礼文島トレッキング三昧の旅 =5日目岬めぐりを途中断念から澄海岬経由で久種湖、穴あき貝集め=

2020/07/15 - 2020/07/19

利尻島には立ち寄らず、今回は礼文島のみトレッキングするのが目的です。

天気が悪い日もあるだろうと考えて、4泊にしました。

できれば、桃岩展望台コース、礼文林道コース、岬めぐりコース、礼文岳コースを踏破したいと思っていました。

まだ新型コロナでバスが減便されているので、以前のように計画を建てられないのが、もどかしい所ですね
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礼文島4日目(旅の5日目)は、岬めぐりコースを歩く予定でスコトン岬をスタートしたものの、トド島展望台へ向かう途中で台風のような強風にあたり前に進むことができず、残念ながら断念して引き返しました。

一緒に引き返した苫小牧から来ていたおじさんとタクシーを呼んで、行きたかった澄海岬からの眺めを見てから、久種湖キャンプ場でタクシーを下車。

久種湖コースを1周し、タクシー運転手おすすめの船泊の双葉食堂でラーメンを食べてからおじさんと別れました。

その後は、礼文神社に参拝してから礼文町総合公園で休憩し、ビーチで穴あき貝を集めて記念撮影、病院前からバスで香深のフェリーターミナルに戻りました。

道中の車窓から今回初めて、利尻富士が美しい全貌を現しているのが見えたので、フェリーターミナルからタクシーで北のカナリアパークに行きました。初日は雲の中だった利尻富士が、礼文島から最も近い場所から見ることができて大満足でした。

タクシーの運転者に岬めぐりを強風で断念した話をしたら、
「あの風の通り道は、はってでも進まないとダメ。その先からは風はましになるから。ユースホステルの若い客が入れば、強風でも大勢歩くから一緒に行けば不安がないんだけど、今は休業してるからなー」

「あるいはスコトン岬からトド島展望台には向かわず、鮑古丹の海の方に下ってから、ゴロタ岬経由で澄海岬に行けば、風はましだったかも」とか

「スコトン岬に行った事あるなら省いて、江戸屋でバス降りて、ゴロタ岬に向かうか、浜中でバス降りて澄海岬に最初に行って、逆回りでゴロタ岬から江戸屋に戻る」と言う手もあるよ

と言うことでした。早く聞いていればなぁ・・・私らのプランはHPに記載されているままだったので、もっと柔軟に考えればよかったと、後から感じた次第です。

でも、あの強風を味わうと、海沿いはもっと凄いだろうから・・・と想像してしまいますので、崖で下に落ちたらまずいよなと考え、海側のコースを歩くのは躊躇すると思いますよ。

実際、私らが引き返す途中で出会った人たち3組も、忠告してあげたにもかかわらず行く気満々でしたが、しばらくして全員戻って来ましたからね。

結局はこの日も2万歩、約16Km歩いてました

エリア 礼文島(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

5:40起床し温泉へ。今日は二番乗りでした

バスの時間が早いので7時開始の朝食を10分くらいで食べました

牛乳で乾杯してたら「なぜ牛乳で?」とホテルの人が

「家内の誕生日なもんで」「おめでとうございます」

ホテルの斜め前にある派出所前が香深バス停

7:48に乗車

乗客は4名のみでしたが、徐々に高校生が乗って来ました

高校前のバス停を過ぎて空港下あたりから

浅瀬の岩の上にアザラシがちらほら

先端の金田ノ岬を過ぎると

スコトン岬やトド島が見えて来ます

8:43スコトン岬到着

終点まで乗ったのはおじさんと私ら3人だけ

今日は距離があってバス代も高くなり往復2千円超えますから、一日券2千円を下車時に買いました

このショップに入って、これから岬めぐりコースに行くと言ったら

「い、いくんですかー 今日。気をつけて !」と

行ったらまずいんかなー、

的な空気が漂ってました

ココから階段を降りて展望台に向かいますが

確かに帽子が吹き飛ぶ強風です

スマホのビデオ撮影でも風の音がすごかったです

展望台には車で来ていた先客2人が見えました

写真を撮りあいましたが

強風でスマホを支えるのがやっとでした

スコトン岬 自然・景勝地

展望台のすぐ横には名物の民宿があります

絶景だし夜は満天の星でしょうね

常連さんが多いようです

礼文島最北端でトイレを済ませ9時出発

まずはバスが来た車道を戻ります

鮑古丹の方に右に登っていきます

岬めぐりコースの道標もありました

バスで一緒だったおじさんはベテランに見えましたが

ココで迷っていたので「こっちだと思います」

と伝えて先に行きました

最初の分岐点

鉄府にはどちらからも行けますが

鮑古丹は一旦海側にくだるルート

私らはトド島展望台経由で行く予定だったので

左のルートを進みました

おじさんもついて来ました

右上の丘の上がトド島展望台と思われます

ひたすら尾根の坂道を登りますが

登り切ったあたりで丘と丘の谷間になり

台風並みの向かい風を受けました

進めないようになって来ました

景色はいいです

鮑古丹の方が眼下に見えます

先端がゴロタ岬でしょうね

コチラはスコトン岬側

スタートから35分のあたりで

カミさんがもう無理と言う事で引き返しました

まあカミさんの誕生日に遭難でもしたらニュースものだし
おじさんも一緒に引き返しました

あー

スコトン岬に戻っちゃったよ

でも両側が海で

み・さ・き っぽくていい道だ

10時過ぎに戻りつき

11:48まで帰るバスがありません

外のテラス席が景色はいいんですが

何しろ強風なもんで

中でコーヒーをいただきましたが

1時間半もだらだら過ごすのもなぁー

タクシー少ないし無理だろうな

と思いつつ船泊のタクシーに電話したら

10分で来てくれるって

嬉しいじゃあーりませんか

これもコロナで客が少ないからでしょうね

戦友でも友達でもないけど・・・

断念仲間としてはほっとけません

(なんて優しいんだ)

おじさんにも声かけてみたら

一緒に行くとのことで西上泊の駐車場に10:42着

タクシーには待っててもらいました

本来ならココの食堂でランチの予定だったのになぁ

早足で階段を登って

澄海岬展望台へ急ぎます

階段の途中からが定番の写真スポット

花の咲き具合はイマイチですが

澄海(スカイ)というだけあって

澄んでコバルトブルーで

綺麗な入江だー

いい風景だー

澄海岬 自然・景勝地

トレッカーには邪道のタクシー利用でしたが

ココは来て良かったと思いましたねー

いい岬です

説明板は写しておいて

後でじっくり読む

召国方向も

いい風景です

柱状節理だらけだし

タモリさんとか喜びそう

コチラの斜面なんかは

コンクリート柱かと思うほど

綺麗な柱状節理のオンパレード

タクシーメーター動いてますので

10分程の滞在で後にしました

11時に久種湖キャンプ場に到着

おじさんはコチラでキャンプしてるとの事だったので

ココで解散して2人でのんびり湖畔を歩こうと思っていたら・・・< 続く >

久種湖畔キャンプ場 キャンプ場

綺麗なキャンプ場でした

コテージもあります

「コレからどうされます?」とおじさん

「バスが16:07までないので湖畔を1周します」と私

おじさんの答えがないまま・・・

一緒に歩いてついて来られました

許可はしてないけど

2人にしてくれとは言えないしね

チシマギキョウ

であってますかね

新緑も美しい

対岸の丘に何か建物が見えました

後で自衛隊の基地と知りました

北の最前線ですものね

そういえばフェリーにも自衛隊の人が乗ってましたわ

ミズバショウの季節は

いいらしい

野鳥観察壁

ココに隠れて

窓から覗くんでしょうね

駐車場からは車道で折り返します

キャンプ場からココまでは25分

湖畔の車道を船泊の町方向に戻りました

道中で色々と話を聞くと

おじさんは学校で英語を教えてたらしいです

車道の看板を見ると

コチラからも香深方向に行けるようです

海側の空港下を通らないショートカットですね

おじさんとはキャンプ場への分岐で別れました

タクシードライバーおすすめだった

双葉食堂に来てみました

と、おじさんもやって来たので

ご一緒に中へ

なかなかご縁が切れませんね

双葉食堂 グルメ・レストラン

メニューは食堂そのもの

お昼時で旅行者、地元の人でほぼ満席でした

ラーメンが美味しいと聞いてたので

我が家はラーメン

ラーメン屋が存在しなかった頃の

町の食堂のラーメンそのもの

シンプルで懐かしい味でした

流石におじさんも遠慮されたか

食後は別行動になりました

まずは町外れの礼文神社へ

コチラも階段が127段あったよ

なんで高いところばかりあるか

と中国人の日本語になるあるよ

津波で壊れないように ?

こんなとこまで津波はこんやろー

神様は天に近いからかなー

と納得する風景が待ってましたわ

船泊の町も見えます

スコトン岬もトド島も港も見えます

神社から降りたら

双葉食堂前のスーパーでビールとコーヒーを購入

時間を過ごすために

礼文町総合公園へ向かいました

自転車を押して坂を登る子供に聞いて

付いて行きました

なかなか広大で立派な公園です

自衛隊もあるし予算つくのかな

礼文町総合公園 公園・植物園

一応

鐘のモニュメントを見てから移動

子供広場では

タコの滑り台が目立ちます

タコしゃぶ 有名やしなぁ

レストハウス前のトイレ

レストハウスの日陰で休憩しました

レストハウスでは子供たちが勉強してました

出てきた子供に

丘の上の施設は自衛隊だと教えてもらいました

野球場の前には

21年前に宿泊したコリンシアがありました

ココで夕食の途中でみんなで海辺に出て

綺麗なサンセットを眺めたことを思い出しました

夜には満天の星も眺められました

21年前よりかなり増築した感じで成功したんでしょうね

コロナで今はどうなんでしょうか ?

観光関連産業はほんと心配になります

礼文島プチホテル コリンシアン 宿・ホテル

公園からビーチに出てみました

誰もいません

穴あき貝はそこらじゅうにあります

他の貝に穴を開けられ捕食されてるんですよ

襲うのはツメタガイ

聞くからに 冷たい奴らですね

やすりのような歯舌で削るって

貝のくせに凄すぎますやん !!

穴はほんとに綺麗な正円形

敵ながらアッパレ

まあ死体を並べて何が嬉しい　

って ご意見はあるかと思いますが

ビーチでの定番なので

毎度作るニコちゃんマーク

ビーチから車道に戻ると

久種湖の向こうに礼文岳の三角が見えてました

この山も今回初めて山頂まで見えました

スコトン岬発のバスは17:48ですが

船泊の病院前からは16:07発があるので乗車

ココでの折り返し運転なので

フェリーターミナル方向から乗ってきた

キャンプ客が数名ありました

風は強いけど

雲がほとんどなくて良いお天気でした

バスの車窓からは利尻富士が完璧に見えました

車窓からはガラスに斜めに移すと反射しますので

利尻富士と正対しそうなカーブ毎に撮りました

近づいていくと

見る角度も少し変化します

フェリーターミナルに16:50着

タクシーで北のカナリアパークへ

初日にはこの風景が見られなかったので

リベンジできました

北のカナリアパーク 名所・史跡

この学校校舎の奥にある灯台からが

一番近い距離になるそうです

利尻富士には一筋だけ雪渓が残っていました

冬の雪景色も一度見てみたいです

バスの一日券 と

穴あき貝

夕食は4日目でしたが

初日と同じ毛蟹に戻ると昨晩言われてました

料理の数は減ってもいいので

貝類など出してもらえないかリクエストしていたら

ツブ貝、北寄貝、ホタテ、えんがわを出してもらえました

言うてみるもんやなぁ

礼文島 三井観光ホテル 宿・ホテル

バフンウニは初日にも出ましたが

エゾアワビも蒸したのも出してもらえました

毛蟹も出ましたから

大サービスな感じ

朝食で誕生日とわかったからでしょうが

ショートケーキも出してもらえました

スタッフの方には料理長にもお礼を伝えてもらいました