2011/09/22 - 2011/09/24
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まさとし 国連加盟国全て訪問済さん
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アフガニスタンからドバイ経由でイラクのあるビルに向かいましたがビザがないことで入国拒否。出発地のドバイへ強制送還されることになりました。イラクのクルディスタンへビザがいらないのは陸路だけのようだ。
9/22 カブール(840)~ドバイ(1105/1630)~アルビル(1830)~ドバイ(ドバイ空港T2)
9/23 ドバイ Royalton Hotel
9/24 ドバイ~シャルジャ(1100)~テヘラン(1230) Hotel Mashhad
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アフガニスタンのカブールからドバイに到着した。
カブールでは乗り継ぎ便の搭乗券が発券されておらず。ドバイに着いてから再度チェックインする事になった。荷物はスルーチェックインできた。
発券手続きの際、目的地のイラクビザの有無をチラッと聞いてきたが「日本人はいらない」というと追求されずにそのままアルビルへの搭乗券が発券された。イラクのクルディスタン地域は独自のビザを発給していて日本人はいらないはずだ。これでイラクに行けそうだ。今回のシルクロード横断のスタート地点である。
ドバイ空港ターミナル2は場所は不便だが、トランジットで利用する分にはマックもあり、かなり遅いが無線ランも無料と4時間の乗り継ぎは苦にならない。シャルジャより居心地はいい。ただトイレが少ないのが気になる。
カフェで一緒だったフランス人にこれからイラクのクルド人地区に行くと言ったらヨーロッパン人はたくさん行っているとのこと。いいところらしい。 -
16時30分のフライトでアルビルへ。所要時間は2時間ほどだ。ドバイの高層ビル群を見下ろす。
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世界地図を模した人工島の「ザワールド」はあいかわらず売れている気配はない。
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フライドバイはエミレーツ航空が100パーセント出資した子会社のため最新鋭の期待にアメニティーも充実している。ただし有料のものも多い。
日が暮れかけた頃、アルビル空港に着陸態勢に入った。周りは何もない大平原。そんな中、日産の工場が建設されているのが見えた。さすがアラブのレバノン人である社長が経営している会社だけのことはある。クルド人地区の今後の安定を見据えて早速工場を進出させたようだ。
そしてアルビル着陸。いよいよイラクにやってきた。アルビル空港のターミナルビルは完成したばかりで近代的だ。内部はまさに先進国を思わせる清潔さ。ヨーロッパに来たような雰囲気だ。ここまで見た目だけのモダンな空港はたくさんあった。 -
しかしどこもメンテナンスが行き届いておらず、そういう部分で先進国との差を感じていた。ドバイも含め建物は立派でもどことなく汚いというか雑な雰囲気を感じていたのだ。しかしアルビルの空港には一切それが感じられない。トイレも清潔そのものだ。中近東の空港でここまで洗練された空港は初めてだ。
早く入国してアルビルの町中を見てみたい。期待に胸を膨らませながら入国審査場に並んだ。日本人は空港でビザが取れるはずだ。すると入国審査の前にアライバルビザのカウンターに顔を出すことになった。
しかしここで問題が発生した。日本人には空港ではビザを出せないとのこと。少し前まではビザを出すことができたが最近方針が変わったらしい。
イランのビザもあるので何とかビザをもらえないかと頼み込んだ。結局はお情けでビザを発給してくれるのではと期待した。しかし答えは「ノー」。入国管理官は「申し訳ないができない」。対応に冷たさはなく、入国させられなくて残念だといった表情で一緒について来るように言われた。
「どうすればいいんだ」と聞いたら「同じ飛行機で戻ってもらう」とのこと。 -
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パスポートは係官の手に渡ったまま預けた荷物を受け取ってチェックインカウンターへ連れて行かれた。そして今乗ってきた飛行機でドバイへ戻るための搭乗券を発券され、再び荷物を預けさせられた。片道航空券で来ているので帰りの航空券は持っていない。ドバイに着いてから航空券代を請求される可能性は大きい。いずれにしてもドバイに戻ったあと、空路でビザのあるイランのどこかの空港に入ることになる。
搭乗口に連れて行かれるとドバイへ戻る飛行機はほとんどの乗客が機内に乗り込んでいた。そして僕も機内へと入った。見覚えのある客室乗務員が僕のことを見てなんで戻ってきたんだという表情をする。なんか気恥ずかしい。すると別のフィリピン人乗務員が話しかけてきた。「何で戻ってきたの?」「日本人は到着ビザを取れると思っていたけど今はダメになったらしい」「これからどこに行くの?」なんとも気まずい会話が続く。
するとチェックインカウンターにいた係員が機内に乗り込んできて僕にパスポートと強制送還の書類を出すように言われ、これらを客室乗務員に預けることになった。パスポートを管理されることでドバイ到着後も行動が制限されるようだ。
そんななか出発の準備が整い、ドバイに向け離陸した。ドバイまでは2時間だ。それにしても機内食も出ない格安航空会社での強制送還は何の得もなく少し時間の無駄に思えるが、イラクの地を少しでも踏んだのと、エルビルが想像を絶する洗練された場所だと感じただけでもここまで往復した価値はある。 -
強制送還中の機内モニター。
152ヶ国目の訪問国イラク訪問ならず。イラクに入国できなかったのは残念だが、今後首都バグダッドをはじめ、この国全土が平和になった時のために改めて訪問するチャンスを与えられたと自分自信を納得させるしかない。
とにかく出直そう。
ドバイに到着した。パスポートはフライドバイの地上係員に引き継がれた。イランのビザがあるのでこのままイランに行くと説明した。とりあえず一度ドバイで入国することになる。インド人の到着スタッフはテキパキと一生懸命やってくれた。とはいえ結局はアルビルからドバイの正規運賃約500ドルの支払いを強いられ解放された。
しかし今日は移動ばかりだったが朝からたいへんな一日だった。もう日付が変わろうとしている。
今夜はもうフライトはないのでベンチで一夜を過ごすことになる。明日のイランへのフライトはいろいろあるようで少し考えよう。
【9月23日(金)】
ドバイから一番近い場所にイランの領のキシュという島がある。経済特区でドバイからの本数も多い。しかしここから本土に出てテヘランをめざすとなるといろいろ面倒かもしれない。また島の物価も高いかもしれない。イラン人にとっての経済特区で買い物の島なら行く価値はあまりない。キシュに飛ばしている航空会社が明日の朝イスファハンにも路線を飛ばしているのでこれでイランへ行く方向で考えた。しかし朝オフィスを訪ねると満席だとのこと。他の航空会社はオフィスが閉まっていたり、なかなかうまく結論が出ない。
あわてても仕方ないのでドバイで1泊して少し考えようと思う。この町に出ると100ドルが飛んでしまうが体力が衰えているので少し回復の意味を込めて今夜はホテルに泊まることにした。
タクシーでドバイメトロのユニオン駅周辺にむかった。空港からだと20AED(420円)の追加料金がかかるので割高だが、バスは空港から乗れないシステムになっているのでしかたない。
ドバイの中心部にあるドバイメトロのユニオン駅の北の一角に安めの宿がたくさんある。といっても値段は200AED(4200円)からだ。外観が立派でも内部がくたびれていたり、外観がぼろいのに内装がきれいだったりとドバイのホテルは見た目で判断できず、値段もまちまちだ。せっかくなので200AEDで快適なホテルに泊まりたいが、簡単には見つけることはできない。運に任せるしかない。あと従業員の対応だが、これに関してはたいていインド人かフィリピン人でみんなまじめで親切なので問題はない。 -
この日泊まることにした宿は1200AED(4200円)で部屋はまずまずといったところか。今日は金曜日でイスラムの安息日でどこも部屋代を上げていたり宿泊客が多くて満室のところも多い。
ホテルの近くのネットカフェでイランのテヘランまでの移動手段を考えたが、またジャルジャ空港発のエアアラビアを利用することにした。毎日飛んでいないが明日出発の便がたまたまあってよかった。ただ前日予約ということで値段はかなり高額で1週間後の倍以上だ。といってもエミレーツ航空の半額なのでそれでも安いのだが。
値段のことより翌日発の便に空席があったのはラッキーだと考えたい。ドバイで数日間滞在するのは物価を考えると不可能だ。 -
昼食はパキスタン料理の店でマトンカレーと白いご飯を食べることにした。かなりのインディカだが久々の白いご飯はなかなかうまい。
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夕方近くのユニオン駅からメトロで最近完成した新路線に乗ってみた。フライドバイが発着する空港第二ターミナルの方まで路線が完成していたが、空港まで歩いていくのは難しそうだ。それにしてもドバイメトロは完成していない駅をあたかも完成しているように表示させたり、あいかわらずいい加減な見栄を感じる。
バスは使いづらいし、本当にわかりにくい町だ。タクシーを使えばそれまでだが、この町は本当に公共交通機関が利用しづらい。 -
ドバイメトロの車内。
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車窓にはブルジュハリファ。
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夜、モール・オブ・ジ・エミレーツに行ってみた。ここはドバイメトロの駅直結なので出稼ぎ労働者も気軽に来ることができる。今夜は会社が休みの金曜日ということですごい人出だ。
ドバイショック不況の噂はたびたび聞くが、こうしてモールの人の入りや買い物をしている客を見ているとこの町はまだまだバブル経済が成長を続けていると実感できる。しばらくドバイの発展は安泰のようだ。
フードコートで日本食もどきの照り焼きを食べることにした。この店は他のドバイモールなどでも目にするチェーン店で比較的安く日本食を食べることができる。でも久しぶりだからおいしく感じるだけという程度だ。 -
モール・オブ・ジ・エミレーツには屋内スキー場があり、初めてここに来たとき滑ったがさすがにもうその元気も金もはない。スキー場を覗くとそれなりに混雑しているようだが、ほとんどは一番下のそりに乗る女性や子供連れでゲレンデを滑り降りてくる者はほとんどいない。
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6時起床。エアコンの効いた快適な部屋で熟睡でき、リフレッシュできたように思う。
7時にはチェックインを済ませ、近くのインド料理で朝食を済ませたあとタクシーを探した。ドバイの中心部からシャルジャ空港への交通手段はタクシーしかなく、どのくらいの運賃が必要なのか今後のため興味はある。結果として所要時間は20分ほどだが走行距離は34キロでメーター表示は64AED。これにドバイ首長国からシャルジャ首長国へ越境した手数料が20AEDの合計84AEDとなった。(1AED=22円)相当な距離を走った印象だが値段は2000円しないと考えるとずいぶんと安く感じる。タクシーにお金を支払い昨日ドバイで両替した壱万円をすべて使い切った感じだ。とにかくドバイで宿泊を伴う乗り継ぎはお金がかかって仕方ない。
シャルジャ空港には3時間前に到着した。アフガニスタンに行く前に利用しているが、まさかこんなに早くまたこの会社を利用するとは思ってもいなかった。
テヘランへのフライトは11時。
テヘランのイマーム・ホメイニ国際空港までは所要2時間だ。
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