だそうです。
稚内港北防波堤ドーム 名所・史跡
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以前に遠くから眺めたことはありましたが、今回初めてドームの中に入って歩いてみました。
稚内港北防波堤ドーム 名所・史跡
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ギリシャ建築のような柱となめらかな曲線の風貌はある種、芸術作品のようにも思われ、異国に来たような感じがしました。
稚内港北防波堤ドーム 名所・史跡
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副港市場から防波堤ドームの奥の方に稚泊航路記念碑があります。かつて稚内から樺太までの連絡船が通ったところなので、こちらに記念碑があるようです。稚内は他にも戦前の旧樺太関係に関するモニュメントや資料がたくさん残されていて、改めて日本の最北の街なんだと実感しました。
稚泊航路記念碑 名所・史跡
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地元の市場直営の食事処「うろこ亭」で夕食です。海鮮丼もいろいろ種類があるのですが、帆立の貝焼きがセットになっているメニューをいただきました。
うろこ亭 グルメ・レストラン
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ネタはどれも新鮮で、プリプリとして濃厚な味です。ホタテも生なので焼き過ぎないようにしていただきました。とてもおいしかったです。
うろこ亭 グルメ・レストラン
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JR稚内駅を訪れました。前庭は大きな広場になっています。駐車場が離れた場所なのでやや不便な感じがしました。
稚内駅 駅
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駅の外の敷地内に駅側から延長された線路が途切れていて、「日本最北端の線路」のモニュメントがあります。寂しさと感慨深さがこみあげてきました。旅行者と思われる人もたくさんもここで写真を撮っていました。この場所は旧稚内駅の最北の線路があった所に近いそうです。
稚内駅 駅
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夕方、訪れましたがちょうど旭川札幌方面への特急列車が停まっていました。ホームへ渡る通路には「最北端の線路」の表示が。ここが今現在使用されている線路の中では最北端ということになりますね。
稚内駅 駅
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列車のホームは両方に開けているのですが、ここは片側が途切れています。最果ての駅を実感しました。
稚内駅 駅
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JR稚内駅の建物は「キタカラ」と呼ばれるショッピングモールと一体化した複合施設になっていて、道の駅もここにあります。1階はJR稚内駅やお土産品等ショップ、グルメのお店、2階はアトリウム、キッズコーナー、映画館等がありました。
キタカラ ショッピングモール
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観光客だけでなく地元の人もたくさん利用しているようでした。稚内で宿泊しましたが、お土産品等はほぼこちらで買い求めました。
キタカラ ショッピングモール
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6月20日です。ホテルを出た後、昨日はよく見えなかった利尻山をもう一度見てみたかったのでノシャップ岬を訪れました。不思議なことに曇っているのですが、山の輪郭は割ときれいに眺められました。
ノシャップ岬 自然・景勝地
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稚内の寒流水族館を訪れました。日本最北の小さな水族館ですが、ここは青少年科学館を併設している珍しい施設です。前回訪れたのがかなり以前なので中の様子は忘れていました。
ノシャップ寒流水族館 動物園・水族館
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入場口のすぐの場所には可愛いアザラシがいます。アザラシの顔ってどことなく愛嬌があって癒されますね。
ノシャップ寒流水族館 動物園・水族館
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そして、オホーツクの海の水族館にはよくいるクリオネです。小さくて動きが速いのでなかなか撮影するのは難しいです。
ノシャップ寒流水族館 動物園・水族館
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毛ガニです。「おいしそう!」。いけませんね、つい邪念が湧いてきました。
ノシャップ寒流水族館 動物園・水族館
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展示物には手作り感があります。スタッフの方が水族館を盛り上げるために奮闘しているのがよく伝わりました。これはフウセンウオの展示です。
ノシャップ寒流水族館 動物園・水族館
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フウセンウオは泳ぎが得意じゃない魚のようです。それで、周囲の色と同じ色に自分を同化させて身を守るそうですよ。だから、この赤いフィルムを貼った水槽の中でも色を同化させ、その存在が全くわかりません。
ノシャップ寒流水族館 動物園・水族館
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でも、実際はこの通り、色を変えているのです。写真はブレ+ピンボケになりました。すみません。
ノシャップ寒流水族館 動物園・水族館
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隣接して科学館があります。入場券も水族館とセットで500円なのでかなりお得です。かなり以前に訪れたことがあるのですが、科学館の展示は大きく変わっていました。でも、こちらのメインである南極観測関連のコーナーは健在でした。歴代の観測船の模型や大きなスリューの展示、そして映画にもなって感動した南極観測に同行した樺太犬についても学び直すことができました。
ノシャップ寒流水族館 動物園・水族館
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昨日に続き、利尻山が臨める名所「夕日が丘パーキング」を訪れました。
夕日が丘パーキング 自然・景勝地
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空は曇っているのですが山はかなりはっきり眺めることができました。
夕日が丘パーキング 自然・景勝地
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昨日と同じ道道を南下しました。雲もかかっていましたが、稚内西海岸から見る利尻山は雄々しく美しかったです。
利尻山(利尻富士) 自然・景勝地
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海岸沿いにはエゾスカシユリも咲いていました。ただ、雲もだんだん厚くなってきました。
利尻山(利尻富士) 自然・景勝地
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このあたりから、徐々に利尻山から遠ざかって行きます。
利尻山(利尻富士) 自然・景勝地
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稚内市を離れ、幌延町の市街地から4kmほど山へ入った場所にはトナカイ観光牧場があります。隣には深地層研究センターの建物があるのですぐわかります。観光牧場の中には10頭前後のトナカイが身を寄せ合ってくつろいでいるようでした。まだ冬毛が生え変わらないようで白と茶のまだら模様になっていて見た目は、ん~~~という感じです。
幌延町トナカイ観光牧場 テーマパーク
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牧場の目玉は他にもあります。ヒマラヤ原産のブルーポピーです。ちょうど花が咲き始めたようでとてもきれいでした。
1泊2日でしたが歴史と港の街稚内と最北に生きる人たちの姿をほんの一部ですが垣間見ることができて、私にとっては意義のある旅でした。幌延町トナカイ観光牧場 テーマパーク
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