離島日帰り★一人旅～うにを食べたくて壱岐島へ～

2020/09/29 - 2020/09/29

美味しいうにが食べたくて、日帰りで壱岐島へ行ってきました！

エリア 壱岐(長崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船 レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回の日帰り壱岐のスタートは唐津東港から♪

7月に唐津から高島（宝当神社）に行った際ついでに色々調べてたら、唐津から壱岐行きのフェリーが出ているのを知ってしまい、ずっとタイミングを伺ってました。

★タイミング→気候が良くてウニが食べれる時期で天気が良くて波が高くない日

あ、宝当神社のご報告ですが、サマージャンボは当たりませんでした( ´∀｀)

1時間前に到着してチケット購入（団体以外の旅客は予約不要、というか予約できませんでした）。

唐津東港→壱岐（印通寺港）まで片道1740円。

「いんつうじまで往復お願いします」
「はい、いんどじまで往復ですね」

・・・恥ずかしい。

チケット売場で辱しめを受け（違う）、3階の待合室へ。

コロナ対策で乗船前に検温もきっちり実施されてます。

私の職場も出勤の際、同じように額にかざして検温があってますが、「はい、34.1度です」とか言われて、あれ絶対違うと思う笑

定刻通り壱岐行きのフェリー「エメラルドからつ」が入港～

唐津←→壱岐は1日5便フェリーが就航しています。

ちなみに壱岐への船でのアクセスは博多からジェットフォイル、フェリーも出ているみたいです。

ジェットフォイルだと博多から約1時間！
福岡旅行のついでに日帰り壱岐なんかも行けますね。

乗船～

私は2便目の1020発→1205壱岐着の船にしました。

とりあえず横になれる桟敷席へ。

30分くらいしたら船内散策に行こうかと思ってましたが、意外と揺れを感じ起き上がるのが怖くて（←船酔いしそうで）到着10分前までずっと横になってました。

横になってる間は揺れは感じるものの、船酔いする事もありませんでした。

到着10分前から船内散策スタート。

壱岐島はもう目の前！！

外で海風を浴びていると気持ちいいですね～

離島に行くぞ～感が最高です。

前方の客席。利用してるのは10名ほどでした。

いつもこんなに少ないのか、平日だから少ないのか、コロナだから少ないのか・・

壱岐は滞在5時間弱なのでレンタカーでまわります！

フェリーターミナルを出たら迎えの人がいて、その場に車が用意されてました(^^)

一通り説明を聞いて最後に

「レンタカーの返却はここに置いといてと下さい」

((((；ﾟДﾟ)))えぇっ、鍵の返却は！？

「あ、鍵はそのままでいいです」

((((；ﾟДﾟ)))えぇっ、もしこの場所に他の車が停まってたら！？

「あ、どっかそのへんの道に適当に停めといて下さい」

・・・さすが離島。

離島のドライブはのどかで車も少なくて最高～♪

途中ナビが「この先道路損壊です」とか案内してビビりました笑
（ほんとに損壊してました）

途中、遺跡みたいなやぐらも見えました。

今回は時間がなくて行きませんでしたが、「魏志倭人伝」にも記された原の辻遺跡です。

おそらくほとんどの人は竪穴式住居とか珍しいと思うんですが、佐賀住まいの私にとっては日常風景です
（JRで佐賀→博多にいく時、吉野ヶ里遺跡のすぐ隣を通るので）

まずは今回の旅のメインイベント、うにを食べに行きます！

壱岐はムラサキウニだけでなく、「幻のウニ」と呼ばれる赤ウニも獲れる、まさにウニの島。

ウニが食べれるお店はたくさんありますが、オフ会メンバーのSゅうさんが絶賛していた「うにめし食堂 はらほげ」にやって来ました～

やっております中。

こっちはぎりぎりアウト笑

店内は田舎のおばあちゃん家に遊びにきたような雰囲気( ´∀｀)

お店にぴったりのおばあちゃんが笑顔でゆったり対応してくれます。

この店のイチオシは「うにめし」のようですが、やっぱり生うにを食べたかったので奮発して「生うにぶっかけ定食」にしました！

店内にいた一人旅の男性はさざえ丼定食を頼んでいて、風下にいる私の所にまでいい香りが・・

胃袋が2つほしい(´；ω；`)

うにのシーズンオフにはさざえ丼にしよう！

来ました～生うにぶっかけ定食！！

お・い・し・そ・う！！

赤ウニのシーズンは8～10月らしいので、これは赤ウニなのかな。

ちなみに赤ウニは九州西部でしか獲れず外に出回ることも少ないため「幻のウニ」と呼ばれているのだとか。

特製のたれをかけて頂く生うに丼は絶品。

濃厚で雑味も全くなく、本当に美味しいとしか言いようがありません。

また来年もウニを食べるためだけにでも壱岐に行きたい。

お店の近くには穏やかな漁港が広がっています。

はらほげ地蔵。

遭難した海女さんや鯨の供養のために祀られているのだそうです。

「はらほげ」の名の由来は、お地蔵さんの腹が丸くえぐられているためですね。

★「ほげる」は九州の方言で「穴があいている」という意味で、割とよく使います。
例）「わ、この靴下穴のほげとうやん」とか。

壱岐は島のあちこちに神社があります。

島内にはなんと150もの神社があり、ここ壱岐が神道発祥の地とも言われているんだとか。

そんな壱岐の中でおそらく一番有名なのがこちらの「小島神社」です。

なぜ有名かと言うと・・

〈壱岐観光ナビより写真お借りしています〉

通常は小島神社につながる道は海の下にあり、干潮時のみ神社に行くことが出来るのです。

ゆえに「日本のモンサンミッシェル」とも呼ばれているんだそうです。

そして訪れたこの日の干潮時間は何と14時半！

もってるぞ私！！

お昼御飯を食べて13時過ぎに着きましたが十分歩ける状態でした。

小島神社へ続く道以外は当然海。

最近はまっているパノラマ写真（今さら感）。

さて、小島神社の拝殿がこの先の山？の上にあるんですが、どこから見ても階段がありません。

あれ、どこから上るのかな？

先に来ていた女性2人組も同じ疑問を持ったみたいでした。

もしかして裏側ですかねー？と話しながら、2人のうちの1人と一緒に裏側に確認に行くことに。

干潮とはいえ一人で山の裏にまわるのは怖かったので良かった・・

かなり足元の悪い岩場を越えて山の裏側にまわると、ありました～♪
（この鳥居の後ろに階段がありました）

途中の岩場はかなり歩きにくいのでスニーカー必須です。

あと小さいフナムシがたくさん岩場にいるのでやばいです（怖）

★山の左から裏にはまわれないので、右側から裏にまわってください

石が積まれた階段もかなり急で、途中壊れかけていました。

足元お気をつけください。

小さな小島神社の拝殿。

縁結びのご利益があるとの事ですよ(^^)

一緒に来た女性と共に帰ります。

広島から来て、博多からジェットフォイルで壱岐に来たそうです。

仕事でよく広島行くんですよーと話したら喜んでくれました。

今回は干潮でしたが、満潮で海に浮かぶ姿も同じくらい素敵なんだろうと思います。
（厳島神社も然り）

壱岐はまた絶対に来よう。

帰りにハートの石を見つけました(ﾟ∀ﾟ)！！

え、こんな情報全くなかったですよ！！

ホントに偶然見つけて、これは素敵な恋の予感。

先ほどの女性と別れて駐車場横の案内板を見ていたら
「上までのぼってきたの？」
と地元のおじさんらしき人に話しかけられました。

「この後どこ行くの？」と聞かれたので「男嶽神社に行きますー」と言ってからレンタカーに乗り込むと、窓をコンコン叩いてきて

「よし、じゃあ一緒に行こうか」

と言ってきました((((；ﾟДﾟ)))ｲﾔｲﾔｲﾔ･･

え、さっき見つけたハートの石の素敵な恋の予感ってこれ？？笑

もちろん丁重にお断りして小島神社を後にしました。

男嶽神社に行く前に離島感を味わいたくて、「清石浜」に寄ってみました。

わー、海の色が違う！！

壱岐は海がきれいな事でも有名です。

わざわざ沖縄や南の島に行かなくても、こんなに手軽にエメラルドグリーンの海が見れるとは！

ずっと見ていたい綺麗な海。

さて、目的地の男嶽（おんだけ）神社を目指します。

レンタカーのナビに住所をいれ、車を走らせること十数分。

「モクテキチ二トウチャクシマシタ」

・・・って、ここどこ！？！？

何度いれてもナビはこの場所を示すので、仕方なくスマホ（ソフトバンク）のGoogleマップを使おうとするも・・

圏外＼(^o^)／

どうしよう！！と焦って、会社携帯（ドコモ）を見るとバリ3（死語）！！

うぅ、会社携帯家に置いて来なくて良かった・・←

会社携帯のGoogleマップで無事にたどり着けました。
（ちなみに全然違う場所にありました・・）

見ざる言わざる聞かざる。

駐車場から少し坂を上って到着しました、男嶽神社！！

まずは拝殿にお参り。

狛犬ならぬ狛猿（適当）。

さて、なぜこちらの男嶽神社に来たかと言うと、こちら何と境内にカフェが併設されているんです！

その名もおみやカフェ。

神社参拝のお籠り（神社にこもって俗世から離れる宗教行為）の際に利用されていた建屋を、宮司さんが改装をして作られました。

こちらの男嶽神社は山奥にあり周りに休憩する場所もないので、おもてなしの意味も込められています。

人気ナンバーワンの「神社エール（ジンジャーエール）」を注文しました。

自家製のしょうが漬けを使ってあり、かなり本格的です。

神社エール、さっぱりしてとても美味しかったです(^^)

500円でアイスクリームもついてきました！

いつもはワッフルがついてきますが、この日はアイスでした。
暑かったのでちょうど良かったです～

ひじょーに居心地のよいおみやカフェでしたが、ひとつ困ったことが・・

店の奥で女性客2人とお店のスタッフさんがお話されていますが、何ともスピリチュアルな世界に入られていて・・

「・・目を閉じてください・・さぁ、秋の山を想像してください・・」

と瞑想されています。

そろそろ船の時間が近いのでお会計をお願いしたいのですが・・・

声をかけるタイミングが分からない・・
(；´∀｀)

しばらく待ちましたがこちらの世界に戻ってくる気配がないので、意を決して声をかけお会計してもらいました汗

ちなみに占いをオプションでやっているようで、その最中だったようです。

まさかの展開でしたが、スタッフさんも感じがよくておすすめのカフェです～

境内には展望台もありました。

壱岐島を一望。

みどり豊かな島です。

男嶽神社がいかに山の上にあるか分かります。

印通寺フェリーターミナル方面へ向かいます。

穏やかな漁港の姿や・・

美しい夕暮れの山と田畑の姿や・・

静かな海の姿・・など、様々な表情を見せてくれる壱岐島。

ちなみにこちらの筒城浜、夕方だからあまり分かりませんが、とても美しいビーチなのだそうです。

美しい扇形の砂浜も素敵です。

筒城浜の近くに壱岐空港があるので寄ってみました。

日本全国の空港に行ったであろうSゅうさんをもってして「バス停みたい」と言わしめた壱岐空港w

「空港」の表示がなかったら確かにまさか空港とは思わないですね。

佐賀空港が巨大ハブ空港に見えてきます笑

レンタカーを返却してフェリーターミナルへ。

空港より立派な建物。

今回は壱岐島の右半分を主にまわったので、次回は左半分をまわろう思います。

左半分には、いるかパーク、温泉、鬼の足跡、猿岩・・などこちらも見所満載です。

次は博多港からジェットフォイルを利用してみようかな♪

さよなら壱岐島。

壱岐のお土産。

ウニふりかけ、焼酎、海鮮せんべいを買いました。

壱岐って麦焼酎発祥の地だったんですねー、知りませんでした！

次回は壱岐牛も食べてみたいです(^^)

帰りは17：30発の便で唐津へ帰ります。

イス席のゾーンはガラガラなので、こちらで横になって帰りました（何となく横になってないと酔いそうで・・）

桟敷席ゾーンは人気なのか、けっこう密な状態でした。

マリンパル壱岐で買った手作りお菓子を食べながら帰ります。

船内には売店はなく、自動販売機しかないのでお気をつけ下さい。
（ホットのカップコーヒー自販機置いてほしい）

19時過ぎに唐津へ到着～

初めての壱岐、初めての日帰り離島でしたが、とっても楽しめました！

これから日帰り島旅も楽しんで行こうと思います！

★次回の旅の予定は10月下旬、うさぎの楽園・大久野島リベンジです！

この旅行記へのコメント （8）

• 犬のしぇりーさん 2021/07/23 18:41:18

  壱岐空港行きたい！血が騒ぐ。

  ヒバリさん　こんにちは
  
  九州は見所も、島も、美味しい物も沢山有るし、魅力一杯ですね。
  昨年、初九州でしたが、期待以上の所でした。
  壱岐、雲丹も美味しそうですが、空港が素晴らしい。
  行ってみたいですね。（爆）
  

  ヒバリさん からの返信 2021/07/24 00:18:05

  Re: 壱岐空港行きたい！血が騒ぐ。

  犬のしぇりーさん
  
  こんばんは！
  コメント頂きありがとうございます(^^)
  
  生粋の九州人の私にとっては、北海道が見所もグルメも満載の憧れの地です！
  無い物ねだりなんでしょうね笑
  
  壱岐空港は日本中の空港に行ったであろう旅仲間から「バス停（←ほめ言葉）」という称号を与えられていたので、さぞすごいんだろうなと思います。
  レポ楽しみにしてます笑
  
  PS
  最近毎日FDAのHPをチェックしてます！

• shuuu1983さん 2020/10/05 22:29:32

  小島神社！

  ヒバリさん、こんばんは～
  
  えっ、あれいんどじまって読むんですか…
  てっきりいんつうじかと。
  バス停で降りたのに恥ずかしい。。。
  
  はらほげさんだ～
  美味しそう(；´Д｀)
  
  小島神社も渡れたとはラッキー。
  宝くじに当たる運をこれに使いましたな(・∀・)
  
  壱岐に気軽に行けるのがうらやましいです～
  他にも島たくさんありますし、いいですねー。
  
  次はぜひサザエを食べてください～
  
  shuuu1983

  ヒバリさん からの返信 2020/10/06 09:00:43

  Re: 小島神社！

  しゅうさん、コメントありがとうございます(^^)
  
  しゅうさんの壱岐旅行記、大いに参考にさせてもらいました～
  あの島をよく路線バスと徒歩（！）でまわったなぁと尊敬しながらまわりました。
  
  ほんとにこんなに気軽に行けるとは驚きでした。次回は博多からのジェットフォイルに乗って、さざえ丼を食べに行きたいです。
  
  いんつうじ、やっぱり普通はそう呼びますよね汗
  正確にはいんどうじらしいです。やんわりと的確に訂正されて恥ずかしかったです笑
  
  年末集まれるといいですね～(^^)

• Matt Yさん 2020/10/02 20:51:44

  またまた魅力的な

  壱岐、あまり馴染みかがなかったのですが、魅力的なところですね！
  旅行記読むって行きたいところが増えてしまいますが、まさにそんな感じ。ちょっとルート研究してみたくなってしまっています（現在進行形）。

  ヒバリさん からの返信 2020/10/03 13:57:12

  Re: またまた魅力的な

  Matt Yさん
  
  コメントありがとうございます(^^)
  九州人でありながら私も壱岐ってあまり馴染みがなかったんです。
  「壱岐対馬」と一括りにされてる事が多いので、遠くにあるイメージだったんですが、十分日帰りで行ける近さでした。
  でもきれいな海やのどかな景色など離島感はしっかり味わえました。
  
  他の人の旅行記読んでると、行きたい場所増えますよね、分かります！
  コロナ禍で妄想旅行はたくさん行きました笑

  Matt Yさん からの返信 2021/10/10 18:54:46

  Re: またまた魅力的な

  ヒバリさんの旅行記読んだ後他の友人も行ってきたりしてたのもあって思い立って壱岐行ってきました（今福岡空港）
  
  想像していたよりも良かったというか再訪したくなりました。金曜深夜というか日付変わっていて出発する土曜日当日思い立って行ったので、効率悪すぎな回り方をしたので、いわゆる名所は回りきれませんでしたが、またから口実ができたと思うことにします。
  
  ということでそそのかし(笑)ありがとうございました。

  ヒバリさん からの返信 2021/10/10 23:47:40

  Re: またまた魅力的な

  Matt Yさん
  
  こんばんは！
  わー、壱岐行かれたんですね！
  しかも思い立ってからの素早さたるや笑
  
  早いもので昨年壱岐に行ってから１年経ちました。残り半分を回ろうと思いつつ、いまだプライベートのバタバタが落ち着かず旅に出れないでいます涙
  
  という訳で壱岐旅行記楽しみにしております^_^
  どちらを回られたんでしょうか。
  壱岐空港のレポも楽しみにしています！